全周囲360°カメラ&リアカメラで前方・左右・車内・後方を録画 お手ごろ価格でも確かな安心をもたらしてくれる ユピテルの最新ドライブレコーダー「marumie Q-30R」実力チェック!

あおり運転などの危険運転に対する自己防衛策のひとつとして、ドライブレコーダーを導入する人が増えている。主流となりつつあるのはクルマの前方と後方の状況が録画できる2カメラ製品だが、こちらでは側方や車内が死角となるため、万が一の際の証拠映像を録画できない。そこで注目したいのが、全周囲360°の映像を録画できるユピテルの最新ドライブレコーダー「marumie(マルミエ) Q-30R」だ。どんな映像をどんな画質で録画でき、ドライバーにどれほどの安心感をもたらしてくれるのか? コストパフォーマンスや使い勝手も含め、その実力をじっくりとチェックしていこう。

全周囲360°録画全周囲360°カメラ&リアカメラで前方・左右・車内、
さらに後方をカバー

2020年6月に道路交通法が一部改正され、悪質なあおり運転などに対する罰則が強化された。これにともない、危険運転の様子を克明に録画できるドライブレコーダーへの注目度がこれまで以上に高まっている。なかでも主流となりつつあるのは、前方に加え、後方の状況も録画可能な2カメラの製品だが、側方からの幅寄せや接触、車内状況まではカバーできないという問題があった。あおり運転や万が一の事故に遭遇した際、「ドライブレコーダーに証拠となる映像が映っていなかった」では悔やんでも悔やみきれない。より高い安心感を求めるなら、車両の左右や車内まで録画できるモデルを選んでおきたいところだ。

こうしたニーズに応える1台として、注目したいのが、ユピテルの最新ドライブレコーダー「marumie Q-30R」だ。全周囲360°をとらえるフロントカメラと、対角155°という広いエリアをとらえるリアカメラの2つのユニットを用いて、前方や左右、車内まで録画。側方からの危険な幅寄せや、危険運転に遭遇した際の車内の状況に加え、リアカメラを追加したことで、フロントカメラが苦手としていた後方車両のナンバープレートなども鮮明に録画できるようになった。

ユピテル「marumie Q-30R」 ユピテル「marumie Q-30R」

危険運転対策に高い安心感をもたらしてくれる、ユピテルの全周囲360°&リアカメラドライブレコーダー「marumie Q-30R」。価格.com最安価格は40,480円(税込。2020年8月31日時点)だが、そのスペックからもたらされる安心感を考えると、十分お手ごろな価格と言えるだろう

ユピテル「marumie Q-30R」

フロントカメラは全周囲360°に加え、垂直240°、リアカメラは対角155°の広い画角の映像が録画できる。前方に乗り出さないとドライバーからは見えない直近の信号機や、死角になりやすい車両の斜め後方の様子などもしっかりと録画できる守備範囲の広さが頼もしい

録画された映像は、「前方」「左側方」「右側方」「車内」「後方」「前方・車内2分割」に分けて本体画面で確認できるため、事故などに遭遇してしまった際でも、その場でわかりやすく状況を説明できる。実際に本機を装着したクルマで道路を走行した後、録画映像をチェックしてみたが、フロントカメラで撮影された映像はワイドレンズ特有の歪みを補正して表示されており、360°カメラ搭載のドライブレコーダーにありがちな、「映像が湾曲していて状況がわかりづらい」ということはなかった。

前方

ユピテル「marumie Q-30R」

左側方

ユピテル「marumie Q-30R」

右側方

ユピテル「marumie Q-30R」

車内

ユピテル「marumie Q-30R」

後方

ユピテル「marumie Q-30R」

前方・車内2分割

ユピテル「marumie Q-30R」

フロントカメラ右側面の「DISP」ボタンを押すと、「前方」「左側方」「右側方」「車内」「後方」「前方・車内2分割」の6パターンから表示映像を切り替えられる。急接近や幅寄せ、接触などの瞬間の映像を、その場で素早く、しかも最もわかりやすい角度から確認できるというわけだ。なお、音声記録も可能なので、相手方との窓越しのやり取りなども証拠としてしっかりと残せる

さらに、専用のPCビューアソフト「PCViewer TypeP」を使えば、「拡大フラット表示」や「前方・後方2分割表示」などのほか、コマ送り、再生速度調整、左右反転など、多彩な映像表示でより詳細な状況確認が可能となる。現場では本体画面で素早く映像を確認し、自宅ではPCビューアソフトでより詳しく確かめるなど、状況に応じて使い分けられるのがありがたい。

「PCViewer TypeP」通常画面

ユピテル「marumie Q-30R」

拡大フラット表示

ユピテル「marumie Q-30R」

前方・後方2分割表示

ユピテル「marumie Q-30R」

パノラマ表示

ユピテル「marumie Q-30R」

魚眼表示

ユピテル「marumie Q-30R」

専用のPCビューアソフト「PCViewer TypeP」を活用すれば、録画した映像をさらに詳しく確認できる。「拡大フラット表示」や「前方・後方2分割表示」「パノラマ表示」「魚眼表示」に加え、本体内蔵のGPSを使った地図上への自車位置表示など、見たい場所、知りたい情報を的確に表示できる

画質前後カメラともにSTARVISTMとHDRを搭載。
夜間走行時も安心の高画質録画

続いて、「marumie Q-30R」の画質をチェックしていこう。フロントカメラの画素数は360万画素、リアカメラの画素数は200万画素で、ドライブレコーダーとしては必要十分な画素数だ。実際に録画された映像を確認してみたが、前方/後方車両のナンバープレートまで鮮明に録画されていた。

また、前後のカメラともに超高感度STARVIS搭載のCMOSセンサーが採用されているうえ、輝度拡張技術HDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応しているため、夜間やトンネル内などの暗所でもしっかりとノイズが抑えられた映像が撮れるし、トンネルの出入り口など、明暗差の激しい場所でも白飛びや黒つぶれの少ないキレイな映像で録画できる。他社製の競合製品の中には、前後カメラにSTARVISとHDRの両方を搭載している製品は見あたらず、この点は本機ならではの優位点と言えるだろう。ドライブレコーダーにとって、画質の高さ、つまり映像の鮮明さや精細さは「安心感」の高さとほぼイコールだが、その点でも「marumie Q-30R」に死角は見当たらない。

前方

拡大 拡大 ユピテル「marumie Q-30R」 ユピテル「marumie Q-30R」

後方

拡大 拡大 ユピテル「marumie Q-30R」 ユピテル「marumie Q-30R」

フロントカメラがとらえた前方の車両と、リアカメラがとらえた後方の車両、それぞれのナンバープレートがしっかりと確認できる

夜間

夜間走行時には超高感度STARVISが威力を発揮する。夜間でもこれだけ明るい映像を録画できるうえ、ノイズによる映像のザラツキもほとんど気にならない
※この映像はパソコンで操作・再生している映像をキャプチャした映像で、放映のためにデータは圧縮されております。

トンネル

HDRの効果がよくわかるのがこちらのシーン。トンネルの出口に差しかかり、薄暗いトンネル内と明るい屋外が同時に映し出されているところに注目してほしい。明暗差が激しく、トンネル内が黒くつぶれるか、あるいは外の空が白く飛びかねない場面だが、双方の階調が保たれ、周囲の状況をしっかりと視認できる
※この映像はパソコンで操作・再生している映像をキャプチャした映像で、放映のためにデータは圧縮されております。

ユピテル「marumie Q-30R」 ユピテル「marumie Q-30R」

検証で使用したクルマのリアガラスにはやや濃いめのスモークガラスが採用されていたが、「marumie Q-30R」のリアカメラはスモークガラス越しでも明るい映像が撮れる設計となっており、スモークの影響を感じさせない明るい映像が撮影されていた
※STARVISは、ソニー株式会社の商標です。

使い勝手視界を妨げないコンパクトボディや、
SDメモリーカードのフォーマット不要な安心設計も魅力

「marumie Q-30R」はボディ設計や使い勝手にもこだわりが感じられる。フロントカメラは72mm、リアカメラは25mmと、ともに高さを抑えたコンパクトボディに仕上げられており、実際に装着しても、いい意味で存在を感じさせない。これなら視界を妨げ、運転への集中を削ぐような心配は少ないだろう。また、細かい点だが、フロントカメラとリアカメラをつなぐ付属のケーブルが約9mと長く、ミニバンやSUVをはじめ、ボディの大きなクルマにも取り付けやすい点も好印象だ。

ユピテル「marumie Q-30R」 ユピテル「marumie Q-30R」

フロントカメラを取り付ける際のポイントは、フロントガラスの角度に合わせてブラケットの角度を調節し、液晶画面が垂直になるようにすること。いっぽうのリアカメラは反射による車内の映り込みを低減するよう、リアガラスにほぼすき間なく装着できる設計となっている

ユピテル「marumie Q-30R」 ユピテル「marumie Q-30R」

ボディサイズは、フロントカメラが69(幅)×72(高さ)×39(奥行)mm、リアカメラが54(幅)×25(直径)mm。いずれも高さを抑えたコンパクト設計のため、視界の妨げになりにくく、運転に集中しやすい

SDメモリーカードのフォーマットが不要な手間いらず・安心設計

また、「marumie Q-30R」ならではと言えるのが、SDメモリーカードにも安心な設計が施されていることだ。本機は、国内メーカーの360°カメラ搭載モデルとして初となるSDメモリーカードのフォーマット不要機能を搭載。特許出願中となる独自のファイルシステムによりデータの断片化を防ぐことで、SDメモリーカードの定期的なフォーマットを不要としているほか、SDメモリーカードの不具合を画面表示とブザーで知らせる「SDカードチェック機能」や、重大事故時など録画中に急に電源が断たれた場合でも、録画中のファイルを破損させず、安全に保存する「バックアップ機能」を採用。撮影範囲や画質だけでなく、SDメモリーカードにおける使い勝手も申し分がない。
※ユピテル調べ。

ユピテル「marumie Q-30R」

microSDメモリーカードは最大128GBに対応し、「常時録画」(29.1コマ/秒)で約328分、「タイムラプスモード」(1コマ/秒)で約480分の長時間録画が可能となっている。なお、「marumie Q-30R」には32GBのmicroSDメモリーカードが付属する

さらに、「marumie Q-30R」は走行中だけでなく、駐車中の愛車も全周囲で見守ってくれる。オプションの電圧監視機能付電源ユニット「OP-VMU01」か、マルチバッテリー「OP-MB4000」を用意すれば、当て逃げや車上荒らし対策となる「駐車監視機能」が利用でき、エンジンオフから最大12時間、駐車中も録画を続けられるのだ。なお、録画方式は1コマ/秒で常時録画する「タイムラプスモード」と、動体を検知した時だけ録画する「動体検知モード」の2モードから選択できる。また、昨今のドライブレコーダーの必須機能とも言えるが、位置情報を記録する「GPS」や、衝撃を検知する「Gセンサー」などがしっかりと搭載されているのも心強い。

駐車監視機能

エンジンを切っても、走行中に充電されたマルチバッテリー「OP-MB4000」から電源が供給され、駐車中も録画を続けられる「駐車監視機能」を搭載。車両のバッテリーから電源を取らないので、ドライブレコーダーによるクルマのバッテリー上がりの心配はない。車両の全周囲を録画できるおかげで、怪しげな動きを見せる不審者(スタッフ)の様子を途切れなく追うことができた
※この映像はパソコンで操作・再生している映像をキャプチャした映像で、放映のためにデータは圧縮されております。

ユピテル「marumie Q-30R」 ユピテル「marumie Q-30R」

「駐車監視機能」の録画方式は、1コマ/秒で常時録画する「タイムラプスモード」と、動体検知時のみ録画する「動体検知モード」の2モード。「タイムラプスモード」は通常速度での再生に加え、PCビューアソフトを使えばコマ送り再生も可能だ

ユピテル「marumie Q-30R」

「Gセンサー」が衝撃を検知すると、衝撃前後の映像が上書きされないイベントフォルダに録画される。グッと力を込めて車体を揺らしてみると、アラート音とともにイベント録画が即座に開始された

ユピテル「marumie Q-30R」

走行時の録画方式は、エンジンのオン/オフに連動して自動的に録画を開始/終了する「常時録画」に加え、衝撃検知前後の映像をイベントフォルダに録画する「イベント記録」の2つの記録方式を採用。また、衝撃を検知できないような小さな事故でも本体側面のボタンを押して「イベント記録」を行うことが可能だ

まとめ自分と大切な人のために、お手ごろ価格で確かな安心を

いつ何時、危険運転の被害に遭うかは誰にも予測できないし、それが“どの方向から”やってくるのかなどわかるはずもない。そう考えると、クルマの前後のみならず、左右、さらには車内の状況まで録画できる「marumie Q-30R」がもたらす安心感は、想像以上に大きい。今回のレビューでは、こうした確かな安心感に加え、あらゆる状況下で鮮明な映像を録画できる画質の高さや、使い勝手のよさも確認することができた。そして驚かされたのは、これだけのハイスペックや使いやすさを実現しながら価格.com最安価格40,480円(税込。2020年8月31日時点)という手ごろな価格で購入できることだ。価格の高さを理由にハイスペックなドライブレコーダーの購入をちゅうちょしている人も少なくないと思うが、これなら無理なく手を伸ばせるはず。自分自身はもちろん、大切な家族の安心・安全なドライブをサポートするためにも、ぜひこちらの「marumie Q-30R」をチェックしてみてほしい。

製品アンケート

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