家の中でも“薄軽”がこれからの定番! インテリアに調和する薄型・軽量15.6型ノート 富士通パソコンFMV「LIFEBOOK TH」シリーズ
仕事にプライベートに、家で過ごす時間が増えた昨今、家のパソコンを使う機会が増えたという人は多いはず。そんな人に注目してほしいのが、富士通パソコンFMVの15.6型ノート「LIFEBOOK TH」シリーズだ。本機は15.6型ディスプレイを搭載しながら、モバイルノート並みの薄型・軽量ボディを実現。さまざまな場所に手軽に移動させながら、本格的に使えるのだ。また、ファブリック調のナチュラルなデザインを採用し、部屋のインテリアにしっくりと調和するのもうれしいポイント。本企画では、そんな「LIFEBOOK TH」シリーズの魅力に迫っていく。
ボディ約1.39kgですこぶる軽快!
モバイルノートのような使い勝手の15.6型ノート
在宅ワークがすっかり定着した感のある昨今、自宅でパソコンを使用する機会がますます増えている。同時に、オフタイムにおいても自宅にいる時間が長くなり、書斎だけでなく、リビングルームや寝室など、家中のさまざまな場所でパソコンを使うケースも増えているはずだ。しかし、家庭のメインパソコンとして使用されることの多い15.6型ノートは、画面が大きくて使いやすい半面、どうしてもボディが大きく重くなりがち。家の中でひんぱんに持ち運んで使用するのには向いていないところがある。
そう感じてきた人にぜひ注目してもらいたいのが、富士通パソコンFMVの15.6型ノート「LIFEBOOK TH」シリーズの最新モデル「LIFEBOOK TH77/E3」だ。本機は、画面が大きく見やすい15.6型ディスプレイを搭載しながら、ボディの素材に強化プラスチックやマグネシウム合金を採用することで、厚さ約18.4mm、重さ約1.39kgの薄型・軽量ボディを実現。15.6型ノートの使いやすさとモバイルノート並みの持ち運びやすさを両立させた、これからのホームパソコンにぴったりなモデルとなっているのだ。

「LIFEBOOK TH77/E3」は、サイズが約360(幅)×235.5(奥行)×18.4(厚さ)mm、重量が約1.39kgと、15.6型ノートとは思えないほど薄型・軽量。約13.2時間駆動(JEITA2.0基準)というバッテリー持ちのよさと相まって、家の中を手軽に持ち運んで使えるモデルになっている。なお、本機には縦置き充電スタンド(写真左奥)とワイヤレスマウス(写真右手前)が付属する
また、本機はスリープから高速に起動するモダンスタンバイに対応。画面を開いてから復帰するまでの時間は実測約0.2秒とまさに一瞬で、ストレスなくすぐに作業に取りかかれる。このモダンスタンバイ、ただ素早く起動するだけでなく、スリープ中もバックグラウンドでWi-Fi接続が定期的に行われているのもポイント。メールやSkypeのメッセージを定期的に受信しているので、パソコンを開いたらすぐに内容が確認できるのだ。
使い勝手にすぐれた15.6型ディスプレイとキーボード
パソコンの使い勝手を左右するディスプレイには、15.6型フルHD (1920×1080) IGZO液晶を採用。一般的な液晶よりも電流が流れやすく、電流のオン/オフを高速に制御できる特性を持つIGZO液晶は、高精細でなめらかな表示が可能なため、写真や動画の鑑賞にうってつけだ。また、キーボードは、キーピッチ約18.4mm、キーストローク約1.7mmのゆとりあるフルサイズ。凹形状で指先にフィットする球面シリンドリカルキートップに加え、小指など力の入りにくい指で押すキーが軽くなった2段階押下圧を採用しているため、スムーズなタイピングができ、疲れにくい。
スタイルファブリック調のナチュラルなデザインで、
リビングルームにしっくりと調和
生活空間に調和するデザインが追求されているのも「LIFEBOOK TH77/E3」の特長だ。ボディ天面とパームレスト面に、上質なファブリックのような「X-TEXTURE」が施されているため、ファブリック地のソファやカーテンなどと同様に、リビングルームにしっくりとなじむ。カラーバリエーションには「インディゴブルー」と「アイボリーホワイト」のナチュラルな2色が用意されており、自分の生活空間のテイストに合ったカラーを選べるのがうれしい。
ボディ天面とパームレスト面に施された「X-TEXTURE」は、単なるプリント模様ではなく、本物のファブリックのように精巧な凹凸が丹念に施されたもの。見た目も手触りも、ノートパソコンらしからぬ有機的な味わいがある。表面にはUVコートが施されており、汚れがついても簡単に拭き取れるのもうれしいポイント
「アイボリーホワイト」と「インディゴブルー」のいずれのカラーもナチュラルで落ち着いたトーン。木目や布地などのインテリアと絶妙にマッチしながら、ボディカラーがほのかなアクセントとなり、生活空間をオシャレに彩ってくれる
“サッと取り出し、サッとしまう”のスタイルを実現する、縦置き充電スタンド
付属の縦置き充電スタンドを利用すれば、「LIFEBOOK TH77/E3」をインテリア小物のように飾りながら充電することも可能。充電スタンドにはHDMI出力ポートが搭載されているので、テレビと接続しておけば、充電スタンドに本体をセットしたまま、富士通パソコンFMVの音声アシスタント「ふくまろ」を使った音声操作で、パソコンの画面をテレビに出力して使えるのもうれしい。パソコンをまるでスマートディスプレイのようにして使えるのだ。
テレビと接続した充電スタンドに本体をセットし、「ふくまろ」と呼びかけると、富士通パソコンFMVの音声アシスタント「ふくまろ」が起動。YouTube動画の再生や、Webサイトの検索、天気予報のチェックなどが音声で簡単に行えた
充実の外部インターフェイス
外部インターフェイスで特に注目したいのは、2基搭載されているUSB4 (Gen3) Type-C/Thunderbolt 4兼用ポートだ。最大40Gbpsという高速なデータ転送が可能なうえ、USB Type-Cケーブル1本で外部ディスプレイに映像を出力したり、本体を充電したりできる。また、デジタルカメラなどで撮影した写真や動画を手軽に取り込めるフルサイズのSDメモリーカードスロットを装備しているのも、ホームパソコンとして便利なところだろう。
処理性能基本スペックもしっかり。
「第11世代インテル® Core™ プロセッサー」や
高速SSDを搭載
最後に「LIFEBOOK TH77/E3」の処理性能をチェックしていこう。スペックの目玉となるのは、最新CPU「第11世代インテル® Core™ i7-1165G7 プロセッサー」(最大4.70GHz)の搭載だ。本CPUは4コア/8スレッドで動作し、マルチタスク性能にすぐれるうえ、前世代から大幅に強化された統合GPU「Intel® Iris® Xe Graphics」を内蔵しているので、複雑なグラフィック処理もパワフルに行える。さらに、高速なPCIe接続の約512GB SSDと、8GBのDDR4メモリーを搭載。ビジネス用途からエンターテインメント用途までしっかり活用できる基本スペックとなっている。
アーキテクチャーが大幅に刷新された「第11世代インテル® Core™ i7-1165G7 プロセッサー」では、前世代からベースクロックが2倍以上向上している。CPUの性能を測るベンチマークプログラム「CINEBENCH R23」を実行してみたところ、シングルコアで1500、マルチコアで5364をマークした。いずれもノートパソコンとして上位に食い込むハイスコアで、最新CPUの力強さが確認できた
ストレージのデータ転送速度を測定する「CrystalDiskMark 8.0.4」では、基準となるシーケンシャルリード(Q8T1)が2488MB/s、シーケンシャルライト(Q8T1)が1829MB/sをマークし、PCIe接続SSDのすぐれたレスポンスが確かめられた。また、パソコンの総合的な性能を測る定番ベンチマークプログラム「PCMark 10」では、ハイエンドノートの基準となる5000を超える総合スコア5037をマーク。パソコン全体として高い性能を備えていることがわかった
写真の編集や3Dゲームのプレイもお手のもの
本機の実際のパフォーマンスを確認するため、RAW現像ソフト「RawTherapee」を使用して、1枚あたり約20MBある30枚のRAW画像ファイルをJPEG形式に変換してみた。一般的なミドルクラスのノートパソコンでは4分30秒ほどかかる処理だが、本機ではわずか約2分10秒で完了。さらに、より負荷のかかる用途として人気のバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」をフルHDの高画質設定でプレイしてみたが、通常時は80fps、プレイヤー混戦時は50fps前後のフレームレートが出た。本格的にeスポーツを楽しむことはできないが、ちょっとゲームを試してみたいという人にも向いている。日常使いだけでなく、さまざまな用途で活用できそうだ。
「富士通WEB MART」で自分好みのスペックにカスタム!
FMVのメーカー直販サイト「富士通WEB MART」には、「LIFEBOOK TH77/E3」のカスタムメイドモデル「LIFEBOOK WT1/E3」が用意されている。ストレージの容量を256GB/512GB/1TBから選べるほか、「LIFEBOOK TH77/E3」が搭載していないDVDスーパーマルチドライブ(外付け)を加えることもできる。また、「LIFEBOOK TH77/E3」の付属品であるワイヤレスマウスや縦置き充電スタンド、このほか「Microsoft Office」や標準のメーカーサポートを省略することで、購入予算を抑えることも可能だ。予算やニーズに合わせてカスタマイズしたい人は、カスタムメイドモデルの「LIFEBOOK WT1/E3」をチェックしてほしい。

- カスタムメイドモデルLIFEBOOK WT1/E3
- 富士通WEB MARTで詳細をチェック
まとめ自宅でパソコンを使うのが
もっと楽しくなる15.6型ノート
以上、「LIFEBOOK TH77/E3」をチェックしてきて最も印象的だったのは、作業のしやすい15.6型ディスプレイを備えながら、厚さ約18.4mm、重さ約1.39kgというモバイルノート並みの薄型・軽量ボディを実現していたこと。普通なら書斎に据え置きになりがちな15.6型ノートだが、薄くて軽いので、家中のあちこちに手軽に持ち運んで、好きな場所で使えるのだ。
また、スリープから瞬時に復帰するモダンスタンバイが機動力を高めてくれるほか、上質なファブリックのような「X-TEXTURE」が施されたボディが家のインテリアにしっくりと溶け込んでくれるのもありがたい。また、付属の縦置き充電スタンドを使えば、スマートディスプレイ的な使い方もできる。そのうえ、最新世代CPUや高速SSDを搭載することで、日常使いだけでなく、クリエイティブ作業やゲームまでこなせるのだから、言うことがない。
このように、さまざまなこだわりが詰まった「LIFEBOOK TH77/E3」。本機があれば、自宅でのパソコンライフがさらに充実したものになるに違いない。

インテリアに調和する薄型・軽量の15.6型ノート
- FMVLIFEBOOK TH77/E3
- FMV公式ページで詳細をチェック
主なスペック
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
CPU | 第11世代インテル® Core™ i7-1165G7 プロセッサー(最大4.70GHz) |
グラフィック | Intel® Iris® Xe Graphics |
メモリー | 8GB DDR4 |
ストレージ | 約512GB SSD(PCIe接続) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 15.6型フルHD(1920×1080)IGZO液晶ディスプレイ |
有線LAN | なし |
無線通信 | Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax(2.4Gbps)対応)、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax、MU-MIMO対応)、Bluetooth v5.0準拠 |
外部インターフェイス | USB4 Gen3 Type-C/Thunderbolt 4兼用ポート×2、USB3.2 Gen1 Type-Aポート、SDメモリーカードスロット、ステレオ・ミニジャック |
サイズ | 約360(幅)×235.5(奥行)×18.4(厚さ)mm |
重量 | 約1.39kg |
Office | Microsoft Office Home and Business 2019 |
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