都会派もアウトドア派も乗れば納得 大人気コンパクトSUV市場の中で「SUBARU XV」でしか味わえないものとは!?
活況を呈するコンパクトSUV市場だが、そこに並ぶ多くのモデルは都市部の走行をメインとする“SUV風”が多いことにお気づきだろうか? 「Sport Utility Vehicle」の頭文字をとったSUVは、都会的な風景に映えるスタイリッシュなエクステリアやスポーティーな走行性能と、悪路をものともせずに走破する装備や動力性能を兼ね備えてこそ、本物のSUVと言えるのだが、現状は必ずしもそうではないようだ。そこで本特集では、「SUBARU XV」はSUVとして本物であるか? をテーマに、その実力をじっくりとチェックしていく。
INDEX
- 01走行性能多くの“SUV風”モデルとどこが違うの? スバルのDNAが凝縮された「SUBARU XV」ならではの高い走破性
- 走りに関するユーザーレビュー
- 試乗車のグレードとスペック
- 試乗インプレッション
- 02デザイン都会の景色にも、アウトドアシーンにも映えるソリッドなデザイン
- デザインや使い勝手に関するユーザーレビュー
- エクステリアデザイン
- インテリアデザイン
- SUVとしての使い勝手
- 03安全性能「アイサイト」がもたらす高い安全性能も購買の決め手に
- 先進安全装備に関するユーザーレビュー
- 先進安全装備「アイサイト」
- アイサイトセイフティプラス
- アイサイトセイフティプラス機能一覧
- コラム:特別仕様車「2.0e-L EyeSight Smart Edition」も見逃せない
- 04まとめ都会も悪路も安心して走れる“本物”のコンパクトSUV
01走行性能
多くの“SUV風”モデルとどこが違うの?
スバルのDNAが凝縮された「SUBARU XV」ならではの高い走破性
走りに関するユーザーレビュー
試乗車のグレードとスペック
試乗インプレッション
今や、百花繚乱といった様相のSUV市場の中で、最もホットなカテゴリーとなっているのが、全長4,500mm前後のコンパクトSUVである。都会的かつスポーティーなルックスと、コンパクトボディによる取り回しのよさ、実用的な室内空間などが人気の理由だが、このカテゴリーの中心となっているのは4WD車ではなく、より低価格で購入可能な2WD車。 SUVの名を冠してはいるものの、大半のモデルは悪路でも安心して走れる「オフローダー」的な性能は持ち合わせておらず、都市部での走行を前提とした“SUV風”とも言えるクルマなのだ。
しかし、キャンプに行けば未舗装路を走ることもあるだろうし、マリンスポーツに出かければ砂地を走ることもあるだろう。ウインタースポーツに出かける場合は積雪地や凍結路を走ることも少なくないはずだ。そんな時、「私のクルマは“SUV風”なので走れません……」では少々、いや、かなり残念ではないだろうか。そんなシーンでもバリバリと走れるクルマこそ、クロスオーバーをうたうSUVにふさわしいと言えるのではないだろうか。
そこで注目したいのが「SUBARU XV」だ。あらゆる状況下で高いパフォーマンスを発揮する本格派のコンパクトSUVである。その背景には、スバル伝統の水平対向エンジンやシンメトリカルAWDといった技術に加え、新プラットフォーム「SGP(スバルグローバルプラットフォーム)」の存在があるのだが、これらについて語る前に、まずは、価格.comユーザーが「SUBARU XV」の「走り」について、どんなコメントを寄せているのか、確認してみよう。
「SUBARU XV」の走りに関するユーザーレビュー抜粋
試乗車のグレードとスペック
ここで取り上げたコメントを見ただけでも「SUBARU XV」の個性が伝わってくる。一般的な“SUV風”のクルマに寄せられるコメントとは一線を画す、本格派SUVを感じさせる内容ばかりだ。その実力を確かめるべく、価格.comでも試乗車(Advance)を使って、実走レビューを行うこととした。
グレード | メーカー希望小売価格(税込) |
---|---|
1.6i EyeSight | 2,200,000円 |
1.6i-L EyeSight | 2,332,000円 |
2.0e-L EyeSight | 2,651,000円 |
2.0e-S EyeSight | 2,871,000円 |
Advance試乗車 | 2,926,000円 |
全長×全幅×全高 | 4,485×1,800×1,575mm(ルーフレール非装着車の全高は1,550mm) |
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パワートレイン | 2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER) |
駆動方式 | AWD(常時全輪駆動) |
トランスミッション | リニアトロニック |
最高出力[ネット] | 107kW(145PS)/6000rpm |
最大トルク[ネット] | 188N・m(19.2kgf・m)/4000rpm |
燃費 | JC08モード:19.2km/L WLTCモード:15.0km/L |
試乗インプレッション
試乗車のパワートレインは2.0Lの水平対向エンジンにモーターを組み合わせた「e-BOXER」。なめらかな回転フィーリングが特徴の水平対向エンジンにモーターのアシストが加わることで、トルクが一気に立ち上がる。市街地では小気味よくストップ&ゴーに反応し、高速道路では想像以上のパワーを感じさせてくれる。ボディがコンパクトなことも相まって、ドライバーとクルマの一体感が味わえ、運転が実に楽しい。
未舗装路では、かなりのアップダウンに加え、路面に苔むした岩がいくつも露出するような、ハードな状況下を走行してみたが、「さすが」とうならされるような走破性の頼もしさを実感することができた。試乗に同行したスタッフの前輪駆動車ではトラクションが効かず、タイヤが空転してしまうような場面でも、「SUBARU XV」は路面をしっかりとグリップし、グイグイと勾配を登っていくし、200mmが確保された最低地上高により凹凸の多い場面でも心配なく走行できた。さらに、路面状況に応じて4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールしてくれる「X-MODE」により、その安心感はさらに高められた。
シチュエーション別インプレッション
02デザイン 都会の景色にも、アウトドアシーンにも映えるソリッドなデザイン デザインや使い勝手に関するユーザーレビュー エクステリアデザイン インテリアデザイン SUVとしての使い勝手
続いて、エクステリアデザインやインテリアデザインをチェックしていく。まずは、価格.comユーザーのコメントから見ていこう。
「SUBARU XV」のデザインや使い勝手に関するユーザーレビュー抜粋
エクステリアデザイン
「SUBARU XV」は、塊感のあるソリッドなエクステリアが本格SUVらしさを感じさせるとともに、都会の街並みにも映える品のあるデザインに仕上げられている。ヘキサゴングリルを中心に構成されるフロントマスクは、エンブレムや、そこから左右に伸びるウイング、ヘッドライト形状などにより、モダンさを漂わせながら大型バンパーやフォグランプカバーなどでダイナミックさも表現している。
ボディサイズは4,485(全長)×1,800(全幅)×1,550(全高)mm。最低地上高200mmを確保しながら、取り回しのよいサイズに収めている点もコンパクトSUVとしての評価を高めているポイントだ。
インテリアデザイン
インテリアは、スバル車らしいしっかりとした包まれ感を実現しつつ、実用性にすぐれた操作スイッチ類や、先進的なマルチインフォメーションディスプレイなどが配置されていて、居心地のよさと機能性の高さがうまく融合されている印象だ。
SUVとしての使い勝手
コンパクトSUVとは言え、「SUBARU XV」の後席の居住性やラゲッジスペースの積載性は十分なもの。家族や友人とともにレジャーやスポーツに出かける際にも快適な時間を過ごすことができるはずだ。
03安全性能 「アイサイト」がもたらす高い安全性能も購買の決め手に 先進安全装備に関するユーザーレビュー 先進安全装備「アイサイト」 アイサイトセイフティプラス アイサイトセイフティプラス機能一覧 コラム:特別仕様車「2.0e-L Eyesight Smart Edition」も見逃せない
最後は安全性能についてチェックしていこう。SUVに限らず、今やクルマを購入する多くの人が安全性能に注目する時代となったが、スバルはこの点において業界のフロントランナーとも言うべき存在。「ぶつからないクルマ」を目指して開発された「アイサイト」をはじめ、多彩な先進安全装備を用意している。価格.comユーザーは、こうした点をどう評価しているのだろうか?
「SUBARU XV」の先進安全装備に関するユーザーレビュー抜粋
先進安全装備「アイサイト」
先進安全装備の中核となるのが「アイサイト」だが、「SUBARU XV」では全車に標準装備される。「アイサイト」とは、フロントガラス上部に設置された「ステレオカメラ」によって前方を監視。その情報と走行状況をもとに、搭載されたソフトウェアが必要な制御を判断し、状況に合わせてクルマの各ユニットを適切に制御する装備だ。
なかでも、価格.comユーザーのコメントで多かったのは、「アイサイト」の機能のひとつ「ツーリングアシスト」に関するもの。これは、高速道路や自動車専用道路における0〜約120km/hの車速域で、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をアシストしてくれる機能だ。試乗時にも試してみたが、ステアリングのアシストが実にスムーズで、手を添えているだけで車線中央をしっかりとキープして走行してくれた。前走車との車間距離を安全な距離で一定に維持し続けてくれる本機能のおかげでリラックスしてドライブを楽しめたのはもちろん、長距離移動や渋滞の際などの疲労軽減効果も高いと言えるだろう。
「アイサイト」には「ツーリングアシスト」を搭載。0〜120km/hの車速域で、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をアシストしてくれる。高速道路での長距離運転時には、疲れにより集中力が途切れがちになってしまうこともあるが、前走車との車間距離を安全な距離で一定に維持し続けてくれる本機能があれば、運転負荷の軽減はもちろん、常にリラックスしてドライブを楽しむことができるのだ
アイサイトセイフティプラス
左右や後方の視野拡張機能をはじめ、さまざまな支援機能を備えており、「世界トップクラスの安全性能」という看板に偽りはないと、改めて確信した。
スバルリヤビークルディテクション (後側方警戒支援システム) |
車線変更や後退時の危険を知らせる |
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フロントビューモニター | 前方の死角を減らす |
サイドビューモニター | 助手席側前方の死角を減らす |
「アイサイトセイフティプラス」では、視界拡張機能を用意。前方の様子をカメラ映像で表示するフロントビューモニターや、助手席側前方の映像を確認できるサイドビューモニターなど、どれも利用価値が高い
特別仕様車「2.0e-L EyeSight Smart Edition」も見逃せない
2021年6月、「SUBARU XV」の特別仕様車「2.0e-L EyeSight Smart Edition」が発表された。「2.0e-L EyeSight」をベースに、LEDヘッドランプの標準装備やダークグレーメタリック塗装の専用17インチアルミホイールの採用など、特別感のある仕立てになっている。「Advance」専用だった「ラグーンブルー・パール」も外装色に設定。インテリアにおいては、シートやシフトブーツ、ステアリングホイールなどに、シルバーステッチを使ったモノトーンのカラーコーディネートが施される。ほかにも、マルチインフォメーションディスプレイ付きメーターや、メーターバイザーリング(ピアノブラック調)などの特別装備を採用。これだけの仕様で、2,706,000円(税込、2021年8月4日時点)と、求めやすい価格設定なのがうれしい。「SURABU XV」という選択肢がグッと現実味を帯びてきた、という人も多いのではないだろうか。
04まとめ「アイサイト」がもたらす高い安全性能も購買の決め手に

コンパクトSUVにカテゴライズされるモデルは年々増えている。しかし、冒頭に記したように、その中にはデザイン重視の“SUV風”モデルが多く、「SUBARU XV」のように、都会でも大自然でも映えるデザインと、どんな状況下でも安心して、気持ちよく走れる走行性能をあわせ持ったモデルは多くない。水平対向エンジンにモーターのアシストを加えた「e-BOXER」や、シンメトリカルAWD、「X-MODE」に加え、「アイサイト」も標準装備という仕様を含めると、トータルバランスでは唯一無二の存在と言ってもいいだろう。オンロードもオフロードも気持ちよく走りたいし、家族や友人とアクティブなカーライフを楽しみたい、大切な人を守るための安全装備も充実していてほしい。そう考えるのなら、この“本物”のコンパクトSUVが選択肢として真っ先に浮かび上がるのではないだろうか。
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