ついに6枚刃へ アゴ下のくせヒゲさえも、なぞるだけで剃りあげる! パナソニック「リニアシェーバー ラムダッシュ 6枚刃」 極上の剃り味を体験
パナソニックのリニアシェーバー「ラムダッシュ」は、シェービングテクノロジーの進化とともに外刃の枚数を3枚から4枚、4枚から5枚へと増やしてきたが、2021年モデルでついに“6枚刃”の高みに到達。2〜3日に1度、必要に応じてヒゲを剃る人が増えている昨今のシェービングスタイルにも対応できる、頼もしいモデルへと進化した。ここでは、そんな6枚刃のトップグレードモデル「リニアシェーバー ラムダッシュ 6枚刃 ES-LS9AX」の実力をチェックした。
シェービングスタイルの変化今、2〜3日伸ばしてからヒゲを剃る人が増えている!
毎朝の男の儀式とも言えるシェービング。自宅で過ごす時間が増え、オフとオンの境が曖昧になりがち昨今にあっても、プライベートモードからビジネスモードへと心のモードがカチッと切り替わる瞬間であることに変わりはない。しかし、在宅ワークの機会が増え、外出時にはマスクを付けることが多くなったことから、毎朝ではなく、2〜3日に1度、必要に応じてヒゲを剃る人が増えているという。自宅からWeb会議に参加するにしても、マスクを付けていれば伸びたヒゲを隠せるし、マスクを外すようにとがめられることもない。外出自粛によって、シェービングスタイルに変化が生じるのも自然な流れというものだ。
しかし、ヒゲを剃るシェーバーにとっては、これが問題になる。2〜3日放置され、長く伸びたヒゲはキレイに剃るのが難しい。くせヒゲや、寝ているヒゲ、アゴ下のヒゲなど、ただでさえ剃り残しやすいやっかいな“敵”と戦わなければならないのに、そこに輪をかけるにように長く伸びたヒゲが存在しているのだから、ひと筋縄でいかない。そのうえ、年齢を重ねるとともにヒゲが濃くなったと感じる人も増えてくる。今お使いのシェーバーの剃り味に不満を感じている人も多いのではないだろうか。
新生活様式とヒゲ剃りに関する調査

パナソニックが2021年4月に行ったアンケート調査によると、昨今の外出自粛によってヒゲ剃り頻度が減っていると答えた人は約75%に及ぶ。しかも、長く伸びたヒゲを剃りづらいと思っている人は約58%にのぼり、手持ちのシェーバーに力不足を感じる人が増えているようだ
そんなシェービングスタイルの変化のまっただ中に登場したのが、今回紹介するパナソニック「リニアシェーバー ラムダッシュ 6枚刃」のトップグレードモデル「ES-LS9AX」だ。“アゴ下のくせヒゲさえも、なぞるだけで剃りあげる”とうたう、パナソニックの最新フラッグシップモデルである。
新6枚刃システム長いくせヒゲのカット率は従来の4倍※1へと向上
3枚、4枚、5枚と、シェービングシステムの進化とともに「ラムダッシュ」の外刃の枚数は増えてきた。5枚刃が登場したのは2011年のこと。そこから10年の時を経てついに6枚刃を搭載したのが、今回の「リニアシェーバー ラムダッシュ 6枚刃」である。
「新6枚刃システム」では、肌をガードしながらヒゲを根元からとらえる「フィニッシュ刃」(2枚)、寝たヒゲをすくい上げる「くせヒゲリフト刃」(2枚)に加え、長いヒゲやくせヒゲのシェービング性能をアップさせた「アゴ下トリマー刃」を2枚新搭載し、長いくせヒゲのカット率が従来の4倍※1に向上。これまでのシェーバーではとらえることの難しかった、アゴ下や首回りなどに長く伸びたヒゲも逃さずとらえるように進化した。
※1 パナソニック2020年度発売「ES-LV9F」との比較。パナソニック調べ。<ES-LV9F>カット率17%、<ES-LS9AX>カット率70%。パナソニック独自の基準に基づく。使用条件により効果は異なります。
新6枚刃システム
価格.comスタッフが
「ES-LS9AX」の剃り味を検証!
「新6枚刃システム」の詳細はわかったが、気になるのはやはり、実際の剃り味。5枚刃を備えた従来モデルからシェービング性能がどれだけ進化しているのか、3日ほどヒゲを伸ばして剃り比べてみた。
結果は、下の写真の通り。アゴ下から頬(ほお)にかけてワンストローク、スーッとヘッドを滑らせたところ、5枚刃の従来モデルは若干の剃り残しがあったのに対して、「新6枚刃システム」を搭載した「ES-LS9AX」はほぼ剃り残しゼロ。長く伸びたヒゲをワンストロークでここまで深剃りできることに驚いた。
この後、鼻下やアゴ周りに加え、頬全体をシェービングするのにかかった時間はわずか3分弱。すがすがしいほどの深剃り、早剃り性能で、あっという間にシェービングが完了した。
また、5枚刃の従来モデルと剃り比べて感じたのが、肌への密着感のよさ。この肌に吸い付くような密着感は、「新6枚刃システム」によって従来の5枚刃よりもヘッドが肌に当たる面積が広がり、肌への負担が分散されたことに加え、従来の機能を改良した、6枚の刃が上下にやわらかく浮き沈みする「密着フロート刃機構」と、前後・左右・上下に可動するだけでなく、ツイストや前後スライドもサポートする「密着5Dヘッド」を組み合わせた「新密着5Dシステム」の柔軟性によってもたらされるところが大きい。
しっかりとヒゲを剃ったにも関わらず、シェービング後の肌のヒリヒリ感がなく、鏡の前でアゴをさすりながら「なるほど、これはスゴイ」と感心。これなら2〜3日ヒゲを伸ばしてもスピーディーかつキレイにシェービングできるうえ、肌に過度な負担をかける心配もなさそうだ。なお、パナソニックによると、肌への負担は従来モデルと比べて10%低減※3されているとのことだ。
※3 ES-LVシリーズとES-LSシリーズとの肌への押し付け荷重面積比較。<LVシリーズ外刃面積>13.8cm2、<LSシリーズ外刃面積>15.5cm2。面積比により圧力負荷の分散を確認。パナソニック調べ。使用条件により効果は異なります。
人の顔には大小さまざまな凹凸があり、その度合いは千差万別。しかし、6枚の刃が上下にやわらかく浮き沈みする「密着フロート刃機構」と、360°全方位に立体スイングする「密着5Dヘッド」を組み合わせた「新密着5Dシステム」なら、ヘッド部が自由自在に動き、肌に密着する。外刃で肌を傷つけないよう、ヘッドが可動するよりも早く外刃が沈み込むので、肌への密着感もなめらか
デザイン&使い勝手彫刻のような美しさと、握りやすさを両立。人間工学に基づいた上質ボディ
「ES-LS9AX」では、ボディデザインが一新された点も見逃せない。光沢を抑えたシックな「クラフトブラック」のボディは、彫刻のような美しさと握りやすさを両立。サニタリー空間をスタイリッシュに演出するデザインが所有欲を満たしてくれる。
実際に手に取って握ってみると、ほどよい重量感があってしっくりと手になじみ、自然な体勢でシェーバーを顔に持って行けた。デザイン的な観点からも、取り回しやすさという観点からも、シェービングすることが楽しくなるような、完成度の高いボディである。
彫刻のような造形美を目指したという「ES-LS9AX」のボディ。いたずらに加飾を施すことなく、シンプルかつ上質に仕上げているところに好感が持てる。もちろん、「ES-LS9AX」のデザインは見た目のよさだけでなく、握りやすさも計算されており、親指をヘッド近くの指置きに添えると、自然な体勢でシェーバーを顔に当てられた
ハンドル部で浮かび上がるように光る「スマートLED」がバッテリー残量を知らせてくれるなど、使い勝手も良好。「リニアシェーバー ラムダッシュ 6枚刃」のトップグレードモデル「ES-LS9AX」にはUSB Type-Cポートを備えた「USB充電ケース」が付属し、本体をケースにしまったまま充電できるのもうれしい。出張や旅行の際、わざわざケースから取り出さずともスマートに充電が行えるわけだ
シェービング後のメンテナンスは基本的に、付属の「全自動洗浄充電器」にシェーバーをセットしてボタンを押すだけ。洗浄から除菌※4、乾燥、充電までを自動で行ってくれるので、翌朝には清潔な状態で使える。なお、こびりついた汚れをしっかり落としたいときは水洗いも可能だ
- ※4 【試験依頼先】(一財)日本食品分析センター【試験方法】洗浄充電器にて専用洗浄剤を使用し、洗浄・乾燥した刃部の除菌率を測定【試験結果】99%以上除菌【試験成績書発行】2021年1月6日【試験成績書発行番号】第20127382001-0101号
- ・「全自動洗浄充電器」は、ES-LS9AX/9Nのみ。
- ・洗浄器では本体首部、内刃取り付け部、トリマー刃、外刃のすき間などは洗えません。
まとめ「新6枚刃システム」で時代のニーズに応えた、「ラムダッシュ」の頂点
従来の5枚刃に「アゴ下トリマー刃」を2枚追加し、「新6枚刃システム」へと進化を遂げた「リニアシェーバー ラムダッシュ 6枚刃」。そのトップグレードモデル「ES-LS9AX」を実際に使用してみたが、長いくせヒゲのカット率が従来の4倍※1に向上し、2〜3日伸ばした長いヒゲもなぞるだけでしっかりと剃りあげる剃り味のよさに頼もしさを感じた。同時に、肌にしっかりとヘッドが密着することで、肌への負担も軽減されているので、ヒゲを剃っていて実に気持ちがいいのだ。しかも、デザインや付属品も、フラッグシップモデルの名にふさわしい上質で機能的なもの。所有する満足感もしっかりと得られる。
毎日ヒゲを剃る人はもちろんのこと、在宅ワークなどで自宅にいる時間が増え、2〜3日に1度、ヒゲを剃るようになった人にも、ぜひ「ES-LS9AX」の剃り味を体感してもらいたい。スーッと顔をワンストロークした瞬間、「ラムダッシュはここまできたか」と、その進化に驚くはずだ。