バランス、広さ、楽しさ、走り、デザイン、経済性――。 あなたはクルマ選びで何を重視する? ダイハツ18車種 個性別総点検

車両本体価格が手ごろで、維持費も安く、取り回しもいいことから、高い支持を獲得しているスモールカー。なかでも「大きく使える小さなクルマ」を作り続けているダイハツは、目的や好みに応じて選べる多彩なラインアップを揃えているが、ラインアップが豊富なだけに、クルマにそれほど詳しくない人は「どれを選べばいいの?」と悩んでしまうこともあるはずだ。そこで本特集では、価格.com独自の視点で、ダイハツのラインアップ18車種を「バランス」「広さ」「楽しさ」「走り」「デザイン」「経済性」の6グループに分類。各モデルの特徴や魅力をまとめていくので、スモールカー選びの参考にしてほしい。

あなたの求める条件にピッタリのダイハツ車は?

豊富なラインアップダイハツ18車種を特徴別に分類

ひとくちに「スモールカー」といっても、市場にはさまざまなタイプのモデルが存在する。スモールカーの明確な定義は特にないのだが、エンジンの排気量で分類するのなら660cc以下の軽自動車に加え、1500cc以下の普通乗用車までをスモールカーと呼ぶのが一般的だ。昨今は小排気量により低燃費を実現しながら、しっかりとしたパワーやトルクを備えたクルマも多く、その走りはかなり高いレベルにあるうえ、広い室内や高い安全性、スタイリッシュなデザインなどを実現したモデルも多く、ある程度、予備知識を持っていないと、「どれを選べばいいの?」と悩んでしまうことだろう。

なかでもダイハツはスモールカーの“専門店”とも言うべきメーカーで、そのラインアップは実に多彩。ダイハツのラインアップ中だけでも、迷ってしまうほどだ。ここでは、そんなダイハツのスモールカー18車種を、価格.com独自の視点で「バランス」「広さ」「楽しさ」「走り」「デザイン」「経済性」の6グループに分類するとともに、各モデルの特徴や魅力をわかりやすくお伝えしていく。スモールカーの購入を検討している人は、本特集を参考に自分にぴったりのモデルを見つけてほしい。

ダイハツのスモールカー分類表
ダイハツ18車種「個性別総点検」

まずは、ダイハツの人気スモールカー18車種をグループごとに分類。「広さ」「楽しさ」「走り」「デザイン」「経済性」に加え、これらの特徴をちょうどよく備えた「バランス」の6グループに分けてみた。自分のカーライフにおいて、どのグループのモデルがマッチするのか、まずはここで考えてみてほしい

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ダイハツのラインアップをチェック!

バランス総合力の高さで選ぶなら
「ムーヴ」「ムーヴ カスタム」

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

「広さ」「楽しさ」「走り」「デザイン」「経済性」をうまく融合させた、「バランス」の取れたスモールカーに該当するのが「ムーヴ」と「ムーヴ カスタム」。1995年の初代モデル登場以来、四半世紀にわたって、ダイハツのみならず軽自動車の基幹車種として幅広いユーザーに支持されてきた同モデルは、洗練されたデザインや、広々とした室内空間、使い勝手のよさ、低燃費、手ごろな価格など、軽自動車に求められるすべての要素をバランスよく兼ね備えているのが特徴だ。基準車となる「ムーヴ」は落ち着いた品のあるデザイン、ドレスアップモデルの「ムーヴ カスタム」はメッキパーツなどで高級感をプラスし、きっちりキャラクター分けができているのもポイントとなる。

安全性の面では、ダイハツの衝突回避支援システム「スマアシⅢ」を搭載(一部グレードを除く)。「誤発進抑制制御機能(前方・後方)」も備え、シニアドライバーによるアクセルとブレーキの踏み間違い事故も未然に防いでくれる。この「スマアシⅢ」を搭載した「ムーヴ L“SA Ⅲ”」の車両本体価格は1,177,200円(税込)という手ごろな価格設定で、買い物や、子どもの送り迎え、通勤など、日常的に軽自動車を使用する人にとって、現実的かつ魅力的な存在となっている。

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

パッと見て、室内の広さが直感的にわかる伸びやかなスタイリングの「ムーヴ」のボディサイズは、3,395(全長)×1,147(全幅)×1,630(全高)mm。室内には十分なゆとりがあり、またシートにも適度なボリュームと硬さがあるため、家族や友人を乗せての長距離ドライブでも快適に過ごせる

ダイハツ18車種「個性別総点検」

フロントウインドウ上部のステレオカメラと、車体後部のソナーセンサーによって、先行車や歩行者、障害物などを検知。ドライバーに注意を喚起したり、状況によっては緊急ブレーキを作動させたりする衝突回避支援システム「スマアシⅢ」搭載車が用意されているのも頼もしいポイントだ

トータルバランスにすぐれた、選んで間違いのない軽自動車が欲しい! という人は

広さ快適性と使いやすさにこだわった工夫が満載

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

「コンパクトなボディながら、広々とした室内」のスモールカー作りはダイハツの十八番とも言うべきところ。それもあって「広さ」を特徴とするモデルには、「トール」「トール カスタム」「アトレーワゴン」「ウェイク」「タント」「タント カスタム」の5車種がカテゴライズされた。

「トール」「トール カスタム」は、排気量1.0Lで、5人乗車が可能な普通乗用車。「家族に絶妙新サイズ」のキャッチコピーで2016年に登場し、コンパクトカーながら、ファミリーユースにぴったりのサイズ感を実現しているのが特徴だ。室内長は約2,180mm、室内高は約1,355mm、室内幅は約1,480mmで、どこに座っても頭上、足元のゆとりはたっぷり。さらに、後席は前後に240mmのスライドが可能で、後方に下げれば大人の男性でも足を組んでゆったり座ることができる。後席に3人乗車するケースが多いなら、ぜひチェックしたいモデルだ。

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

外観からは想像できないほどの広々した空間を実現した「トール」「トール カスタム」。前席と後席をスムーズに移動できる「フロントウォークスルー」は、前席から後席に座る子どもを世話するときや、後席に置いたバッグを取るときなども、車外に出る必要がない、「トール」「トール カスタム」ならではの装備だ

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続いては、小口配送などのサービス業務を支える同社の軽商用車「ハイゼットカーゴ」と共通のプラットフォームを採用し、広さと使い勝手を兼ね備えた「アトレーワゴン」。「ハイゼットカーゴ」とプラットフォームを共有したとはいえ、軽商用車っぽさを感じさせない上質感のあるデザインとなっているのが特徴だ。

「アトレーワゴン」の使い勝手のよさは折り紙付きで、ワイドで間口の広い「助手席トレイ/センタートレイ」や、底面がメッシュ状となり、運転席に座った状態で何を収納したかひと目でわかる「オーバーヘッドシェルフ」など、使う人目線での作り込みが随所に見られる。また、荷室には防水・防汚仕様のカーペットが採用されており、スノーボードや釣り道具、アウトドアグッズ、スポーツシューズなど、水滴や汚れが気になる荷物もガンガン積み込める。アウトドア、レジャー、スポーツの前線基地として使いたいモデルだ。

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

間口が広く、アイデア次第でさまざまな使い方が可能な「助手席トレイ/センタートレイ」や、底面がメッシュ状の「オーバーヘッドシェルフ」など、室内には使える収納が多数装備されている

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

室内空間の広いクルマとして多くの人に認知されているのが「ウェイク」だ。最大の特徴は約1,835mmという高い全高。この全高を生かした室内の広さと数々の収納アイデアによって、軽自動車離れした積載力を実現している。

「ミラクルラゲージ」と呼ばれるラゲージスペースは、荷室高約1,140mm、荷室幅約875mmと十分に広いが、ただスペースが広いだけでなく、さまざまなアレンジによって使い勝手を高められるのが特徴だ。その象徴と言えるのが、90Lの容量を誇る床下収納。そのまま収納として使うのはもちろん、床面のデッキボードの脚を立てることで、ラゲージスペースを上下2段に分けて使うこともできる。アウトドアグッズもスポーツギアも、週末にまとめ買いした荷物も余裕で積み込めるので、さまざまなシーンで使い勝手のよさが実感できるはずだ。

※4WD車(レジャーエディション)は29L。4WD車(ベース車)は16L。

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

車高が高いため通常状態でもラゲージスペースは十分な広さだが、床下のアンダートランクを開けて高さのある物を積んだり、デッキボードの脚を立てて収納スペースを上下2段に分けたりと、荷物の量や形状に合わせて効率よく荷物を積み込める

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

「広さ」カテゴリーの最後は「タント」「タント カスタム」。軽自動車の中でも特に人気の高い、スーパーハイト系の代表とも言えるモデルだ。

人気の理由は、助手席側のピラー(柱)を前後ドアに内蔵することで、幅1,490mmという広いドア開口部を実現した「ミラクルオープンドア」にある。子どもを抱っこしながらはもちろん、ベビーカーや大きな買い物袋を持った状態での乗り降りはひと苦労だが、「ミラクルオープンドア」ならスマートかつスムーズに乗り降りが可能。子育て世代のファミリー層から高く評価されるのも納得である。

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

「ミラクルオープンドア」の開放感、使い勝手のよさは1度味わうと手放せなくなるもの。また、ワンタッチでドアの開閉ができる「パワースライドドア」や、降車時に予約しておけば、電子カードキーを持ってクルマに近づくだけで、施錠や開閉を自動で行ってくれる「パワースライドドア ウエルカムオープン機能」も搭載。クルマに近づいてから、バッグやポケットをさぐってキーを探す必要がないのはありがたい

楽しさ見て楽しい、使って楽しい
コンパクトSUV「ロッキー」

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続いては「楽しさ」のカテゴリーを見ていこう。ここでは、2019年12月の発売以来、好調な販売を続けているコンパクトSUV「ロッキー」をカテゴライズした。コンパクトを名乗るSUVでも全長4,000mmを超えるモデルが多い中、「ロッキー」の全長は3,955mm。5ナンバーサイズの取り回しやすいボディとは裏腹に、存在感のあるフロントグリルや、前後バンパーアンダーガード、ホイールアーチのクラッディングなど、水平基調かつ塊から削り出したようなデザインは、本格派のSUVを思わせるもので、見るだけでワクワク感が高まってくる。ボディカラーも多彩で、2トーンカラー3色、モノトーンカラー8色の全11色から好みのカラーを選べるのもポイントだ。

SUVはアウトドアやスポーツシーンで使われることが多いため、クルマ選びの際には、荷物をどれだけ多く、効率よく積み込めるかもポイントになる。その点、「ロッキー」のラゲージスペースは、後席を起こした状態で荷室長約755mm、荷室幅約1,000mm、容量369Lと、コンパクトSUVとしては十分な広さが確保されているうえ、床面のデッキボードを取り外せばラゲージスペースの高さ調節が行えるなど、道具としての使い勝手も良好だ。街中で乗ってもデザインが映えるし、アウトドアでの存在感も高く、道具としての実用性にもすぐれている。アクティブなカーライフが目に浮かぶようだ。

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

ボディサイズは3,995(全長)×1,695(全幅)×1,620(全高)mm。コンパクトながら、フロント、サイド、リヤ、どこから見てもSUVらしい力強さのあるデザインとなっている

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

リヤシートは6:4の分割可倒式で、乗車人数、荷物の量や形状に合わせて柔軟にアレンジできる。また、ラゲージスペース床面のデッキボードの取り付け位置を変えたり、取り外したりすることで、高さのある荷物も余裕で積載可能だ

見ても乗ってもワクワクするクルマが欲しい! という人は

走り爽快感と人車一体感が魅力のオープンスポーツカー

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

ダイハツは実用に特化した軽自動車のみを作っているわけではなく、「走り」にカテゴライズされるモデルも世に送り出している。それが、2002年に初代モデルが登場したオープン軽スポーツカー「コペン」である。

2代目となる現行モデルのラインアップは4タイプあり、直線と曲線のデザイン融合により、躍動感や流麗さを表現する「コペン ローブ」、前後フェンダーと一体になった、頑強なボディが特徴の「コペン エクスプレイ」、丸形ヘッドランプがレトロな印象を与える「コペン セロ」、「TOYOTA GAZOO Racing」とチューニングを共有し、ダイハツが開発を行った「コペン GR SPORT」が揃う。

エンジンはいずれのモデルも共通で、最高出力47kW(64PS)/6,400rpm、最大トルク92N・m(9,7gf・m)/3,200rpmを発揮する、660cc直列3気筒ターボエンジンを搭載。スペックは控えめだが、850kg(CVT車は870kg)という軽量ボディのため、数字のイメージ以上にキビキビと小気味よく走る印象だ。市街地を軽快に走り抜けるのはもちろん、高速道路、コーナーの続くワインディングなど、さまざまなシーンで“操る楽しさ”を味わえるモデルとなっている。

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

パワフルな走りが楽しめる660cc直列3気筒ターボエンジンを搭載。トランスミッションにはマニュアルとCVTが用意されるが、コペンらしい「人車一体感」を存分に味わうなら、マニュアルを選ぶのもひとつの手だ

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ストップ&ゴーの多い市街地での走行フィーリングは軽快そのもの。コンパクトなボディを生かし、細街路でも緊張することなく走りを楽しめる。コーナーが連続するワインディングは軽量なコペンが得意とするところで、登り勾配のコーナーでも気持ちよく走り抜けていく。オープンカーならではの、自然を感じながらのドライブを満喫したい

デザイン品のよい上質感漂うルックスが街並みによく映える

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

「デザイン」にカテゴライズされたのは「ブーン」「キャスト スタイル」「ムーヴ キャンバス」の3車種。クルマは移動の手段であると同時に、個性を主張するアイテムのひとつでもあるが、この3車種は、身に着ける洋服やアクセサリーを選ぶように、とりわけ女性から選ばれることの多いモデルだ。その筆頭となるのが、普通乗用車の「ブーン」である。

丸みを帯びたかわいらしいデザインが特徴の「ブーン」には、フロントグリル上部にシルバー塗装が施された基準車の「ブーン」のほか、丸みのある専用エクステリアデザインを採用した「ブーン スタイル」、大型フロントグリルや左右のL字型ベゼルが印象的な「ブーン シルク」の3つのバリエーションが用意される。スタイリッシュで洗練されたイメージは共通しているが、こだわりのファッションアイテムを見つけるような感覚で、「最も自分らしい1台」を選べるはずだ。

個性の異なる3モデル展開で、女性を中心に支持されている「ブーン」。どのグレードにも、ダイハツの衝突回避支援システム「スマアシⅢ」が搭載され、安全性の面でも抜かりはない

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

軽自動車ユーザーの中でも「個性を重視する大人」をイメージして開発されたのが「キャスト」だ。フロントグリルや、前後のバンパー、サイドモール、ドアアウターハンドルにメッキ加飾を採用した立体感あるスタイリングが特徴で、都会的な街並みに映える上質感を演出している。インテリアは、スエード調の明るい生地を重ね合わせた、肌触りのよいフルファブリックシートを採用。エクステリア、インテリアともに洗練された印象で、落ち着いた大人のドライバーに受け入れられやすいデザインだと言えるだろう。

ダイハツ18車種「個性別総点検」

落ち着いた、しっとりとした雰囲気の「キャスト」。メッキ加飾など、さり気ない遊び心を取り入れることで、かわいらしさと大人っぽさが絶妙にブレンドされた印象で、都会の街並みによく映えるデザインだ

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

ダイハツの基幹車種のひとつである「ムーヴ」をベースに、若い女性を意識したエクステリアデザインで人気なのが「ムーヴ キャンバス」だ。パッと見た瞬間、顔がほころんでしまいそうなデザインは、フロント、サイド、リヤのどこから見てもかわいらしいルックス。やや丸みを帯びたフォルムと、2トーンのストライプスカラーにはどこかレトロな雰囲気も感じられる。

また、細部に取り入れられたキラキラと輝くメッキパーツや、指輪をイメージしたリングと3粒のクリアランスランプで構成されるヘッドランプなど、かわいらしさに加えてセンスのいいデザインが随所に盛り込まれており、女性受けがよいのも納得である。都会の街並みにも、海や高原といったリゾートにも溶け込むデザインであり、こんなクルマがあれば、毎日がもっと華やかになるに違いない。

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

ボディカラーは全17色。写真の「パールホワイトⅢ×ファインミントメタリック」(左)や「パールホワイトⅢ×ナチュラルベージュマイカメタリック」(右)をはじめとするストライプスカラーは、華やかなデザインを求める女性にピッタリ

ボディカラーは全17色。写真の「パールホワイトⅢ×ファインミントメタリック」(上)や「パールホワイトⅢ×ナチュラルベージュマイカメタリック」(下)をはじめとするストライプスカラーは、華やかなデザインを求める女性にピッタリ

経済性価格を抑えながらも完成度の高い軽自動車

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

軽自動車を選ぶうえで、「価格」は外せないポイントのひとつだが、性能の向上とともに、最近の軽自動車は「以前より割高になっている」という声もある。確かに、快適装備を充実させた結果、車両本体価格が200万円を超えるモデルも珍しくなくなってきたのは事実だ。しかし、ご安心を。ダイハツはコンパクトで取り回しやすく、しかも、価格やランニングコストを可能な限り抑えたモデルも用意している。それが「経済性」にカテゴライズされた、「ミラ イース」「ミラ トコット」の2車種だ。

「ミラ イース」は、エントリーグレード「B」(2WD)で車両本体価格が858,000円(税込)。最上位グレード「G“SAⅢ”」(2WD)でも車両本体価格が1,232,000円(税込)という手ごろな価格設定となっている。クルマを「日常の足」として使いたい人にとってはうれしい限りだ。

もちろん、手ごろな価格だからといって性能が落ちるわけではない。スタイリッシュなエクステリアデザインや、質の高いインテリア、走りの質感は申し分なく、衝突回避支援システム「スマアシⅢ」の搭載によって、いざというときの備えも抜かりはない。コストパフォーマンスの高さを実現しながら、軽自動車に求められる要素を凝縮したようなモデルと言えるだろう。

ダイハツ18車種「個性別総点検」

登録時諸経費などを加えても100万円前後で購入できるコストパフォーマンスの高さを実現しながら、全グレードに「スマアシⅢ」搭載車が用意されている点も見逃せない。「衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能」「車線逸脱警報機能」「誤発進抑制制御機能(前方・後方)」「先行車発進お知らせ機能」「オートハイビーム」の5つの機能がパッケージングされ、運転時に大きな安心感をもたらしてくれる

ダイハツ18車種「個性別総点検」 ダイハツ18車種「個性別総点検」

もうひとつ「経済性」のカテゴリーに入ったのが「ミラ トコット」。開発に際しては女性によるプロジェクトチームが結成され、単に「かっこよさ」「かわいらしさ」を追求するのではなく、シンプルで飽きのこないデザインを目指したという。

デザインのテーマは「エフォートレス」。スニーカーに足を入れるように、毎日、自然体で乗れるエクステリアデザインに仕上がっている。インテリアデザインは、白を基調としたシンプルなもの。と言っても素っ気ないわけではなく、水平基調のインパネや、丸みのあるインパネガーニッシュなど、「居心地よく過ごせる空間」となっている。自分にとって本当に必要なものにこだわって暮らす、ミニマルなライフスタイルによく似合いそうなモデルだ。

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「スマアシⅢ」を備えた「L“SA Ⅲ”」でも、車両本体価格が1,160,500円(税込)と、手が届きやすい車両本体価格を実現しながら、外装や内装には細かな意匠が散りばめられている。エクステリアは、ボディサイドに直線のキャラクターラインをあしらうことで、スクエアなイメージを強調。インテリアは、背面に明るいベージュ、座面にブラウンという2トーンカラーのシートを採用し、明るい雰囲気に仕上げられている

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補助金制度今なら「サポカー補助金」が活用できる

国土交通省では現在、65歳以上の高齢ドライバーを対象に、対歩行者衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進等抑制装置が搭載された安全運転サポート車の購入等を補助する「サポカー補助金」の交付を実施している。

本特集で取り上げたダイハツ車の場合、「次世代スマアシ」または「スマアシⅢ」搭載車が「サポカー補助金」の対象となり、軽自動車「タント」「タント カスタム」「ムーヴ」「ムーヴ カスタム」「ミラ イース」「ミラ トコット」「ムーヴ キャンバス」「キャスト スタイル」「ウェイク」「アトレーワゴン」の新車購入なら7万円が、普通乗用車「トール」「トール カスタム」「ロッキー」「ブーン」の新車購入なら10万円が補助金として交付される。この制度を逃さず利用したい。

まとめダイハツなら、自分にぴったりの1台を選べる

ダイハツの軽自動車とコンパクトカー、合計18車種を6つのカテゴリーに分け、それぞれの特徴と魅力をまとめてきた。わかったのは、「大きく使える小さなクルマ」作りはダイハツ共通のお家芸だが、それぞれのモデルでコンセプトが明確なことだ。デザイン、使い勝手、走りに加えて、最新モデルは安全装備も充実し、どんな人でも「自分にぴったりの1台」に出会える、バラエティー豊かなラインアップとなっていた。

初めてクルマを購入するという若年層や、アクティブライフを謳歌している夫婦、大きなクルマは必要なくなった子離れ世代などにとってスモールカーはベストな選択肢のひとつと言える。あなたのニーズに応えてくれる最適なモデルが、きっとお近くのダイハツディーラーにあるはずだ。