機能もデザインも 寝室や子ども部屋に“ちょうどいい” お手ごろクラスのミドルレンジモデル 三菱電機のエアコン「霧ヶ峰Style Sシリーズ」誕生

冷暖房性能や、機能、デザインにこだわって製品を選ぶことの多いリビングルームのエアコンに対し、寝室や子ども部屋などに設置するエアコンは、対応畳数さえ満たしていれば、あとは価格で選びがち。そんなプライベートルームのエアコン選びをガラリと変えてくれるような新機種が登場した。それが、三菱電機の「霧ヶ峰Style Sシリーズ」である。寝室や子ども部屋に“ちょうどいい”を目指して開発された本機の魅力に迫っていこう。

コンセプト
今までなかった、寝室や子ども部屋に“ちょうどいい”エアコン

来客のあるリビングルームが「ハレ」の空間だとすれば、プライベートな時間を過ごす寝室や子ども部屋は「ケ」の空間。設置するエアコンの冷暖房性能や機能、デザインへのこだわりが強くなるのは当然ながらハレの空間であり、ケの空間に設置するエアコンは「対応畳数さえ満たしていればいい」「価格の安い製品でいい」と考えがちだ。

こうした消費者心理を物語るように、プライベートルームで使われることが多いベーシックモデルは、機能性は二の次というものが多い。確かに、来客者の目に触れる機会が少なく、リビングルームほど長時間滞在することもないプライベートルームに機能満載のデラックスモデルは必要ない。機能性やデザイン性を磨くよりも価格の安さを優先した、コスト重視のエアコン作りが行われるのも無理のない話である。

しかし、よく考えてみてほしい。睡眠を取る寝室や子ども部屋こそ、健康に気を使った快適な空調を実現すべきではないだろうか。そんな視点でフルモデルチェンジを遂げたのが、今回注目する三菱電機の「霧ヶ峰Style Sシリーズ」(以下、Sシリーズ)だ。

三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ

寝室や子ども部屋のことをもっと考えたエアコンを作ろう――。そんな思いから生まれた三菱電機の「Sシリーズ」。プライベートルームに“ちょうどいい”快適機能やデザイン、清潔性を備えながら、お手ごろクラスのミドルレンジモデルとして提供されているのがうれしい

「Sシリーズ」の開発コンセプトは、寝室や子ども部屋に“ちょうどいい”エアコン。必要な機能がしっかり搭載され、プライベートルームに調和するデザインで、それでいて財布にやさしい価格設定というツボを押さえたモデルを目指したのである。製品デザインを担当した三菱電機 デザイン研究所の藤ヶ谷友輔氏は「寝室や子ども部屋に『これでいい』ではなく『これがいい』と選ばれるものを作りたかったんです」と語るが、まさしくその通り。バランスの取れた魅力的な製品に仕上がっている。

では、「これでいい」を「これがいい」に変えてくれるポイントはどこにあるのか、次章以降でじっくりとひも解いていこう。

三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ

三菱電機 デザイン研究所 藤ヶ谷友輔氏

「寝室や子ども部屋のための本当にちょうどいいエアコンがあるべきではないか、そんな思いから開発しました」と製品デザインを担当した藤ヶ谷氏。フルモデルチェンジした「Sシリーズ」には、今までにないエアコンを作ろうとする開発者たちの思いが詰まっている

性能&機能
「ムーブアイ」搭載だから、
寝室や子ども部屋に合わせた快適&省エネ空調を実現

「Sシリーズ」が属する、お手ごろクラスのミドルレンジモデルは、デラックスなハイエンドモデルのように、とことん性能が高く、機能がリッチであればいいというものではない。重要なのは、手に届きやすい価格でありながら、「これがいい」と指名買いできる、実のある機能を搭載していることだろう。

その点「Sシリーズ」は、ミドルレンジモデルながら、可動式の赤外線センサー「ムーブアイ」を搭載しており、床面だけでなく、部屋全体やそこにいる人の状態に合わせた運転制御が行える。たとえば、体感温度に合わせて運転を自動で切り替える「ハイブリッド運転」。「冷房」運転と「そうふう(風だけ)」運転、「暖房」運転と「サーキュレーター(送風)」運転を自動で切り替え、快適性を維持しながら消費電力を抑える機能だが、部屋を細やかに見つめる「ムーブアイ」なくして、この機能が実現できなかったのは言うまでもない。

また、体感温度を見つめ、夏の睡眠中の冷やしすぎを防ぐ「みまもり快眠」や、人の在・不在を検知してセーブ運転に切り替えたり、自動で運転を停止したりする「消し忘れオートOFF」などの便利機能も「ムーブアイ」があればこそ。もちろん、「ムーブアイ」の搭載によってコストは上がっただろうが、本来は寝室や子ども部屋のエアコンにこそ、こうした自動運転は必要とされるもの。機能における“ちょうどいい”が実現されている。

三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ

室内機右端に備わっているのが、床面だけでなく、部屋全体の温度や人の体感温度まで検知する可動式の赤外線センサー「ムーブアイ」。「霧ヶ峰」の代名詞とも言える高性能センサーだ

ハイブリッド運転

三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ

夏、体感温度が高い時は「冷房」運転へ、体感温度が低い時は「爽風(風だけ)」運転へと自動で切り替えてくれる「ハイブリッド運転」。「爽風(風だけ)」運転時は、エアコンの中で電力を最も消費するコンプレッサーの運転が停止するため、消費電力が大幅に抑えられる

みまもり快眠

三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ

寝室や子ども部屋に設置するエアコンだからこそ、快適な睡眠をサポートしてくれる「みまもり快眠」が使えるのはありがたい。暑い時は「冷房」運転、冷えると「爽風(風だけ)」運転に自動で切り替えて冷やしすぎを防いでくれるので、熱帯夜でもぐっすりと気持ちよく眠れる

消し忘れオートOFF

三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ

部屋に人がいないことを検知すると、約10分後にセーブ運転に切り替え、さらに不在の状態が約3時間続くと自動で運転を停止する「消し忘れオートOFF」。この機能があれば、遊び盛りの子どもがエアコンを消し忘れて外に出かけてしまっても安心。むだな電力消費をエアコンが自動で抑えてくれる

デザイン性
空間に溶け込む美しいデザイン。お手入れがしやすい構造も◎

近年、寝室や子ども部屋の壁紙を一面だけ異なる色や柄にしたり、和室をモダンな雰囲気にしたりなど、リビングルーム以外の部屋の内装に遊び心を加える人が増えてきた。来客のあるリビングルームではそこまで“冒険”できないが、来客者の目に触れることの少ないプライベートルームなら、思い切って自分の家の個性を表現できる。そんな心理が働いているのかもしれない。

だからこそ、プライベートルーム用のエアコンにもデザイン性にすぐれたモデルがあっていいはず。そんな消費者の期待に応えるべく、「Sシリーズ」の室内機は洗練のデザインをまとっている。カラーバリエーションには、従来のエアコンではあまりなかった「シャイニーブルー」「ピュアホワイト」「シャンパンゴールド」の3色を用意し、メタリック塗装や偏光パール塗装によって上質感を演出するなど、お手ごろクラスとは思えないほどの手の込みようだ。

シャイニーブルー

三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ
三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ
三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ

ピュアホワイト

三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ
三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ
三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ

シャンパンゴールド

三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ
三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ
三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ

淡いブルーメタリックの「シャイニーブルー」は明るい内装の子ども部屋に、光の当たり方によって色が虹色に変化して見える「ピュアホワイト」は清潔感のある白基調の寝室に、上質な「シャンパンゴールド」はモダンテイストの和室にマッチする。お手ごろクラスでありながら、磨き抜かれたデザインだ

デザイン性へのこだわりはその個性的なカラーだけでなく、室内機の造形にも感じられる。天面の開口部に加え、前面パネル正面に空気の吸い込み口を設けることで奥行きを短くするとともに、前面を曲面にすることで圧迫感を低減。前面パネルのラウンドは、シャイニーブルーやピュアホワイトなどのカラーが陰影を生み、部屋のアクセントになることまで計算したという。

ここまで空間としっくりと調和する美しいエアコンは、そうそうお目にかかれるものではない。定石通りの「白い箱」とは少し違うスタイリッシュなデザインに、ひと目ぼれして購入を決める人も多いのではないだろうか。

三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ
三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ

寝ている人や子どもから前面パネル正面の吸い込み口が見えないよう、吸い込み口は上向きに設置されている。ふと見上げた時にすっきりと美しい印象を覚えるのは、こうした細部がしっかりとデザインされているからだろう

また、「Sシリーズ」は近年のエアコンのトレンドである清潔性についてもしっかり気を使っている。フィルター自動掃除機能は搭載しないものの、ホコリ汚れを防ぐフッ素粒子と、油汚れが付きにくい親水性薄膜をナノレベルで配合した「ハイブリッドナノコーティング」を送風ファンに施すとともに、一般的なエアコンでは掃除しづらい通風路や熱交換器なども簡単にお手入れできる「はずせるボディ」を採用している。エアコン内部の清潔性を保ちやすく、クリーンな状態で空気を部屋中に行きわたらせるのがうれしい。

三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ
三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ

三菱電機オリジナルの「はずせるボディ」により、室内機内部の掃除が簡単。フラップが取り外せ、ルーバーは左右に引き出せるので、通風路や奥のファンまでしっかり拭き掃除ができる。ルーバーのすき間から長いブラシを出し入れして、四苦八苦しながら掃除するのとは大違いだ

三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ
三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ

前面パネルとエアフィルターを取り外せば、熱交換器を露出させてお手入れ可能。熱交換器には掃除機のブラシも当てられるので、ユーザー自身で簡単にお手入れできる

三菱電機  霧ヶ峰Style Sシリーズ

手が触れるエアフィルターには、ウイルス抑制作用*のあるコーティングを施した「清潔Vフィルター」を新搭載*バイアル瓶内での試験による2時間後の効果。
*実使用空間での実証効果ではありません。
*フィルターに付着したものを抑制します。

まとめ
寝室や子ども部屋にもこだわりのエアコンを

家族が健康的に過ごすうえで、寝室や子ども部屋は大切な空間。ならばそこに設置するエアコンも、本来は機能性にこだわって選ぶべきだ。今回「Sシリーズ」をじっくりとチェックしてみて、そのことを実感した。「ムーブアイ」によって部屋の温度を自動で快適に保ってくれるうえ、デザイン性にすぐれた室内機が見た目の安心感・満足感をもたらしてくれる。もちろんその分、価格が跳ね上がれば選択しづらいが、「Sシリーズ」はそんなこともない。

本機のデザインを担当した藤ヶ谷氏が「これでいい」ではなく「これがいい」と選ばれるエアコンを目指したという本機は、まさしく機能的にもデザイン的にも「これがいい」と指名買いしたくなる“ちょうどいい”モデルと言える。「Sシリーズ」の登場によって、プライベートルームのエアコン選びの常識が今後変わるかもしれない。

この記事は2020年03月09日の情報を基にしております。