Core i7-9750H&GeForce GTX 1650搭載

デスクトップPC顔負けのパワフルな17.3型ノート マウス「m-Book W890」の実力を試す!

マウス「m-Book W890」

大型の17.3型液晶ディスプレイを搭載し、デスクトップPCに匹敵する高性能を備えたハイエンドノートPCとして登場した、マウスの「m-Book W890XN-M2S5-KK」。最新世代の高性能CPUやGPUを搭載し、写真や動画を扱うクリエイティブ作業はもちろん、3Dゲームもこなせるパワフルさが魅力だ。本特集では、そんな「m-Book W890XN-M2S5-KK」の実力を試してみた。

スペックデスクトップPC並みにバリバリ使える、パワフルな
17.3型ハイエンドノートPC

動画編集などのクリエイティブな作業や3Dゲーム、マルチタスク作業などをバリバリとこなせるパソコンを検討する場合、有力な選択肢となるのが、大型のディスプレイと接続して使用できるデスクトップPCだ。ただし、パソコンの設置スペースが限られていたり、移動や持ち運びの必要があったりするケースでは、やはりノートPCのほうが使い勝手がいい。17.3型の大画面とハイスペックを備えたマウスのハイエンドノートPC「m-Book W890XN-M2S5-KK」なら、こうしたニーズにしっかりと応えてくれる。

マウス「m-Book W890」

今回取り上げる「m-Book W890XN-M2S5-KK」は、処理性能の高さで人気のハイエンドノートPC「m-Book Wシリーズ」の最新モデル。最新世代のCPUやGPUを搭載したパワフルなマシンだ

「m-Book W890XN-M2S5-KK」でまず注目したいのは、ノートPCとしては最大級の17.3型フルHD(1920×1080)液晶ディスプレイを搭載している点だ。スタンダードノートPCで主流の15.6型ディスプレイと比べると、表示領域が約23.6%広い。ノートPCの使用時には、デスクトップPCの液晶ディスプレイを見る場合に比べて、目と画面の距離が近くなるため、体感的にはデスクトップPC用の22型ディスプレイと同等のサイズ感になる。これなら、複数のウィンドウを広げての作業も快適だし、動画やゲームも迫力の映像で楽しめるだろう。また、ディスプレイのベゼル幅は左右約7mm、上辺約10mmと、17.3型ノートPCとしては細いので、画面サイズのわりに設置面積は小さめだ。

マウス「m-Book W890」

17.3型ディスプレイ搭載の「m-Book W890XN-M2S5-KK」(左)と、15.6型ディスプレイ搭載のノートPC(右)を並べてみると、画面の広さが全く異なり、確かに「m-Book W890XN-M2S5-KK」のほうが2割ほど広い感覚だ

液晶ディスプレイの表面は非光沢のノングレア。画面への映り込みが少なく、長時間使用しても目が疲れにくい。視野角は左右約160°あり、複数人で画面を見るのにも便利だ

基本スペックは、まさにデスクトップPC顔負けだ。CPUには、ゲーミングノートPCで主流になりつつある6コア/12スレッド動作の「第9世代インテル Core i7-9750H プロセッサー」(2.6GHz-最大4.5GHz)を搭載。そこに最新のミドルクラスGPU「NVIDIA GeForce GTX 1650」を組み合わせており、ゲーミングPCに迫る処理性能が期待できる。さらに、DDR4メモリーをたっぷりと16GBも積み、高速なNVMe接続の512GB SSDを搭載、ヘビーな3Dゲームでもプレイするのでなければ、処理性能に不足を感じる場面はなさそうだ。

「CPU-Z」でCPUの情報を表示すると、「インテル Core i7-9750H プロセッサー」はTDP 45.0Wで駆動する6コア/12スレッドのパワフルなCPUを搭載していることが確認できる。また、GPUとして「NVIDIA GeForce GTX 1650」を、ビデオメモリーとしてGDDR5メモリーを4GB搭載していることも確認できた

これだけのハイスペックモデルとなると、「20万円はするはず」と予想した人も多いのではないだろうか。ところが、「m-Book W890XN-M2S5-KK」の実勢価格は149,800円(税込。2019年6月24日時点の価格.com最安価格)とかなり手ごろ。同等のスペックを備えた17.3型ノートPCと比べると、頭ひとつ抜けたコストパフォーマンスだ。17.3型ディスプレイ搭載のハイエンドノートPCがこの価格で購入できるなら、デスクトップPCより割安にすら感じてしまう。また、ストレージの保存領域を重視する人向けに、SSD 256GB+HDD 1TBのデュアルストレージ構成のモデル「m-Book W890XN-M2SH2-KK」が同価格で用意されているのもうれしい。

処理性能Core i7-9750H&GeForce GTX 1650搭載で、
クリエイティブ作業も3DゲームもOK

CPUに「第9世代インテル Core i7-9750H プロセッサー」(2.6GHz-最大4.5GHz)を搭載し、メモリーに16GBのDDR4を、ストレージに512GB SSD(NVMe接続)を、GPUに「NVIDIA GeForce GTX 1650」を備えた「m-Book W890XN-M2S5-KK」。デスクトップPCと張り合えるほどのハイスペックだけに、その処理性能に期待がかかるところだ。早速、各種のベンチマークプログラムなどからその処理性能をチェックしていこう。

まずは、パソコンの総合性能を計測するベンチマークソフト「PCMark 8」のHome conventionalテストでは、「3515」をマーク。Home conventionalテストの目安として、「3000」を超えるとヘビータスクも快適にこなせると言われているが、「m-Book W890XN-M2S5-KK」はそこからさらに約17%も高いスコアをマーク。同価格帯のノートPCではなかなか見られないハイスコアで、ミドルクラスのデスクトップPCと比べても遜色ない。ハイエンドノートPCとしての実力がしっかりと確認できた。

PCMark 8
マウス「m-Book W890」

一般的な家庭利用が想定された「PCMark 8」の「Home conventional」テストではスコア「3515」をマーク。「Video Chat」で上限となる30fpsを計測するなど、一般的な家庭利用が想定されたグラフィックス処理の強さが印象に残った

CINEBENCH

CPUの定番ベンチマークソフト「CINEBENCH R15」のCPUスコアは、「1174」。20万円を超えるハイエンドノートPCでも「1000」を下回るものが少なくないので、本機が搭載する「インテル Core i7-9750H プロセッサー」がいかにすぐれているのかがよくわかる。2019年5月にリリースされた「CINEBENCH R20」でも計測してみたところ、ミドルクラスのデスクトップPCと同水準の「2480」という高いスコアを示した

CrystalDiskMark
マウス「m-Book W890」

ストレージのデータ転送速度を計測するベンチマークプログラム「CristalDiskMark」では、読み書き速度の基本となるシーケンシャルリード(Q32T1)で1749MB/s、シーケンシャルライト(Q32T1)で1457MB/sを記録。これだけデータ転送が速くて、しかも512GBという大容量のSSD搭載なら、メインマシンとして長く愛用できそうだ

次に、3Dゲームにおけるパフォーマンスをチェックしてみた。まず、カジュアルな3Dゲームのベンチマークテストとして、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」を実行してみたところ、上限に近いスコアを叩き出した。そこで、より高い処理性能が求められる「ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」も実行してみたが、評価は最高ランクの「非常に快適」。やや重めの3Dゲームも存分に楽しめるパフォーマンスを発揮してくれることがわかった。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」では、最高品質、フルHDの設定で、上限に近い「20511」を記録し、評価は「すごく快適」。やや重めの「ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」のスコアは、最高品質、フルHDの設定で「9306」となり、評価は「非常に快適」だった。本格的なゲーミングノートPCほどではないものの、3Dゲームも十分快適に遊べる処理性能を備えている

続いて、体感的な動作レスポンスを確かめてみた。まずOSの起動速度を計測してみると、10秒を切る好タイムを記録。各種アプリもスピーディーに起動できた。次に、クリエイティブ作業の処理能力を測るべく、RAW現像アプリの「RawTherapee」を使用して、1枚あたり約20MBのRAW画像を20枚まとめてJPEG形式に変換してみたところ、わずか1分10秒で処理が完了した。さらに高いグラフィック処理能力が求められる4K(3840×2160)動画のエンコードも実施してみたが、データ容量が約1.57GBにもなる約5分間の4K動画をエンコードアプリ「DivX Converter」で300MBほどに圧縮したところ、約5分30秒という短時間で作業が完了した。これだけ頼もしいパフォーマンスなら、写真や動画をひんぱんに編集するユーザーも重宝することだろう。

マウス「m-Book W890」

電源を入れてからデスクトップ画面が表示されるまでの時間は9秒79。体感的にはまさにアッという間だ

約20MBのRAW画像を20枚まとめてJPEG形式に変換してみた。ミドルクラスのノートPCでは数分がかりの作業だが、「m-Book W890XN-M2S5-KK」ならわずか約1分10秒で完了。約1.57GB/45Mbpsの4K動画を約300MB/9Mbpsの動画にエンコードする作業もわずか約5分30秒で完了した

マウス「m-Book W890」

RAW現像や4K動画のエンコードを行いながら、「HWMonitor」で搭載するパーツの温度を測定してみた。ギリギリまで高い負荷をかけるテストを行ったため、CPUの温度は80℃近くまで上昇したが、GPUの温度は安定して46℃前後を維持していた

使い勝手ノートPCとは思えない高い拡張性と、
余裕のあるキーボードを装備

最後に、「m-Book W890XN-M2S5-KK」の使い勝手をチェックしていこう。テンキー付きのキーボードはオーソドックスな配列の107キーで、広めのパームレストを備えていることも相まって、デスクトップPC並みにゆったりとしたタイピングが行える。キーボード両端がやや内側にせり上がる形状となっているため、キーボードの両端をタイピングした時に、手のひらの収まりがいい。マルチタッチに対応したタッチパッドは、幅約110mm、縦幅約63mm(物理ボタン除く)とサイズが大きく表面の滑りがいいので、快適に操作ができる。

キーボードは、オーソドックスなキー配列。17.3型ということもあり、15.6型のスタンダードノートに比べると、ひとまわり余裕がある使用感だ。テンキーも装備されているので、表計算などの数字入力もスピーディーに行える

キーピッチは約18.2mmで、キーストロークは約1.8mmを確保。デスクトップPCにも引けを取らない、しっかりとした打ち心地だった

マウス「m-Book W890」

タッチパッドが広いうえに、指のすべりがよく操作がしやすい。左奥には、「Windows Hello」に対応した指紋センサーを装備する

デスクトップPC代わりに選択する場合、拡張性も気になるところだが、「m-Book W890XN-M2S5-KK」なら心配はいらない。外部インターフェイスは、ボディの左右側面と背面の3辺に装備しており、デスクトップPC並みの充実度だ。4つのUSBポートをはじめ、HDMI出力ポートやMini DisplayPort、有線LANポート、SDメモリーカードリーダーなどが利用できるので、実用上不足感を覚えることはないだろう。

外部インターフェイスは、左側面に、USB 3.0ポート、USB 2.0ポート、ヘッドホン出力/ヘッドセット端子、マイク入力端子を、右側面に、USB 3.1ポート、USB Type-C(USB 3.1)ポート、SDメモリーカードリーダーを備えている

マウス「m-Book W890」

背面には、Mini DisplayPort、HDMI出力ポート、有線LANポートを装備。Mini DisplayPort、HDMI出力ポートのいずれも4K UHD(3840×2160)出力に対応しており、3画面の同時出力も可能だ

マカフィーリブセーフ&24時間電話サポートで安心!

価格.com限定モデルである「m-Book W890XN-M2S5-KK」には購入特典として、セキュリティソフト「マカフィーリブセーフ」(15ヶ月版)がインストールされている。60日間の体験版も加えると、実質17か月間無料で使用可能なため、かなりお買い得だ。また、マウスコンピューターでは24時間365日対応の電話サポートが受けられるのも心強い。

まとめデスクトップに匹敵する実力を備えた
高コスパなハイエンドノートPC

マウス「m-Book W890」

「m-Book W890XN-M2S5-KK」は、デスクトップPC並みの処理性能と、ノートPCならではの使い勝手のよさを兼ね備えた高コストパフォーマンスなハイスエンドノートPCだ。高性能な最新CPUや外付けGPUの高い処理性能を生かし、写真や動画の編集などといった高負荷な作業を、17.3型の大画面でゆったりと行えるメリットは大きい。17.3型ノートPCと聞くと、かなり大ぶりなのではないかと想像する人もいるかもしれないが、本機は狭額ベゼルを採用することで15.6型スタンダードノートPCとそれほど変わらないサイズ感に抑えられている。処理性能、使い勝手のよさに加え、ボディサイズまで含めて総合的に考えると、本機の満足度はかなり高いと言える。ミドルクラスのデスクトップPCやハイスペックな15.6型スタンダードを検討している人にも、ぜひチェックしていただきたい製品だ。

製品紹介
型番 m-Book W890XN-M2S5-KK m-Book W890XN-M2S5-KK
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m-Book W890XN-M2SH2-KK m-Book W890XN-M2SH2-KK
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CPU インテル Core i7-9750H プロセッサー(2.6GHz-最大4.5GHz)
OS Windows 10 Home 64ビット版
メモリー 16GB DDR4
ストレージ 512GB SSD(NVMe接続) 256GB SSD(NVMe接続)+1TB HDD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 17.3型フルHD(1920×1080)液晶ディスプレイ
バッテリー駆動時間 約 6.3時間
無線通信 無線LAN(IEEE802.11 ac/a/b/g/n)、Bluetooth v5.0
外部インターフェイス USB 3.1ポート、USB Type-C(USB 3.1)ポート、
USB 3.0ポート、USB 2.0ポート、HDMI出力ポート、
Mini DisplayPort、有線LANポート、ヘッドホン出力/
ヘッドセット端子、マイク入力端子、SDメモリーカードリーダー
(SD/SDHC/SDXC対応)
本体サイズ 約399.9(幅)×282.2(奥行)×25.9(高さ)mm
重量 約2.6kg