新・ハイブリッド除湿、AI快適自動などの新機能を総チェック
徹底検証で全部見せます!

ダイキン新「うるさら7」の進化点

ダイキンのエアコン「うるさら7」といえば、その名前の元にもなっている強力な「加湿・除湿」機能をはじめとした独自の機能を搭載することで、ほかのルームエアコンとは一線を画する上質な冷暖房を実現するエアコンのブランドとして認知されている。その「うるさら7」が、昨年2018年秋に久々のフルモデルチェンジを迎え、さらに精度の高い除湿運転と自動運転を実現したという。ここでは、そんな 新「うるさら7」の実機を実際に設置して使いながら、自身も「うるさら7」のユーザーである価格.com編集長・鎌田が、本機の実力を徹底検証。その進化のほどを明らかにしていく。

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筆者プロフィール
鎌田 剛 Takeshi Kamada
価格.comにおける記事コンテンツの統括編集長。価格.comの運営に17年携わっており、パソコンや家電製品の動向・トレンドに詳しく、メディア出演も多い。現在、日経MJに隔週でコラム「今どき!売れ筋インサイド」を連載するほか、ラジオNIKKEI「マーケットプレス」にも毎週金曜日に出演中。家電製品総合アドバイザー資格保有者。

うるさら7とは?新「うるさら7」の進化ポイントをおさらい

新「うるさら7」

昨年2018年秋に、久々のフルモデルチェンジをはたした新「うるさら7」。ゆるやかなラウンドを基調とした室内機のデザインモチーフに変更はないが、右下に設置された160°可動式の温度センサー「人・床・壁センサー」が新モデルであることを物語っている

まずは、昨年秋にフルモデルチェンジした新「うるさら7」の進化ポイントをおさらいしておこう。なお、昨年秋に掲載した「ダイキン 新『うるさら7』の進化を探る」のほうに、基本的な進化ポイントを詳細にまとめているので、ご興味のある方はこちらもご一読願いたい。

新「うるさら7」で進化したのは、室内機のボディデザインや室外機のタフネス化に始まり、Wi-Fi標準対応や、ストリーマによる内部クリーン機能の強化まで多岐にわたっているが、ルームエアコンとしての基本性能面でもっとも注目してほしい進化ポイントは、以下に説明する「新・ハイブリッド除湿」と「AI快適自動」の2つと言っていいだろう。

そもそもダイキンの「うるさら7」というシリーズは、独自のユニークな機能を多数搭載したルームエアコンのプレミアムモデルである。その名の由来ともなっている「無加水加湿機能」(※1)(※2)は「うるさら7」だけが持っている独自技術であるし、これと対になって用いられる強力な除湿機能と合わせ、「うるさら7」シリーズの最大の特徴は、すぐれた湿度コントロールにあると言っていいだろう。温度と合わせて湿度も細かく制御することで、体感温度的に「ちょうどいい」状態を作り出せるのが、「うるさら7」の基本的なスタンスで、温度と湿度をうまく制御することで部屋を冷やしすぎずに、快適な状態を作り出せる「プレミアム冷房」などは、まさに「うるさら7」でしか実現できない機能となっている。

その「うるさら7」自慢の湿度コントロールが、新「うるさら7」ではさらにブラッシュアップされた。具体的には、夏場を中心に活躍する除湿機能が改良され、「再熱除湿」の技術を用いた「寒くならない除湿運転」を新たに加えることで、低負荷時の除湿運転がパワーアップした。たとえば、梅雨時などの蒸し暑い季節に、エアコンの除湿運転を行うと、むしろ肌寒く感じてしまうこともあるが、新「うるさら7」の除湿運転では、室温を下げずに湿度をしっかり下げることで、室内をより快適な空間に整えることができるようになったのだ。これが、新「うるさら7」の大きな進化ポイントのひとつ「新・ハイブリッド除湿」である。

新「うるさら7」

一般的な「除湿運転」では、熱交換器を冷やして結露させるため、湿度を下げるとともに室内の温度も下がってしまう。従来の「うるさら7」でも、熱交換器を細かく部分駆動させることで、必要以上に冷やしすぎない除湿運転を行っていたが(図版左)、新モデルで採用された「再熱除湿」(図版右)では、熱交換器の一部をあえて暖めることで、除湿により冷えた空気を常温レベルまで暖めて放出し、室温の低下を防ぎながら、しっかり除湿することが可能になった

もうひとつの大きな進化ポイントが、「AI快適自動」と呼ばれる、AIを活用した自動運転の高精度化だ。昨今のルームエアコン市場の大きなトレンドともなっているAI活用であるが、ひと口にAI活用と言っても、各メーカーによってその方向性はまちまち。そんな中で、空調専業メーカーであるダイキンが選んだのは、室内温度の変化(温度ムラ)に大きく関係する壁温度のセンシングと、ユーザーのリモコン操作履歴をAIが学習することで、その家の構造やユーザーにとって最適な室温を、その時々でエアコン側が自動で判断して運転してくれるというものだ。

まず第1の壁温度のセンシングだが、これには、新搭載された160°可動式の温度センサー「人・床・壁センサー」が活躍する。従来までの「人」や「床」の温度に加えて、壁の温度まで検知できるようになったことで、壁や窓からの輻射熱による影響を考え、それに先回りした温度設定が行えるようになった。さらに、第2のリモコン操作履歴の学習では、自動運転時にユーザーが温度や湿度を調整する操作を行った際に、その履歴をAIが記憶。その時点で寒く感じたのか暑く感じたのかを解析することで、ユーザーの温度の感じ方を学習し、そのパターンに応じて、最適な温度設定に調整してくれるというものだ。

新「うるさら7」

新「うるさら7」では、新搭載された160°可動式の温度センサー「人・床・壁センサー」で、壁や窓などからの輻射熱を感知。従来からの人や床の温度に加えて、輻射熱による温度変化の予測をAIが行うことで、その影響を先回りして温度を自動調整してくれるようになった

これら2つの進化ポイントによって、自動運転のままでも、これまで以上にユーザーにとって快適な温度・湿度をキープしてくれるようになったのが、新「うるさら7」の大きな進化ポイントである。言い換えれば、ユーザーはこれまで以上にエアコンを操作することなく、エアコン任せでも快適な状態で過ごすことができるようになったということだ。

そこで、価格.comでは、この新「うるさら7」の実機を、価格.comが所有するテストルーム「価格.comくらしラボ」に設置し、実際の運転テストを通じて、その実力のほどを検証してみることにした。

実感レビュー全自動でも常に快適。
新「うるさら7」の「AI快適自動」とは?

新「うるさら7」

価格.comのテストルーム「価格.comくらしラボ」に新「うるさら7」(S80WTRXP-W:26畳用)を設置し、テストを実施。25畳のリビングダイニングで「AI快適自動」をはじめとする運転を行い、その温度湿度コントロールの状況をウォッチした

ここからは、実際に「価格.comくらしラボ」に設置した新「うるさら7」の実機レビューをお届けする。今回設置した部屋は、約25畳というやや大きめのリビングダイニングだったため、チョイスしたのは26畳向けの「S80WTRXP-W」(冷房能力/8.0kW)。さすがにこのクラスになると、室外機もそこそこ大きなものになるが、室外機の大きさはむしろ安心の証とも考えられる。というのも、エアコンの性能は主に、この室外機の熱交換器およびコンプレッサーの性能に大きく左右されるため、高性能な熱交換器とコンプレッサーを搭載するとなると、どうしても室外機のサイズは大きくならざるを得ないからだ。しかも、「うるさら7」の場合、この室外機の中に無給水加湿ユニットを搭載している分、ほかのルームエアコンよりも室外機は大きくなりがち。さらに実を言えば、新「うるさら7」の室外機では、外気温が高くなっても冷房性能が落ちにくい「タフネス性能」が高められている。そういうことも考えると、この室外機のサイズ感は、むしろ安心感にもつながってくる。

新「うるさら7」

「S80WTRXP-W」(26畳用)の室外機。このクラスになると、室外機もかなりの大きさとなるが、逆に言えば、これだけの室外機があるからこそ、性能面での安心感が高い。なお、この室外機の内部に「無給水加湿ユニット」が搭載されている

逆に室内機は比較的コンパクトにまとめられた印象だ。従来までの「うるさら7」では、本体下部が前面にかけて大きくラウンドしているデザインだったが、新「うるさら7」では、どちらかと言えばシンプルなスクエアデザインに近くなり、見た目にもスッキリした印象になった。旧モデルに比べると、左右からフロントカバーにかけてのラウンド感が強くなっており、見た目はよりやわらかい印象。本体下部のフラップ部分は、格納時はむしろフラットになっており、以前のモデルよりもキュッと締まった感じを受ける。このほか、見た目の大きな違いとしては、右下部に設けられた160°可動式の温度センサー「人・床・壁センサー」の存在があげられる。このセンサーが、運転時には時おり回転し、そこにいる人や、床・壁などの温度をしっかり計測することで、AIが温度変化を予測。先回りして温度設定を行うことで、より精度の高い自動運転が可能となったのである。

新「うるさら7」 新「うるさら7」

左側が筆者宅に設置している旧型の「うるさら7」(2014年モデル)、右側が新「うるさら7」(2018年モデル)。デザインイメージは、下側から前にかけてのラウンドフォルムから、平面を基調としたスクエアフォルムとなり、左右から前面にかけてゆるくラウンドするような形に改められた。全体的にスッキリした印象だ

では、実際に稼働させてみよう。本機のリモコンは、「AI快適自動」が搭載されたことで、以前よりもよりシンプルなものになった。基本的には、リモコンの中心部にある「快適自動」ボタンを押せば、後はもうエアコン側にお任せ、なのである。あっけないくらい、何もすることがない。もちろんこの場合でも、リモコンで設定温度を上げたり下げたりすることはできるが、「うるさら7」の「AI快適自動」では、エアコン側が今の状況だとこれくらいが快適だろうと判断した設定温度に対して、ユーザーがプラスマイナス○℃という形で調整を行う微調整のイメージだ。湿度に関しても基本的にはお任せなのだが、好みによって「高め」、「低め」に切り替えることはできる。こうしたリモコン操作の履歴は、前述したAIによって解析されて、次回の運転時に反映されるので、徐々に自分好みの温度・湿度設定に近づいていくはず。もちろん、自動運転以外にも、自分で「冷房」「暖房」「除湿」「加湿」といった運転モードを選ぶこともできるので、自動運転では物足りないと思うなら、従来通りのマニュアル操作も可能だ。

新「うるさら7」

「AI快適自動」が搭載されたことで、付属リモコンの表面ボタンもこれまで以上にスッキリ。基本的にはすべてエアコン側にお任せでも、ユーザーにとって快適な室温湿度をキープするように運転してくれるので、ユーザー側ではほとんど操作することはない。なお、自動運転時に暑い/寒いと感じたときに設定温度を上下させると、その履歴をAIが学習して、次回の運転からはその結果を反映してくれるので、使うごとに賢くなっていく

本機を初めて稼働させた日は、5月後半で、東京都内でも初めて夏日を観測した日だった。予報によれば外気温29℃/湿度33%とのことで、気温はそこそこあるが、湿度は低めでカラッとした日だった。この状態で、まずは「AI快適自動」で「うるさら7」を稼働させてみたが、運転開始からパワフルなサーキュレーション気流で部屋全体を冷やしはじめ、わずか30分後には、25畳ある広いリビングダイニングがほぼ25℃前後の過ごしやすい室温となった。おそらく、初期状態では、25℃くらいが最適な室温ということで設定されているのだと思うが、いったん25℃に室温が達すると、後は静かにキープ運転に移行して、その温度をしっかりキープし続けた。このあたりは従来の「うるさら7」と同じで、必要以上には冷やさず、いい頃合いの温度湿度でずっとキープしてくれる。しかも、今回の「うるさら7」は、ユーザー自身が設定温度を決めなくても、AIが、その部屋の状況やユーザーの好みを学習して、ちょうどいい案配にしてくれるのだから、ユーザーはほとんどすることがない。もちろん、この状態でまったく何の不満もなく、十分に快適なのだから、本当にラクである。

このようにして、数日間、この自動運転下で過ごしてみたのだが、正直なところ、これ以上特に何かをする必要性をまったく感じなかった。それだけ、「うるさら7」の「AI快適自動」運転の精度がすぐれているということなのだろう。

徹底テスト新「うるさら7」の
「新・ハイブリッド除湿」の実力を試す!

新「うるさら7」で実装された「新・ハイブリッド除湿」の実力はどの程度のものなのだろうか? それを確認するため、「価格.comくらしラボ」にて、「うるさら7」の実機を使い、温度と湿度の変化を見るテストを行った。

新「うるさら7」 新「うるさら7」
新「うるさら7」

上記の25畳のリビングダイニングの3か所に温度湿度計を設置して、テストを行った。設置したのは@室内機のほぼ真下、A気流の直進方向にあるダイニングテーブル上、B室内機からは離れたドア横の電話台上の3か所となる

テストに使用した部屋は上記の25畳のリビングダイニング。この部屋の3か所、(1)室内機の直下のスツール上、(2)室内機から5mほどの距離にあるダイニングテーブル上、(3)室内機の位置からはやや離れたドア横の電話台上にそれぞれ温度/湿度計を設置し、5分おきに温度と湿度を記録した。なお、テストを行った日の外気温は27℃で湿度は33%だったが、加湿機などを使用し室内気温を約30℃、湿度を約70%まで上げ、かなり蒸し暑い状態に調整したうえでテストを開始した。エアコンの運転モードは「AI 快適自動」で、初期設定のままテストを行った。

テストの結果は上記のグラフの通り。テスト開始時に30℃あった室温と70%あった湿度は、運転開始とともに一気に下がっていき、運転開始から30分後には、室温25.5〜27.4℃、そして湿度は42〜45%で、十分快適な状態となった。その後、室温はほぼそのままの状態をキープし続け25〜26℃で安定、湿度も50%前後で安定した。30分後くらいから5%程度湿度が上がっているのは、30分経った段階で設定した温度に達したため、キープ運転に変わったためだろう。それでも湿度は快適レベルのひとつの水準である50%を超えることはほとんどなく、終始快適な状態だった。一般的なエアコンでは、冷房が低負荷のキープ運転に入ると、それにともない除湿も弱まって湿度がじわじわ上がっていくことがあるが、「うるさら7」の場合は、この状態で湿度もしっかキープされていることがわかる。1時間以上動作させ続けてみても、この室温と湿度は保持されたままだった。まさに「うるさら7」らしい、冷やしすぎず、乾燥させすぎず、ちょうどいい状態をキープする上質な冷房運転であることが確認できた。

無線LAN搭載スマートスピーカーとスマホアプリで
新「うるさら7」を操作してみた

新「うるさら7」では、いくつかの付加機能が追加されたが、そのひとつに、これまではオプションで用意されていたWi-Fiユニット(無線LAN接続アダプター)の全モデル標準搭載がある。エアコンにWi-Fiユニットを搭載して、いったい何ができるの?と思う方もいるかもしれないが、実は、エアコンがWi-Fi経由でネットワークにつながることで、便利になることはたくさんある。

新「うるさら7」 新「うるさら7」 新「うるさら7」

専用のスマホアプリ「DAIKIN Smart App」の画面。基本的なエアコンの操作が行えるほか、電気代の推移などもわかりやすくグラフで確認できる。外出先からの操作も可能なので、家に帰る前に電源オンしておけば、帰宅時にはすでに快適な室内空間が整っている状態にしておくことも可能だ

まず基本的な使い方としてあげられる「スマホアプリからの操作」から見ていこう。お手持ちのスマートフォンに、別途無料配布されている「DAIKIN Smart App」(ダイキン スマートリモート コントロール。iOS/Android対応)をインストールし、Wi-Fi経由で、設置済みの「うるさら7」を検索して登録。これで、アプリ上から「うるさら7」をコントロールできるようになる。アプリ上からは、「うるさら7」の電源オン/オフから、運転切り替え、温度・湿度設定など、さまざまな操作が行える。もちろん、付属のリモコンでもこれらの操作は行えるが、付属リモコンよりもビジュアル化されたメニューでわかりやすく、必要な情報やメニューにすぐアクセスできるのが便利だ。また、Wi-Fi接続しているスマホからの操作は赤外線リモコンと違って、エアコンに向けなくとも、部屋のどこにいても操作できるのがメリット。壁際のフックに引っかけてあるリモコンを取りにいかなくても、手元にあるスマートフォンでパッと操作できるのは、かなり便利だ。

しかも、このスマホアプリは、ほかの部屋や、外出先からも利用することができる。つまり、勤務先や学校などから家への帰宅中に、スマホから「うるさら7」の電源をオンにしておけば、帰った頃には、すでに快適な室内環境が整っているというわけである。これからの熱い夏の時期、帰宅したらまずエアコンを付けて、涼しくなるまで30分程度はガマン、という経験は誰しもあると思うが、この機能を使えば、そういうガマンともおさらばだ。地味だが、これほど生活に密着した便利なIoT連携もそうそうないのではないだろうか。

新「うるさら7」

「Google Home」を使って音声操作を行ってみたが、これもなかなか快適。特に就寝時などに暗闇の中でリモコンを探したりしなくていいのは便利だろう

そして、スマホ以外に、近年市民権を得てきた「スマートスピーカー」との連携も行えるのも、新「うるさら7」の大きなトピックだ。Googleの「Googleアシスタント」、Amazonの「Alexa」という2大音声認識システムに対応しており、「Google Home」や「Amazon Echo」といったスマートスピーカーを使って、「うるさら7」を音声でもコントロールできるのだ。今回のレビューでは、手持ちの「Google Home」を連携させて、音声コントロールのテストを行ってみたが、「OK Google、エアコンつけて/消して」「OK Google、エアコンの温度を下げて/上げて」といった音声だけで、すぐにエアコンが反応してくれた。これには新鮮な驚きを覚えた。

たとえば、育児や家事などで手が離せないときに、音声だけでエアコンを操作できるのは便利だし、就寝前にリモコンを操作することなくエアコンを消せるほか、就寝時にちょっと暑いなと感じたら温度を下げたりすることも音声だったらお手の物。スマートスピーカーを買ってはみたものの、あまり活用していないという人も、エアコンと連携させることで、生活が一気に便利になる。スマートスピーカーをお持ちの人はぜひ試してみてほしい。

ストリーマ技術ダイキンならではの「ストリーマ」の力で、
室内機の中は清潔

ルームエアコンでよく問題となるのは、オフシーズンなどに室内機内部でカビ菌などが繁殖してしまうと、しっかり内部を清掃しない限り、カビ菌が混じった空気を部屋中に放出してしまうおそれがあること。昨今は、こうしたエアコンの清潔性を問題視する風潮が高まってきており、最近のエアコンでは、室内機内部を清潔に保つクリーン機能をアピールする製品が増えている。

新「うるさら7」

ダイキン独自の「ストリーマ」技術。プラズマ放電により、カビなどを強力に酸化分解するこの技術によって、エアコンの室内機内部をクリーンに保つことができる

もちろん、「うるさら7」でも、この点に関しては、以前からすぐれたクリーン機能を搭載してきている。それが、ダイキン独自の「ストリーマ」技術による「ストリーマ内部クリーン」機能だ。「ストリーマ」は、高い酸化分解力を持つプラズマ放電を行うことで、カビなどを強力に分解できるダイキンの独自技術だが、「うるさら7」では、熱交換器や吹き出し口の内部に、ストリーマを照射。さらに送風・暖房運転で乾燥させて、内部のカビを抑えることができる。

新「うるさら7」

室内機内部にある熱交換器は掃除がしづらい部分だが、ここに汚れが付着することで、カビの増殖を招きかねない。しかし、新「うるさら7」の熱交換器は、表面に汚れなどが付きにくい「親水エクストラハイドロコート(DTHP)」を配した3層コーティングとなっているうえ、上記「ストリーマ」による内部クリーンも行われるので、カビの繁殖を抑えることができる

新「うるさら7」

もちろん、ホコリなどを自動で掃除してくれる「フィルター自動掃除運転」にも対応しており、一定期間エアコンを使用した後は、写真のホコリ取りメカが動いて、フィルター上のホコリを集め、下のダストボックスに溜めてくれる。ユーザーはたまにそのダストボックスの中のゴミを捨てればいいだけだ

このほか、メンテナンスしにくい熱交換器は、表面に汚れなどが付きにくい「親水エクストラハイドロコート(DTHP)」を配した3層コーティングとなっており、そもそも汚れがつきにくく、しかも腐食しづらい。もちろん、フィルターを自動的に清掃する「フィルター自動掃除運転」も引き続き搭載されており、お手入れの手間もほとんどいらない。これらのクリーン性能を合わせ持つ新「うるさら7」なら、空気のきれいさに敏感なユーザーでも、何ら不安を覚えることなく利用できるはずだ。

まとめエアコン冷房の寒さとはもうさよなら。
使えばわかる上質な冷房

新「うるさら7」

以上、昨年フルモデルチェンジした、ダイキンの新「うるさら7」について、実機を使った実証レビューを行ってきた。「うるさら7」はもともと、そのすぐれた湿度コントロールや気流制御などによって、冷房運転時なら部屋を冷やしすぎず、身体にも負荷をかけづらい、ちょうどいい温度・湿度に部屋の状態を整えてくれる唯一無二のルームエアコンであったが、今回のフルモデルチェンジで搭載された2つの新技術「新・ハイブリッド除湿」と「AI快適自動」によって、よりその精度が高められたことがわかった。

「新・ハイブリッド除湿」は、温度よりもむしろ湿度が問題になりやすい梅雨時などに大きな効果を発揮し、冷やしすぎずにしっかり除湿することが可能となった。また、「AI快適自動」では、部屋の状況やユーザーの好みをAIが解析することで、ユーザーはほとんど何もしなくても、自動運転のままで常に快適な状態を保てるように進化したことが体感できた。

このほか、標準でのWi-Fi対応によるスマホやスマートスピーカーなどからの遠隔操作も便利だし、昨今話題に上がることの多くなった室内機の清潔性については、従来から高い性能を持っている。あらゆる面で、今考えられる限り、最高レベルの上質な室内環境を整えてくれるルームエアコンと言ってもいいだろう。今お使いのルームエアコンに何らかの不満があるのであれば、ぜひこの新「うるさら7」の上質な冷房運転を体感してみていただいたい。きっと、ルームエアコンに対する見方が大きく変わるはずだ。

ダイキン新「うるさら7」最新モデル(RXシリーズ)製品ラインアップ
新「うるさら7」
6畳程度(2.2kW)
S22WTRXS-W
8畳程度(2.5kW)
S25WTRXS-W
10畳程度(2.8kW)
S28WTRXS-W
12畳程度(3.6kW)
S36WTRXS-W
14畳程度(4.0kW)
S40WTRXS-W
S40WTRXP-W
S40WTRXV-W
18畳程度(5.6kW)
S56WTRXP-W
S56WTRXV-W
20畳程度(6.3kW)
S63WTRXP-W
S63WTRXV-W
23畳程度(7.1kW)
S71WTRXP-W
S71WTRXV-W
26畳程度(8.0kW)
S80WTRXP-W
S80WTRXV-W
29畳程度(9.0kW)
S90WTRXP-W
S90WTRXV-W

(型番最後が「S」は室内電源100V、「P」は室内電源200V、「W」は室外電源200V)(-Wはすべてホワイトモデル。このほか-Cのベージュモデルもあります)

(※1)家庭用エアコンにおいて当社独自の無給水加湿技術を採用。
(※2)一般の加湿器とは加湿方法が異なるため加湿量は外気条件により変化します。外気温度-10℃以下かつ外気相対湿度が20%以下の場合は加湿運転できません。