高性能ノイキャン機能搭載でよりクリアに音楽が楽しめる! ファーウェイが放つコスパ抜群の完全ワイヤレスイヤホン 「HUAWEI FreeBuds 3i」速攻チェック

世界初※1のオープン型を採用したアクティブノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホンとして脚光を浴びたファーウェイの「HUAWEI FreeBuds 3」。その兄弟機として2020年6月に登場したのが、「HUAWEI FreeBuds 3i」だ。耳栓タイプのカナル型を採用した本機は、高性能なアクティブノイズキャンセリング機能や、φ10mm大型ダイナミックドライバーを搭載しながら、14,800円(税別、価格.com最安価格、2020年6月12日時点)以下という驚異的なコストパフォーマンスの高さが魅力。本特集では、その妥協のない実力について、速攻チェックしていこう。

ノイズキャンセリングノイズを最大32dB低減※2する
アクティブノイズキャンセリング機能を搭載

左右のユニットをつなぐケーブルをなくすことで、抜群の取り回しやすさを実現した「完全ワイヤレスイヤホン」の中で、今、最もホットな製品が、周囲のノイズを打ち消すことで音楽への没入感を高めてくれる「ノイズキャンセリング機能」を備えたイヤホンだ。実際、価格.com「イヤホン・ヘッドホン」カテゴリーの注目ランキングを見ても、上位にはこのタイプのモデルがズラリと並んでおり、その人気の高さがうかがえる(2020年6月12日時点)。

しかし、ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンは、ノイズキャンセリング用のマイクに加え、Bluetooth接続用のチップやアンテナなどをコンパクトなハウジングに内蔵する必要があり、そのパーツの費用や技術的側面からどうしても価格が高くなりがち。相場感としては25,000〜35,000円といったところで、「ちょっとお試し」をするにはハードルが高いのが実情だ。そんな市場に登場したのが、ファーウェイの最新モデル「HUAWEI FreeBuds 3i」(以下、FreeBuds 3i)である。本機は、高性能なノイズキャンセリング機能と高音質を追求しながら、14,800円(税別、価格.com最安価格、2020年6月12日時点)を切る驚異的な価格を実現した、高コストパフォーマンスモデルなのだ。

HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

2020年6月にファーウェイから登場した、「FreeBuds 3i」。カナル型を採用した本機は、高性能なアクティブノイズキャンセリング機能を備えたほか、高感度ポリマー複合振動板を採用したφ10mm大型ダイナミックドライバーを搭載するなど、音質面でも妥協は見られない。それでいて、販売価格は14,800円(税別、価格.com最安価格、2020年6月12日時点)以下だというのだから、そのコストパフォーマンスは驚異的だ

HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

「FreeBuds 3i」は、国内最大級のオーディオビジュアルアワード「VGP2020 SUMMER」の「Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン/ノイズキャンセリング(1.5万円以上2万円未満)部門」にて金賞を受賞。この夏、注目を集めるイヤホンのひとつだ

2019年11月に誕生した「FreeBuds 3i」の兄弟機にあたる「HUAWEI FreeBuds 3」(以下、FreeBuds 3)は、オープン型でありながらアクティブノイズキャンセリング機能を搭載した世界初※1の完全ワイヤレスイヤホンとして話題を集めたが、「FreeBuds 3i」は、このタイプの製品としては一般的な「カナル型」の製品となっている。

耳栓のように遮音することで、そもそものノイズの侵入を防ぐことから、カナル型ではパッシブノイズキャンセリングを実現しているわけだが、これに加えて「FreeBuds 3i」では、ハウジングの内外に備えたデュアルマイクによるアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したことで、「FreeBuds 3」をも上回るノイズキャンセリング性能を実現。最大32dBものノイズを低減※2するというが(「FreeBuds 3」は最大15dB)、これは地下鉄車内やパチンコ店内の騒々しい音(約80dB)を、静かな事務所程度の音(約50dB)へと抑えることに相当するのだから、その性能はかなりのものだ。 ※1主流イヤホンメーカーの完全ワイヤレスイヤホンにおいて、2019年9月6日時点。ファーウェイ調べ ※2ファーウェイ調べ。テストユーザーの耳内にマイクを設置し、85dB相当のノイズを流してテストした結果。実際の効果は使用者の耳のサイズ、耳道の形、装着方法、咀嚼などの条件によって変動します。

HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

耳穴にイヤーピースを差し込むカナル型を採用した「FreeBuds 3i」だが、耳の奥までイヤーピースを押し込むわけではなく、耳穴を軽く閉じるような形状となっている。そのため、圧迫感は思った以上に少なく、装着しても、耳が痛くなるような違和感を覚えることはないだろう

HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

ハウジング外側にあるフィードフォワードマイクで周囲のノイズを検出したうえ、ハウジング内側にあるフィードバックマイクで耳介内の余分なノイズをモニタリングし、瞬時に逆位相の波を作り出してノイズを相殺するアクティブノイズキャンセリング機能を搭載。その性能は高く、最大32dBものノイズを低減※2してくれる。なお、周囲の音をマイクで取り込むことで、イヤホンを外すことなく会話が行えるようになる「外部音取り込みモード」については、今後のソフトウェアアップデートで対応予定とのことだ

ノイズキャンセリング性能をチェック

早速、筆者の日常生活に「FreeBuds 3i」を持ち込み、ノイズキャンセリング性能を確かめてみた。今回はファーウェイの最新スマートフォン「HUAWEI P40 Lite E」と接続したが、もちろん、他社製スマートフォンでも問題なく利用は可能だ。なお、Androidをベースにファーウェイが独自開発したOS「EMUI 10」以降を搭載したファーウェイ製の端末であれば、「FreeBuds 3i」が収められたケースのフタを開けるだけで自動的にペアリングしてくれるので、さらに便利だ。

交通量の多い交差点でノイズキャンセリング機能をオンにしてみると、周囲のノイズがググッと抑えられていく。まったくの無音というわけではないが、クルマのエンジン音や人々の雑踏といった中低域を中心とした、音楽再生のじゃまになりやすいノイズが大きく低減されるので、楽曲により深く没入できる印象だ。また、ノイズキャンセリングイヤホンにありがちなホワイトノイズをほとんど感じることがなかったのも、本機の特徴のひとつと言えるだろう。

HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

電車内などでもノイズキャンセリング機能をチェックしてみたが、電車の走行音やエアコンの駆動音といった不快なノイズをしっかりと抑えてくれた。どちらかと言えば、自然な感じのノイズキャンセリング効果であるため、長時間使用しても聴き疲れが少なく、出張での移動やテレワークで長時間集中したい時にも使いやすそうだ

音質専用チューニングが施された
大型ドライバーが生み出す迫力のサウンドを体感

ノイズキャンセリング性能をチェックした後は、「FreeBuds 3i」のサウンドクオリティを確認していこう。まず、音質面の核心部となるドライバーユニットには、大型のφ10mmダイナミックドライバーを搭載。しかも、高感度ポリマー複合素材を振動板に採用したことで、ムダな共振が起こりにくい構造となっており、パワフルかつフラットな再生音を実現している。

ちなみに、ファーウェイというブランドに対して、“オーディオ機器”というイメージを持っている人は少ないだろうが、同社は、中国や日本、ドイツ、ロシアなどにオーディオ研究所「Huawei Audio Lab」を設立しており、オーディオ機器における技術力を強化中だ。「FreeBuds 3i」も、それらの研究所にいる音響専門スタッフがチューニングを行っており、ノイズキャンセリング機能付きの完全ワイヤレスイヤホンでありながら、透明感のあるサウンドを響かせてくれるという。

HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

完全ワイヤレスイヤホンとしては大型のφ10mmドライバーユニットを搭載。ユニット内に高感度ポリマー複合振動板を採用したことにより、音楽信号(電気信号)に対して振動板の反応がよく、キレのあるサウンドを鳴らしてくれるほか、素材特有の共振を抑える複合素材を採用したためフラットなサウンドを生み出すことができる。さらに、ボイスコイルには銅被覆が施されるなど、細部までこだわって設計されているのも特徴だ。なお、Bluetoothはバージョン5.0準拠。コーデックは一般的な「SBC」と高音質コーデック「AAC」に対応している

スタッフが試聴

では、その音質をレポートしていこう。まずは、「FreeBuds 3i」でロックのLIVE音源を再生してみたが、まるでオープン型イヤホンのように音が大きく広がり、ライブ会場の雰囲気や臨場感がしっかりと伝わってきた。大型のφ10mmドライバーユニットを搭載しているおかげだろうか、完全ワイヤレスイヤホンとしては十分な低域の厚みと量感を持っており、ベースやバスドラムも力強く再生してくれた。

続いて、女性のジャズボーカルを聴いてみたが、中域を厚めに取っていることもあって、クリアで非常に聴きやすい。それでいて、音離れや切れ味が鋭いので、R&Bやヒップホップ、EDMなど世界的に大人気なジャンルの楽曲もノリよく楽しむことができた。全体的にかたよった色付けはされておらず、どのようなサウンドでも聴きやすいようチューニングされているといった印象で、音楽ストリーミングサービスを使ってジャンルを問わずさまざまな楽曲チェックする、といった使い方にもマッチしそうだ。

HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

ファーウェイの最新スマートフォン「HUAWEI P40 Lite E」と接続してさまざまな楽曲を再生してみたが、カナル型とは思えない開放感とバランスのよい再生音から、どのようなジャンルの楽曲も聴きやすかった

HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

完全ワイヤレスイヤホンの弱点と言われる接続性はどうだろう? 「FreeBuds 3i」は、従来モデル「FreeBuds 3」のようにIoT用プロセッサー「Kirin A1」は搭載していないが、アンテナ位置などを最適化したことで安定した接続性を実現しており、電波の飛び交う家電量販店のスマートフォン売り場でも音切れすることはなかった

装着感&使い勝手耳にぴったりと収まる
「テーパーデザイン」はフィット感抜群!

最後は、「FreeBuds 3i」の装着感や使い勝手をチェックしていこう。人間工学に基づき、ハウジングを円錐状に先細りにした「テーパーデザイン」を採用した本機は、耳介にぴったりとフィットするうえ、ノイズキャンセリング機能を搭載しながら片側約5.5gと軽く、軽快かつ安定感のある装着感を実現している。また、専用のシリコン製イヤーピースはXS/S/M/Lの4サイズが用意されており、耳穴の小さな人でも快適に装着できるよう配慮されているのもうれしい。

HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」 HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

ハウジングを円錐状に先細りにする「テーパーデザイン」を採用した「FreeBuds 3i」。凹凸のないシンプルなデザインはユニセックスで使用でき、シチュエーションやファッションを選ぶこともない

HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

耳にぴったりなサイズが選べるよう、4サイズ(XS/S/M/L)が用意されたシリコン製専用イヤーピースが付属。ちなみに、イヤーピースを装着する音導管は、一般的な真円型ではなく縦長の楕円型となっているため、基本的には付属の専用イヤーピースを使用する必要がある

HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

実際に耳に付けてみると、「テーパーデザイン」の「FreeBuds 3i」は耳にしっかりと収まるためポロリと落とすような心配はない。また、その付け心地はまるでオープン型のような快適さで、カナル型が合わないという人こそ1度試してみてほしい

HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

イヤホン本体は、粉塵が内部に侵入することを防止し、あらゆる方向からの水の飛沫によっても影響を受けにくい「IP54※3※4」の防塵防滴性能を装備。アウトドアでの使用をはじめ、ランニングやエクササイズ時の汗はもちろん、突然の雨にも耐えられるので安心して使用できる ※3 IPX4とは、製品に対してあらゆる方向からの水の飛まつに対して保護されていることを意味します。 ※4 IP5Xとは、製品に防塵試験用粉塵(直径75μm)が入ったとしても、所定の動作及び安全性を損なわないよう保護されていることを意味します。

使い勝手の点では、ミスタッチを軽減するアルゴリズムが組み込まれた静電式タッチセンサーを搭載していることがトピックだ。タッチセンサーは触った感触がフィードバックされないため操作ミスしやすいのが欠点だが、「FreeBuds 3i」のタッチセンサーでは「押した」のか、それとも「たまたま触った」のかをしっかり判別してくれるので、意図しないタッチによる誤動作を防ぎ、快適に操作することができる。また、ノイズキャンセリングで使用している2つのマイクと、ステム(細長い円筒形部分)の先端に装備されたマイクの「トリプルマイク」により音声を正確に拾えるので、通話やWeb会議などでもクリアな音声を相手に伝えることが可能だ。

HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

楽曲の再生/停止、ノイズキャンセリング機能のオン/オフなどが行える「タッチセンサー」を左右のハウジングに搭載。ハウジング表面に防汚コーティングを施すとともに、ミスタッチを減らすためのアルゴリズムが組み込まれており、快適に操作できる

専用アプリ「HUAWEI AI Life」
HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」 HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」 HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

ファーウェイ「AppGallery」や「Google Play ストア」から入手できる専用アプリ「HUAWEI AI Life」に対応。このアプリをインストールしたスマートフォンと「FreeBuds 3i」を接続すれば、本体と充電ケースのバッテリー残量がアプリ上で確認できるほか、タッチセンサーで操作できる機能の割り当てや、イヤホンを外した際に再生中の音楽を一時停止する機能のオン/オフなどが行える

HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

ハウジング外側に備えられた2つのマイクを使って指向性を高める「ビームフォーミング」技術を採用したうえ、ハウジング内側のマイクにより内耳道に伝わる音声を拾うことで、スマートフォンのハンズフリー通話ではノイズレスな声を相手に送ることができる。通話相手に感想を求めたところ、「風切り音などもほとんどなく、屋外で話しているとは思えないほどクリアで聴こえやすかった」とのこと

HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」 HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

イヤホン本体のバッテリー持続時間は、ノイズキャンセリング機能オフ時で約3.5時間(オン時は約3時間)だが、付属の充電ケースと併用することで合計約14.5時間の音楽再生が可能。イヤホン本体を格納した充電ケースの充電時間は、バッテリー残量ゼロからフル充電まで約100分で完了するほか、イヤホン本体のみなら約1時間の充電で約3.5時間の再生が可能だ。なお、充電用端子には、汎用性の高いUSB Type-Cポートを採用している

HUAWEI「HUAWEI FreeBuds 3i」

シンプルなデザインの充電ケースは細長い形状なので、ズボンのポケットにもスッキリと収まり、携帯しやすい

まとめ“手ごろな価格”だけじゃない! 台風の目になりそうな満足度の高い完全ワイヤレスイヤホン

“手ごろな価格”だけじゃない!
台風の目になりそうな満足度の高い
完全ワイヤレスイヤホン

ノイズキャンセリング機能付きの完全ワイヤレスイヤホンは、その圧倒的な利便性の高さから注目度の高い製品ではあるが、まだまだ価格が高いため、「ちょっとお試し」ができる製品ではないと考える人も多かっただろう。そんな人にとって、手ごろな価格を実現した「HUAWEI FreeBuds 3i」は待望のエントリーモデルだと言える。

しかも、高性能なアクティブノイズキャンセリング機能を備え、日常的に使いやすいノイズキャンセリングを実現。さらに、高感度ポリマー複合振動板を採用したφ10mm大型ダイナミックドライバーを搭載したことで、ノリよく楽しめる音楽性の高さも備えている。もちろん、装着感や使い勝手にも妥協はなかった。トータルで高い満足度が得られる「HUAWEI FreeBuds 3i」は、完全ワイヤレスイヤホン市場における台風の目になることは間違いなさそうだ。

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