「熱交換器加熱除菌※1」「プラズマ空清」「ダブルAI」を搭載 時代が求める「清潔」と「快適」を備えた 「ノクリア」Zシリーズ by富士通ゼネラル は“今、選ぶべき”エアコン
電気代が1円でも安くなるよう、省エネ性能を競ってきたエアコンメーカー各社だが、今や省エネは当たり前。“おうち時間”が増えた最近では、カビ菌やウイルスを抑制する清潔性や、心地よく冷暖房できる快適性がエアコン選びの重要ポイントとなっている。そこで注目したいのが、富士通ゼネラルのハイスペックモデル、「ノクリア」Zシリーズだ。先進の技術を惜しみなく投入し、時代が求めるニーズにきっちりと応えた本機の魅力をじっくりとチェックしていこう。
清潔「熱交換器加熱除菌※1」でエアコン内部が清潔。
部屋の空気をきれいにする「プラズマ空清」も搭載
在宅ワークの機会が増えるなど“おうち時間”が増えた昨今、部屋の空気の清潔性に感心を持つ人が増えている。このことを反映するかのように、エアコン選びの重要ポイントに清潔性をあげる人が増えており、エアコンメーカー各社も清潔性を保つ機能の強化に力を入れている。
もちろん、富士通ゼネラルの「ノクリア」もそのひとつ。本シリーズは、フラッグシップモデルである「Xシリーズ」に次ぐ高機能を持つシリーズだが、清潔性を保つ機能は、最上位モデルのXシリーズとほぼ同等のものを搭載しているのである。
その最大のトピックが、同社の特許技術「熱交換器加熱除菌※1」だ。これは、冷房や除湿運転によって室内機内に発生した水滴を利用して、抗菌・防カビ※2コーティングを施した熱交換器の表面の汚れを洗い流したうえで、約10分間、熱交換器に残った水分を55℃以上に加熱して、湿熱効果※3でカビ菌や細菌を除去※1するというもの。熱交換器を加熱してカビを抑制する機能を搭載したエアコンはほかにもあるが、カビ菌や細菌を除去できるのは、「ノクリア」の「熱交換器加熱除菌※1」だけ。「抑制」および「除去」や「除菌」は、同じような印象を受けるが、「抑制」は増殖を抑えること、「除去」や「除菌」は文字通り取り除くや減らすという意味で、それゆえ、本技術の名称には「抑制」ではなく「除菌」という言葉が使われているのだ。
しかも、この「熱交換器加熱除菌※1」。従来はユーザーがリモコンを操作して実行する必要があったが、2021年モデルでは部屋にいない時間をAIが学習し、人の不在時に自動で作動するように進化。たとえば、リビングルームで快適に過ごした後、しばし外出。帰宅した時には室内機内部が清潔な状態に整えられているというわけだ。

冷房や除湿の運転時に室内機内に発生した水滴を利用して、抗菌・防カビ※2コーティングが施された熱交換器の表面の汚れを洗い流し、その後約10分間、熱交換器に残った水分を55℃以上に加熱して、湿熱効果※3でカビ菌や細菌を除去※1するのが、富士通ゼネラルの特許技術「熱交換器加熱除菌※1」だ。ちなみに、熱交換器の洗浄から加熱までの全工程にかかる所要時間は最大約35分。ちょっとしたお出かけの間に、熱交換器を除菌※1できる
「熱交換器加熱除菌※1」と並ぶ清潔機能として、空気清浄機能「プラズマ空清」にも触れておきたい。これは、エアコンの室内機が吸い込んだ空気中に浮遊する微粒子をプラズマイオンでいったんプラスに帯電させてから、マイナスの電極板に吸着させる電気集じん方式の空気清浄機能で、部屋の空気中に浮遊する花粉やPM2.5などの微粒子をしっかり取り除くとともに、ウイルスや細菌を抑制することが可能。「熱交換器加熱除菌※1」が室内機内部を清潔に保つ機能なのに対して、「プラズマ空清」は部屋の空気をきれいに保つための機能となっている。
快適「ダブルAI」が実現するワンランク上の快適
「オーダーメイド快適」
「ノクリア」Zシリーズが高度な清潔機能を搭載していることはわかったが、エアコンの本分は、室内の温度や湿度をコントロールし、室内を快適な状態にキープすること。“おうち時間”が増えている今だからこそ、冷暖房機能の快適性もしっかりとチェックしておきたい。
「ノクリア」Zシリーズが快適な冷暖房を実現するために搭載する機能の中心になるのは、エアコン本体に搭載されたエッジAIと、富士通のクラウドAI技術「Zinrai(ジンライ)」を連携させた「ダブルAI」だ。これは、外気温や室温、湿度、日時、過去の運転データに加え、鉄筋・木造などの建物構造や間取り※4、日射などによる暖まりやすさや冷えやすさといった建物環境※4の情報と、インターネット上の気象情報※5などのデータを活用し、エアコンの使用環境や使う人の好み、その日の天気に合った運転制御を行ってくれるというもの。これにより、エアコンの設定をこまめに調節しなくても、エアコン自身が快適な状態に室内を保つよう、自動で最適な運転を行ってくれる。まさに「オーダーメイド快適」を実現している。
この技術が実現できた背景には、富士通ゼネラルが蓄積してきた豊富なエアコン制御のノウハウと、富士通のクラウドサービスにおけるAI活用の高度な実績がある。長い歳月をかけて培われた、富士通グループの技術を結集して生まれた次世代の技術なのだ。

エッジ(エアコン本体)AIと、大容量データを蓄積・管理し、高精度な学習を行うクラウドAIが連携。リモコンの操作履歴や、室内の温湿度、部屋の暖まりやすさ/冷えやすさ、気象情報※5などのデータを活用し、エアコン自身が最適な運転を行ってくれるうえ、自動でメンテナンスしたり、運転モードやタイマーを提案したりするなど、ユーザーの生活パターンに合わせた「オーダーメイド快適」を実現してくれる
デザイン居心地のいいインテリアと響き合う、
陶器のような質感のスタイリッシュな室内機
続いて、「ノクリア」Zシリーズのデザインをチェックしていこう。「ノクリア」のラインアップの中では、デザイン性にこだわった「クラフトデザインシリーズ」として展開されている本シリーズは、むだのないシンプルな形状に加え、前面パネルを素焼きの陶器のような質感に仕上げることで、居心地のいいインテリアと響き合うデザインとなっている。
まず、前面パネルにグッと顔を近づけて見てみると、前面パネル全体にあしらわれた波模様に目を奪われるが、両端に目を向けると、波の長さが不揃いなことに気づく。パターンをあえて不均一に仕上げることで、職人がひとつひとつていねいに仕上げたかのような、温もりある風合いを醸し出しているのだ。下の写真はリビングルームに「ノクリア」Zシリーズを設置したものだが、空間にしっくりとなじんでいるのがよくわかるだろう。
上質さを感じる土壁や陶器をモチーフに、前面パネル表面に波模様のパターンが施されている。波の両端の長さを“あえて”揃えないことで、職人の手仕上げのような温かみのある造形美を感じさせてくれるすぐれたデザインだ
上質なデザインとコンパクトボディが魅力の
「ノクリア」SVシリーズも見逃せない
デザインにこだわるなら、「ノクリア」Zシリーズと同様、「クラフトデザインシリーズ」として展開される「ノクリア」SVシリーズもチェックしておきたい。前面パネルにファブリック調のあしらいを施した上質なデザインに加え、横幅を業界最小※6の698mmに抑えたコンパクトな室内機も特徴で、リビングルームだけでなく、寝室や子ども部屋などにもすっきり設置できる。気になる清潔性や快適性にも不足はなく、上記の「熱交換器加熱除菌※1」や「さらさら冷房」などを搭載。富士通ゼネラルが誇る先進の空調技術をコンパクトボディにギュッと凝縮したモデルとなっている。なお、「ノクリア」SVシリーズも、昨年、「レッドドットデザイン賞プロダクトデザイン賞2020」を受賞している。
まとめ時代のニーズに応えた、「今、選ぶべき」エアコン
エアコンに求められるものは時代によって変化する。“おうち時間”が増えた今は、清潔性、そして快適性が何よりも求められているだろう。富士通ゼネラルの「ノクリア」Zシリーズは、こうした時代のニーズにきっちりと応えた「今、選ぶべき」エアコンと言えるだろう。熱交換器を55℃以上に加熱して湿熱効果※3で除菌する「熱交換器加熱除菌※1」や、部屋の空気を清浄してくれる「プラズマ空清」といったこだわりの清潔機能を備えるほか、エアコン本体とクラウド上の2つのAIを活用した「ダブルAI」によって、自動で部屋を快適な状態に維持してくれるのだ。
また、室内機の前面パネルを素焼きの陶器のような質感に仕上げたスタイリッシュなデザインも特徴。ユーザーの声に真摯に耳を傾け、今、必要とされている性能・機能を凝縮させた「ノクリア」Zシリーズは、今こそ選ぶべき、間違いのない1台と言えるだろう。
製品紹介「ノクリア」Zシリーズ

- ※1 AS-Z221Lにおいて。[試験方法]外気27℃、湿度78%の試験室(約6畳)において。加熱除菌運転前と後との比較。10分間で細菌 99%以上、カビ菌 99%以上の減少を確認(細菌一種、カビ菌一種で評価)。[試験機関名](一財)北里環境科学センター。[報告書No.]北生発2017_0370号。熱交換器の一部の菌液を回収し評価。動作環境によって効果が低下する場合があります。加熱除菌運転中は室温が上昇することがあります。お部屋に人がいない時のご使用をおすすめします。本機能はニオイや汚れを除去する機能ではありません。
- ※2 抗菌・防カビ:[試験機関](一社)京都微生物研究所。[試験方法]抗菌試験は JIS Z 2801 による。防カビ試験は JIS Z 2911 による。[試験結果]抗菌:抗菌活性値99%以上。防カビ:防カビ効果あり。[試験番号]8194, 8195。ホコリや油汚れの多い環境でのご使用時には、熱交換器の洗浄が必要となる場合があります。
- ※3 水分を加熱してお湯の状態で除菌する効果。
- ※4 普段の運転中に木造や鉄筋コンクリートなどの建物構造、部屋の間取り、日差しの強弱などによる暖まりやすさ・冷えやすさを学習します。
- ※5 気象データ等を取得するためにはモバイルアプリ「どこでもエアコン」の登録時に郵便番号の入力が必要です。
- ※6 国内壁掛型家庭用エアコンにおいて。室内機横幅698mm。2021年5月1日時点。富士通ゼネラル調べ。