在宅ワークやオンライン学習で大活躍!低ランニングコストかつ高機能なインクジェットプリンター キヤノン「PIXUS XK100」新登場
在宅ワークやオンライン学習を行うにあたって、パソコンや液晶ディスプレイ、机や椅子などを買い替えた人は多いはず。そのいっぽうで、プリンターはどうだろうか? これまでは「たまにしか印刷しないからコンビニでいいや」と考えていた人もいると思うが、在宅ワークやオンライン学習を行ってみると、意外なほどプリンターがあると便利なケースが多いことに気づいたのではないだろうか。そんな人にこそ注目してほしいのが、低ランニングコストと高機能を実現したキヤノンの最新インクジェットプリンター「PIXUS XK100」だ。本機がどのように在宅ワークやオンライン学習で活躍してくれるのか、詳しくレポートしていこう。
印刷性能A4普通紙・カラープリント1枚あたり約3.9円という低ランニングコストを実現
昨今、自宅で仕事を行う在宅ワークや、インターネットを活用して勉強するオンライン学習は、当たり前のものとなりつつある。そのため、仕事や勉強をより快適に行うべく、パソコンや液晶ディスプレイを高性能なモデルに買い替えたり、快適に作業できる机や椅子を導入したりするなど、自宅のパソコン環境を整えているという人も多いのではないだろうか。
だが、プリンターの環境整備となると、案外、遅れているケースが多いようだ。在宅ワークで使用するビジネス資料やオンライン学習で出された課題などをすぐに印刷できると便利なことは多いにも関わらず、「インク代が気になるし、ちょっとした印刷物ならコンビニやネットプリントで十分」と考えている人も少なくないのだろう。しかし、在宅ワークやオンライン学習がニューノーマルとして定着していきそうなことを考えると、そろそろ自宅用のプリンターを購入したり、買い替えたりしたほうが何かと便利なのは間違いない。
そこで注目したいのが、在宅ワークやオンライン学習での活用を念頭に置いて開発された、キヤノンの最新インクジェットプリンター「PIXUS XK100」である。
キヤノンの最新インクジェットプリンターとして、2021年10月に登場した「PIXUS XK100」。「5色ハイブリッド」の新インクを採用したことで、低ランニングコストを実現したうえ、スタートボタンを1度押すだけでコピーが完了する「1プッシュコピー」などの便利な機能を多数備え、在宅ワークやオンライン学習で活躍しそうなモデルとなっている
在宅ワークやオンライン学習で活用するとなると、ページ数の膨大な資料や、数年にわたる大量の過去問題などを印刷する機会もあるだろう。そうなると気になるのがインク代だが、「PIXUS XK100」なら心配はいらない。本機は「5色ハイブリッド」(C/M/Y/BK/PGBK)の新インクを採用したことで、 A4普通紙・モノクロプリントで約1.5円/枚(税込、以下同)、A4普通紙・カラープリントで約3.9円/枚、L判・カラープリントで約9.8円/枚という、低ランニングコストを実現。これなら、「インク代が高いから」とためらうこともなく、印刷が行えるはずだ。
「PIXUS XK100」印刷コスト

※すべて税込
「5色ハイブリッドインク」は印刷品質も高い。テレワークや学習用のプリント用途で多いモノクロ印刷に関しては、顔料系のブラックインク(PGBK)を採用しているため、普通紙に文書を印刷してもインクがにじみにくく、小さな文字もクッキリとシャープに印刷できるうえ、4色の染料インクによって写真印刷も十分にキレイな結果が残せる。また、紙送りを高速化したことで、印刷速度はA4普通紙・モノクロで約15面/分(ipm)、A4普通紙・カラーで約10面/分(ipm)、L判・カラー(フチなし/標準画質)で約16秒/枚とスピーディーに。大量の資料を印刷してもその速度にストレスを感じることはなかった。
※ipm=image per minute 1分あたりにプリントできる枚数
ビジネス資料の印刷品質チェック
普通紙にビジネス資料を印刷し、そのクオリティをチェックしてみたが、カラーの図表は色鮮やかで印象に残りやすく、黒い文字は顔料ブラックインクで印刷されるため、トメ・ハネの細かい部分までシャープだ。また、水に溶けにくいのも顔料インクの特徴で、印刷した書類に蛍光マーカーを引いても文字がにじまず読みやすいままだった
写真の印刷品質チェック
印刷速度をチェック
便利な機能在宅ワークやオンライン学習がよりはかどる!「1プッシュコピー」や「仕事/学習」専用のホーム画面を採用
低ランニングコストを実現したことで、ためらうことなく印刷が行える「PIXUS XK100」だが、使いやすさの点でも、在宅ワークやオンライン学習で役に立つさまざまな機能を新たに搭載している。なかでも便利だと感じたのが、「1プッシュコピー」だ。これは、本体上部のコピー台に書類などを置き、本体前面にある「カラー」か「モノクロ」のボタンを1プッシュするだけでコピーが行える機能。コピーのたびに、用紙サイズを選択したり、印刷枚数を指定したりなど、設定ボタンなどを何回も押す必要がないため、時間がないときでも素早く手軽にコピーできる。
また、本体前面に搭載された2.7型液晶モニターの操作画面を、使用用途に合わせて切り替えられるのも重宝する。「コピー/スキャン/プリント」のアイコンが用意された「標準」モードと、在宅ワークやオンライン学習などでよく使用する機能を集約した「仕事/学習」モードの2つから、基本画面のデザインを選択可能。新たに搭載された「仕事/学習」モードのホーム画面では、「コピー」「書類を送る」「クラウド印刷」「定形フォーム」の4つのアイコンが表示される。これにより、スキャンした書類や課題をメールに添付して送信したり、クラウドサービスに保存してあるデータを印刷したりすることが、以前より簡単に行えるようになった。また、「定型フォーム」からは、レポート用紙や原稿用紙、英語や漢字の練習帳など、勉強に役立つフォーマットの印刷が可能。レポート用紙などが足りなくなっても、いちいち文房具店やコンビニに買いに走る必要がなくなるのはありがたい。
ホーム画面
タッチ操作に対応した2.7型液晶モニターを搭載する「PIXUS XK100」。操作のホーム画面は、従来からの「標準」モードと、在宅ワークやオンライン学習でよく使う機能を集めた「仕事/学習」モードとを、上部のタブで切り替えることができるようになっている。クラウドプリントでは、「OneDrive」や「Google ドライブ」「Dropbox」などに保存した書類の直接印刷が可能で、ビジネスとの親和性も高い
定型フォーム
「仕事/学習」モードの「定型フォーム」からは、勉強でよく使うレポート用紙や原稿用紙などはもちろん、スケジュール用紙や音楽用の五線譜、漢字練習帳なども印刷できる。「読書感想文の課題で原稿用紙が必要になっても、すぐに用意できるから便利」と、子どもにも大好評だった
スマートフォンやタブレット端末との親和性が高いのも「PIXUS XK100」の特徴だ。本機は、プリンターの液晶モニターに表示されたQRコードを読み込むだけで、ダイレクト接続が行える「QRコードダイレクト接続」(iOS/ Android対応)を採用しており、ネットワークに詳しくない人でも容易にモバイル端末と連携が可能だ。さらに、専用アプリ「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」をインストールすれば、スマートフォンやタブレット端末内の写真や書類、SNSや写真共有サイト内の写真や文書などが驚くほど簡単にワイヤレスで印刷できる。
また、「PIXUS XK100」でスキャンしたデータを自動でクラウドにアップロードし、本体の液晶画面に表示されたQRコードをスマートフォンで読み取ることで、スマートフォン上でスキャンしたデータの表示や保存が行える機能も新搭載している。家族それぞれのモバイル端末で同じQRコードを読み取れば、スキャンデータの共有もラクに行えるのだ。
プリンターとスマートフォンとのWi-Fi接続は手間がかかることも多いが、「PIXUS XK100」では、画面に表示されたQRコードを読み取るだけで接続できる「QRコードダイレクト接続」を搭載しており、ネットワークに詳しくない筆者の子どもでも「簡単に接続できた」。専用アプリ「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」を使えば、スマートフォンに保存した写真や課題なども手軽にワイヤレス印刷できる
スマートフォンとWi-Fi接続しなくても、スキャンしたデータをスマートフォンに表示・保存できる機能を新搭載。手順もシンプルで、本体メニューから、「スキャン」→「スマホに保存」を選び、スキャンした後に表示された画面のQRコードをスマートフォンで読み取るだけでOKだ
※QRコードの画面は実際とは異なります。
ボディデザイン重厚感を感じさせるスタイリッシュなデザインはどのような部屋にもなじみやすい
続いては、「PIXUS XK100」のボディデザインをチェックしていこう。シルバーメタリックカラーのボディは、光の当たり方によって表情の変わるサンドブラスト仕上げが施されていることも相まって、一見、重厚な印象を受ける。しかし、側面などに曲面をうまく取り入れることで“親しみ”を感じさせるカジュアルさも兼ね備えており、どのような部屋にもなじんでくれそうだ。
シルバーメタリックカラーをまとったそのボディは重厚さを感じさせるが、側面などに丸みをもたせることで親しみやすさもあるデザインとなっている。また、前面や側面だけでなく、凹凸のないフラットな天面にもサンドブラスト加工が施されるなど、全体的に造りのよさを感じさせる仕上がりだ
在宅ワークやオンライン学習で毎日使うとなると、使い勝手のよさも重要になるが、その点でも「PIXUS XK100」に死角はない。前面給紙カセットに加えて、背面からの給紙もサポートした「2way給紙」を採用しているため、それぞれに異なる用紙をセットしておけば、使うたびに用紙を入れ替える手間は不要だ。また、用紙をセットすると自動で用紙サイズを検知してくれる「自動紙幅検知」を搭載したほか、SDメモリーカードスロットは抜き差ししやすいよう本体前面に装備されるなど、使いやすさを高める細かな工夫が随所に盛り込まれている。
前面の給紙カセットに加え、背面からも給紙できる「2way給紙」を採用。前面給紙カセットにはA4、A5、B5用紙を最大100枚、背面の後トレイには、A4、A5、B5用紙を100枚、もしくははがきや洋形封筒4号/6号、長形封筒3号/4号などを最大40枚セットできる
まとめ自宅で仕事や学習をすることが当たり前になりつつある時代にぴったりな高性能プリンター
在宅ワークやオンライン学習でプリンターを活用する場合、どのような性能や機能が必要だろうか? まず気になるのは印刷にかかるコストだろう。大量の書類や課題も気兼ねなく印刷できるランニングコストの低さは必須と言える。また、手軽に書類をコピー/スキャンできる機能性も必要だし、仕事用のスマートフォンや学校から支給されたタブレット端末との親和性も大切だ。もちろん、自宅に設置できるだけのコンパクトさやデザイン性の高さも求めたいところである。
今回レビューを行った「PIXUS XK100」は、まさにこれらの性能や機能を兼ね備えた高性能モデルであり、「在宅ワークやオンライン学習に最適なモデル」と言っていいほどの完成度の高さであることが確認できた。おうち時間を充実したものにするため、さまざまな家電や家具などを導入している家庭は多いと思うが、在宅ワークやオンライン学習をより効率的に行うために、「PIXUS XK100」の導入も検討してみてはいかがだろうか。
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