HD画質の9V型大画面をあなたの愛車にも

大画面が浮き立つフローティング機構を採用した ケンウッド「彩速ナビ MDV-M907HDF」登場!

価格.com「プロダクトアワード 2019」の「カー用品部門」大賞や、日刊自動車新聞「用品大賞 2019」の「カーナビゲーション部門賞」を受賞するなど、高い評価を得ているケンウッドの高性能カーナビ「MDV-M906HDL」。その後継機となる「MDV-M907HDF」が、待望のデビューを果たした。本機の最大のトピックは、9V型の大画面が車内に浮かんでいるかのように見える、フローティング機構を採用したこと。さらに、静電容量式タッチキーを用いた美しいフラットデザインや、HD解像度ディスプレイの高精細な表示なども見どころである。本特集では、最大の特徴であるフローティング機構を中心に、ケンウッドの自信作、「MDV-M907HDF」の魅力を徹底解剖していく。

フローティング機構「彩速ナビ TYPE M」最新シリーズにフローティング
モデルがラインアップ

9V型HD(1280×720)解像度のディスプレイに映し出される大迫力かつ高精細な地図・映像表示と、ハイレゾ音源再生に対応したオーディオ機能、そして、ストレスフリーの操作性を誇る高速レスポンス――。充実スペックで支持を集めるケンウッド「彩速ナビ TYPE M」の2019年モデル「MDV-M906HDL」は、価格.com「プロダクトアワード 2019」の「カー用品部門大賞」や、日刊自動車新聞「用品大賞 2019」の「カーナビゲーション部門賞」を受賞するなど、ユーザーや販売店から高い評価を得てきたモデルだ。

そんな人気モデルの後継機が、2020年6月、ついに発売された。2020年モデルでは、7V型、7V型ワイド、9V型のインダッシュモデルに加えて、9V型のフローティングモデル「MDV-M907HDF」をラインアップに追加。「MDV-M907HDF」の本体は一般的な2DINサイズだが、ディスプレイがコンソールから浮かび上がるように設置される構造となっており、アタッチメントなどを別途用意することなく、9V型の大画面が実現するのが最大の特徴だ。なお、適合車種は、新車や既販車の多くに対応する約230車種に及ぶという。

※ご購入前にケンウッド公式サイトで適合注意事項と車種別適合情報をご確認ください。

これがケンウッド「彩速ナビ TYPE M」最新モデルだ

まずはこちらの動画をチェックしてほしい。大画面がコンソールから浮かび上がるような存在感や、デザイン性と操作性を両立したフルフラットデザイン、高い制振性、状況に合わせて自在にモニター角度を調整できるチルト機構など、短い動画の中にその魅力が詰まっており、見るだけで期待が高まっていくはずだ

そんな「MDV-M907HDF」の実力をチェックすべく、本機が装着されたデモカーに早速乗り込む。最初に感じたのは、やはり液晶ディスプレイの大きさだ。とは言え、圧迫感があるわけではない。物理ボタンを排し、ディスプレイ右側に静電容量式タッチキーを並べたフルフラットデザインが9V型ならではのワイド感を際立たせるとともに、スッキリとしたたたずまいを演出している。さらに、ディスプレイ下部に施されたシルバーメッキ加飾によって高級感も十分だ。

フローティング機構を採用したディスプレイとなると、気になるのは走行時の振動によるガタつきや振動音だろう。そのためケンウッドでは、フローティング部分に、なめらかさと強さを両立した独自の蝶番を採用。そのうえで実走試験を繰り返すことにより走行時の不快なガタつきを大幅に低減した。さらに、アーム部を強固なネジで固定することで、取り付け部で発生しやすい振動音も徹底的に抑制したという。実際に走行してみても、ディスプレイは微動だにせず、フローティング機構のウィークポイントに対する懸念はしっかりと払拭されていた。

そのいっぽうで、後傾10°から前傾60°まで可動するディスプレイの角度調整は実になめらか。ディスプレイの上下に指を添えて、軽く力をかけるだけでスムーズに前後できる。これなら、車内に差し込む日差しで画面が見づらい時でも、素早く調整できるはずだ。

ケンウッド「MDV-M907HDF」 ケンウッド「MDV-M907HDF」

ディスプレイ右側に静電容量式タッチキーを配置。ドライバーがスッと手を伸ばして直感的に操作できるのはもちろん、フラットなデザインのためワイド感も際立つ。また、ディスプレイ下部にはシルバーメッキが施されており、高級感が漂う

ケンウッド「MDV-M907HDF」

以前からケンウッドのカーナビがこだわってきた部分だが、ディスプレイの角度は後傾10°から前傾60°の範囲で無段階調整できる。高輝度・広視野角で、そもそも見やすいディスプレイだが、車内の環境は日差しなどによって刻々と変わるため、「最も見やすい位置」に簡単に調整できるのはとてもありがたい

ケンウッド「MDV-M907HDF」

ディスプレイを最前傾させることで、CDやDVD、SDメモリーカードなどを本体部に挿入できるようになる

制振性をチェック

フローティングモデルに対して、「走行中、振動でブレたりしないのか」と不安を抱く人もいるだろう。そこで「MDV-M907HDF」は固定方法を工夫し、さまざまな道路環境での実走試験を繰り返しながら、制振性を高めていったという。実際、走行中に道路の継ぎ目を超えたり、駐車場に入るために段差を超えたりしてみたが、ディスプレイのブレや振動音が気になることはなかった

HD画質地図も地デジもHD画質。
「彩速ナビ」ならではの高速レスポンスにも納得

続いて、前モデルから受け継がれた「高画質」にフォーカスしてみよう。「MDV-M907HDF」のHD(1280×720)解像度ディスプレイは、同社製WVGA(800×480)解像度のモデルとの比較で約2.4倍も高精細で、ジャギーの目立たないシャープな表示が可能。視野角は、上下左右ともに170°で、どの角度から見ても色合いやコントラストの変化が少なく、明るく色鮮やかだ。

また、内蔵された地図データがHD画質に対応しているのも本機の魅力。道路の輪郭や、地図上に表示された文字がくっきりと見やすいのに加え、対応スポットが400ポイントから1200ポイントに増えた「3Dポリゴンランドマーク表示」などが実に精細かつリアルで、次々と映し出される地図表示を見るのが楽しくなってしまうほどだった(画面表示確認のため、筆者は助手席に乗車。運転中のカーナビ画面の凝視は禁止されています)。

ケンウッド「MDV-M907HDF」

地図データはディスプレイのHD解像度に合わせて細部までチューニングされており、にじみがなくて見やすい。また、ディスプレイは9V型の大画面のため、高解像度ながら文字やアイコンは大きめに表示される。このほか、解像度が高い分、同じ縮尺の地図でも、より広い範囲を映せるというメリットもある

ケンウッド「MDV-M907HDF」

鮮明な地図表示はルート案内のわかりやすさにも寄与している。建物の描写がリアルで視認しやすく、施設名の文字や道路の色分けも見やすいため、初めての道でも安心して運転できた。また、右左折地点の案内は、グラフによる距離のカウントダウンや、拡大地図、音声アナウンスで行われるため、誤って通過してしまう心配が少ない

地図データをHD画質にすると、当然、処理するデータ量は増えていく。そこで問われるのが、カーナビ自体の処理性能だが、ここは「彩速ナビ」が最も得意とする領域でもある。走行中のスムーズな描画はもちろん、フリック、ピンチイン/アウト、ドラッグ、スクロールなどの操作に対する追従性は申し分なく、表示の遅れを感じない。美しく表示された地図が指先に吸い付くようにして一緒に動くさまは、まさに「彩速」と呼ぶにふさわしいものだ。

この高速性を実現しているのが、独自の高速描画技術「ジェットレスポンスエンジンIII」だ。デュアルコアCPUよって複数のプロセスを同時に処理できるため、高い負荷のかかる状況でもスムーズさが損なわれることはない。さらに、内蔵データには用途に合わせて効率よく展開できる独自のデータ圧縮技術「S3 フォーマット」を採用していることも、この速さの理由だ。実際の画面を見て、指先で操作して、その俊敏な操作レスポンスを体感すれば、「彩速ナビ」が高い人気を誇る理由がすぐにわかるだろう。

ジェットレスポンスエンジンIII
ケンウッド「MDV-M907HDF」
S3フォーマット
ケンウッド「MDV-M907HDF」

地図データをHD画質に対応させることで、処理する情報量は膨大になる。いくら高画質でも描画が遅ければ意味がないが、高性能なデュアルコアCPUを備えた「ジェットレスポンスエンジンIII」と、データを効率よく展開できるよう圧縮する独自技術「S3フォーマット」によって、「彩速」の名にふさわしい高速レスポンスを実現している

超高速レスポンスをチェック

タッチパネルの操作性はどうだろう。フリック、ピンチイン/アウト、スワイプ、地図のスクロールなどを試してみたが、指の動きに対する追従性は申し分なく、ストレスなく操作できる。地図の縮尺の変更も、驚くほどスムーズだ。あえて大きく地図をスクロールさせてみても、動きがカクついたり、フリーズしたりすることはなかった。「彩速ナビ」シリーズが高く評価されてきたこのレスポンスの速さは、本機でも健在だ

連携機能ドラレコからリアモニターまで。
車内をHD画質で統一できる「スマート連携」

最後に、「MDV-M907HDF」の使い勝手をチェックしていこう。「カーナビは成熟したツールであり、どれも使い勝手の点で大きな違いはない」と思う人もいるだろうが、ここで言う“使い勝手”とは、基本的な操作性に付加されるプラスαの部分。拡張性と言い替えてもいいだろう。たとえば、「MDV-M907HDF」は、ケンウッド製のさまざまな車載器(別売り)を連携させる「スマート連携」を取り入れることで、1歩進んだドライブ体験が可能になるのだ。

「MDV-M907HDF」との「スマート連携」に対応した車載器は、ドライブレコーダーからETC2.0車載器、ハイレゾスピーカー、リアモニターまで多岐にわたるほか、HDMIアダプターを利用すれば、スマートフォンやタブレット端末などと接続して、「YouTube」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」などの映像を大画面で楽しむこともできる。また、「MDV-M907HDF」はモニターミラーリング機能を備えているため、前席のカーナビ画面に映し出した映像を後席のリアモニターに同時に表示することも可能。ドライブの休憩中、車内をAVルームのように使い、同乗者みんなで映像コンテンツを視聴するのも楽しいだろう。

そして、「MDV-M907HDF」を中心とした「スマート連携」では、カーナビの地図表示も、カーナビ画面に映し出すドライブレコーダーの映像も、後席のリアモニターにミラーリング表示する映像も、すべてをHD画質で統一することができる。地図表示やドライブレコーダーの映像は「よりわかりやすく」、動画コンテンツは「より美しく」表示して、同乗者みんなでシェア。車内で過ごす時間をより充実したものにできる、実に魅力的な提案である。

ケンウッド「MDV-M907HDF」 ケンウッド「MDV-M907HDF」

あおり運転が社会問題になったこともあり、カーナビの買い替えにあわせてドライブレコーダーの設置を考えている人も多いだろう。別売りとなるケンウッド製のナビ連携 前後2カメラドライブレコーダー(フロント/リア用「DRV-MN940」)と組み合わせれば、記録したHD画質の映像を、「MDV-M907HDF」の画面にそのままの精細さで映し出すことが可能だ

ケンウッド「MDV-M907HDF」 ケンウッド「MDV-M907HDF」

(左写真)(上写真)ナビ連携 前後2カメラドライブレコーダー(フロント/リア用「DRV-MN940」)の記録映像がナビ画面にくっきり鮮明なHD画質で映し出せる。(右写真)(下写真)モニターミラーリング機能を搭載した「MDV-M907HDF」は、前席のカーナビ画面に表示している映像を、後席に設置した別売りのリアモニター(「LZ-1000HD」)にそのまま同時表示することが可能だ

ケンウッド「MDV-M907HDF」 ケンウッド「MDV-M907HDF」

「MDV-M907HDF」はHDMI入力端子を装備するので、HDMIアダプターケーブルを使えばスマートフォンやタブレット端末とも接続できる。ドライブの休憩中、モバイル端末で受信した「YouTube」や「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」などの映像を、カーナビ画面や後席のリアモニターで表示して楽しめるのだ

映像に加え、「音質」の部分でも強調したい点がある。「彩速ナビ」は2015年に業界でいち早くハイレゾ音源再生に対応するなど、カーナビのハイレゾ化を先導してきた存在であり、この「MDV-M907HDF」も当然のごとくハイレゾ音源再生に対応している。192kHz/24bitのハイレゾ音源(WAV/FLAC)再生はもちろん、ケンウッド独自の高音質化技術「K2テクノロジー」を搭載しているため、音楽CDやMP3ファイル、地上デジタル放送やラジオの音声なども高音質で楽しめる。

また、本機はBluetoothによる接続機能も搭載。「SBC」「AAC」に加え、高音質コーデック「LDAC」にも対応しており、Bluetooth対応のスマートフォンや音楽プレーヤーと接続すればワイヤレスでもハイレゾ音源のクオリティで伝送して再生できる。音質においても、ワンランク上のクオリティが得られるというわけだ。

ケンウッド「MDV-M907HDF」 ケンウッド「MDV-M907HDF」

「MDV-M907HDF」は高音質Bluetoothコーデック「LDAC」に対応。同じく「LDAC」に対応したスマートフォンや音楽プレーヤーと接続すれば、最高96kHz/24bitでハイレゾ音源をワイヤレス伝送できる。また、ビクタースタジオの収録技術とケンウッドのオーディオ技術が生み出した高音質化技術「K2テクノロジー」により、音楽CDやMP3などの音源もハイレゾ相当の音質で再生可能だ。なお、別売りのケンウッド製ハイレゾスピーカー(「KFC-XS174S」)と連携させれば、より繊細かつ臨場感のあるハイレゾサウンドを楽しめる

まとめハイクオリティな大画面カーナビが
車種を選ばず簡単に取り付けられる幸せ

大画面化は現在のカーナビのトレンドのひとつと言えるが、7V型より大きなモデルは「愛車には装着できない」「付けようとするとそれなりにコストがかかる」とあきらめていた人も多いことだろう。しかし、「MDV-M907HDF」なら大丈夫だ。フローティング機構を採用することで、9V型の大画面を備えながら、2DINサイズのスペースに装着可能。約230車種という幅広い車種にオプションなしで取り付け可能となった。また、HD解像度ディスプレイならではの高精細な映像・地図表示はもちろん、高速なレスポンスによる操作性の高さや、ハイレゾ音源再生、多彩な車載器との「スマート連携」にも対応している。美しく浮き立つ9V型の大画面がもたらす深い満足感、そして、ハイクオリティなドライブ体験を、ぜひあなたの愛車でも堪能してみてほしい。

※ご購入前にケンウッド公式サイトで適合注意事項と車種別適合情報をご確認ください。