徹底検証!ソニーの「BRAVIA XR」最高峰モデル 4K有機ELテレビ「A90J」シリーズ、4K液晶テレビ「X95J」シリーズ

4K有機ELテレビ「A90J」シリーズ、4K液晶テレビ「X95J」シリーズ

先端技術を結集して開発された認知特性プロセッサー「XR」を搭載し、究極とも言える映像と音との一体感を追求したソニーの「BRAVIA XR」。ラインアップとして、4K有機ELテレビが2シリーズ、4K液晶テレビが2シリーズ用意されているが、今回はなんとその4モデルを一堂に集めて徹底検証を実施した。フラッグシップモデルとなる4K有機ELテレビ「A90J」シリーズと、4K液晶テレビ「X95J」シリーズを中心に、その魅力を余すことなくレポートしていこう。

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BRAVIA XR
かつてない没入感を生み出す認知特性プロセッサー「XR」を搭載したBRAVIA XR

価格.com「液晶テレビ・有機ELテレビ」カテゴリーにおける人気売れ筋ランキング10位以内に5モデルがランクイン(2021年10月20日時点)するなど、価格.comの同カテゴリーを席巻するほどの勢いを見せるソニー「BRAVIA(ブラビア)」。目の肥えた価格.comユーザーからも高く評価される画質・音質を備え、4Kテレビの代名詞的存在ともなっているが、2021年4月にその新しいラインとして、認知特性プロセッサー「XR」を搭載する「BRAVIA XR」が加わった。

「BRAVIA XR」ラインアップ

ソニー「BRAVIA XR」

認知特性プロセッサー「XR」を搭載することで、これまでの「BRAVIA」とも一線を画する高い没入感を実現した「BRAVIA XR」。ラインアップとして、4K有機ELテレビの「A90J」シリーズと「A80J」シリーズ、4K液晶テレビの「X95J」シリーズ、「X90J」シリーズの4シリーズが用意されている

「BRAVIA XR」最大の注目点は、なんと言っても認知特性プロセッサー「XR」を搭載したことにほかならないだろう。ソニーの先端技術を結集して設計されたこのプロセッサーは、目や耳から入ってくる膨大な情報を、人間の脳が認識するのと似たプロセスで処理できることが大きな特徴となっている。

もう少し詳しく説明しよう。本プロセッサー「XR」は、映像をゾーンごとに細かく分割して、映像が持つ色や精細感、コントラストなどの各要素を検出したうえ、“人間が映像を見ているとき無意識に注目している点”である「注視点」を独自のアルゴリズムで検出。さらに、これまで個別に分析・処理していた各要素を、人間の脳と同じように横断的に分析・処理して映像を最適化することで、人の感性に響く「自然な美しさ」を再現できるとされている。

認知特性プロセッサー「XR」

ソニー「BRAVIA XR」

ソニーが持つ、おのおのの分野の先端技術を結集することで完成した、認知特性プロセッサー「XR」。人がどのように“映像を見ているのか”“音を聴いているのか”という認知特性に基づいた処理を取り入れることで、これまでにないリアルな映像を実現いている

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4K有機ELテレビ A90Jシリーズ
高コントラストな「XR OLED コントラスト プロ」と
迫力の増した「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」による抜群の臨場感

A90Jシリーズ

ソニー「BRAVIA XR」

A80Jシリーズ

ソニー「BRAVIA XR」

「BRAVIA XR」の4K有機ELテレビのラインアップは、「A90J」シリーズと「A80J」シリーズの2シリーズ。画面サイズとしては、フラッグシップモデルの「A90J」シリーズが83V/75V/65V型の3モデル、「A80J」シリーズが77V/65V/55V型の3モデルを用意している

ここからは、「BRAVIA XR」の4K有機ELテレビと4K液晶テレビ、それぞれの魅力をレビューしていこう。まずは、自発光デバイスの特徴である引き締まった漆黒から現れる鮮やかな映像美を楽しめることで人気の有機ELテレビから、「A90J」シリーズの65V型の「BRAVIA XRJ-65A90J」(以下、65A90J)と、「A80J」シリーズの65V型「BRAVIA XRJ-65A80J」(以下、65A80J)をピックアップし、その実力をチェックしてみた。

まずは4K HDRの映像を映し出してみたが、両機種とも有機ELテレビらしく、ダイナミックレンジが驚くほど広いうえ、明暗ともに階調表現にすぐれた美しい映像を描き出してくれた。また、認知特性プロセッサー「XR」の効果と思われるが、色再現性が高く、精細感もしっかりと出ており、まるでその風景を実際に目の前にしたかのような臨場感を味わえた。どちらのシリーズも相当にレベルの高い映像であったが、両機に映し出された映像を凝視していくうちに、気づくこともある。上位モデル「65A90J」はコントラストがより高く、明るく表示されていることに気づかされた。

これは、有機ELパネルの性能を最大限引き出してくれる「XR OLED コントラスト プロ」が、「A90J」シリーズのみに採用されていることが大きな要因だ。自発光する有機EL素子を利用した有機ELテレビは沈み込むような黒の表現力が高く、高コントラストな映像を映し出せるが、その半面、輝度ピークに近い強い発光を続けていると画面の焼き付きが起こりやすいという問題点も抱えている。そこで「XR OLED コントラスト プロ」では、放熱用アルミシートとパネルの温度を検知する温度分布センサーを搭載することでこの課題を解決。これまでの有機ELパネルでは難しかったWRGB全色同時点灯を可能にしたことで、明るい部分の表現力をさらに高めているのだ。

XR OLED コントラスト プロ

ソニー「BRAVIA XR」

「A90J」シリーズに搭載された「XR OLED コントラスト プロ」は、熱を持ちやすい有機EL素子を冷やす放熱性アルミシートを搭載するとともに、温度センサーでパネルの温度分布を検知。さらに、その情報を元に認知特性プロセッサー「XR」が温度予測をしながら発光制御を行うことで、発熱を抑えながら有機ELパネルが持つ発光性能を引き出している

ソニー「BRAVIA XR」

今回、ぜいたくにも「65A90J」と「65A80J」を横に並べて、その映像を比較することができた。どちらとも驚くほど高コントラストで、画面から飛び出してきたかのような立体感のある映像を見せてくれたが、じっくり見比べてみると、「XR OLED コントラスト プロ」を搭載した「65A90J」はハイライトの力強さがしっかりと再現され、よりリアリティのある映像に感じられた

ソニー「BRAVIA XR」
ソニー「BRAVIA XR」

実際に「65A90J」と「65A80J」を比較したのが上記の写真だ。映画「グレイテスト・ショーマン」でジェニー・リンドが歌うシーンでは、「65A90J」のほうが白いドレスをより明るく映し出していることがおわかりいただけるだろう。しかも、階調表現は少しも損なわれておらず、より立体的な映像となっている。結婚式のウエルカムボードを映した映像もどちらも美しいが、「65A80J」のボードが若干白茶けているのに対し、「65A90J」はより自然な色再現だ。また、「65A90J」のほうが全体的に輝度が高いため、周囲の花々もリアルに再現された鮮明な描画となっている

続いて、「65A90J」と「65A80J」の音質を確認していこう。両機種とも、画面自体をアクチュエーターで振動させ、音を再生するソニー独自の音響技術「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」を搭載していることが最大のトピックだ。一般的な薄型テレビは、本体下部に下向きにスピーカーを設置するため、音の聴こえてくる位置が画面よりも低くなりがちなのだが、「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」では画面そのものがスピーカーの役目を果たすため、映像とサウンドの一体感が段違いにすばらしい。

実際に映画のサウンドを両機種で聴き比べてみたが、両機種とも画面に映る俳優の口から直接セリフが出てくるように、音声が非常に自然で聴きやすく、物語にとても集中することができた。違いを言えば、「65A90J」は、真円の大型のアクチュエーターを使用しているため音声がクリアで、ちょっとした効果音までハッキリと聴こえてくる印象がより強い。また、サブウーハーを2基背面に搭載したことで低音が拡散され、音の広がりもより感じさせてくれた。これに対して「65A80J」は、サブウーハー1基を前向きに設置し、低音まで画面を通して出力される構造のため、定位感とダイレクト感が抜群だ。人によって好みあるだろうが、どちらも臨場感たっぷりなサウンドを楽しませてくれるので、音質に不満を感じることはまずないのではないか。

アコースティック サーフェス オーディオ プラス

A90Jシリーズ サウンドシステム

ソニー「BRAVIA XR」

A80Jシリーズ サウンドシステム

ソニー「BRAVIA XR」

両機種とも、有機ELパネルの表面を振動させることで画面そのものから音を発生させる、ソニー独自の音響技術「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」を採用している。両機種の大きな違いはアクチュエーターの形状とサブウーハーの数/設置方法で、「A90J」シリーズは真円の大型アクチュエーターを使い、サブウーハーを2基背面に搭載することで、中高域のクリアさと低音の迫力を向上させている

ソニー「BRAVIA XR」 ソニー「BRAVIA XR」

「65A90J」と「65A80J」ともに、画面中央に音が定位するため、映像と音の一体感が抜群だ。比べてみると、「65A90J」は音の迫力や広がりはあるが、低音がビリビリと体に直接伝わってくる「65A80J」の迫力のサウンドも捨てがたい。ちなみに、本当に画面から音が出ているのかを確認するため画面にも触れてみたが、画面が振動し、しっかりと音を出していた

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4K液晶テレビ X95Jシリーズ
斜めから見てもキレイな「X-Wide Angle」を搭載。
手ごろな価格でより大画面な75V型モデルも選べる

X95Jシリーズ

ソニー「BRAVIA XR」

X90Jシリーズ

ソニー「BRAVIA XR」

「BRAVIA XR」の4K液晶テレビは、「X95J」シリーズと「X90J」シリーズの2シリーズがラインアップ。画面サイズは、フラッグシップモデルの「X95J」シリーズが85V/75V/65V型の3モデル、「X90J」シリーズが75V型/65V型/55V型/50V型の4モデルを用意しており、今回のレビューではどちらも75V型を用いた

ここからは「BRAVIA XR」の4K液晶テレビをレビューしていくが、有機ELテレビに対する液晶テレビの大きなアドバンテージは、価格が手ごろである点だろう。たとえば、上記でレビューした65V型の4K有機ELテレビ「65A90J」は、価格.com最安価格で380,300円(2021年10月20日時点)なのに対し、75V型4K液晶テレビ「BRAVIA XRJ-75X95J」(以下、75X95J)は317,670円(同)と、ワンランク上の画面サイズなのに価格は安く手ごろだ。画面が大きくなることによる臨場感や迫力のアップは何ものにも代えがたいので、液晶テレビを選ぶのであれば、できるだけ大きなサイズアップを検討するとよいだろう。

そこで今回は、「BRAVIA XR」の4K液晶モデル「X95J」シリーズと「X90J」シリーズから、より大画面の75V型「BRAVIA XRJ-75X95J」(以下、75X95J)と「BRAVIA XRJ-75X90J」(以下、75X90J)をピックアップ。まずはその画質をチェックしていこう。さすが75V型ということで、大画面の迫力に圧倒されながらも、両機種に4K有機ELテレビで表示したものと同じ映像を映し出してみたが、4K液晶テレビのほうが、光源にバックライトを利用しているため、画面全体が明るい。これなら、日中に日光が差し込むような明るい部屋でも、明るく鮮明な映像が得られるだろう。しかも上位モデルの「75X95J」は、より高コントラストな映像を映し出せる「XR コントラストブースター 10」を搭載しているため、映像の中の明るい場所はより明るく、暗い場所はより暗く、自然なコントラストで描き出してくれた。

また、認知特性プロセッサー「XR」を搭載したことで、両機種ともに階調豊かな映像が楽しめるうえ、すぐれた処理能力による高精度な4Kアップコンバートが行えるため、4K解像度以下の地上デジタル放送や動画配信サービスもリアルな質感で描き出してくれた。さらに、「75X95J」では、広視野角技術「X-Wide Angle」や、映り込みを低減する「X-Anti Reflection」を採用しており、左右から見ても画面のコントラストや彩度がほとんど変化しない。家族そろって一緒にテレビを見るときなど、その恩恵を感じられることだろう。

ソニー「BRAVIA XR」

75V型テレビ2台の迫力に圧倒されながらその画質を見比べてみたところ、意外にもその違いはハッキリと現れた。どちらとも色鮮やかで鮮明な映像なのだが、コントラストは「75X95J」のほうが高い。これは、「75X95J」がより高性能な高コントラスト技術「XR コントラストブースター 10」を搭載しているためだろう

ソニー「BRAVIA XR」
ソニー「BRAVIA XR」

「75X95J」と「75X90J」を横に並べて画質比較をしてみた。アクセサリーが輝く映像では、どちらも液晶テレビとは思えないほど黒が締まって見えるが、「75X95J」のほうが円形のピアスに反射する光が力強く輝いており、煌びやかで美しいコントラストが印象的だ。また、ドレスを着た女性の映像では、「75X95J」のほうが、真っ赤なドレスのシルクのなめらかな質感を残しつつ、ビビッドな色合いと陰影がよりしっかりと再現されており、立体的で奥行きをより感じる映像となっていた

ソニー「BRAVIA XR」 ソニー「BRAVIA XR」

ソニーならではの光学技術でLEDバックライトを制御することで、広視野角を実現した「X-Wide Angle」を搭載している「75X95J」。少し離れたキッチンからニュースを見たり、家族みんなで映画を見たりしても、色やコントラストの変化が少なく、どこから見ても本来の高画質で楽しめるのがメリットだ

音声面での特徴は、「75X95J」「75X90J」ともに音と映像の一体感を高める、独自の音響技術「アコースティック マルチ オーディオ」を採用していることにある。どちらも背面上部に「サウンドポジショニング トゥイーター」を設置したことで、画面の中心部から音が聴こえてくるかのような定位感とすぐれた音場再現性を実現しており、薄型テレビの内蔵スピーカーとは思えないほどの音質となっていた。ただし聴き比べてみると、フルレンジスピーカーを2基搭載した「75X90J」に対し、前向きのミッドレンジスピーカー2基に加え、サブウーハーを搭載した「75X95J」は、低音の迫力や厚み、そして解像感が上であることが一聴してわかった。映画や音楽ライブなどをよく見るのであれば、「75X95J」を選びたいところだ。

アコースティック マルチ オーディオ

X95Jシリーズ オーディオシステム

ソニー「BRAVIA XR」

X90Jシリーズ オーディオシステム

ソニー「BRAVIA XR」

本体背面に「サウンドポジショニング トゥイーター」を搭載することで、定位感と音場再現性を高める独自の音響技術「アコースティック マルチ オーディオ」を採用している両機種。違いは、「X90J」シリーズがフルレンジスピーカーを下向きに2基搭載しているのに対し、「X95J」シリーズでは、前向きのミッドレンジスピーカーを2基と、独立したサブウーハーを搭載することで、音の厚みや分離感を高めている

ソニー「BRAVIA XR」

「75X95J」「75X90J」のサウンドクオリティは、どちらも薄型テレビとして非常に高いレベルに感じたが、聴き比べてみると「75X95J」のほうがすぐれていることがよくわかった。特に、音の厚みと解像感の差は大きいので、音質を強く求めるのであれば「75X95J」を選ぶのがよさそうだ

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テレビの選び方
せっかくなら画面サイズは迫力と臨場感で選ぶべき!

ここまで、「BRAVIA XR」の画質と音質を詳しくレポートしてきたが、テレビを選ぶうえでもうひとつ重大な選択が残されている。それが「画面サイズ」だ。テレビを購入する際、部屋のサイズから画面の大きさを“なんとなく”で選んでいる人もいるかと思うが、一般的に、テレビの画面サイズは大きくなればなるほど、映像の迫力や臨場感が高まるため、できるだけ大きなサイズを選びたいところ。とはいえ、「大きなサイズのテレビを設置できるのか不安」「実際の映像体験にどのような差があるかわからない」など、さまざまな理由で大画面モデルの購入になかなか踏み切れない人も多いだろう。そこでここでは、85V/65V/43V型の4K液晶テレビを用意。この3台を実際に家の中に設置し、映画を視聴したり、ゲームを遊んだりしてその違いを体験してみた。

まずは43V型からチェックしていこう。最近のトレンドからすると若干小さめなサイズとなるが、それだけにリビングルームだけでなく寝室や書斎などにも置きやすい。43V型単体で見れば、映画やゲームも十分迫力があり、プライベート用テレビとしても活躍してくれそうだ。続いては、ソニーのBRAVIAでも売れ筋だという65V型だが、43V型からステップアップするとまるで大人と子どもほどのサイズの違いがあり、映画もゲームも一気に臨場感がアップ。市販のテレビ台にも設置しやすいサイズなので、比較的導入しやすい。

最後は85V型だが、ここまでくるともはやテレビとは思えないサイズ感だ。ドラマなどで上半身が映るバストカットのシーンでは等身大より大きいくらいに映るし、映画やゲームの映像が目の前いっぱいに広がり、まるで物語の世界に足を踏み入れてしまったかのよう。正直、65V型とも比較にならないほどの大迫力だ。しかも、大画面ならではのメリットとして、家族そろって迫力の映像を楽しめるのもうれしい。おうち時間の増加により、家でテレビを楽しむ機会が増えているというが、ワンサイズ大きな大画面テレビを選択するようにすれば、家族とのコミュニケーションがより深まるのではないか。

ソニー「BRAVIA XR」

43V型「BRAVIA KJ-43X85J」はリビングルームはもちろん、寝室や書斎に設置しやすいサイズ感。その迫力は映画鑑賞やゲームをひとりで楽しむのであれば十分だ

ソニー「BRAVIA XR」 ソニー「BRAVIA XR」

65V型の「BRAVIA KJ-65X90J」は、それだけ見ると迫力満点で、リビング用テレビとしても十分大きなサイズに感じられる。ところが、85V型の「BRAVIA KJ-85X95J」に入れ替えると世界が変わったと言えるほどの変化を感じた。映画視聴では映画館を超えるのではないかと思えるほどの臨場感が感じられ、ゲームは没入感抜群で時が経つのを忘れるほど熱中できる。テレビにおいて“大きいことは正義”とも言われるが、確かにそれを実感できた

画面サイズによる迫力や臨場感の違いはわかったが、これだけ大きなサイズのテレビを本当に置けるのか不安に感じる人も少なくないだろう。だが、4Kテレビの最適な視聴距離は画面の高さの約1.5倍と言われており、85V型で約1.6m、65V型なら約1.2mと意外と短い。部屋の広さは85V型や75V型なら16畳程度、65V型なら10畳程度あれば十分に設置できるという。これなら、“自宅のリビングルームに問題なく設置できそうだ”と感じた人も多いのではないだろうか。

ソニー「BRAVIA XR」

4Kテレビの最適視聴距離は画面の高さの約1.5倍と言われており、そこから導き出された「部屋の広さに対する最適な画面サイズ」が上の表となる。今回紹介した43V型なら4.5畳程度、65V型なら10畳程度、85V型でも16畳程度あれば設置でき、案外小さな部屋でも大画面テレビが設置できることがおわかりいただけるだろう

3-way スタンド(「X95J」シリーズ)

ソニー「BRAVIA XR」
スタンド外側時
ソニー「BRAVIA XR」
スタンド内側時(85V型・75V型)
ソニー「BRAVIA XR」
サウンドバースタイル(サウンドバーは別売です)

大画面テレビを設置したいが、テレビ台の幅が足りないという家庭も多いだろう。そこで便利なのが、55V型以上のBRAVIA XRに採用されている「マルチポジションスタンド」だ。スタンドの位置を外側だけでなく内側にも変更できるため、横幅の小さなテレビ台にも設置しやすい

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まとめ
「BRAVIA XR」の「高画質」「高音質」は、
大画面になればなるほど生きてくる

おうち時間の増加にともない、テレビに向かう時間が長くなったという家庭が増えている。そんな時間をさらに充実させるために、大画面テレビの購入を考えている人も多いだろう。事実、価格.comの「液晶テレビ・有機ELテレビ」カテゴリーのトレンドから売れ筋の画面サイズを見ると、52インチ以上のテレビが45.62%(2021年9月末時点)を占めており、大画面テレビを購入している家庭が意外に多いことがわかる。

せっかく大画面テレビを購入するのであれば、やはり「画質」と「音質」にはこだわってほしい。大画面になればなるほど迫力や臨場感は増すが、その半面、画質の違いや粗さが目立つし、映像と音との一体感もより重要になってくるからだ。その点、今回レビューしてきた「BRAVIA XR」は、認知特性プロセッサー「XR」や高性能なサウンドシステムを採用することでそれらの問題をしっかりとクリア。なかでも、「XR OLED コントラスト プロ」を採用した4K有機ELテレビ「A90J」シリーズと、どこから見ても美しい映像が堪能できる「X-Wide Angle」搭載の4K液晶テレビ「X95J」シリーズは、大画面テレビならではの圧倒的な映像体験を思う存分味わえるモデルに仕上がっていた。大画面かつ高画質・高音質が求められている今だからこそ、おうち時間におけるテレビ体験が劇的に変わるソニー「BRAVIA XR」の最高峰モデルをぜひ導入してみてはいかがだろうか。

4K有機ELテレビ「BRAVIA XRJ-65A90J」(65V型)4K有機ELテレビ「BRAVIA XRJ-65A90J」(65V型)
4K液晶テレビ「BRAVIA XRJ-75X95J」(75V型)4K液晶テレビ「BRAVIA XRJ-75X95J」(75V型)
この記事は2021年11月19日の情報を基にしております。
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