初めてのロボット掃除機はコスパ抜群 エコバックス「DEEBOT N8＋」で決まり！

世界52の国と地域で製品を展開し、全世界に1900万以上のユーザーがいる家庭用ロボットの総合メーカー、エコバックス。日本ではまだなじみが薄いメーカーだが、先進のテクノロジーを搭載した床用ロボット掃除機や窓用掃除ロボットを開発し、世界的な家電見本市「IFA」や「CES」ではその技術やデザインが高く評価されている。

今回注目したのは、そんなエコバックスの最新床用ロボット掃除機、Amazon専売モデルの「ディーボット N8＋」だ。本機の最大の特徴は、「吸引清掃」と「水拭き」を同時に行えること。真空度2300Paのパワフルな吸引力を備え、ホコリはもちろん、モッププレートを装着して水を入れれば床にこびりついたベタベタ汚れもきれいに取り除いてくれる。

吸引清掃と水拭きを、それぞれの機能を備えた2台のロボット掃除機に行わせる方法もあるが、2台のロボット掃除機を買い揃えるとなると出費がかさむうえ、保管時にはそれなりの場所も必要になる。その点、「ディーボット N8＋」なら1台で吸引清掃と水拭きが行え、Amazonでの通常価格は69,800円（税込）と手が届きやすい。しかも、2023年4月22日〜4月25日のAmazon ゴールデンウィーク・セール開催期間中は通常価格から35％OFFの45,700円（税込）。これに加え、セール価格と併用可能な価格.com特別クーポンを利用すれば、さらに2％OFFの44,786円（税込）で購入することができるという（セール詳細は本記事の最下部に記載）。予算的にも、スペース的にも、用意するロボット掃除機が1台で済むに越したことはないだろう。

ロボット掃除機とはいえ、掃除機である以上、もっとも重要になるのが清掃力であることに変わりはない。というわけで、早速、その清掃力を確かめてみることにしよう。本機の吸引清掃における真空度は2300Pa。ロボット掃除機としてはかなり高い数値となるが、実際のところはさてどうか？ 疑似ゴミとして床に茶葉をまき、1度の走行で取りこぼしなく、きれいに吸引清掃できるかを確かめてみた。

「ディーボット N8＋」の清掃する様子を観察していて印象的だったのが、フロア全体を効率よく清掃することだ。「ディーボット N8＋」は、自動車の自動運転における車間距離測定に使用されている「D-ToF」技術を応用したマッピング機能「True Mapping」を採用。自位置把握とマップ作成を同時かつ高精度に行いながら清掃するため、動きにほとんどむだがないのだ。価格を抑えた廉価モデルの場合、マッピング機能は搭載せず、ランダムに走行して清掃する製品が多いが、本機はそれらとは一線を画する「賢さ」を備えている。

走行パターンとしては、まずフロア全体の外周を清掃し、その後内側を清掃していくのが見て取れる。その際、ひと筆書きを行うようにして走行していくので、同じところを必要以上に何度も清掃することはなく、手際よく掃除を進めていく。そうかと思えば、ゴミが溜まりやすいイスやテーブルの脚まわりは入念に清掃。ソファの下をはじめ、家具の下にもスルスルと潜り込んでキレイに清掃してくれる。

また、スマートフォンアプリ「ECOVACS HOME」（iOS/Android対応）を使えば、作成されたマップを確認できるのはもちろん、スケジュール機能の設定や、清掃エリア・進入禁止エリアの指定も簡単に行える。リビングルームで家族の団らんを楽しんでいる間に、書斎や寝室、子ども部屋など、指定した部屋だけをピンポイントで掃除させられるのはうれしい限り。ライフスタイルに合わせて使いこなしてほしい。

続いて、「ディーボット N8＋」の使い勝手をチェックしていこう。注目したいポイントは、「ディーボット N8＋」に付属する自動ゴミ収集機「Auto-Empty」だ。掃除を終え、充電ステーションに戻った「ディーボット N8＋」のダスト容器からゴミを自動的に吸引し、紙パックに収容するため、ゴミ捨ての手間は数か月に1回程度で済む。ひんぱんなゴミ捨ての手間やストレスから解放されるのがうれしい。

「Auto-Empty」からゴミ捨てを行う場合、上部から紙パックを引き上げると同時に、紙パックの吸引口にフタがされる設計のため、ゴミ捨ての際にゴミが目に触れることはないうえ、ゴミが舞い上がる心配もない。目立たない部分だが、ユーザー目線の作り込みを実感できる見逃せないポイントだ。

また、本体のダスト容器は取り外して水洗いできるなど、メンテナンスのしやすさも本機の魅力のひとつだ。さらに、1年間のメーカー保証付きなので、万が一の故障の際も、日本国内にあるサポートセンターで修理、部品交換の対応が可能。もちろん、電話では日本語でていねいに対応してくれる。

ロボット掃除機に限らず、1台2役をうたう製品はほかにもたくさんある。しかし、ややもすると、1台2役を実現することに注力するあまり、それぞれの機能が“それなり”になってしまうケースも少なくない。しかし、「ディーボット N8＋」の場合、「吸引清掃」と「水拭き」のどちらもがハイレベルで、強力な吸引力でホコリを取り除いてくれるうえ、不快なザラつきやベタつきもきれいに拭き上げてくれる。そのうえ、面倒なゴミ捨ては数か月に1回程度でOKというのだから恐れ入る。清掃力、賢さ、使い勝手。これらすべてのレベルが高く、コストパフォーマンスにもすぐれた「ディーボット N8＋」は、「初めてのロボット掃除機」にぴったりな1台と言えるだろう。