見えないゴミの取り残し、気づいてる?グリーンレーザー&ピエゾセンサー搭載でゴミの存在をしっかり把握!「Dyson V12 Detect Slim」は2つの「見える」がスゴイ!
しっかり掃除機をかけたつもりでも、見えないゴミやホコリが取り切れていないことは意外と多いもの。そんな悩みを解消してくれるコードレス掃除機として、2021年5月に登場したのがダイソンの最新モデル「Dyson V12 Detect Slim」だ。本機は、床面にグリーンレーザーを照射し、通常は目視しづらい微細なホコリを可視化してくれる「Laser Slim Fluffy™ クリーナーヘッド」※1と、ゴミの量とサイズを可視化してくれる「ピエゾセンサー」※2を搭載。今まで以上にしっかりと家中を掃除できるようになったことが大きな特徴だ。今回は、そんな「Dyson V12 Detect Slim」の魅力をチェックしていこう。
INDEX
- 見える@新クリーナーヘッドグリーンレーザーで見えづらいホコリを可視化できる※1「Laser Slim Fluffy™ クリーナーヘッド」新搭載
- 見えるA新機能「ピエゾセンサー」により、吸い取ったゴミの量とサイズが見える※2から満足感も高まる
- 吸引力&排気性能あの「Dyson Digital Slim」から吸引力が50%よりパワフル※3に。排気も部屋の空気よりキレイで安心
- 使い勝手「毛絡み防止スクリューツール」を使えば、からまった毛の除去作業も必要なし
- さらにパワフルなモデル最もパワフルな吸引力※4を求めるなら「Dyson V15 Detect」もチェック
- まとめ2つの「見える化」による徹底した掃除で、おうち時間を快適に過ごそう!
見える@新クリーナーヘッドグリーンレーザーで見えづらいホコリを可視化できる※1
「Laser Slim Fluffy™ クリーナーヘッド」新搭載
自宅で過ごす時間が多くなった今日この頃。家の中を常に清潔な状態に保ち、快適に過ごせるよう、毎日欠かさず掃除をしている家庭も多いのではないだろうか。
しかし、どんなに念入りに掃除機をかけても、壁際や家具と家具のすき間、家具の下、階段の隅など、掃除が難しい場所は案外多いもの。それどころか、一見ホコリがないように見えるリビングルームのフローリングにも、実際は微細なホコリが残っていたりするものだ。「何とか吸い残しをなくし、家中をしっかり掃除したい」と誰しもが思うだろうが、見えづらいホコリを見えるようにするのは、しょせん無理な話……。そう思っている人にこそチェックしてほしいのが、2021年5月に登場したダイソンの最新コードレス掃除機「Dyson V12 Detect Slim」だ。
新設計の「Laser Slim Fluffy™ クリーナーヘッド」は、ヘッドの右側にグリーンレーザーの照射口を装備。そこから放たれるグリーンレーザーが床面を照らすことで、肉眼では見えづらい微細なホコリの姿を浮かび上がらせてくれるのだという※1。
論より証拠ということで、早速使ってみよう。まずは「Laser Slim Fluffy™ クリーナーヘッド」のグリーンレーザーをオフにしてフローリングを掃除。その後、グリーンレーザーをオンにして再度掃除したところ、レーザーに照らし出された微細なホコリがくっきりと浮かび上がり、「こんなに残っていたのか!」と驚いてしまった。壁際や部屋の隅なども、掃除したつもりだったのに、細かいホコリがかなり残っている。「Laser Slim Fluffy™ クリーナーヘッド」のおかげで、こうしたホコリをしっかり掃除できるのは快感だ。
テレビ台やベッドの下、壁際と家具のすき間など、目の届きにくい場所は、どうしても細かいホコリを取り逃しがち。実際に「Laser Slim Fluffy™ クリーナーヘッド」のグリーンレーザーを照射すると、目には見えにくい細かいホコリがたくさん確認できた
上の動画は、ついつい「掃除したつもり」になりがちな部屋の角を掃除した様子だ。いつも通り掃除したあとに、「Laser Slim Fluffy™ クリーナーヘッド」のグリーンレーザーをオンにしてみると、壁際や椅子の周りに微細なホコリが残っている。なお、このクリーナーヘッドはこのような障害物のある場所でも手首を返すだけでスイスイ動かせるので、快適に掃除できたことも付け加えておきたい
「Laser Slim Fluffy™ クリーナーヘッド」は、クリーナーヘッド右端にグリーンレーザー照射用のスイッチ(赤枠)を装備しており、オン/オフの切り替えが行える。グリーンレーザーは、クリーナーヘッド前方を広角に照射できるよう、床上7.3oの位置に下方1.5°に向けて設置されている
近頃、クリーナーヘッドにLEDライトを搭載したコードレス掃除機が増えているが、「Dyson V12 Detect Slim」はあえてグリーンレーザーを採用。昼白色のLEDライトと比較し、ホコリの印影をくっきりと映し出せるという。
また、部屋を暗くしなければホコリが視認できないのではないかと心配になったが、電気をつけた状態の一般的な部屋の明るさでも、十分に微細なホコリを目視することができた。
上の動画は、フローリングに疑似ゴミとして食塩をまき、「Laser Slim Fluffy™ クリーナーヘッド」のグリーンレーザーと、LEDライトを想定した光を当て、視認性を比較したもの。LEDライトでは食塩が目視しにくかったが、「Laser Slim Fluffy™ クリーナーヘッド」のグリーンレーザーの光を当てると、食塩の1粒1粒、その凹凸まではっきりと確認できた
見えるA新機能「ピエゾセンサー」により、吸い取ったゴミの量とサイズが見える※2から満足感も高まる
「Dyson V12 Detect Slim」には、もうひとつの大きな特徴がある。それは、吸引したゴミの量とサイズを計測し、本体背面に搭載された液晶ディスプレイで確認できる※2ことだ。本体吸入口に搭載された独自のピエゾセンサーが、吸引したゴミを毎秒15,000回計測。計測したゴミのサイズは、砂糖粒サイズの「500μm」、ダニの死骸サイズの「180μm」、微細なホコリサイズの「60μm」、花粉サイズの「10μm」の4サイズに分けられ、どのサイズのゴミをどれだけの量吸い込んだのかが液晶ディスプレイ上に棒グラフでリアルタイムに表示される※2。
これまでの掃除では、綿ボコリや食べ物のカスといった目に見える大きなゴミはともかく、上記のような目に見えづらい小さなゴミは掃除機をかけても本当に吸い込めているのか確認できなかった。その点、ピエゾセンサーを搭載した「Dyson V12 Detect Slim」ならどのようなゴミをどれだけ取れたのかがしっかり確認できるので、「掃除をしている」という安心感と実感を得ることができる。掃除の成果が確認できることで、掃除機をかけようという意欲もわきやすくなるはずだ。
実際にさまざまなサイズのゴミを混在させて「Dyson V12 Detect Slim」で吸引してみた。ゴミを吸引し始めると、サイズごとのゴミの量を表す数字が跳ね上がっていく。吸引したゴミの数が目に見えて増えていく様子は、掃除の達成感を高めてくれる
吸引力&排気性能あの「Dyson Digital Slim」から吸引力が50%よりパワフル※3に。
排気も部屋の空気よりキレイで安心
目に見えないホコリや、吸引したゴミの量とサイズを可視化できるのが「Dyson V12 Detect Slim」の大きな特徴だが、もちろん、掃除機としての性能そのものも申し分ない。“吸引力のダイソン”と呼ばれる実力は期待以上だ。
「Dyson V12 Detect Slim」は、毎分最大125,000回転というパワフルな「Dyson Hyperdymium™ モーター」と、強力な遠心力を生み出す独自のサイクロン機構「Root Cyclone™ テクノロジー」を搭載し、ダイソンの代名詞である変わらない吸引力※6を実現しているのだ。この吸引力の強さは、数あるダイソンのコードレス掃除機の中でも高い人気を誇る「Dyson Digital Slim」と比べて約50%もアップ※3しているというのだから、驚きだ。ホコリやゴミの可視化だけでなく、残さずしっかり吸い取る抜群の吸引力まで備えているというのは、まさに“鬼に金棒”である。
ダイソンならではの圧倒的かつ変わらない吸引力は、毎分最大125,000回という高速回転を生み出す「Dyson Hyperdymium™ モーター」と、計11個のサイクロンにより強い遠心力を作り出す独自の「Root Cyclone™テクノロジー」によって実現されている。その吸引力はダイソンコードレス掃除機の人気モデル「Dyson Digital Slim」に比べて約50%もアップ※3していると言う
使い勝手「毛絡み防止スクリューツール」を使えば、
からまった毛の除去作業も必要なし
最後に「Dyson V12 Detect Slim」の使い勝手をチェックしていこう。ダイソンのコードレス掃除機は、豊富なツールが付属しているのも魅力のひとつだが、今回特に注目したいのが新ツール「毛絡み防止スクリューツール」だ。
これは、ブラシバーを通常の円柱型ではなく円錐型にすることで、今までのブラシバーではからまりやすかった髪の毛やペットの毛を、太い部分から細い部分へと流れるように吸引できるようにしたもの。この「毛絡み防止スクリューツール」では、高速回転するナイロンブラシがマットレスなどの繊維の奥に潜むゴミやホコリもキレイにかき出してくれるので、毛足の長いカーペットや、ペットの毛がびっしりと付いたソファだけでなく、布団の掃除に活用することもできる。
本当に髪の毛がからまないのかを確認したのが、上の動画だ。ベッドの上に髪の毛を模した黒いミシン糸を置いて吸引してみたが、ブラシバーには1本もからまっていなかった。また、クリアビンの中に注目すると、吸い込んだ黒いミシン糸のほかに謎の「白い粉」が。これはマットレスに潜むダニの死骸や人の皮脂といった細かいハウスダストの集合体。「Dyson V12 Detect Slim」のパワフルな吸引力と、繊維の奥からホコリを掻き出す「毛絡み防止スクリューツール」の合わせ技によって取り除かれた副産物である
また、今回レビューした「Dyson V12 Detect Slim Total Clean」には、「毛絡み防止スクリューツール」に加え、家具と家具のすき間を掃除できる「隙間ノズル」や、やわらかいブラシで棚の上などを掃除できる「コンビネーションノズル」、掛布団の掃除に便利な「フトンツール」、高い場所などもラクに掃除できる「延長ホース」など全5種類のツールが付属※8。ダイソンならではのパワフルさを生かしつつ、これらの付属ツールを使い分ければ、家中をくまなく、効率的に掃除することができるだろう。
新ツール「毛絡み防止スクリューツール」は、円錐形状のブラシバーを採用したことで、髪の毛やペットの毛がブラシバーにからまることなくスムーズな吸引を実現※9。からまった毛をはさみで切って引き抜くといった、手入れのわずらわしさから解放されるのはありがたい
カーペット掃除に最適な「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」も付属※10。このヘッドは、ナイロン製ブラシとカーボンファイバー製ブラシを組み合わせたブラシバーを装備しており、カーペットの繊維の奥のゴミやホコリをしっかりかき出してくれる
さらにパワフルなモデル最もパワフルな吸引力※4を求めるなら
「Dyson V15 Detect」もチェック
ここまで、ゴミの可視化によってより効率的に掃除が行えるようになった「Dyson V12 Detect Slim」についてレビューしてきたが、さらにパワフルなコードレス掃除機を求めている人は、同じく2021年5月に発売された「Dyson V15 Detect」をチェックしてほしい。
「Dyson V12 Detect Slim」と同じく、「Laser Slim Fluffy™ クリーナーヘッド」や「ピエゾセンサー」などを搭載し、ダイソンのコードレス掃除機としては随一とも言える圧倒的な吸引力を実現。ダストカップの容量も大きいため、1台で家中をくまなく掃除したい人はもちろん、広い一軒家に住んでいる人や、広めの作業場を掃除したいという人にも、ぜひチェックしてほしい1台である。
まとめ2つの「見える化」による徹底した掃除で、おうち時間を快適に過ごそう!
念入りに掃除機をかけているはずなのに、何となく鼻がムズムズするとか、目がチクチクするといったことはよくあるもの。それは、隅々まで吸い取っているつもりでも、見えないホコリやゴミが意外と残っているからだ。そんな微細なホコリやゴミまで可視化して、パワフルな吸引力でしっかり掃除できることこそが今回レビューした「Dyson V12 Detect Slim」の真骨頂である。

本機には多くの新機軸が搭載されているが、グリーンレーザーの照射によって、小さなホコリも見逃すことのない「Laser Slim Fluffy™ クリーナーヘッド」※1や、ピエゾセンサーによって吸い込んだゴミのサイズや量まで可視化※2してくれることで、「もっとキレイに掃除したい」というモチベーションが上がりそうだ。もちろん、ダイソンならではの吸引力には申し分はなく、ツールの使い分けによって、さまざまな場所を掃除できる利便性も秀逸である。掃除機としてだけでなく、ハンディクリーナーや布団クリーナーとして“1台3役”を果たすことを考えれば、コストパフォーマンスも高い。“おうち時間”が増えた今、コードレス掃除機の買い替えを検討している人は、「Dyson V12 Detect Slim」をチェックしない手はないだろう。
- ※1 レーザーはフローリング用に設計されています。レーザーの有効性は、使用環境の光やゴミの種類、フローリングのタイプによって異なります。
- ※2 液晶ディスプレイに表示されるゴミの量とサイズは実際の使用状況により異なります。本機能はモーター駆動ツールでオートモードを使用するために最適化されています。記載されているゴミの例は、粒子サイズや密度が異なることがあり、複数のサイズに表示される可能性があります。10μm未満の大きさの粒子は検出されない場合があります。一般家庭での平均使用量に基づいた自社試験結果です。
- ※3 Dyson Digital Slim™コードレスクリーナーとの比較。IEC(国際電気標準会議)規格62885-4 5.8, 5.9に準拠した、クリアビンがゴミ満量時に強モードで使用した場合の自社による吸引力試験(2020年に実施)。
- ※4 2021年5月時点で販売中のダイソンのコードレススティッククリーナーとの比較。IEC(国際電気標準会議)規格62885-4 5.8, 5.9に準拠した、クリアビンがゴミ満量時に強モードで使用した場合の自社による吸引力試験(2020年に実施)。
- ※5 オートモード使用時に最高精度を発揮します。オートモード使用時にオートランプ機能が作動します。一般家庭での平均使用量に基づいた自社試験結果です。
- ※6 IEC(国際電気標準会議)規格62885-4 5.8, 5.9に準拠した、強モードで新品から1回目のゴミ満量まで使用した時点での、SGS-IBR(米国)および自社による吸引力の変化の試験(2020年に実施)。
- ※7 ASTM F1977-04に基づくSGS-IBR(米国)および自社による試験結果(2020年に実施)。試験は0.3μm以上の粒子を使用し、強モードで実施。
- ※8 付属するツールの点数は、モデルにより異なります。
- ※9 実際の使用状況により異なる場合がございます。
- ※10 モデルによっては付属しません。
- ※11 予備の着脱式バッテリー(別売)の販売に関しては、ダイソン公式ウェブサイトをご参照ください。
- ※12 ダイソン公式ウェブサイト上に掲載されている、製品の取扱説明書を参照してください。