6万円台※を実現! ビジネスの生産性を高める14型ノートPC レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」が今どきのワークスタイルを強力サポート!税込。価格.com掲載価格。2021年8月27日時点

「ビジネスをパワフルに、そしてスタイリッシュに」をコンセプトに、2019年に立ち上がったレノボの新しいノートPC「ThinkBook」。スマートかつ軽量なボディに、Web会議に便利な機能や生産性を高めるハイパフォーマンスを備えた本機は、さまざまな場所で多様な働き方を行う、今どきのビジネスパーソンにぴったりなモデルだ。今回は、CPUに「AMD Ryzen 5 4500U」を搭載し、6万円台を実現した14型ノート「ThinkBook 14 Gen 2」(20VF00AFJP)の実力をチェックしていく。

ブランドコンセプト今どきのワークスタイルに対応する、スタイリッシュなビジネスノートPC「ThinkBook」

時間や場所にとらわれない働き方であるテレワークが広く普及したり、仕事と生活の調和を保つライフワークバランスの考え方が浸透したり、副業を認める企業が多く出てきたりなど、近年、ワークスタイルの変化が激しい。仕事道具となるパソコンにも、こうした変化に対応するための機動力や機能性が求められているが、こうした変化を先取りしたノートPCとして知られているのが、「ビジネスをパワフルに、そしてスタイリッシュに」をコンセプトに2019年に立ち上がったレノボの「ThinkBook」である。

レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」

多様なワークスタイルに対応できるスタイリッシュなビジネスノートPCとして2019年に誕生した「ThinkBook」。世界150か国以上で修理対応が受けられる国際保証が1年付属するほか、最長5年間の延長保証オプションが用意されるなど、安心してビジネスに取り入れられる

そんな「ThinkBook」の中で今回注目したのは、14型ノートPC「ThinkBook 14 Gen 2」だ。本機は、一般的なモバイルPCの13.3型よりひと回り大きな14型フルHD(1920×1080)液晶ディスプレイを搭載しながら、本体サイズは約323(幅)×218(奥行)×17.9(厚さ)mm、重量約1.4kgという持ち運びにストレスのない軽量ボディを実現。スタイリッシュなボディに、Web会議に便利な機能や豊富な外部インターフェイスを備え、多様な働き方を行う、今どきのビジネスパーソンを強力に支援してくれるモデルとなっているのだ。

レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」

実用性に富んだ14型液晶ディスプレイを搭載し、機動力と生産性のバランスにすぐれた「ThinkBook 14 Gen 2」。本特集では、「AMD Ryzen 5 4500U」や8GBメモリー、256GB SSDを搭載した6万円台のモデル「20VF00AFJP」を使い、レビューしていく

落ち着いた雰囲気の中に、高いデザイン性をまとうボディ

働く場所を問わないテレワークが普及したことで、会社や自宅ではもちろん、カフェやコワーキングスペースなどで、ノートPCを使用する機会が増えてきている。相棒として肌身離さず持ち運び、多くの人の目に触れることになるのだから、持ち運びが負担にならない軽さやルックスは、これまで以上に重要だろう。

その点、“スタイリッシュ”をコンセプトにした「ThinkBook 14 Gen 2」は、ビジネスモデルらしい落ち着きをまといながら、高いデザイン性を身に着けている。特にアルミ素材を採用した天板は、サンドブラスト加工に強弱をつけることで、グレーの色合いが異なるツートン仕上げがなされており、積極的に見せびらかしたくなるハイクオリティな仕上がりだ。

レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」 レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」

天板のデザインは、ロゴから上にはツルリとした感触のサンドブラスト加工を、下部にはザラザラとしたサンドブラスト加工を施したツートン仕上げ。天板と底面には軽量で強固なアルミ素材を採用するので、耐久性もバッチリだ

動画でボディをチェック

「ミネラルグレー」というボディカラーの名称からはシックな印象を受けるが、天板は光の当たり具合によって表情を変えるので、実際にはエレガントな印象がある。さりげなく個性を主張できるハイクオリティなデザインだ

レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」 レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」

搭載する14型フルHD液晶ディスプレイには、視野角が広く、色再現性が高いIPSパネルを採用。ディスプレイ面は約180°まで開くため、ある程度ソーシャルディスタンスを取りながらの画面共有も可能だ

レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」 レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」

「ThinkBook 14 Gen 2」が搭載する14型液晶ディスプレイは、一般的な13.3型モバイルノートよりもひと回り大きいので細かい文字などが見やすく、作業効率がよい。それでいながら、約1.4kgの軽量ボディは小脇に抱えて簡単に持ち運べるうえ、最大約9.8時間(JEITA2.0)のバッテリー駆動が可能なので、一緒にACアダプターを持ち歩く必要性もほとんどない

ビジネスを支える機能快適なWeb会議を実現する機能。使い勝手を高める充実の外部インターフェイス

昨今のワークスタイルの変化に合わせて、実施頻度が激増しているWeb会議。今や、対面よりもオンラインで打ち合わせを行うことのほうが多いという人も少なくないのではないだろうか? そんなWeb会議に便利な機能を豊富に搭載している点も、「ThinkBook 14 Gen 2」の大きな特徴だ。

快適なWeb会議を支援する機能

なかでも注目したいのが、Webカメラの両隣にあるデジタルマイクだ。このマイクは、プリインストールされているユーティリティソフト「Fortemedia」を使うことで、指向性を切り替えることが可能。たとえば、パソコン前方の音だけを集音する「プライベートモード」にしておけば、自宅の生活音などを拾ってしまうことを避けられるし、周囲360°から人の声をバランスよく集音する「共有モード」は、会議室で複数人が集まってWeb会議を行う際に便利だ。さらに、AIを活用し、キーボードの打鍵音や部屋の反響音などを抑えてくれるノイズキャンセリング機能も搭載。雑音の少ないクリアな音声を相手に送れるので、Web会議も快適に進められることだろう。

マイクモードを手軽に切り替えられる「Fortemedia」

レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」 レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」

「Fortemedia」で設定できるマイクモードには、パソコン前方の音声だけを集音する「プライベートモード」、周囲360°から人の声をバランスよく集音する「共有モード」、周囲360°の音をそのまま取り込む「環境モード」の3つが用意されている。在宅ワーク時、「プライベートモード」に設定してWeb会議を行ってみたところ、「いつもよりも声がクリアに聞こえた」と同僚からも好評だった

レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」

上部のつまみを右から左にスライドさせることで、物理的にカメラを隠せる「ThinkShutter」付きのWebカメラ(100万画素)を搭載。Webカメラ使用時のみシャッターを開くようにすれば、意図せずにカメラが動作してしまってもプライバシーを保護できる

レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」

受話器のアイコンが描かれた「F10」「F11」キーは、コミュニケーションアプリ「Microsoft Teams」や「Skype」の音声通話の受話・終話キーとして動作する。一般にコミュニケーションアプリの音声通話を受話・終話するためには、アプリ画面上の受信ボタンをクリックしなければならないが、本機ならキーを押すだけ。通話アプリのウインドウを探すことなく、素早く通話に入ったり、終えたりできる

最新からレガシーまで豊富な外部インターフェイスを装備

仕事のために快適なファシリティが整えられたオフィスだけでなく、さまざまな場所で仕事を行うようになると、その場の環境に柔軟に対応できる外部インターフェイスが必要になってくる。その点、「ThinkBook 14 Gen 2」は、最新のUSBポートであるUSB 3.1 Gen2 Type-Cポート(映像出力対応)から、最近のモバイルノートでは省略されることが多い有線LANポート、フルサイズのHDMIポートやSDメモリーカードリーダーまで装備している。USBポートについては、USB3.2 Gen1 Type-Aポートを含め、合計4基を搭載しているのがありがたい。

レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」 レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」

外部インターフェイスは、左側面に映像出力対応のUSB3.2 Gen2 Type-Cポート×2、HDMI出力ポート×1、USB3.2 Gen1 Type-Aポート×1、ヘッドホン出力/ヘッドセットポート×1を、右側面に有線LANポート、USB3.1 Gen1 Type-Aポート×1、SDメモリーカードリーダー×1を搭載。一部のオフィスやホテルなどではWi-Fiが使えないこともあるため、有線LANポートがあるのは心強い

レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」 レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」

キーボードはLEDバックライト内蔵の日本語84キー。手前の辺を若干ふくらませることでキートップの面積を広げた「スマイルシェイプ」になっており、キーピッチはゆったりとタイピングできる実測約19mmが確保されている。長時間の入力作業も快適だ

指紋センサー搭載電源ボタン

レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」

キーボード右奥に備わった電源ボタンは、指紋センサーを内蔵。マスク生活になったことで顔認証機能が使いにくくなっている昨今だが、本機なら指1本で簡単かつセキュアにWindowsにサインインできる

パフォーマンス高性能CPU「AMD Ryzen 5 4500U」搭載で、テレワークが快適に行える処理性能を発揮

続いて、本機のパフォーマンスを確認していこう。今回レビューで使用している「20VF00AFJP」は、6万円台でありながら、世界最高クラスの緻密さを誇る7nmプロセスルールで製造されたCPU「AMD Ryzen 5 4500U」(6コア/6スレッド、2.3GHz-最大4.0GHz)を採用。高性能なGPU「AMD Radeon グラフィックス」を内蔵しているので、すぐれたグラフィック性能も期待できる。さらに、メモリーは8GB、ストレージは高速なNVMe接続の256GB SSDを搭載しており、Web会議やオフィスワークはもちろん、写真編集などのクリエイティブ作業においても十分な処理性能を発揮してくれるはずだ。

CINEBENCH R23

レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」

CPUの処理性能を確認できるベンチマークプログラム「CINEBENCH R23」を実行したところ、シングルコアで1132、マルチコアで6172という高いスコアを記録した。ランキングを見てみると、マルチコアでのスコアはライバル社の最新世代CPUを上回っているようだ。これなら安心して購入できるだろう

PCMark 10

レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」

パソコンの総合的なパフォーマンスをチェックするベンチマークプログラム「PCMark 10」。このテストでは、快適さの目安となる3000を大きく超える総合スコア4545を記録した。クリエイティブ作業の快適さを示す「Digital Content Creation」のスコアが4151と比較的高いのは、高性能GPU「AMD Radeon グラフィックス」の効果が発揮された結果だろう

CrystalDiskMark 8.0.4

レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」 レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」

「CrystalDiskMark 8.0.4」を使い、NVMe接続の256GB SSDの転送速度を測定してみると、シーケンシャルリード(Q8T1)は約2190MB/sをマーク。最速クラスではないが、電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間も約9.2秒と、実使用におけるレスポンスは十分なもの

レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」

デジタル一眼カメラで撮影した、高解像度写真のレタッチも行ってみた。ベンチマークプログラムの結果を裏付けるかのように動作はスムーズで、フィルターの適用や画像の拡大・縮小もストレスなく行えた。一般的なオフィスワークはもちろん、ちょっとしたクリエイティブ作業もお手の物だ

まとめこれからの時代のビジネスパーソンにぴったりなビジネスノートPC

「ビジネスをパワフルに、そしてスタイリッシュに」。これは、レノボのビジネスノートPC「ThinkBook」が掲げるコンセプトだが、14型ノートPC「ThinkBook 14 Gen 2」をレビューして、まさにそのコンセプト通りであることに感心した。

本機は、実用性の高い14型液晶ディスプレイを搭載しながら携帯しやすいサイズを実現したうえ、アルミ素材を採用したツートンの天板によって落ち着きの中にスタイリッシュさが感じられるデザインになっている。仕事の相棒にふさわしいたたずまいだ。そのうえ、Web会議やオフィスワークが快適に行える機能を豊富に備えているので、テレワークシーンにも適している。多様な働き方が求められる今どきのビジネスパーソンにぴったりなビジネスノートに仕上がっていると言えるだろう。

なお、今回レビューを行ってきたモデル「20VF00AFJP」は、「AMD Ryzen 5 4500U」を搭載しながら、6万円台とリーズナブル。ちょっとしたクリエイティブ作業もこなせる処理性能を持っているのだから、コストパフォーマンスは十分に高いと言えよう。便利に使えるビジネスノートをお求めの人は、本機をぜひチェックしてほしい。

レノボ「ThinkBook 14 Gen 2」
AMD Ryzen 5 4500U | 8GBメモリー | 256GB SSD 搭載
ThinkBook 14 Gen 2(20VF00AFJP)
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主なスペック
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU AMD Ryzen™ 5 4500U モバイル・プロセッサー(6コア/6スレッド、2.3GHz-最大4.0GHz)
ディスプレイ 14型フルHD(1920×1080)液晶、IPSパネル、非光沢
メモリー 8GB(DDR4-3200)
ストレージ 256GB NVMe SSD
外部インターフェイス 映像出力対応USB3.2 Gen2 Type-Cポート×2、USB3.2 Gen1 Type-Aポート×2、HDMI出力ポート×1、ヘッドホン出力/ヘッドセットポート×1、有線LANポート、SDメモリーカードリーダー×1
無線機能 Wi-Fi 6(IEEE802.11 ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0
バッテリー駆動時間 約9.8時間(JEITA2.0)
本体サイズ 約323(幅)×218(奥行)×17.9(厚さ)mm
重量 約1.4kg
この記事は2021年08月27日の情報を基にしております。