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快適マシンで話題のPCゲームを楽しもう! ゲーミングPC特集

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ゲーミングPC特集

今人気のPCゲームを快適にプレイするには、高いスペックを備えた「ゲーミングPC」が必要です。本特集では、ゲーミングPCに注力する主要メーカーの人気製品や注目モデルをグレード別に紹介します。

2025/5/19 更新

applied mouse MSI Dell

Konaotoshi G-Tune Titan Alienware

ゲーミングPCとは?

ゲームプレイに特化したパソコン

ゲーミングPCを使用している写真

パソコン用ゲームを快適に遊ぶことを目的に作られたPCのことを「ゲーミングPC」と呼びます。近年「eスポーツ」として注目を集めるPC用ゲームですが、3Dによる映像の美しさや通信対戦などのオンラインプレイが特徴であるかわりに、高い性能を持ったパソコンでなければスムーズに遊ぶことができません。特に、CPU(「頭脳」的なパーツ)とビデオカード(別名グラフィックボード、映像処理・映像表示を担うパーツ)は高いレベルの製品が要求されます。

ゲーミングPCは、ゲームプレイに特化した高性能パーツで構成され、一般的なPCとは比べものにならないほどのマシンパワーを備えています。家庭用ゲーム機よりも処理能力は高く、家庭用ゲームでは味わえない高画質・高音質でゲームを楽しめます。さらに、チャット、WEB閲覧、テレビ視聴などの作業を同時にこなす「ながらプレイ」ができるのも魅力で、ゲームの実況配信を行う「YouTuber」たちにとっては最重要の仕事道具となっています。

ゲーミングPCはどうやって選ぶの?

「推奨環境+α」のスペックを選ぼう

ゲーミングPCセット

遊びたいPCゲームがある人は、ゲームの公式サイトに掲載されている「推奨環境」のスペックを参考にしましょう。ただし、推奨環境ピッタリのPCでは快適にプレイできない場合もあるため、推奨環境からやや上位グレードのパーツを盛り込んでいるゲーミングPCを選ぶのがポイントです。特に、CPUとビデオカードが重要です。CPUは「Core i7以上」または「Ryzen 7以上」、ビデオカードは「搭載チップの末尾2ケタが"70"以上」の製品ならば間違いありません。

遊びたいPCゲームがまだ決まってない方は、各PCメーカーのゲーミングPCブランドをチェック。初級、中級、上級とおおまかなランク分けがされていますので、予算を考慮して検討しましょう。なお、実況配信など同時に複数の作業を行う予定の人は、最低でも中級ランク、できれば上級ランクの製品を購入するとよいでしょう。

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イチオシ機種&メーカー紹介

High-end

ハイエンドとは

高性能なビデオカード(ビデオチップ、グラフィックカード)とCPUを採用し、メモリ容量も最大クラス(16〜32GB程度)を搭載。現在楽しまれている多くのPCゲームタイトルが快適にプレイできます。

Mid-range

ミドルレンジとは

ハイエンドに比べると一段階下位クラスのビデオカード、CPUなどのPCパーツ類を使用していますが、多くのPCゲームタイトルが快適に動作します。こなれた価格帯が魅力です。実況配信などを行う場合、やや動作が重くなることがあります。

Entry

エントリーとは

PCゲームの快適なプレイを左右するビデオカードやCPUについて、最低限必要なスペックを備えたモデルです。ゲーミングPC入門機種として、10万円前後から楽しめる求めやすい価格が人気です。

Desktop High-end

デスクトップ ハイエンド

OMEN by HP 45L Desktop GT22

圧倒的なパフォーマンスで高品質なゲームプレイを実現!

HP

  • CPU:インテル Core Ultra 9 285K(Arrow Lake)
  • CPUスコア:67836
  • ビデオチップ:GeForce RTX 5090
  • メモリ容量:64GB
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OMEN by HP 45L Desktop GT22 Core Ultra 9・RTX 5090・2TB SSD+2TB HDD・64GBメモリ・Windows 11 Pro・水冷クーラー搭載 価格.com限定モデル [シャドウブラック]

G-GEAR GE9J-X251/ZBH

応答性にすぐれた「Core Ultra 9」プロセッサーを搭載!

TSUKUMO

  • CPU:インテル Core Ultra 9 285K(Arrow Lake)
  • CPUスコア:67836
  • ビデオチップ:GeForce RTX 5090
  • メモリ容量:64GB
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G-GEAR GE9J-X251/ZBH

MEG Vision X AI 2NVZ9-014JP

安定したプレイを実現する優れた冷却性

MSI

  • CPU:インテル Core Ultra 9 285K(Arrow Lake)
  • CPUスコア:67836
  • ビデオチップ:GeForce RTX 5090
  • メモリ容量:64GB
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MEG Vision X AI 2NVZ9-014JP

FRGBLB650/KD6

ハイエンドゲーマーのために設計された高性能PC

FRONTIER

  • CPU:AMD Ryzen 9 9950X3D
  • CPUスコア:70391
  • ビデオチップ:GeForce RTX 5090
  • メモリ容量:64GB
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FRGBLB650/KD6 価格.com限定・Ryzen 9 9950X3D・64GBメモリ・2TB NVMe SSD・RTX 5090・カスタマイズ対応

Desktop Mid-range

デスクトップ ミドルレンジ

Katamen-439744

コスパの高いゲーミングPC

アプライド

  • CPU:第14世代 インテル Core i7 14700F(Raptor Lake Refresh)
  • CPUスコア:41988
  • ビデオチップ:GeForce RTX 4060Ti
  • メモリ容量:16GB
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Katamen-439744

Legion Tower 5i Gen 8 90UU00MJJM

効率的な冷却機能を搭載し、安定性を実現

Lenovo

  • CPU:第14世代 インテル Core i7 14700KF(Raptor Lake Refresh)
  • CPUスコア:53169
  • ビデオチップ:GeForce RTX 4060
  • メモリ容量:16GB
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Legion Tower 5i Gen 8 Core i7 14700KF・16GBメモリー・1TB SSD・RTX 4060搭載 90UU00MJJM [ストームグレー]

Alienware Aurora ゲーミング デスクトップ

独自の排熱対策で、クールで静かなゲームプレイを実現

Dell

  • CPU:インテル Core Ultra 7 265KF(Arrow Lake)
  • CPUスコア:58887
  • ビデオチップ:GeForce RTX 4060
  • メモリ容量:16GB
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Alienware Aurora ゲーミング デスクトップ Core Ultra 7 265KF・16GBメモリ・1TB SSD・RTX 4060・水冷・クリアサイドパネル搭載モデル (ACT1250)

arkhive Gaming Custom GC-A7G46M AG-AG8B85MGL6I-TS1

シンプルなデザインながら高いエアフロ―を実現

アーク

  • CPU:AMD Ryzen 7 9700X
  • CPUスコア:37204
  • ビデオチップ:GeForce RTX 4060Ti
  • メモリ容量:16GB
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arkhive Gaming Custom GC-A7G46M AG-AG8B85MGL6I-TS1 Ryzen 7 9700X・16GBメモリ・1TB NVMe SSD・RTX 4060Ti・カスタマイズ可能

Desktop Entry

デスクトップ エントリー

arkhive Gaming Custom GC-A5G46M AG-AR6B55MGL6-TS1

高い拡張性と冷却性能を実現

アーク

  • CPU:AMD Ryzen 5 5600
  • CPUスコア:21558
  • ビデオチップ:GeForce RTX 4060
  • メモリ容量:16GB
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arkhive Gaming Custom GC-A5G46M AG-AR6B55MGL6-TS1 Ryzen 5 5600・16GBメモリ・1TB NVMe SSD・RTX 4060・カスタマイズ可能

Nitro 50 N50-650-A56Y/305

甲冑型ボディがゲーミングマインドをかき立てる

Acer

  • CPU:第13世代 インテル Core i5 13400F(Raptor Lake)
  • CPUスコア:25083
  • ビデオチップ:GeForce RTX 3050
  • メモリ容量:16GB
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Nitro 50 N50-650-A56Y/305 [ブラック]

Lenovo LOQ Tower 17IRR9

ゲームサウンドに定評のある「Nahimicオーディオ」を採用

Lenovo

  • CPU:第14世代 インテル Core i5 14400F(Raptor Lake Refresh)
  • CPUスコア:25778
  • ビデオチップ:GeForce RTX 3050
  • メモリ容量:16GB
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Lenovo LOQ Tower 17IRR9 Core i5 14400F・16GBメモリー・512GB SSD・RTX 3050搭載 カスタマイズモデル 90X0CTO1WW

ROG Strix G13CHR G13CHR-51440F127W

空気力学に基づいた外観は、まるで鎧のような存在感

ASUS

  • CPU:第14世代 インテル Core i5 14400F(Raptor Lake Refresh)
  • CPUスコア:25778
  • ビデオチップ:GeForce RTX 3050
  • メモリ容量:16GB
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ROG Strix G13CHR G13CHR-51440F127W [エクストリームダークグレー]

Laptop High-end

ゲーミングノート ハイエンド

Blade 16 RZ09-0483UJJ4-R3J1

用途に合わせて2段階の切り替えが可能なディスプレイを採用

Razer

  • 画面サイズ:16 型(インチ)
  • CPU:13世代 インテル Core i9 13950HX(Raptor Lake)
  • CPUスコア:43592
  • ビデオチップ:GeForce RTX 4090
  • メモリ容量:32GB
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Blade 16 RZ09-0483UJJ4-R3J1

ALIENWARE m18 R2

圧倒的なパワーと存在感を放つ1台

Dell

  • 画面サイズ:16型(インチ)
  • CPU:第14世代 インテル Core i9 14900HX(Raptor Lake Refresh)
  • CPUスコア:46657
  • ビデオチップ:GeForce RTX 4090
  • メモリ容量:32GB
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ALIENWARE m18 R2

Legion Pro 7i Gen 9

AIで進化した16型ゲーミングノート

Lenovo

  • 画面サイズ:16 型(インチ)
  • CPU:第14世代 インテル Core i9 14900HX(Raptor Lake Refresh)
  • CPUスコア:45685
  • ビデオチップ:GeForce RTX 4080
  • メモリ容量:32GB
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Legion Pro 7i Gen 9

Vector-16-HX-A14VHG-1801JP

eスポーツ大会超級のプレイ環境を実現

MSI

  • 画面サイズ:16 型(インチ)
  • CPU:第14世代 インテル Core i9 14900HX(Raptor Lake Refresh)
  • CPUスコア:45674
  • ビデオチップ:GeForce RTX 4080
  • メモリ容量:64GB
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Vector-16-HX-A14VHG-1801JP Windows 11 Pro・Core i9 14900HX・RTX 4080・64GBメモリ・SSD 1TB・16インチ・WQXGA搭載モデル [コスモスグレイ]

Laptop Mid-range

ゲーミングノート ミドルレンジ

OMEN by HP Transcend 14

ゲームはもちろん、クリエイティブ用途でも活躍!

HP

  • 画面サイズ:14 型(インチ)
  • CPU:インテル Core Ultra 7 155H(Meteor Lake)
  • CPUスコア:
  • ビデオチップ:GeForce RTX 4060
  • メモリ容量:16GB
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OMEN by HP Transcend 14

Legion 5i

ゲーマーやクリエイターのための高速ノートPC

Lenovo

  • 画面サイズ:16型(インチ)
  • CPU:第14世代 インテル Core i7 14650HX(Raptor Lake Refresh)
  • CPUスコア:39206
  • ビデオチップ:GeForce RTX 4060
  • メモリ容量:16GB
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Legion 5i

Cyborg-14-A13VF-4164JP

薄型・液量・コンパクトなゲーミングノート

MSI

  • 画面サイズ:14型(インチ)
  • CPU:第13世代 インテル Core i7 13620H(Raptor Lake)
  • CPUスコア:25957
  • ビデオチップ:GeForce RTX 4060
  • メモリ容量:16GB
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Cyborg-14-A13VF-4164JP

Predator Helios 16 PH16-71-N76Z47

独自の冷却システムでCPUの性能を最適化!

Acer

  • 画面サイズ:16型(インチ)
  • CPU:第14世代 インテル Core i7 14700HX(Raptor Lake Refresh)
  • CPUスコア:37681
  • ビデオチップ:GeForce RTX 4070
  • メモリ容量:16GB
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Predator Helios Neo 16 PHN16-72-N76Z47 [アビサルブラック]

Laptop Entry

ゲーミングノート エントリー

Cyborg-15-A12UC-3050JP

随所にスケルトンを用いたデザインが特徴

MSI

  • 画面サイズ:15.6型(インチ)
  • CPU:第12世代 インテル Core i5 12450H(Alder Lake)
  • CPUスコア:16984
  • ビデオチップ:GeForce RTX 3050
  • メモリ容量:16GB
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Cyborg-15-A12UC-3050JP [ブラック&スケルトン]

Dell G15

冷却効果を最大限に発揮する排熱設計

Dell

  • 画面サイズ:15.6型(インチ)
  • CPU:第13世代 インテル Core i5 13450HX(Raptor Lake)
  • CPUスコア:25551
  • ビデオチップ:GeForce RTX 3050
  • メモリ容量:16GB
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Dell G15

Victus 15

初めてのゲーミングパソコンに最適な1台

HP

  • 画面サイズ:15.6型(インチ)
  • CPU:第12世代 インテル Core i5 12500H(Alder Lake)
  • CPUスコア:21447
  • ビデオチップ:GeForce RTX 4050
  • メモリ容量:16GB
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Victus 15

Lenovo LOQ 15IRX9

シンプルなデザインと堅牢な実用性を兼備したエントリーモデル

Lenovo

  • 画面サイズ:15.6型(インチ)
  • CPU:第13世代 インテル Core i5 13450HX(Raptor Lake)
  • CPUスコア:25551
  • ビデオチップ:GeForce RTX 3050
  • メモリ容量:16GB
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Lenovo LOQ 15IRX9 Core i5 13450HX・16GBメモリー・512GB SSD・RTX 3050・15.6型フルHD液晶搭載 83DV00KNJP [ルナグレー]

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ゲーミングPC関連製品

デスクトップパソコンでPCゲームを遊ぶためには、これまで紹介してきた「ゲーミングPC本体」のほかに、モニター(ディスプレイ)やキーボード、マウスなどが必要です。これらは、一般的な製品でも使用できますが、応答速度や入力の正確性、解像度(カウント)などのスペックを重視して開発された、「ゲーミング」モデルを選ぶことで、より快適なプレイが楽しめます。

ゲーミングモニター

ゲーミングPC用のモニターでは、「画面の美しさ」よりも「応答速度の速さ」が重要です。応答速度とは、PCがモニターに映像信号を伝えてから、実際に表示されるまでの時間のこと。シューティングや格闘などアクション性の高いゲームでは、応答速度の遅さがプレイヤーの隙として致命傷になってしまいます。目安として、"1ms以下"の応答速度を備えていれば大丈夫でしょう。

また、「リフレッシュレート」もポイントです。これは1秒間に画面を何回リフレッシュ(更新)するかという数値で、高ければ高いほど画面の変化(ゲームの動き)がなめらかになります。FPSなど一瞬の判断がカギとなるゲームでは、"144Hz以上"のリフレッシュレートがほしいところです。

このほか、明暗がはっきりして暗いところも視認しやすくなる「ゲームモード」の有無も確認しましょう。

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ゲーミングモニター メイン画像

ゲーミングキーボード

ゲーミングキーボードでは、「キーの複数同時押し」にどれだけ対応しているかがポイントです。迷わず、全キー同時押しが可能な"Nキーロールオーバー"対応製品を選びましょう。さらに、「アンチゴースト」(誤認識防止機能)もあれば安心してゲームに集中できます。

接続方式は「有線タイプ」が基本。「無線タイプ」は電池切れや通信エラーで使用不能になる危険性があるので避けましょう。頻繁に使うキー操作を登録しておくとワンタッチで再実行できる「マクロ」機能は必須ではありませんが、使いこなせれば誤入力の防止や作業の効率化が図れます。

なお、キースイッチは、メカニカル、静電容量無接点、メンブレンなどの方式があり、それぞれに打ち心地や静音性の違いがありますが、基本的に個人の好みで選んで問題ありません。ただし、キー入力の正確さが生死を分けるFPSやアクションゲームでは、確実なキー入力が特徴のメカニカルまたは静電容量無接点タイプの製品を選びましょう。

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ゲーミングキーボード メイン画像

ゲーミングマウス

ゲーミングマウスは、「解像度」(カウント)に注目。これはマウス本体が1インチ移動した際に、画面上のポインターがどれだけ移動するかを示した数値で、解像度が高いほど少ない操作でポインターを大きく移動させることができます。ゲーミング向けモデルでは、解像度を100〜10000以上に調節できる製品が多く、それだけの幅があればほとんどのゲームで問題なく使用できるでしょう。

また、ゲーミングキーボードと同様に、ゲーミングマウスも接続方式は「有線タイプ」が基本。「無線タイプ」は電池切れや通信エラーで使用不能になる危険性があるので避けましょう。

このほか、ボタン数の多さ、頻繁に使うキー操作を登録しておくとワンタッチで再実行できる「マクロ」機能、重さ調節機能などについては、「自分のプレイ環境にどれだけ必要か」を見定めて選びましょう。

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ゲーミングマウス メイン画像

ゲーミングヘッドセット

ゲーミングヘッドセットには有線タイプと無線タイプがあり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。有線タイプは、音の遅延や音飛びがなく、充電が不要ですが、装着したままPCから離れられません。ケーブルが絡まって外れてしまうといったリスクもあります。無線タイプは、装着したままPCから離れられますが、音の遅延や音飛び、バッテリー切れといった心配があります。

敵が発する細かい音で敵の位置を把握したり、仲間とのボイスチャット(音声通話)で連携プレイを行うことから、一瞬の音声遅延が致命傷になるFPSなどでは有線タイプを選ぶべきです。それ以外のジャンルでは、無線タイプでも問題なく使用できるはずです。

さらに、音質にこだわりたい人は、周囲のノイズを除去し、自分の音声をクリアに相手へ伝えることができる「ノイズキャンセリング」機能、臨場感のある立体的な音の広がりが得られる「サラウンド」機能の有無も確認しましょう。

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ヘッドセット メイン画像

コントローラー(ゲームパッド)

コントローラー(ゲームパッド)は、プレイ中ずっと握っているものなので、大きさ・重さが適切であるかを入念に確認しましょう。普段利用している家庭用ゲーム機のコントローラーを参考にし、自分の手にあったサイズ・重量のものを選ぶと長時間でも快適にプレイできます。

接続方式は基本的に無線タイプで問題ありませんが、電波干渉による通信エラーや電池切れが気になる方は有線タイプがよいでしょう。また、FPSやアクションゲームなど入力信号の伝達速度・安定性が重要なジャンルのゲームを遊ぶ予定の人は、迷わず有線タイプを選ぶべきです。

このほか、搭載ボタン数、振動機能、連射機能、マクロ機能などについては、プレイしたいゲームタイトルの対応状況と自分の好みを考慮して必要か不要かを判断するとよいでしょう。

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コントローラー(ゲームパッド) メイン画像

ゲーミングチェア

まずは使用している生地の種類をチェック。通気性にすぐれたファブリック、高級感のある合成皮革など、好みにあった生地を選びましょう。

最も重要なポイントは、疲れにくい理想の姿勢を長時間維持できるかどうか。首にかかる重さを軽減してくれる「ヘッドレスト」、腰をサポートしてくれる「ランバーサポート」、腕や足を休められる「アームレスト」「フットレスト」といった付属品・オプションの有無は必ず調べておきましょう。また、それぞれのパーツが可動式なのか固定式なのかも要チェックです。

このほか、背もたれ部分の角度を変えられる「リクライニング機能」があれば、休憩や仮眠に便利。180度まで倒せるフルフラット仕様であれば、簡易ベッドとしても使用できるので、リクライニングの最大角度も重要になります。

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ゲーミングチェア メイン画像

マイク

ゲーミングマイクは、卓上に設置するスタンド型マイクが一般的です。手持ち型マイクとアームやスタンドを組み合わせるといった方法もありますが、広い設置スペースが必要となるため、どうしても使用したい手持ち型マイクがある人以外はスタンド型を選びましょう。

単一指向性タイプの製品は、特定の方向からの音をよく拾うため、ボイスチャットや実況配信などひとりでの使用に適しています。ヘッドセットに搭載されているマイクも単一指向性タイプです。一方、全指向性(無指向性)タイプの製品は、360度すべての方向から音を拾うため、複数人で録音をするときに重宝します。ただ、全方位から集音するため、ノイズが入りやすくなる点には注意が必要です。

雑音が気になる人は、周囲のノイズを自動的に除去してくれる「ノイズキャンセリング」機能を備えているかどうかも確認しましょう。

マイクを探す

マイク メイン画像

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PCパーツの基礎知識と選び方

「ゲーミングPC」は購入後でも、CPUやビデオカード(グラフィックカード)などのPCパーツ類をグレードの高いものに交換することで、性能の高いマシンへとバージョンアップできます。ドライバーさえあれば簡単にPC本体の内部にアクセスでき、各PCパーツ類が容易に交換できる構造になっています。スペックが物足りないと感じたら、遊びたいPCゲームの推奨環境に合わせて、新たなパーツを検討してみましょう。ここでは各パーツ類の基礎知識と簡単な選び方について、解説していきます。

CPU

PCの「頭脳」にあたる重要パーツです。「クロック」が計算速度に、「コア数」が同時作業速度に影響し、いずれも高ければ高いほどゲームの処理速度は速くなります。

Intel社の「Core i」シリーズとAMD社の「Ryzen」シリーズが主流で、Core i9>Core i7>Core i5、Ryzen9>Ryzen7>Ryzen5>といったように末尾の数字が大きいほど高性能です。サクサク快適に遊びたい人は、「Core i7以上」または「Ryzen7以上」を選びましょう。初心者や予算が少ない人は、Core i5またはRyzen5の高クロックモデルが妥協点となります。ちなみに、「TDP」は低いほど低消費電力で、省エネにつながります。

CPUを探す

CPU メイン画像

ビデオカード(グラフィックボード)

パソコンの映像処理・映像表示を担う、ゲーミングPCの最重要パーツです。PCゲームは圧倒的な高画質が特徴のため、PCの映像処理能力が低いと映像表示の遅延が発生し、カクカク不安定な描写になってしまいます。そのため、快適にプレイするには、高性能なビデオカードが必要不可欠です。

ビデオカードは、NVIDIA社の「GeForce」シリーズとAMD社の「Radeon」シリーズが主流です。搭載チップは「GeForce GTX ○○○○」「Radeon RX ○○○」などといった形式で命名されており、基本的に末尾2ケタがランクを示しています。ミドルレンジとされる末尾60クラスでもある程度はプレイできますが、快適に遊びたいなら末尾70クラスを、最高画質設定でのプレイや動画編集などを行いたい人はハイエンドとされる末尾80クラスの製品を選びたいところです。

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ビデオカード(グラフィックボード) メイン画像

マザーボード

CPU、メモリー、ビデオカード、SSD、HDDなど、各パーツを搭載するための土台となるメイン基板です。CPUのサポートや各機器の管理を行う「チップセット」がポイントで、H170といったように英字+数字の組み合わせで命名されています。ゲーミング向けやハイエンド向けのチップセットは、「Z○○」「X○○」など、ZやXといった英字が採用されていることが多いです。

搭載チップが同じでも、「PCI Express」「M.2」「SATA」などの拡張スロットの種類と数はマザーボードごとに異なります。拡張性を重視するなら、各スロットの空き数も確認しておきましょう。そして、PCゲームを遊ぶ上で重要となるのがネットワーク機能。快適にオンラインプレイするために、できるだけ高速な有線LANポートを備えているマザーボードを選ぶとよいでしょう。

マザーボードを探す

マザーボード メイン画像

メモリー

CPUの処理中データを一時的に保存しておく、「作業デスク」のようなパーツです。容量(GB数)が多いほど一度に扱えるデータ量が増えるため、ゲーム内データの処理効率がアップし、快適に動作します。PCゲームのように負荷の大きい作業や同時に複数の作業を実行する場合は、大量のメモリーを使用するため、余裕を持ったメモリー容量を備えておくべきです。

目安として、ゲーミングPCでは、最低でも8GBは必須です。ゲームと他作業の同時進行や動画編集などを行う可能性がある人は、最初から16GB以上を選ぶとよいでしょう。なお、マザーボードによって使用できるメモリーの規格は決まっていますが、メモリースロットに空きがある場合は、あとから増設することもできます。

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メモリー メイン画像

SSD

各種データの書き込みや読み出しを行うデータ保存パーツです。HDDよりも高速・静か・衝撃に強い・低消費電力といった特徴があり、「2.5インチ」タイプと「M.2」タイプの2つの規格が主流です。SSDの書き込み速度や読み出し速度が速ければ速いほど、ゲーム関連データへのアクセス速度もアップするため、快適にゲームがプレイできます。

ゲーミングPCでは、圧倒的な読み書き速度を備える「NVMe」対応製品を採用している場合も多いです。通常のSATA接続SSD/HDDより数倍も速いアクセス速度が得られるため、ゲームデータの保存先に適しています。タイトルによっては明確に体感速度も違ってくるため、できるだけ「NVMe」対応製品を選びたいところです。

SSDを探す

SSD メイン画像

HDD

各種データの書き込みや読み出しを行う、定番のデータ保存パーツです。大容量化が進んでおり、SSDと比べて圧倒的なコストパフォーマンスの良さ(1TBあたりの価格の安さ)を誇ります。

ただし、SSDに比べて読み書き速度や耐久性が劣るため、ゲーム関連データの保存先としては適していません。ゲーム関連データのバックアップや日常生活で使用するデータの保存に使用するのがベターです。特に、動画など大容量データの保存先に適しています。

HDDを探す

HDD メイン画像

CPUクーラー

CPUを冷却するためのパーツです。高温状態が続くとPCの処理速度が落ち、やがて故障につながるため、安定性を保つ上で重要なパーツです。CPUクーラーには、ヒートシンクとファンを組み合わせた「空冷式」と、冷却液を循環させて冷やす「水冷式」の2種類があります。

主流は空冷式で、ヒートシンクと呼ばれる放熱板とファンの性能によって冷却効果が違います。ハイエンドモデルでは、巨大なヒートシンクと複数のファンが採用されています。また、ファンによる風切り音を抑えた静音モデルも人気です。一方、水冷式は空冷式よりも強力に冷却できますが、漏水のリスクがあり、冷却液の補充やホースの劣化チェックなどメンテナンスにも手間がかかります。性能にこだわる上級者以外は空冷式で問題ないでしょう。

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CPUクーラー メイン画像

PCケース

すべてのPCパーツ類を収める箱です。一般的なタワー型をはじめ、スリム型、キューブ型、モニター一体型などがあります。基本的に、大きければ大きいほど拡張性にすぐれており、HDD/SSD、DVD/ブルーレイドライブ、拡張カード各種をたくさん搭載できます。将来的にパーツの増設を考えている人は、各パーツを搭載するための「空きベイ」や「空きスロット」の数に着目しましょう。

なお、スリム型、キューブ型、モニター一体型などはデザイン性や省スペース性に優れていますが、タワー型に比べて内部空間がせまいため、冷却性能が劣ります。また、増設やメンテナンスなどの作業もしにくくなるため、デザインにこだわる人以外はタワー型を選んでおくのが無難です。

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PCケース メイン画像

電源ユニット

各パーツに電力を供給するパーツです。PCの安定性や省エネに直結し、不安定だと安心してゲームが楽しめないため、とても重要なパーツです。各パーツの消費電力の合計を計算し、そこから余裕のある電力容量の製品を選ぶのが基本です。メーカー製ゲーミングPCでも余裕を持った容量の電源ユニットを採用していますが、ビデオカードは消費電力が非常に大きいモデルが存在しますので、換装・増設の際は電力容量を確認しておきましょう。

なお、電源変換効率が高いことを示す「80PLUS認証」を取得した製品を選べば省エネにつながります。80PLUS認証は、Titanium>Platinum>Gold>Silver>Bronze>Standardの6グレードがあります。

電源ユニットを探す

電源ユニット メイン画像

本ページに表示している「CPUスコア」は、ベンチマークソフトウェアで計測されたデータを基にCPU別にスコア化したもので、PassMark社から提供されています。数値が高いものほど処理速度が優れている、とされます。正式なデータは同社サイトをご確認ください。

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