総合点で乗り換えるならコレ! 「Galaxy A51 5G」レビュー

Galaxy A51 5G

2020年春より国内でサービスがスタートし、徐々に対応エリアを拡大しつつある「5G」。各社から5G対応スマートフォンが続々と登場する中、かなり気になる5G対応スマホ「Galaxy A51 5G」が登場した。実質価格4万円を切るというリーズナブルな価格ながらも5Gに対応し、さらにGalaxyシリーズ初となるマクロカメラを加えたクアッドカメラを備えるなど、あらゆる点において価格以上の価値を提供してくれそうだ。本特集では、この「Galaxy A51 5G」を徹底レビューし、その魅力を解説する。

カメラシリーズ初搭載のマクロカメラで
エモさMAXの新感覚カメラ体験

カメラ性能の高さに定評のある「Galaxy」シリーズだが、この「Galaxy A51 5G」のカメラは、これまでのものからさらに大きな進化を遂げている。リアのメインカメラは、4800万画素の標準カメラと、視野角約123°の超広角カメラ、深度測位カメラという3基のカメラに加え、Galaxyシリーズ初搭載となるマクロカメラを搭載するクアッドカメラ仕様となっている。この点はこれまでにない大きな特徴だ。

Galaxy A51 5G

「Galaxy A51 5G」は4基のカメラを備えるクアッドカメラ構成

新しく加わったマクロカメラは、今までは難しかったわずか40mmという至近距離からの接写が可能なカメラで、普段は目にも留めないような被写体でも、マクロカメラで撮影することで、あっと驚くような新しい発見を与えてくれる。SNSのタイムラインで、思わずスクロールの手を止めて見入ってしまうような、クリエイティブな作品を披露できるのだ。

Galaxy A51 5G

「Galaxy A51 5G」のマクロカメラは、約40mmの近距離接写が可能。被写体の非常に細かいディテールまでも写し取れる

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が標準カメラ、がマクロカメラで撮影したカリフラワーの一種、ロマネスコの写真。マクロカメラで撮影した写真は、ロマネスコのらせんを描く幾何学的な模様までくっきりと映し出してくれる

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からマカロン、グレープフルーツ、オクラを「Galaxy A51 5G」のマクロカメラで撮影した写真。どれも被写体の質感や手触りがこちらまで伝わってくるようだ

マクロカメラ以外のカメラももちろん高性能だ。標準カメラは約4800万画素と非常に高画素で、被写体の細部まで鮮明に映し出す。また、F2.0のレンズと4つのピクセルをひとつにすることで明るく撮影できる「テトラセルテクノロジー」により、夜景など低照度の環境でも、明るく、かつ手ブレを抑えた高画質な写真が撮れる。

シーン判別カメラ「食べ物」

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シーン判別カメラ「花」

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標準カメラの作例。Galaxyのハイエンドモデルでおなじみの「シーン判別カメラ」も搭載しており、被写体にカメラを向けるだけで、最適な撮影設定を行ってくれる

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標準カメラで撮影した夜景の写真。手持ちで撮影したが、手ブレもまったくないキレイな結果となった。細かなライトは白飛びせずにくっきりと形がわかるほどで、さらに光で浮かび上がる水のさざ波までもとらえている。これからの季節はイルミネーションの撮影などで重宝しそうだ

約1200万画素、F2.2の超広角カメラは、人間の視野に近い約123°の視野角が特徴だ。壮大な風景を1枚に収められ、超広角ならではのダイナミックな写真が楽しめる。

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標準カメラと超広角カメラで同じ場所から撮影した写真を並べると、その違いは明らかだ。超広角カメラは標準カメラより画角がワイドで、迫力のある画になっている。また、周囲の歪みが少ない点も素晴らしい

深度測位カメラは、人物などの被写体の背景をぼかす際に役立つカメラだ。レンズから被写体あるいは背景の距離を計算し、精度の高いボケを演出してくれる。これがあるおかげで、一眼カメラで撮影したポートレート写真と同じくらいボケ味の効いた高クオリティの写真が、誰でも簡単に撮れるというわけだ。

Galaxy A51 5G

背景をぼかす「ライブフォーカス」で撮影した写真。ただ背景をぼかすのではなく、自然に手前は弱く、奥は強くボケを表現しているように見える。こうした表現ができるのも、深度測位カメラを備える「Galaxy A51 5G」ならではと言える

「Galaxy A51 5G」はフロントカメラも約3200万画素と高画素なうえ、F2.2の明るいレンズを採用。「滑らかさ」「トーン」「下あごの輪郭」「目の大きさ」の4項目を調整できる「美肌モード」や、背景をぼかす「ライブフォーカス」も利用できる。

Galaxy A51 5G

フロントカメラの「ライブフォーカス」で撮影した作例。「美肌モード」の仕上がりやボケも自然だ

「Galaxy A51 5G」のカメラ機能は、ミドルクラスのスマートフォンとして十分すぎるほど高性能で、ハイエンドモデルと比べてもそん色がない。特に、新しく加わったマクロカメラの出来が非常に高く、何気ない被写体でも今までにない表情の写真を撮ることができる。スマートフォンを選ぶ際に、カメラを重要視する人も十分満足できるだろう。

スペックすべてが価格以上の5G対応スマホ。
動画やゲームもサクサクこなす
基本スペック&大容量4500mAhバッテリー搭載

「Galaxy A51 5G」は、価格的にはミドルクラスの製品ながら、5Gの「Sub-6」に対応するのが大きな特徴だ。もちろん、単に5Gに対応するだけではなく、この高速通信を支える基本スペックにも注目すべき点は多い。CPUに「Snapdragon 765G」を、メモリーに6GBを、ストレージに容量128GBを採用する基本スペックは、今までのミドルクラス製品とは一線を画す高い性能を誇る。

ベンチマークアプリの定番「Antutu Benchmark」でテストをしたところ、総合スコアは316415だった。これはミドルクラスのスマートフォンの中でも高い部類。特にCPUとGPUのスコアが高く、動画や3Dゲームもサクサクこなせるレベルを実現していると言っていい。

Galaxy A51 5G

「Antutu Benchmark」のスコア

ただ、高い性能を備えていても、それを1日使い倒すには、十分な容量を備えるバッテリーが必要だ。その点についても、「Galaxy A51 5G」は4500mAhという大容量バッテリーを搭載しているので安心感がある。通勤中に動画鑑賞したり、ゲームをプレイして、仕事中にはインターネットで調べものをしつつメールチェックなどを行っても、帰宅時にはまだバッテリーが十分に残っているだろう。

Galaxy A51 5G

外出中に使い倒してもバッテリー切れの心配がない大容量4500mAhバッテリーを搭載

基本スペック以外の機能についても「Galaxy A51 5G」は優秀だ。顔認証とディスプレイ指紋認証の両方に対応し、マスクを着用する機会が多い昨今のニーズを的確に押さえている。また、日本のユーザーに重要視されることの多い、おサイフケータイや防水・防塵もしっかりサポート。ミドルクラスのスマートフォンは、価格とのトレードオフにより何らかの機能が欠けていることがあるが、「Galaxy A51 5G」はそれに当てはまらないのがありがたい。

Galaxy A51 5G Galaxy A51 5G

ミドルクラスのスマートフォンでは対応している機種が少ないディスプレイ指紋認証に対応。また、防水ボディのため、雨天時やキッチンなどの水回りでも安心して使用できる

なお、機種変更時に苦労するデータ移行についても、「Galaxy A51 5G」には「Smart Switch(スマートスイッチ)」というデータ移行アプリがプリインストールされているので心配ご無用。現在使用しているiPhoneやAndroidスマホから、簡単に必要なデータを「Galaxy A51 5G」に移行できる。

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3ステップで簡単、安心して必要なデータを移行できる「Smart Switch(スマートスイッチ)」。複雑な作業を行うことなくデータ移行が可能なのは、機種変更時に非常に助かる

ディスプレイ圧倒的没入感の大画面、
約6.5インチSuper AMOLEDディスプレイ

最後に「Galaxy A51 5G」のデザインや、ディスプレイについてチェックしよう。本機は、約6.5インチという非常に大きく見やすいSuper AMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載している。スマートフォンで行う作業は、画面が大きいほうがやはり快適にこなせる。

特に高速な5G環境では、動画やライブ配信の視聴や、ゲームのプレイなどが、今まで以上に身近なものになるだろう。こういったエンタメ系コンテンツは、小さい画面よりも大きな画面のほうが断然見やすく、迫力満点の映像体験を堪能できるのは明らかだ。5G時代のコンテンツを堪能するのであれば、画面は大きいに越したことはないのだ。

Galaxy A51 5G Galaxy A51 5G

高コントラストかつシャープな色彩で、映像の美しさはもちろん、高い没入感も味わえる約6.5インチのSuper AMOLEDディスプレイ。大きな画面は、動画やゲームなどを楽しむのにもってこいだろう

Galaxy A51 5G

フロントカメラのホールは極限まで小さくされ、目立たないため、ノッチがもたらす「画面の一部が隠れてしまうような感覚」に悩まされることはない。また、上下左右のベゼルも狭く、前面のギリギリまで画面が広がるのもポイントが高い

ボディカラーは、やわらかな雰囲気で清潔感のある「プリズム ブリックス ホワイト」と、シックで落ち着いた印象の「プリズム ブリックス ブラック」の2種類が用意されている。約6.5インチの大画面を装備しつつも、ボディの幅は74mmと握りやすく、さらにエッジ部のラウンドフォルムが手のひらにやさしくなじむのはうれしい。エッジ部分が角張っていないため、長時間持ち続けていても手のひらが痛くなることもない。ディスプレイに加え、本体デザインも本機の高いエンタメ性能を後押ししているというわけだ。

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用意されるカラバリは、「プリズム ブリックス ホワイト」(左)と「プリズム ブリックス ブラック」(右)。見る角度によって異なる表情で光を放つプリズムが美しい

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スリムなボディ幅とラウンドフォルムが握りやすいボディ。有線イヤホンが使えるイヤホンジャックが搭載されているのもポイントが高い

まとめ妥協一切なしのコスパ優秀スマホ

以上、「Galaxy A51 5G」の魅力を詳しくチェックしてきたが、カメラ、基本スペック&機能、本体デザイン、ディスプレイなど、スマートフォンを構成するすべての要素において、価格以上の価値を提供するコストパフォーマンスにすぐれた1台であることがわかった。

特に、マクロカメラをシリーズで初搭載したカメラ機能には、Galaxyが長年培ってきた技術がふんだんに詰め込まれており、ハイエンドモデルのカメラと比べても遜色ない性能を備える。「カメラも性能も機能も全部妥協したくない」、そんなわがままをかなえてくれる「Galaxy A51 5G」は、5Gスマートフォンに乗り換える最有力候補と言えるだろう。

なお、「Galaxy A51 5G」のマクロカメラが捉える "4cm 美”をテーマにしたスペシャルサイトが公開中だ。“4cm 美”モデルに就任したゆりやんレトリィバァさんが、 Galaxy初搭載のマクロカメラの特徴や楽しさを伝えている。そのほかにも“4cm 美”に関するコンテンツが順次公開予定なので、ぜひチェックしていただきたい。

▼スペシャルサイトはこちらをクリック

Galaxy A51 5G

Galaxy A51 5G

ディスプレイ
約6.5インチ Super AMOLED(1080×2400)
CPU
Snapdragon 765G(2.4GHz+2.2GHz+1.8GHz×6)
メモリー(RAM)
6GB
ストレージ(ROM)
128 GB
外部メモリー
microSDXCメモリーカード(最大1TB)
OS
Android 10
リアカメラ
約4800万画素広角カメラ、約1200万画素超広角カメラ、約500万画素マクロカメラ、約500万画素深度測位センサー
フロントカメラ
約3200万画素
バッテリー
4500mAh
防水/防塵
IPX5・8/IP6X
生体認証
画面内指紋認証、顔認証
Wi-Fi
IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
外部インターフェイス
USB Type-Cポート
本体サイズ
約74(幅)×159(高さ)×8.8(奥行)mm
重量
約189g
この記事は2020年11月20日の情報を基にしております。