ブラザー「プリビオ DCP-J926N」なら選んで間違いなし!
おうち時間の増加にともない、自宅でプリンターを使う機会が以前よりも増えたと感じている人は少なくないはず。また、年末に向けて年賀状印刷に使用するプリンターを探しているという人も多いことだろう。そんな人たちに注目してほしいのが、2020年10月の発売以来、価格.com「プリンタ」カテゴリーの売れ筋ランキングで、常に上位にランクインし続けてきた人気モデル「プリビオ DCP-J987N」の後継機となる、2021年10月発売の「プリビオ DCP-J926N」だ。本特集では、従来モデル「プリビオ DCP-J987N」に寄せられた価格.comユーザーのコメントに着目しながら、その魅力を受け継ぐ「プリビオ DCP-J926N」の実力を徹底レビュー。プリンター選びで悩んでいるなら本機を選べば間違いない、と言える理由を探っていく。
価格&使い勝手コンパクトなボディに必要機能を搭載する、
大人気モデルの後継機登場

ADFがついていますし、SDメモリーカードやUSBメモリーからのダイレクトプリントもできてこの価格は最高のコストパフォーマンスだと思います。

コストパフォーマンスにすぐれ、本体サイズも小さめで、やりたいことはすべてできるので次もブラザー製品を考えています。

自動両面印刷やふちなし印刷など、必要な機能がひと通り揃っており、主に仕事で使うだけの私としては、ちょうどいい機種です。
製品の性能や機能、使い勝手、コストパフォーマンスなどにシビアな目を持つ消費者が多く訪れる価格.comにおいて、「プリンタ」カテゴリーの売れ筋ランキング上位に長年支持されてきた家庭用インクジェットプリンターがある。それが、ブラザーの「プリビオ」シリーズだ。なかでも、「満足」の声が数多く寄せられているのが、2020年10月発売の売れ筋モデル「プリビオ DCP-J987N」(以下、DCP-J987N)だが、2021年10月、そんな「DCP-J987N」の後継モデルとして、「プリビオ DCP-J926N」(以下、DCP-J926N)が発売された。
従来モデル「DCP-J987N」について、価格.comユーザーがとりわけ高く評価していたのが、イニシャルコストや使い勝手に関する部分だ。「最高のコストパフォーマンスだと思います」「自動両面印刷やふちなし印刷など、必要な機能がひと通り揃っています」といった声からもわかる通り、本体価格を抑えながらも必要機能をひと通り揃えており、それが“価格以上の満足度”につながっているようである。
では、最新モデル「DCP-J926N」の場合はどうだろう? 本体価格は、18,685円(税込。2021年10月18日時点の価格.com最安価格)と、手ごろな価格は従来モデルからしっかりと受け継がれている。また、使い勝手については、タッチパネル操作や給紙・インク交換などを前面からスムーズに行える使いやすいフロントオペレーション設計が踏襲されているうえ、置き場所に困らないコンパクトボディながら、ADF(自動原稿送り装置)や自動両面プリント、レーベルプリント、手差しトレイ、ダイレクトプリント、NFCポートといった充実の機能を装備。さすがは人気モデルの後継機、リーズナブルに購入できるうえ、使い勝手にも妥協は見られない。

「DCP-J926N」の操作は「本体前面から」が基本。タッチ操作が可能な2.7型のカラータッチパネル液晶が備わった本体前面の操作パネルは、垂直から水平まで4段階の角度調節が可能で、利用シーンや設置環境に合わせて使いやすい角度に設定できる


給紙やインク交換も本体前面からスムーズに行える。L判とA4など、異なるサイズの用紙を同時にセットできる2段構造の給紙トレイを搭載するため、文書印刷と写真印刷を切り替えるたびにいちいち用紙を入れ替える手間もない

本体サイズは、400(幅)×341(奥行)×172(高さ)mm※とコンパクト。これも従来モデル「DCP-J987N」から譲り受けたポイントで、机の上やキャビネットのちょっとした空きスペースにすっきりと設置できる。シンプルでスタイリッシュなボディは、さまざまな空間にしっくりと溶け込み、圧迫感も与えない。なお、本体カラーは「ホワイト」と「ブラック」の2色展開となる ※突起部を除く

コンパクトなボディでありながら、ADF(自動原稿送り装置)を搭載しているところは本機の大きな評価ポイント。A4普通紙なら最大20枚まで連続で読み取れるので、複数枚の資料のコピーやスキャンもボタン操作ひとつでスピーディーに行える
印刷コスト低ランニングコストを実現する4色独立インク。
印刷品質&印刷速度も文句なし!

ランニングコストの低さはこの機種の1番の強みです。純正インクは安価ながら、けっこうな枚数を印刷できます。

この複合機のよさはいろいろありますが、何と言っても4色独立インクでインク代が安いことですね。印刷の品質も、家庭で印刷するぶんには十分だと思います。

印刷速度は家庭用複合機としては標準的です。設定した印刷品質にも左右されますが、ストレスはありません。
従来モデル「DCP-J987N」のランニングコストの低さを支持する声も多く、「ランニングコストの低さはこの機種の1番の強みです」「この複合機のよさはいろいろありますが、何と言っても4色独立インクでインク代が安いことですね」といった声が寄せられている。ユーザーレビューからもうかがい知れる通り、低ランニングコストを支える大きな要因となっているのが、実用性の高い4色独立インクカートリッジの採用だ。もちろん、最新モデル「DCP-J926N」にもこの4色独立インクカートリッジが採用されており、1枚あたりのインクコストはA4カラー文書で約9.4円※、1回のインク交換で印刷できる枚数は、カラーインクがA4用紙で約500枚※、ブラックインクが約375枚※といずれも低ランニングコストを実現している。インクカートリッジの印刷可能枚数まで公表している点がブラザーらしく、こうした部分も「『プリビオ』はインク代が安くて、しかも長持ち」という感覚につながっているのだろう。
1枚あたりのインクコスト | 約9.4円※(税込) | |
1回のインク交換で 印刷できる枚数 |
カラーインク(マゼンタ・シアン・イエロー) | 約500枚※ |
ブラックインク | 約375枚※ |
A4カラー文書1枚あたりのインクコストと、1回のインク交換で印刷できる枚数。「DCP-J926N」なら、インクコストを安く抑え、インク交換の手間も大幅に減らせることがよくわかるはずだ
※同梱インクはLC411BK/C/M/Yのスターターインクカートリッジです。
インクジェットプリンターの本分とも言える「画質」についてはどうだろう? 使用するインクの数が、4色のみという点に少々不安を感じる人もいるかもしれないが、ユーザーレビューをチェックしてみると、「十分満足できる」「特に不満はない」といった声が多く、4色インクでも十分にキレイだと感じている人が多いことがわかる。
「4色インクでも十分キレイ」な理由は、ブラザー独自の「できる4色インク」の採用にある。シアン、マゼンタ、イエローには写真やイラストを色鮮やかに表現できる染料系のカラーインクを、ブラックには文字がにじみにくい顔料系のブラックインクを使用することで、写真も文書もくっきり鮮明に印刷できるのだ。また、印刷速度については、L判1枚あたりの印刷速度が約14秒※、A4カラー文書が1分あたり約16.5枚※にまで高速化。普及が進むオンライン授業や在宅学習に使用する大量の資料の印刷もスピーディーに行える。
スマホ連携充実のスマホ連携機能で、写真やハガキ・年賀状印刷も
より手軽に

スマートフォンから直接印刷できますし、慣れるとブラザーをリピートしたくなります。

スマホと連携して印刷できる機能があり、とてもありがたいです。

スマートフォンで作れる年賀状アプリがあり、絵柄も充実していて大変便利!
家庭用インクジェットプリンターの使い勝手をチェックするうえで、スマートフォンやタブレット端末との連携機能は、今や外せない項目のひとつとなっている。もちろん、「DCP-J926N」でも、ブラザー独自のモバイル端末用アプリを使ったワイヤレスプリントが可能となっており、端末内の写真やPDFファイル、Webページなどを、パソコンを介さずに印刷できると、抜かりがない※。
写真や文書、Webページに限らず、年賀状、名刺カード、誕生日カードの作成、レーベルプリントなど、多彩なコンテンツをスマートフォンから簡単操作で印刷できるのも魅力。各コンテンツを、実際にアプリを使って作成・印刷してみたが、用意されたテンプレートから好みのデザインを選び、仕上がりをプレビューしながら写真やテキスト、スタンプなどを加えるだけと、使い方はいたって簡単だ。年賀状印刷も、「デザインテンプレートを選ぶ」→「スタンプや写真を選ぶ」→「印刷する」のわずか3ステップでオリジナルの年賀状が作成できるうえ、印刷速度も速く、終始ストレスなく作業できた。



2021年7月に公開されたブラザーの新しいスマートフォンアプリ「Mobile Connect」。従来のアプリは印刷やスキャンなどの基本操作のみに対応していたが、本アプリでは、印刷可能枚数の確認やヘッドのクリーニング指示などの操作にも対応した。ホーム画面をはじめ、シンプルでわかりやすいユーザーインターフェイスとなっており、直感的な操作が可能だ

年賀状、名刺カード、誕生日カードなどさまざまなコンテンツをスマートフォンで作成・印刷してみたが、難しいと感じる場面はなかった。スマートフォンだけで、ここまで多彩なコンテンツを作成・印刷できるのには率直に驚いた
また、製品登録時やカートリッジ交換時などにブラザー独自のポイントが貯まる「トク刷るポイント」サービスが2021年7月にスタートしたのも見逃せない。「ブラザーオンライン」では、初回登録ポイントとして登録製品1台につき300ポイントが付与され、そのポイントはコンビニスイーツのギフト券や旅行券などと交換できる。在宅勤務などにより、自宅で印刷を行う機会が増えた今、印刷すればするほどポイントが貯まり、お得な景品と交換できるのはありがたい限りだ。
まとめ手軽に使えてお財布にもやさしい、価格以上の
満足度が得られる1台
おうち時間が増えたことで、家庭用インクジェットプリンターの購入や買い替えを検討している人は多いはず。そんな人たちはきっと、「できるだけ出費は抑えたい、でも機能性に妥協はしたくない」と考えているのではないだろうか。今回レビューした「DCP-J926N」は、人気を博した従来モデルと同様、本体価格を抑えながらも、使い勝手や印刷コスト、印刷品質、印刷速度、スマートフォンとの連携機能などの機能性には妥協がなく、価格以上の満足度が得られる1台に仕上がっていた。安いから仕方ない、そう感じてしまう部分が見当たらないのである。在宅勤務やオンライン学習などで、家庭での印刷需要が高まっている今、手軽に使えてお財布にもやさしい「DCP-J926N」は、時代のニーズに応えた、選んで間違いのない1台と言っていいだろう。
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