ロジクールのWebカメラならバッチリOK! 印象行動学者、重太みゆきさんが徹底解説 Web会議で好印象を与える“これだけのコツ”

在宅ワークを行う機会が多くなった昨今、Web会議でのコミュニケーションにもどかしさや課題を感じている人は多いだろう。それもそのはず、Web会議システムを使ったコミュニケーションは対面でのコミュニケーションに比べて伝わる情報量が少なく、思ったように意図が理解されないことが多いのだ。そこで本特集では、テレビ番組などで活躍する印象行動学者、重太みゆきさんが「Web会議におけるコミュニケーション力向上術」をレクチャー。さらに、それを実践するための有効なツールとなり得る、ロジクールの高性能Webカメラ「Logicool Pro Stream Webcam C922n」についてもチェックしていく。

印象行動学者 重太みゆきさん
印象行動学者 重太みゆきさん印象行動学者 重太みゆきさん 日本航空、JAL ウェイズの国際線客室乗務員として世界主要 60 都市以上のフライトを経験。「グッドパフォーマンス賞」を受賞するなど、数々の接客褒賞を受ける。都内の老舗ホテル在籍時には、パート社員からわずか1か月足らずで、VIP ラウンジマネージャーに抜擢され、売上を100倍に増加させた実績を持ち、1年半後には社長室室長も兼任した異例の経歴の持ち主。現在は、亜細亜大学経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科の教授を務める。

解説Web会議でこそ実践したい
「メラビアンの法則」

打ち合わせ、会議、プレゼン。少し前まで対面で行うのが常識だった、これら仕事上のコミュニケーションは今ではすっかり“オンライン”で行うのが当たり前に。しかし、目の前に相手がいる対面のコミュニケーションではスムーズに伝えられたこともWeb会議ではうまく伝えられず、もどかしさや課題を感じている人は多いことだろう。それもそのはず、Web会議システムを使ったコミュニケーションは対面に比べて伝わる情報量が少なく、思ったように意図が理解されないことが多いのだ。

そんな中、「『メラビアンの法則』をWeb会議の場でも意識してみてはどうでしょう?」と話すのは、テレビ番組などで活躍する印象行動学者の重太みゆきさん。みずからの言動が相手にどのような印象を与えるのかを研究している、言わば“コミュニケーションのプロ”である。

ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」

雑誌やWeb、テレビなど、さまざまなメディアで活躍する印象行動学者の重太さん。「対面コミュニケーションに比べて相手に伝わる情報が少ないWeb会議でこそ、『メラビアンの法則』を意識することが重要」と説明する

“人は見た目が9割”で知られる「メラビアンの法則」は、“話の内容よりも見た目や話し方のテクニックのほうが大切”と思われがちの理論だが、実はその理解は間違っている。実際は、自分の意図を正確に伝えるには、表情や態度に加え、声のトーンや大きさを、話の内容と一致させることが重要であることを明らかにしたもので、これを正確に理解さえすれば、ビジネスコミュニケーションにも有効活用できるのだ。

ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」「本来、コミュニケーションは全身を使って行うもの。胸元から上の映像しか表示されないWeb会議では、伝わる情報量は1/3〜1/4に減ってしまいます。だからこそ、『メラビアンの法則』が示唆している表情や態度、声のトーンや大きさを、伝えたい情報と一致させることの重要性が高まってきます。たとえば、ノートPCに内蔵されているWebカメラを使う場合、どうしても顔を下から見上げたような映像になってしまいますよね? これでは、どんなに謙虚に、誠実に話をしたとしても、相手には“横柄な態度”に見えてしまうんです」(重太さん)。

なるほど、確かにノートPC内蔵のWebカメラを使う場合、アングルはディスプレイの角度と連動することになる。お互いが画面を見ながら行うWeb会議においては仕方のないことかもしれないが、大切な顧客に、意図せず「横柄な人」と思われては大問題。すぐにでも解決したいところである。では、Web会議で相手に好印象を与えるにはどうすればいいのか? 次章では、重太さんに改善方法を指南してもらおう。

ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」

Web会議に参加する際、ノートPCの内蔵Webカメラを使っている人は多いはず。その場合、顔を下から見上げたような映像になることが多く、相手には「横柄な態度」に見えるのだそう。確かに、Web会議で目にする機会の多い角度だ

TIPSWeb会議で相手に
好印象を与えるにはどうすればいい?

Webカメラの角度

Web会議において円滑なコミュニケーションが行え、商談の場では相手に好印象を与えられるTIPSのひとつ目として、重太さんがあげたのは、前章でも紹介したWebカメラの「角度」だ。

ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」「顔を下から見上げた映像は横柄な印象を与えてしまうし、上から見下ろした映像は卑屈に見えてしまいます。Webカメラの正面に座って、ネクタイが少し見えるくらいにVゾーンを入れるのがベスト。証明写真を撮る際の映り方をイメージしてください。胸元が少し見えるくらいの映り方は、相手に安心感を与え、好感を持ってもらいやすいんですよ」(重太さん)。

ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」

下から見上げるような角度や、上から見下すような角度は相手に好印象を与えない。カメラの真正面に座り、背筋を伸ばし、証明写真を撮る時のような画角になるようにWebカメラを設置するのがベストだという。ノートPC内蔵のWebカメラを使う場合は、デスクの上に置いたパソコンの下に台を入れるなどするとよさそうだ

声は大きめ、トーンは高めに

相手の顔が目の前の画面に映っているWeb会議では、「相手がすぐそこにいる」と思いがちだと重太さん。「でも、実際はすごく離れた場所にいるんです。だから、遠くの人に話しかける時のように、声は大きく、クリアに、ハキハキとしゃべることが大切です」。

Web会議での話し方を実演してもらったが、声の大きさ、トーンの高さは想像以上で、「自分はここまでハキハキ話せていたか?」と振り返ってみると、残念ながら答えはノー。自分ではそんなつもりはなかったが、もしかすると、ぼそぼそと話す「自信のない人」と思われていたかもしれない。

ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」

Web会議では声は大きめ、トーンは高めを意識するのがベター。重太さんのWeb会議を再現してもらったが、「こんにちは!」「よろしくお願いします!」と想像を超えるほど大きな声で発言しており、確かに、はつらつとしていて好印象だ

身振り・手振りを効果的に活用する

さらに、「なるほど」と納得したのが身振り・手振りについて。人間は本能的に動くものを目で追う習性があるため、身振り・手振りで意図や感情を表現することが大切なのだという。

ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」「意見がある時は、『ハイッ』と声を出しながら挙手する。しっかり顔の横まで手をあげるのもポイントです。せっかく挙手しても、画面に映っていなかったら意味がありませんから。相手が話している時は『うん、うん』と大きくうなずき、時には顔の前でパチパチと拍手してもいいでしょう。少し大げさなくらいのジェスチャーを心がけてみてください。対面での会議の時以上に、発言の機会を得られるかもしれませんよ」(重太さん)。

対面での効果的な身振り

「少しオーバーなくらいがちょうどいいんです」と重太さん。映像に動きを加えることで、Web会議の参加者たちの視線を集められ、発言の機会も増えるという

背景で自己アピール

ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」「Web会議では背景をボカしている人をよく見ますが、何か隠したいものがあるのかな、と思ってしまいますよね。かといって真っ白な背景は顔が暗く見えがちなので、これもNG。木目のキャビネットや本棚などの前が理想的ですが、せっかくなら、背景を利用して自分をアピールしてはどうでしょう? 伝えたいメッセージや自身のアピールポイントを背景にしてしまうんです。ポスターや賞状を壁に貼っておけば、自然とそこに注目が集まり、新たなビジネスチャンスが生まれるかもしれません」(重太さん)。

ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」

重太さんが教鞭を執る大学のゼミ生の集合写真を背景に置いてみたが、これだけでも初めての人と会話のきっかけが作れる。背景を上手に活用すると、対面の会議では難しい自己アピールが簡単に行えるのだ

ツール円滑なコミュニケーションには
情報伝達量の多いWebカメラが必須!

重太さんに解説&レクチャーしてもらった「Web会議におけるコミュニケーション力向上術」をより効果的に実践するには、情報を伝達するツールとなるWebカメラにもこだわりたい。Webカメラの真正面に座り、証明写真さながらの映像を心がけたとしても、その映像が粗く不鮮明だったら、やはり相手に好印象を与えるのは難しくなってくるからだ。

そこで注目したいのが、1999年から約22年にわたってWebカメラ市場を切り拓いてきたロジクールのWebカメラ「Logicool Pro Stream Webcam C922n」(以下、「C922n」)だ。本機は、オートフォーカスと光補正機能を搭載したガラスレンズのフルHD(1920×1080)カメラを採用し、表情の微妙な変化や身振り・手振りを明るく高精細な映像(1080p/30fps-720p/60fps)で伝送可能。また、ノイズキャンセリング機能付きステレオマイクを搭載するので、声のトーンや大きさの変化もノイズが少なくクリアに届けられる。重太さんがレクチャーしてくれたポイントをしっかりと相手に伝えられるので、対面に負けない、説得力のあるコミュニケーションが図れるだろう。

ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」

ガラスレンズのフルHDカメラを採用した「C922n」は、価格.com「WEBカメラ」カテゴリーの人気売れ筋ランキング第2位(2021年5月19日時点)に支持されている人気モデルでもある

ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」 ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」

コストダウンのためにプラスチックレンズが採用されるWebカメラが多い中、「C922n」は結像性能にこだわり、屈折率の異なる光学ガラスを複数組み合わせたガラスレンズを搭載。「こんなに明るく精細な映像が送れるなら、バッチリ。Web会議用のWebカメラとして不足はありません」と、重太さんも太鼓判だ

一般的なノートPCに内蔵されているWebカメラはHD(1280×720)画質が主流。フルHD(1920×1080)画質の「C922n」と比較すると、その差は歴然。どちらが表情の機微や微妙なニュアンスまで伝えられるかは言うまでもない

ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」

カメラ部の左右に搭載されているのが、ノイズキャンセリング機能付きのステレオマイク。集音性が高く、声のトーンや大きさの変化もクリアに相手に届けられるので、意図した通りのコミュニケーションが図れるはずだ

ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」 ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」

「C922n」は取り付けが簡単。WebカメラをノートPCや液晶ディスプレイの上部にひっかけて、くの字のスタンドを背面に押しつけて固定するだけ

ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」 ロジクール「Logicool Pro Stream Webcam C922n」

「C922n」には三脚が同梱されているのもうれしい。「三脚を使えば角度調整が行いやすく、ベストポジションで自分自身を映し出せます」と、重太さんも高評価。脚を引き伸ばすだけで簡単に使えるので、積極的に活用したい

まとめWeb会議で好印象を与えられる、
選んで間違いのないWebカメラ

Web会議で好印象を与えられる、
選んで間違いのないWebカメラ

印象行動学者の重太さんにWeb会議におけるコミュニケーション力を向上させるコツを教えてもらったが、対面時に比べて伝達できる情報量が1/3〜1/4に減ってしまうWeb会議では、表情や態度といった「視覚」情報や、声のトーンや大きさといった「聴覚」情報を、少し大げさと思うほどに意識することが大切だということがわかった。また、そのためには、できるだけキレイな映像や音声を伝えられるWebカメラを使うことも重要になってくる。「Web会議をひんぱんに行うようになったのはここ1年」と語る重太さんも、最初のうちは好印象を与えられるWebカメラを探し、取っ替え引っ替え、いろいろなモデルを試したそうだ。

今回、ロジクールのWebカメラ「C922n」を試していただいたが、その映像のキレイさに「これは間違いない1台です!」との感想をいただけた。Web会議でのコミュニケーションにもどかしさや課題を感じている人は、「C922n」を導入し、重太さんに指南してもらったTIPSを実践してみてはいかがだろう。