シーンに合わせて選びたい3つのラベルライター ブラザー「P-TOUCH CUBEシリーズ」をチェック!

入園・入学グッズに名前付けをしたり、資料ファイルをわかりやすく整理したりなど、さまざまなシーンで役に立つラベルライター。ただ、今までの製品は、本体にキーボードが搭載された比較的サイズの大きなものが主流で、印刷できるのは簡単な文字と簡易的なイラストだけ。「もう少しコンパクトで使い勝手がよく、デザインに凝ったラベルを作成できたら」と思ったことはないだろうか。そこで注目したいのが、スマホアプリと連携することで、おしゃれなラベルを簡単に作成できる、ブラザーの「P-TOUCH CUBEシリーズ」だ。ここでは、本シリーズにラインアップされた「PT-P300BT」「PT-P710BT」「PT-P910BT」をそれぞれ使用するユーザーの声を紹介しながら、どのモデルがどのような用途にピッタリくるのか紹介していこう。

シリーズ概要スマホアプリとの連携&豊富なテープで、使い方が広がるラベルライター

名入れや整理整頓のためのラベルを作成するラベルライターと聞いてすぐに思い浮かべるのは、比較的サイズの大きなボディに、小さな液晶画面とキーボードが搭載された製品ではないだろうか。そのうえ、印刷できるラベルは簡単な文字と簡易な内蔵イラストだけ。「名入れ程度にしか使えないなら不要かな」と今まで手に取ったことのない人も多いことだろう。

そんな人にぜひ知ってほしいのが、ブラザーのラベルライター「P-TOUCH CUBEシリーズ」だ。本シリーズは、専用スマートフォンアプリとの連携でさまざまなおしゃれラベルが簡単に作成でき、サイズもコンパクトなのが特徴。操作はスマホから行えるので、本体にはキーボードは搭載されていない。ラベルライターらしからぬ、キューブ状のシンプルなデザインは、家庭やショップ、オフィスなどの卓上などに置いておいてもインテリアのひとつとしてしっくりとハマる。

P-TOUCH CUBE

従来のラベルライターは本体にキーボードが搭載されていたが、スマホから操作して利用する「P-TOUCH CUBEシリーズ」は、キーボードを搭載しない、キューブ状のシンプルなデザイン。製品ラインアップには、幅12mm以下のテープに対応した「PT-P300BT」(写真左)と、幅24mm以下のテープに対応した「PT-P710BT」(写真中央)、360dpiの高精細印刷が可能で、幅36mm以下のテープに対応した「PT-P910BT」(写真右)の3機種が用意される

P-TOUCH CUBE

「P-TOUCH CUBEシリーズ」の操作は、無料の専用スマホアプリ「P-touch Design&Print 2」から行う。スマートフォンと「P-TOUCH CUBEシリーズ」の接続はBluetoothで行うが、その作業もアプリ上のガイダンスに従って行うだけなので、迷うことなく接続できた。スマートフォンで編集するため、ラベルライター本体にキーボードや液晶画面が不要になったうえ、アプリを使ってラベルデザインを細かくカスタマイズしたり、テキストの入力が簡単にできるようになったのが大きな進化点だ

まずは、「P-TOUCH CUBEシリーズ」を操作する専用スマホアプリ「P-touch Design&Print 2」から見ていこう。アプリには、さまざまなテンプレートがカテゴリー分けされて収録されている。たとえば、「整理収納」や「ショップ」「ギフト・ラッピング」といったように、自分が使いたいシチュエーションに合わせてテンプレートを選び、それをカスタマイズして簡単に凝ったラベルを作ることが可能だ。もちろん、自分でフォントやイラストを選んでいちからデザインすることもできる。

さらに、アプリを使っていて感心したのは、機能が充実していることだ。スマートフォンのカメラで撮影した文字を認識し、文字入力をアシストしてくれる「テキストスキャン」機能を搭載するうえ、「翻訳」機能も備えるため、英語や中国語などでのラベル作成も簡単だ。このほか、作成したラベルデザインはアプリ内に保存しておけるので、外出時にラベルをデザインしておき、家に帰ってからラベルを印刷する、といった使い方もできる。こうした多機能さは、ラベルのデザイン作成にスマホアプリを採用した「P-TOUCH CUBEシリーズ」ならではの特徴だろう。

P-TOUCH CUBE

専用スマホアプリには数多くのテンプレートが収録されている。アプリのトップ画面からカテゴリー別に探せるので、自分の用途に合ったテンプレートを選択しよう

P-TOUCH CUBE
P-TOUCH CUBE

テンプレートを使用せず、従来と同様、フォントやイラスト、フレームを選んでオリジナルラベルを作成することも可能だ。このほか、文字の左・中央・右揃えや太字、斜体などにも対応する

テキストスキャン機能

P-TOUCH CUBE
P-TOUCH CUBE

翻訳機能

P-TOUCH CUBE

「テキストスキャン」機能は、スマートフォンのカメラで撮った写真を部分指定し、その枠内にある文字を自動で読み取りテキスト化してくれるというもの。URLなど、複雑な文字列を入力したい場合やラベルの貼り替えに便利だ。「翻訳」機能は、英語、中国語をはじめ100以上の言語に対応。複数言語に対応したインフォメーションラベルなどを作成するときに便利だ
※テキストスキャンと翻訳機能はPT-P710BTとPT-P910BT専用機能

P-TOUCH CUBE

デザインしたラベルをアプリに保存しておけるので、外出時のちょっとしたスキマ時間にもラベルデザインを作成できる。この保存機能は、後でまた使うかもしれないラベルデザインを取っておくためにも役立つ。収納ラベルなどは、同一デザインで揃えると統一感が出るだろう

P-TOUCH CUBE

対応するテープには、太さやカラーが豊富に揃う。一般的なラミネートテープのほか、クラフトテープやマスキングテープ、粘着面のないリボンテープ、アイロンプリントできる布(ファブリック)テープなどを用意。「お名前シールを作るだけ」ではない、さまざまな使い方ができるのだ

選べる3つの「P-TOUCH CUBEシリーズ」

シーン①「PT-P300BT」を選んだ、20代後半の主婦Yさんの場合

「P-TOUCH CUBEシリーズ」の概要は理解いただけたと思うが、ラインアップされる3モデルのうち、自分にはどれがもっとも適しているのか、迷ってしまうかもしれない。そこで以降では、本シリーズにラインアップされた「PT-P300BT」「PT-P710BT」「PT-P910BT」を使用しているユーザーの声をそれぞれうかがい、どういった用途で活用しているのかを聞いてみた。製品選びの参考にしてほしい。

まず話を聞かせてくれたのは、「PT-P300BT」を使用しているという20代後半の主婦Yさん。この春、幼稚園に入園する娘さんがおり、その入園グッズの名前付け用として購入したのだという。

P-TOUCH CUBE
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「『PT-P300BT』を購入してまず驚いたのは、そのコンパクトさでした。私の幼少時代、母がラベルライターを持っていまして、大きな本体に搭載された小さな液晶画面をのぞき込んでいる母の姿をよく覚えています。これは、それとは違い手のひらに載ってしまうほどに小さい! 使わないときはリビングの片隅に収納しているのですが、大きいなと感じたことはありませんね。」

P-TOUCH CUBE
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「この春に幼稚園に入園する娘がいるのですが、その娘の入園グッズの名入れや資料整理用のタブを作成したいと思って『PT-P300BT』を購入しました。テープはこすれに強く、色鉛筆やクリアファイルのタブなど、よく触る場所に貼っても文字が消えてしまうことがありません。マジック書きだとどうしても使っているうちに名前が消えてしまうのですが、これなら安心です。」

P-TOUCH CUBE

「重宝しているのが、この布(ファブリック)テープ。ランチマットや巾着、体操着入れといった布製のものに貼れるのがありがたいですね。こうした入園グッズひとつひとつに名前を書く手間を省けるのはうれしいです。」

P-TOUCH CUBE
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「名入れ用途だけでなく、家庭でも役立てていますよ。これは食品を入れているタッパーなのですが、水に強いテープなのでこのまま水洗いできるのが助かります。中が空の時も、どのタッパーを何に使っていたかがわかるのはいいですね。」

P-TOUCH CUBE

「『PT-P300BT』は乾電池駆動なので、家じゅうどこにでも持ち運べます。今すぐ使いたいというときに充電がなかった! なんていうこともありません。」

シーン②「PT-P710BT」を選んだ、20代後半のカフェショップ店員Mさんの場合

次は、「PT-P710BT」を勤務先のカフェショップで使用しているという20代後半のMさん。「PT-P710BT」を使い始めたことで、ラッピングやテイクアウトアイテムへのひと工夫ができるようになり、満足しているという。

P-TOUCH CUBE
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「『PT-P710BT』を選んだ決め手は、24mmまでの比較的幅広いテープを使えることと、パソコンの無料作成ソフト『P-touch Editor』からもデザインできることでした。スマートフォンでは確認しにくい細かなデザインもパソコンの大画面で確認できるので、店頭に並べたくなるような凝ったラベルを作れます。」

P-TOUCH CUBE
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「当店では、店内で飲食をしていただくほか、コーヒー豆のテイクアウトやちょっとしたお菓子のお持ち帰りにも対応しています。封をするためのシールは光沢のないマットテープでかっこよく仕上げたものを使用し、お菓子のラッピングに使用するリボンには店名を入れています。店名が入ったシールやリボンは、業者に頼むと到着までに時間がかかりますが、『PT-P710BT』があればその場で必要な分だけ作成できるのがいいですね。」

P-TOUCH CUBE

「これは、レジ横に設置しているショップラベルです。以前はリーフレットを設置していたのですが、省スペース性と持ち帰りやすさを考え、このような形にしました。ラベルにはQRコードも印刷していて、このQRコードを読み込むとオンラインショップにつながるようにしています。QRコードは専用のスマホアプリで生成できるので、作成も簡単でした。」

P-TOUCH CUBE

「ショップでは、たくさんのラベルを一気に作ることが多いのですが、そのときに便利なのが『オートカット』機能。自動でラベルを切断してくれるというシンプルな機能ですが、とても助かります。一度に10枚、20枚とラベルを多く作成しておけば、使いたいときにすぐ使えるんです。」

P-TOUCH CUBE

「『PT-P710BT』はリチウムイオン充電池駆動なので、電池交換が要りません。microUSBポートを使って、パソコンなどから給電できるのも◎。」

シーン③「PT-P910BT」を選んだ、30代後半の会社員Sさんの場合

最後に、オフィスで「PT-P910BT」を使用しているという会社員Sさん。幅36mmまでのテープを使えるため、仕事で大活躍しているという。

P-TOUCH CUBE

「まずは、このスタイリッシュなデザインがいいですよね。会社の事務用品はデスクの上に出しておくと雑多な印象を与えてしまうので、あまり出しっぱなしにしたくないのですが、この『PT-P910BT』はデスクに出しておいてもそうした印象がないのが気に入りました。」

P-TOUCH CUBE

「『PT-P910BT』を使う前は、ラベルライターの簡易的な文字羅列があまり好印象を持てませんでした。ですが、『PT-P910BT』はテンプレートを使ってかっこいいラベルが簡単に作れます。スタイリッシュなオフィスの雰囲気に合わせて、黒テープに金文字の資料整理ラベルを作ったのですが、元からついていたかのようになじんでくれました。」

P-TOUCH CUBE

「『PT-P910BT』は、360dpiの高精細な印刷が可能なので、取り込んだイラストもキレイに印刷できます。会社のロゴを入れたいときなど、細かい部分まで潰れずに印刷されるので助かっています。」

P-TOUCH CUBE
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「36mmまでの幅広いテープを使用できるので、宛名シールなども作れます。宛名書きって思ったより重労働ですよね。それをスマートフォンで作成してすぐに貼れるのは、とても助かります。スマホアプリの翻訳機能を使って作った受付用ラベルも好評ですよ。」

P-TOUCH CUBE

「会社のハンガーラックには、お客様用のハンガーを見分けるためにタブをつけています。結果、お客様のジャケットをかけるためのハンガーが使われてしまっていた! ということがなくなりました。」

P-TOUCH CUBE

「連続して印刷するときにありがたかったのが、『ハーフカット』機能です。テープは切断されますが、剥離紙はつながったまま印刷されるので、大量に印刷しても剥離紙が散らばらないのがいいですね。」

在宅ワークの仕事環境を整理整頓

最近増えている在宅ワーク。これに対応するため、仕事環境を整えてきた結果、気づけば自宅のデスク周りはケーブルだらけになってしまった。少しは整理整頓をしないと。そんなときにも「PT-P910BT」が活躍してくれた。

P-TOUCH CUBE

「『PT-P910BT』にはケーブルマーキングに適したテープも用意されています。『フラッグラベル』を使えばこのとおり。USBやHDMIなどケーブルの種類がわかりやすくなり、必要なケーブルをすぐに取り出せるようになりました。『フラッグラベル』なら、3mm以下の細いケーブルにもマーキングできますよ。」

P-TOUCH CUBE

「ケーブルマーキングのスタンダードと言えば、これ。『セルフラミネートテープ』。ラミネートフィルムによって印字部分が保護され、こすれや汚れに強いんです。ルーター周りで活用している、複数のネットワークケーブルのマーキングに役立ちました。」

まとめ自分に合った「P-TOUCH CUBEシリーズ」を選んで、毎日に便利をプラス

シンプルな文字とイラストだけのラベルではなく、もっとこだわったデザインでラベルを作りたい。ラベルのデザイン作成に専用スマホアプリを活用することで、そんな声に応えたのが、ブラザーの「P-TOUCH CUBEシリーズ」だ。用途に応じて選べる3つのモデルをラインアップしており、家庭での名入れ用途から、オフィスでのビジネス用途まで、幅広いニーズに対応可能。また、対応テープにも多種多様なものが揃っており、「お名前シール」の作成にとどまらず、ラッピングやアイロンプリントなど、さまざまな用途に活用できるのも素直に驚きだった。

ラベルライターの可能性を大きく広げてくれる「P-TOUCH CUBEシリーズ」。本機を上手に活用して、日常生活やビジネスシーンにちょっとした便利を加えてみてはいかがだろうか。

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ブラザー「P-TOUCH CUBEシリーズ」

この記事は2023年2月6日の情報を基にしております。