インテル® Core™ i5 プロセッサー搭載

軽量・堅牢なモバイルノート「HP Elite Dragonfly」

HP Elite Dragonfly

働き方を変革していくことが求められるこれからのビジネス環境において、持ち運びに便利なモバイルノートは、頼もしいビジネスツールとなってくれるだろう。そのためにも、アクティブに持ち出せるのはもちろん、安全で快適に長時間の作業ができる製品を選んでおきたいが、携帯性を重視すると処理性能や操作性が落ちるなど、求められる要件をハイレベルで満たす製品は意外と少ない。そこで今回は、そんな二律背反とも言えるニーズを高次元でバランスさせた、日本HPの13.3型モバイルノート「HP Elite Dragonfly」に注目した。

機動力アクティブに持ち出せる約999gの堅牢ボディに
先進のセキュリティ機能を搭載

労働力人口の減少にともない、国内では「働き方改革」が差し迫った課題となっている。仕事の生産性を高めるうえで、今後はひとりひとりがより柔軟で効率的なワークスタイルを模索していく時代になっていきそうだ。そうした視野に立ち、ビジネスで使用するパソコンを選ぶなら、持ち運びに便利なモバイルノートが選択肢の筆頭にくるだろう。しかも、単にボディが軽いだけでなく、アクティブに持ち出しても安心な堅牢性を備え、安全でパワフルに長時間使えるモデルが理想的だ。

そこで注目したのが、日本HPのビジネス向けブランド「Elite」シリーズに追加された13.3型モバイルノート「HP Elite Dragonfly」だ。そのネーミングは、すぐれた飛翔能力と環境適応能力を持つ「Dragonfly(トンボ)」に由来しており、厚さ約16.1mm、重量約999gの堅牢な薄型・軽量ボディに、高いセキュリティ性能と処理性能を備え、しかも約16.5時間(Mobilemark2014測定時)という長時間駆動を可能にした。モバイルノートに求められる多様なニーズを高次元でバランスさせており、ワークスタイルを変えるためのビジネスツールとして高いポテンシャルを秘めている。

HP Elite Dragonfly HP Elite Dragonfly

「HP Elite Dragonfly」は、ビジネス向けブランド「Elite」シリーズに追加された、ディスプレイが360°回転するコンバーチブル機構搭載の最新13.3型モバイルノート。左右両辺が幅約5mmの狭額縁設計の液晶ディスプレイを採用し、画面占有率はコンバーチブル機構搭載の13.3型モバイルノートで業界最高クラスとなる約85.8%を実現した

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ボディカラーは、光の当たり方によって色が変化して見える濃紺系の「ドラゴンフライブルー」。ビジネスツールとして洗練されているだけでなく、年齢や性別を問わず広く受け入れられそうなカラーリングだ。また、ボディに発油コーティングが施されているので、指紋がつきにくく、付いた汚れも軽い力でサッと拭き取れるなど、美しい状態を簡単に維持できるのもうれしい

まずは、「HP Elite Dragonfly」のボディ構造から見ていこう。すべての設計をゼロベースから考えたというその筐体は、マグネシウム合金素材を採用し、精密なCNC(コンピューター数値制御)加工で成形。1kgを切る約999gという軽さと、米国軍事調達基準の「MIL-STD810」テストの19項目をクリアする堅牢性を両立させた。さらに、約120万時間に及ぶHP独自の品質テスト「HP Total Test Process」も実施され、振動、衝撃、圧力、温度などへの強さが保証されるなど、二重三重の安心感が得られるようになっている。また、キーボードには、13.3型モデルながら、同社の14型ノートPCが搭載するものと同じゆったりとした設計を採用。このほか、冷却ファンやヒンジなどのパーツを厳選することで、冷却性能や操作性も高めている。なお、東京生産モデルも販売されており、製造品質に対する安心感があるのもポイントだ。

HP Elite Dragonfly

「HP Elite Dragonfly」は、日本HPの豊富な開発ノウハウに基づき、ゼロベースから新しく設計。内部パーツの選別や配置にもこだわり抜き、同社製モバイルノートの中でも最高水準の軽さと堅牢性を実現した

HP Elite Dragonfly

ボディの端をつかんでみたところ、軽い力でフワッと持ち上がり、上下に揺らしてもたわむことなく安定していた。一瞬でその軽さと堅牢性が実感できるしっかりとした作りなので、満員電車内での圧迫なども気にしなくてよさそうだ

HP Elite Dragonfly

狭額縁設計の13.3型ボディは約304.3(幅)×197.5(奥行)×16.1(高さ)mmとコンパクトで、小型のビジネスバッグにもすっぽりと収まる

世界中のビジネスニーズに応え続けてきた「Elite」シリーズの新製品だけに、高いセキュリティ機能を備えているのも「HP Elite Dragonfly」の魅力。本機のセキュリティ機能は、起動時にBIOSの改ざんをチェックし、修復する「HP Sure Start」や、ディープラーニングを活用したマルウェア対策の「HP Sure Sense」などの先進技術によって、常にシステムを保護するというもの。また、ディスプレイ上部のWebカメラには、物理的にレンズを覆う「プライバシーシャッター」が付いており、意図せずカメラが動作していた場合でもプライバシーを保護できる。もちろん、Windows 10の生体認証機能「Windows Hello」の顔認証にも対応しており、パスワードが盗み見されるリスクも抑えられる。

HP Elite Dragonfly

Webカメラは液晶ディスプレイ上部に搭載されている。Webカメラの上部に備わったスライド式のスイッチを左に移動させると、物理的にレンズを隠す「プライバシーシャッター」が利用できる

HP Elite Dragonfly

キーボードの右下には指紋センサーも搭載。Webカメラによる顔認証と指紋センサーによる指紋認証を使い分ければ、さまざまなシーンで安全かつスピーディーなサインインが行える

スペック最大約16.5時間駆動の大容量バッテリーを搭載。
ハイパワーが持続する頼もしさ

軽くて堅牢、そのうえセキュリティ性能も高いとなると、外出先の作業も安心して行えるため、その機会もおのずと増えることだろう。そうなると気になってくるのが処理性能だが、「HP Elite Dragonfly」はどれほどのパフォーマンスを発揮するのだろうか? ここでは、「Elite Dragonfly/CT Notebook PC 価格.com限定 Windows 10 Home 搭載モデル」を検証機に用い、テストを行った。検証機のスペックは、CPUに4コア/8スレッドの「第8世代インテル® Core™ i5-8265U プロセッサー」(1.60GHz-最大3.90GHz)を、メモリーには8GBのLPDDR3を、ストレージにはPCIe接続の256GB SSDを搭載。基本スペックだけ見てもビジネスに十分なスペックであることがわかる。なお、直販モデルでは、メモリーやSSDの容量のほか、最大で24.5時間(Mobilemark2014測定時)駆動する4セルバッテリーなども追加費用で選択することも可能だ。早速、各種のベンチマークテスト結果から、検証機の実力を確かめていこう。

PCMark 10

HP Elite Dragonfly

パソコンの総合性能を測るベンチマークプログラム「PCMark 10」を実行したところ、総合スコアは3519を記録し、快適性の目安となる3000を大きく上回った。このスコアなら、高負荷な3Dゲームなど、よほど重い作業をしない限り、パフォーマンスに不満を感じることはないだろう

CrystalDiskMark 7.0.0

HP Elite Dragonfly

ストレージのデータ転送速度を計測する「CrystalDiskMark 7.0.0」では、シーケンシャルリード(Q32T1)が1.5GB/sを超え、シーケンシャルライト(Q32T1)も1GB/s近くを記録。小容量のデータを読み書きするランダムアクセスも高速なので、あらゆる作業において快適な動作レスポンスを実感できそうだ

CINEBENCH R20

HP Elite Dragonfly

レンダリングテストによりCPUパワーを測定する「CINEBENCH R20」を実行したところ、「CPU」のスコアは1210pts、シングルコアでのスコアは369ptsと、モバイルノート用のCPUとしてはトップクラスの数値を記録した

実際の動作でも、その快適さをしっかりと体感できた。Webで調べ物をしながら文書や資料を作成する日常的なビジネス作業のほか、4K(3840×2160)コンテンツを含む動画の視聴やRAWファイルの編集といったクリエイティブ作業も試してみたが、いずれも余裕たっぷりにこなしてくれた。その小型・軽量ボディからは想像もできないような頼もしいパワーだ。

HP Elite Dragonfly

デジタル一眼カメラで撮影した写真を編集した。色合いの調整からフィルター処理、現像まで一連の作業を行ってみたが、動作は終始スムーズ。4K動画を再生しながらCPU使用率をチェックしてみたが、10〜30%程度にとどまっており、まだまだ処理能力に余裕があることが確認できた

カタログスペックで最大約16.5時間(Mobilemark2014測定時)という、数あるモバイルノートの中でも最長クラスのバッテリー駆動時間を誇る「HP Elite Dragonfly」。その駆動時間を、実際の使用を想定したテストでチェックした。「PCMark 10」のバッテリー寿命テストを「Modern Office」プロファイルで試してみたところ、フル充電の状態から、バッテリー残量が5%になりスリープ状態に移行するまでの時間は、約10時間49分だった。これなら、一般的なビジネスユースで充電なしに丸1日十分に使えそうだ。しかも、30分で50%分充電できる「HP Fast Charge」に対応しているので、バッテリーの残量が少なくなっても、ACアダプターで急速充電すれば、十分な駆動時間を得ることができる。

操作性大きめのキーボードと充実の外部インターフェイスで、
さまざまな用途に大活躍

ボディ構造をゼロベースから新たに設計しただけあって、「HP Elite Dragonfly」は、操作性や使い勝手にも手抜かりがない。前述の通り、キーボードは同社の14型ノートPCの設計と同様なので、一般的な13.3型モバイルノートのキーボードよりもゆったりとしており、キーレイアウトもほぼ標準的。キーにはしっかりとしたクリック感があるものの、打鍵音はかなり抑え込まれていた。しかも、タイピング時の周囲へのノイズを低減する「HPノイズキャンセルソフトウェア」も搭載しているので、これを活用すれば、カフェや図書館といった場所でも、静かに作業ができそうだ。

HP Elite Dragonfly

キーボードのキーレイアウトは、最上段のファンクションキーがやや小さくなっているほかは、おおむね標準的でクセがない。2段階で明るさを調節できるバックライトを内蔵しており、暗い場所での作業もしやすかった

HP Elite Dragonfly HP Elite Dragonfly

キーピッチは縦・横ともに約18.7mmで、ゆったりとしている。キーストロークも約1.5〜1.7mmを確保するなど、13.3型モバイルノートとしてはなかなか使いやすいキーボードだ。キーにはしっかりとした打鍵感があるが、打鍵音はかなり静かだった

HP Elite Dragonfly

液晶ディスプレイは10点のマルチタッチ操作に対応しており、オプションで用意されている「HP リチャージブル アクティブペン G3」があれば、対応するアプリをインストールすることで、PDFの文書に手書きでコメントを記入したり、ちょっとしたメモを取ったりすることも可能だ

外部インターフェイスも必要十分。3基のUSBポートを装備しており、このうち2基は最大約40Gbpsのデータ転送速度を持つUSB Type-Cポートで、4K対応の映像出力や充電にも対応する。このほかにもHDMI出力ポートなど、汎用性の高いポートをしっかりと装備しているので、大型ディスプレイをはじめ、さまざまな周辺機器と接続してメインマシンとしてもバリバリ活用できそうだ。

HP Elite Dragonfly HP Elite Dragonfly

外部インターフェイスは、ボディ左側面にUSB 3.1ポート、右側面にHDMI出力ポート、ヘッドホン端子、USB Type-C(Thunderbolt 3対応)ポート×2基を装備。汎用性の高いUSB Type-Cポートを含む計3基のUSBポートを備えているので、周辺機器との接続で不便さを感じる場面は少なそうだ

HP Elite Dragonfly

2基あるUSB Type-Cポートは、いずれも4Kまでの映像出力に対応している。液晶ディスプレイ側が対応していれば、USBハブを使用したり、「HP Elite Dragonfly」を充電しながら映像を出力したりすることも可能だ。写真は、オプションで選ぶこともできる日本HP純正の23.8型フルHD液晶ディスプレイ「HP EliteDisplay E243d」

まとめトータルバランスのよさで
柔軟な働き方をサポート

パソコンを変えればワークスタイルも変わる――。今回「HP Elite Dragonfly」を検証して、そんな実感がわいてきた。ボディが軽くて堅牢なので、今までよりパソコンを持ち出す頻度が増えそうだし、外出先でもパワフルな処理が行えるので、外出中の作業効率がグッと高まる。さらに、日常的なパソコンの使い方がより柔軟になれば、仕事の幅が広がり、新しいことにもトライできそうだ。

もちろん、1kgを切る超軽量モバイルノートは、他社からも続々とラインアップされている。しかしそれらと比べても、「HP Elite Dragonfly」は、堅牢性やセキュリティ性能、バッテリー駆動時間など、トータルバランスのよさが際立っている。また、東京生産モデルも販売されており、豊富なカスタマイズや品質の高さ、手厚いメーカーサポートなど、ビジネスのニーズに応える「Elite」シリーズならではの安心感も大きい。ワークスタイルを変えるためのパートナーとなるモバイルノートを探しているのなら、「HP Elite Dragonfly」は、ぜひ購入の選択肢に入れておきたい製品だ。

モデル名 HP Elite Dragonfly/CT Notebook PC 価格.com限定
Windows 10 Home 搭載モデル
液晶ディスプレイ 13.3型フルHD(1920×1080)、10点マルチタッチ対応、IPS、光沢
OS Windows 10 Home 64bit
CPU 第8世代インテル® Core™ i5-8265U プロセッサー(1.60GHz-最大3.90GHz)
(インテル® Core™ i7-8565U プロセッサーへのカスタムアップグレード可能)
メモリー 8GB LPDDR3
(16GB LPDDR3へのカスタムアップグレード可能)
ストレージ 256GB SSD(PCIe Gen3x4 NVMe)
(最大 2TB SSDまでのカスタムアップグレード可能)
グラフィック インテル® UHDグラフィックス 620(CPU内蔵)
通信機能 IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5
外部インターフェイス USB 3.1ポート、USB Type-C(Thunderbolt 3対応)ポート×2、HDMI出力ポート、ヘッドホン端子
バッテリー駆動時間 最大 約16.5時間(Mobilemark2014測定時)
サイズ(突起部含む) 約304.3(幅)×197.5(奥行)×16.1(高さ)mm
重量 約999g
その他 HP 13.3インチ スリーブケース付き

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