Ryzen 5&256GB SSD搭載で4万円台※! 驚愕のコスパを実現した15.6型エンタメノートPC レノボ「IdeaPad S145」を徹底レビュー

レノボは2020年4月、15.6型ノートPCのエントリーモデル「IdeaPad S145」シリーズを発売。なかでも、「AMD Ryzen 5 3500U モバイル・プロセッサー」と256GB NVMe SSDを搭載したモデル「IdeaPad S145 81UT00HUJP」は、4万円台※という低価格ながら、フルHD(1920×1080)液晶ディスプレイや、クリアで広がりのあるサウンドを実現する「Dolby Audio」対応ステレオスピーカーを搭載するなど、エンターテインメントコンテンツを存分に楽しめるのが魅力だ。今回は、そんな本機を徹底レビューしていこう。

製品概要「Ryzen 5」搭載で4万円台! 重量約1.85kgのボディは持ち運びも可能

2020年4月、レノボから15.6型ノートPCのエントリーモデル「IdeaPad S145」シリーズが発売された。本シリーズには、インテルCPU搭載モデルに加え、AMD製「Ryzen」搭載モデルがラインアップされているが、低価格と高い処理性能を両立した「Ryzen」搭載モデルは価格.comユーザーから特に大きな注目を集めている。

なかでも、「AMD Ryzen 5 3500U モバイル・プロセッサー」(2.10GHz-最大3.70GHz)とNVMe接続の256GB SSDを搭載した「IdeaPad S145 81UT00HUJP」は、4万円台※で購入できる低価格でありながら、動画や音楽などのエンターテインメントコンテンツを存分に楽しめるモデルとして、価格.com「ノートパソコン」カテゴリーの売れ筋ランキング第5位にランクインしているほどの人気だ(2020年6月4日時点)。

レノボ「IdeaPad S145」

「IdeaPad S145 81UT00HUJP」は4万円台※で購入できる低価格でありながら、CPUに「AMD Ryzen 5 3500U モバイル・プロセッサー」を、ストレージにNVMe接続の256GB SSDを搭載するという十分以上のスペックが魅力。なお、「Microsoft Office Home & Business 2019」をプリインストールしたモデル「IdeaPad S145 81UT00HVJP」も用意されている

レノボ「IdeaPad S145」

「Ryzen」は、CPUとGPU「Radeon Vegaグラフィックス」をひとつに統合したAMDならではのAPU。本機に貼られたこれらのシールがその証だ。なお、「Ryzen」を搭載したノートPCは、低価格でありながらも処理性能が比較的高いため、近年、価格.com「ノートパソコン」カテゴリーの人気売れ筋ランキングの上位にひんぱんに顔を出すようになった

とはいえ、4万円台※で買える高性能ノートPCとなると、「ボディの作りなどにコストのしわ寄せが来るのでは?」と疑う人もいるかもしれない。しかし、「IdeaPad S145 81UT00HUJP」は、樹脂製ボディでありながらも、天面とキーボード面にヘアライン加工が施されるなど、見た目にも高級感がある。エントリーモデルにありがちな野暮ったさは感じられない。

また、ディスプレイ部分には左右のベゼル幅が狭い狭額ベゼルを採用することで、シャープでスッキリとした印象を与えるとともに、コンパクトなボディを実現。本体の厚さは約19.9mm、重量は約1.85kgと、15.6型ノートPCとしてはスリムかつ軽量な部類に入る。書斎からリビングルームへ、子ども部屋から寝室へなど、家の中での持ち運びであれば不自由さは全く感じない。

レノボ「IdeaPad S145」 レノボ「IdeaPad S145」

実寸約6mmという左右の狭額ベゼルが、スタイリッシュな印象をもたらしている(写真)。また、天面とキーボード面には美しいヘアライン加工が施されており、4万円台のモデルとは思えない高級感もある(写真)

レノボ「IdeaPad S145」 レノボ「IdeaPad S145」

ボディのサイズは約362.2(幅)×251.5(奥行)×19.9(厚さ)mm。20mmを切る厚さから、15.6型ノートPCとしてはスリムなモデルと言える

レノボ「IdeaPad S145」

約1.8gkgのボディは小脇に抱えられるほど軽く、簡単に部屋から部屋へと持ち運べる。バッテリー駆動時間は約6.3時間(JEITA2.0)となっており、丸1日使い倒すようでなければACアダプターを一緒に持ち歩く必要はない

処理性能エントリーモデルとは思えないすぐれたパフォーマンスを発揮

続いて、「IdeaPad S145 81UT00HUJP」のパフォーマンスをチェックしていこう。本機に搭載されている「AMD Ryzen 5 3500U モバイル・プロセッサー」(2.10GHz-最大3.70GHz)は、TDP(熱設計電力)15Wの省電力CPUでありながら、4コア/8スレッドで動作するためマルチタスク作業に強いのが特徴。さらに、高性能なGPU「Radeon Vega 8 グラフィックス」が統合されているので、ライトな3Dゲームなら十分に遊べるグラフィック処理性能も備えている。

また、ストレージには高速なNVMe接続の256GB SSDを搭載しているため、OSやアプリの起動、ファイルのコピーなどがスムーズで、さまざまな作業が快適に行えた。

レノボ「IdeaPad S145」 レノボ「IdeaPad S145」

CPU情報の確認アプリ「CPU-Z」を使って、「AMD Ryzen 5 3500U モバイル・プロセッサー」をチェックしたところ、4コア/8スレッドで動作するTDP15Wの省電力CPUであることがしっかりと確認できた(画像)。また、搭載する8GBのメモリーは、メモリーを2枚搭載することで転送速度を向上させるデュアルチャンネル仕様であることもわかる(画像)

CINEBENCH R20

レノボ「IdeaPad S145」

CPU性能をチェックするベンチマークプログラム「CINEBENCH R20」のマルチコアスコアは「1472pts」で、シングルコアスコアは「331pts」だった。エントリーモデルとは思えない好スコアで、写真編集などの作業も十分にこなせそうだ

PCMark 10

レノボ「IdeaPad S145」

PCの総合的な性能を計測できるベンチマークプログラム「PCMark 10」も実施。トータルスコアは「3785」と、快適さの目安である3000を大きく超えており、メインマシンとして活用できる処理性能を備えることが確かめられた

ドラゴンクエストX:
ベンチマークソフト

レノボ「IdeaPad S145」

ファイナルファンタジーXIV:
漆黒のヴィランズ ベンチマーク

レノボ「IdeaPad S145」

搭載される高性能GPU「Radeon Vega 8 グラフィックス」の性能を見るため、3Dゲームがどこまで楽しめるか検証してみた。負荷の少ない「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」(最高品質)と、負荷の高い「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」(高品質/ノートPC)をフルHD(1920×1080)解像度で実行したところ、それぞれ「快適」と「やや快適」との評価を得た。これらの3Dゲームなら十分快適に遊べる水準だ

CrystalDiskMark 7.0.0

レノボ「IdeaPad S145」

続いて、ストレージのデータ転送速度を計測できる「CrystalDiskMark 7.0.0」を実行した。NVMe接続のSSDを搭載しているだけあり、シーケンシャルリード(Q8T1)が2419.11MB/s、シーケンシャルライト(Q8T1)が1587.81MB/sと非常に高速だ

レノボ「IdeaPad S145」

実際の作業を通してパフォーマンスを検証するために、定番の画像編集ソフト「Adobe Photoshop」をインストールして、デジタル一眼カメラで撮影した高解像度の写真をレタッチしてみたが、フィルター処理などが素早く適用され、快適な作業が行えた

レノボ「IdeaPad S145」

電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまでのOS起動時間を計ってみたところ、10秒88と短く、待たされる感覚はなかった。これなら、スピーディーに作業を始められる

使い勝手明るい場所でも使いやすい非光沢仕様の液晶ディスプレイと、聞き取りやすい高音質スピーカーを搭載

「IdeaPad S145 81UT00HVJP」のコストパフォーマンスの高さは、使い勝手にも垣間見える。まず、搭載するフルHD(1920×1080)液晶ディスプレイだが、照明などの映り込みの少ない非光沢仕様となっており、長時間の映画鑑賞でも目が疲れにくい。

また、本体底面に搭載されている「Dolby Audio」対応ステレオスピーカーは、クリアで広がりのあるサウンドを実現。プリインストールされた専用アプリを使用すれば、視聴コンテンツに合わせて好みの音質に簡単に調節することもできる。音声を強調する設定も可能なので、最近活用機会が増えているビデオ通話の声も聞き取りやすい。テレワークや子どものオンライン学習用に購入しても使いやすいだろう。

レノボ「IdeaPad S145」

動画配信サービスを利用して映画を鑑賞してみたが、映り込みの少ない液晶ディスプレイと、広がりのあるサウンドの相乗効果に引き込まれ、製品レビューを忘れて見入ってしまった。本機はそれほどにエンターテインメント性が高い

レノボ「IdeaPad S145」レノボ「IdeaPad S145」

15.6型フルHD(1920×1080)液晶ディスプレイは発色がいい。パネルは非光沢仕様なので、デスクライトを付けた状態でも画面をハッキリと視認することができた

レノボ「IdeaPad S145」

「Dolby Audio」対応ステレオスピーカーを本体底面の左右手前に搭載。音質設定の変更やイコライジングの調節が行える専用アプリもプリインストールされており、コンテンツに合わせて好みの音質に簡単に調節できる

レノボ「IdeaPad S145」レノボ「IdeaPad S145」

テレワークによりビデオ会議が一般的になってきたが、スピーカーから出る先方の声が聞こえにくく、肝心なところが聞き取れなかった、という経験がある人も多いのでは? 通信環境や相手のマイク環境に影響されることも多いが、「Dolby Audio」対応ステレオスピーカーを搭載した「IdeaPad S145 81UT00HVJP」なら、聞き取りやすくクリアに相手の音声を再生してくれる。なお、ビデオ会議に必須のWebカメラとマイクは液晶ディスプレイ上部に搭載されている

また、キーボードは、テンキーを搭載したJIS配列84キーのアイソレーション型。「\」キーが小さく、「Backspace」キーとの間が狭いなど、若干クセのある配置となっているが、少し使えばすぐに慣れ、問題なくタイピングできた。

レノボ「IdeaPad S145」レノボ「IdeaPad S145」

キーピッチは実寸で約19mmのフルサイズ、キーストロークは約1.5mm。打鍵感は良好だ。また、パームレストが広めに取られているため、手を置く際の窮屈感がなく、軽快な入力作業が行えた

最後に外部インターフェイスだが、自宅の薄型テレビや液晶ディスプレイと直接接続できるHDMI出力ポートをしっかり装備。一部のノートPCでは、映像出力をUSB Type-Cで兼用させているが、この場合別途アダプターが必要になる。その点、本機は、自宅の薄型テレビや液晶ディスプレイとつなげやすく、マルチディスプレイ環境で効率よくテレワークが行えるのがありがたい。

レノボ「IdeaPad S145」レノボ「IdeaPad S145」

外部インターフェイスとして、左側面にHDMI出力ポート×1、USB 2.0ポート×1、USB 3.0ポート×2を、右側面にヘッドホン出力/マイク入力ポート×1、4-in-1メディアカードリーダー(SD/SDHC/SDXC/MMC対応)を搭載。USB Type-Cポートは搭載しないが、USB Type-Aポートを3つ装備しているので、マウスやUSBメモリーなどの周辺機器とつなげやすい

まとめエンターテインメントを楽しむために十分な、高コスパ15.6型ノートPC

ここまで、レノボの15.6型ノートPC「IdeaPad S145 81UT00HVJP」をレビューしてきたが、4万円台※で購入できるからと言って、決して安かろう悪かろうといった製品ではなく、ビジネスはもちろん、家庭でエンターテインメントを楽しむために“十分使える”モデルに仕上がっていた。

CPUに高性能なGPU「Radeon Vega 8グラフィックス」を統合した「AMD Ryzen 5 3500U モバイル・プロセッサー」を搭載しており、写真編集などの作業も快適に行えるうえ、ライトな3Dゲームも快適にプレイ可能。また、ストレージには高速なNVMe接続の256GB SSDを搭載しており、全般的な動作がスピーディーだ。さらに、動画や音楽の鑑賞にピッタリな、非光沢のフルHD液晶ディスプレイと「Dolby Audio」対応ステレオスピーカーも備えている。

エンターテインメントを存分に楽しめる15.6型ノートPCを探している人にとって、高いコストパフォーマンスを実現した「IdeaPad S145 81UT00HVJP」は外すことのできない選択肢になりそうだ。

なお、レノボ・ショッピングでは現在、ジャックスカードによる支払いの分割手数料が48回まで無料になるキャンペーンを実施中。今なら、月々の支払い額を安く抑えながら、製品を購入することができる。(2020年5月29日〜2020年7月30日17時)

レノボ「IdeaPad S145」
製品型番

IdeaPad S145
81UT00HUJP

検証機

レノボ「IdeaPad S145」

IdeaPad S145
81UT00HVJP

レノボ「IdeaPad S145」
OS Windows 10 Home 64ビット
Microsoft Office なし Microsoft Office Home & Business 2019
CPU AMD Ryzen 5 3500Uモバイル・ プロセッサー(2.1GHz-最大3.7GHz)
グラフィック Radeon Vega 8グラフィックス
メモリー 8GB(オンボード4GB)
ストレージ 256GB SSD(NVMe接続)
ディスプレイ 15.6型フルHD(1920×1080)液晶/非光沢
バッテリー
駆動時間
約6.3時間(JEITA2.0)
外部インター
フェイス
HDMI出力ポート×1、USB 3.0ポート×2、USB 2.0ポート×1、マイク/ヘッドホンジャック×1、4-in-1メディアカードリーダー(SD、SDHC、SDXC、MMC)
Wi-Fi IEEE 802.11ac/a/b/g/n
本体サイズ 約362.2(幅)×251.5(奥行)×19.9(厚さ)mm
重量 約1.85kg