1度使ったら、これなしではキャンプに行けなくなる?キャンプ好きスタッフの体験レポート「Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500」が便利過ぎた!

Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500

最近、上級者とおぼしきキャンパーたちがSNSに投稿する写真を眺めていると、あることに気づく。そこには必ずと言っていいほど、Jackeryのポータブル電源が写り込んでいるのだ。そこで本特集では、自称キャンプ好き(とは言え、ようやく初級者を卒業したレベル)の価格.comスタッフが、ポータブル電源とソーラーパネルがセットになった「Jackery ポータブル電源 ソーラーパネル セット 1500」をたずさえて、2泊3日のキャンプに出発。その人気の理由と利便性を確かめてみることにした。

製品概要高出力&大容量のポータブル電源と
ソーラーパネルのセット利用が便利

この1〜2年の間に“密を避けられるレジャー”として一大ブームを巻き起こしているキャンプ。なかでも、ソロキャンプをはじめ、日常生活をともにするパートナーや家族だけで行う小規模なキャンプが人気の中心となっている。そんなブームの影響で、週末のキャンプ場は予約でいっぱい。とりわけ、AC電源が設置された、いわゆる「電源サイト」は、用意のあるキャンプ場自体があまり多くないことに加え、用意があってもその数はごく限られたものである場合が多く、予約を取るのがなかなか困難な状況となっている。そこで多くのキャンパーが注目しているのがポータブル電源だ。

店頭にはさまざまなメーカーのポータブル電源が並んでいるが、大容量&高出力に加え、すぐれた安全性を確保していることで、キャンパーたちから絶大な信頼を集めているのが、Jackeryのポータブル電源。そこで今回は、ポータブル電源とこれを充電できるソーラーパネルのお得なセット「Jackery ポータブル電源 ソーラーパネル セット 1500」をたずさえて、キャンプに出発した。

Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500

ポータブル電源とソーラーパネルがセットになって便利多くのキャンパーたちから熱い視線が送られているJackeryのポータブル電源。今回は、ポータブル電源「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」と、ソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100」がセットになった、「Jackery ポータブル電源 ソーラーパネル セット 1500」を2泊3日のキャンプに持ち出し、その実力をチェックしてみることにした

今回のキャンプに持ち出したポータブル電源「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」の本体サイズは、約355(幅)×265(奥行)×253(高さ)mmで、重量は約15kg。キャンプグッズとしてはさほど大きなものではないが、重量はそれなりにある。それでも、キャンプサイトにクルマを横付けできるオートサイトなら、持ち運ぶ距離はごくわずかなので苦にならないはずだ。本製品に搭載されるのは、1,534.68Wh/426,300mAhの大容量リチウムイオンバッテリー。定格1,800W/瞬間最大3,600Wの高出力に対応しているので、消費電力の大きな加熱系家電を含む幅広い電気製品を長時間稼働させられ、しかも電池残量を気にすることが少なくて済むのがありがたい。

また、セットになったソーラーパネル「Jackery SolarSaga 100」は、23%の高い発電効率を実現する高効率ソーラーパネルを2枚搭載し、最大100Wの大出力を取り出せるスグレモノ。電源がないキャンプサイトでも、太陽光によって「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」を充電できるほか、搭載されるUSB Type-Aポートは最大2.4A、USB Type-Cポートは最大3Aの出力に対応しているため、スマートフォンやタブレット端末などのUSB機器を直接充電することもできる。

テントやタープなどの大物から、焚き火グッズやカトラリーなどの小物まで、あれこれ吟味してキャンプ用品を揃えてきた筆者だが、「Jackery ポータブル電源 ソーラーパネル セット 1500」を荷物に加えることで、用意する持ち物が少なからず変化したのは、我ながら驚きだった。電気が使えるなら、あれを持って行こう、これも用意しよう、などと考えること自体が新鮮で楽しい。もちろん、自然の中で「不自由を楽しむ」のがキャンプの醍醐味だというのは理解しているが、「Jackery ポータブル電源 ソーラーパネル セット 1500」によってキャンプスタイルがどう変わるのか、期待は高まるばかりだ。

※満充電までは、「Jackery SolarSaga 100」1台だと約22時間、2台だと10〜16時間、4台だと5〜10時間(いずれも天候次第)かかります。

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「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」の本体サイズ
Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500 Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500

「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」の本体サイズは、約355(幅)×265(奥行)×253(高さ)mmで、重量は約15kg。重さはそれなりにあるが、1,534.68Wh/426,300mAhの大容量リチウムイオンバッテリーを備えていることを考えると、十分コンパクトなサイズに収まっていると言えるだろう

キャンプに慣れている人なら問題なく運べる
Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500

一緒にキャンプに行った彼女に、「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」を持ち運んでもらったが、「これくらいなら私でもイケる」とのこと。中身の詰まったクーラーボックスなど、キャンプでは重たい荷物を運ぶことも多いので、キャンプに慣れている人なら、この程度ならさほど問題なく運べるはず

最大7台へ同時給電が可能
Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500

搭載する出力端子は、DC出力がUSB Type-Aポート×2(うち1ポートは急速充電規格のQuick Charge対応)、USB Power Delivery対応のUSB Type-Cポート×1、シガーソケット×1の計4系統、AC出力が100VのACコンセント3系統で、最大7台の機器への同時給電が可能。本体充電には、付属のACアダプターや車載のシガーソケットが使えるほか、先述したソーラーパネルも利用できる。なお、上部中央に装備されたカラーモニターでは、入出力の状況や、バッテリー残量、使用機器の電圧や充電状況に加え、「接続した電気製品をあと何時間稼働させられるか」を確認可能だ

誰でも迷わず使用可能
Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500

使用方法は説明不要の簡単さで、使用したい機器を出力端子に接続し、端子のそばにあるボタンを押すだけ。誰でも迷わず使うことができる

「Jackery SolarSaga 100」の本体サイズ
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「Jackery SolarSaga 100」の本体サイズは、約610(幅)×35(奥行)×535(高さ)mmで、重量は約6kg。折りたためば薄くコンパクトになり、取っ手を握って軽々と持ち運べる

環境にもやさしいソーラーパネル
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「Jackery SolarSaga 100」には最大2.4A出力のUSB Type-Aポートと、最大3A出力のUSB Type-Cポートが装備されており、ポータブル電源だけでなく、スマートフォンやタブレット端末などのUSB機器を直接充電できる。なお、一般社団法人防災安全協会の「防災製品等推奨品」としても認められているほど、安全性も高いので、発火などの心配もない。もちろん、太陽光エネルギーを利用するため環境にもやさしく、わずかかもしれないが、二酸化炭素の削減や地球温暖化の防止にもつながるのは、自然を愛するいちキャンパーとしてうれしい

キャンプ1日目スマホ充電から、調理、照明、暖房まで、
多彩なシーンで大活躍。冬キャンプがより快適に

キャンプ場に到着してすぐに、スマートフォンの充電残量がごくわずかであることに気づき、思わず「しまった」と声を漏らす。筆者は毎回、キャンプサイトの設営シーンをタイムラプス動画で撮影し、SNSにアップしているのだが、この充電残量だと心もとない。が、しかし、である。今回は「Jackery ポータブル電源 ソーラーパネル セット 1500」を持参しているではないか。早速ポータブル電源にスマートフォンを接続し、充電開始。1,534.68Wh/426,300mAhという大容量リチウムイオンバッテリーを備えているのは、一般的なモバイルバッテリーに対する大きなアドバンテージと言える。

大容量バッテリーがもたらす安心感
Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500

スマートフォンを充電するついでに、持参していたタブレット端末も充電する。容量の小さなモバイルバッテリーだと、バッテリー残量が気になって、この「ついでに」がなかなかできないが、大容量の「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」ならそんな心配は無用だ

タイムラプス動画を撮影しながらのサイト設営も無事に終わり、キャンプ場の空気をしばし満喫。ただし、冬は日が暮れるのが早いので、さほどのんびりもしていられない。日があるうちに、キャンプのメインイベントのひとつである夕飯の準備に取りかかることにした。筆者は火おこし、彼女はテーブルセッティングに食材の準備。ご飯は、「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」の利用を踏まえて、飯ごうではなく、持参した1.5号炊きのミニ炊飯器を使う。炊飯器を使えば火加減に神経質になることなく、放っておくだけで失敗なく炊き上げてくれるので、メインディッシュとなる肉や野菜を焼くことに集中できる。炭火で焼いた肉と、新鮮な野菜、炊きたてのご飯。冬空の下、温かい料理を堪能した。

ポータブル電源があると調理の幅も広がる
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「キャンプ飯」と言えばやはりバーベキューだろう。飯ごうではなく、ミニ炊飯器でご飯を炊いたおかげでバーベキューに専念でき、肉や野菜をベストなタイミングで網から上げ、おいしいキャンプ飯を味わうことができた

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日没後は、アウトドア用のLEDランタンに加え、「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」から電源を取ったLED照明をプラス。テントの周りにLEDライトを張り巡らせると、さながらイルミネーションのような幻想的な仕上がりとなったので、思わずスマートフォンのカメラでパシャリ。筆者のSNSをフォローしてくれているキャンプ仲間の反応が楽しみだ。

排気も騒音もないので遠慮なく使える
Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500

カセットボンベやガソリンを使った発電機とは異なり、「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」は排気が出ず、騒音もほぼないので、隣のキャンパーに遠慮する必要がない。家庭で使っている照明器具も使えるため、アウトドア用のランタンをいくつも購入しなくて済むのもありがたい

冬キャンプには欠かせない電気ヒーターや電気毛布などの暖房機器を使用できるのも「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」があればこそ。焚き火をしていると、体の前面は暖かいが、背面が冷えてしまうもの。でも、背後に電気ヒーターを設置しておけば前面も背面もぬくぬくだ。パチパチとはぜる炎を眺めながら、ゆっくりと夜は更けていく。

冬キャンプで電気ヒーターが使えるありがたさ
Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500

「焚き火は楽しいけど、背中が寒いんだよね」と彼女。でも、大丈夫。焚き火をしながら背中側を電気ヒーターで暖めると、「これ、本当に助かる」と大喜びだった

さらに、電気が使える今回のキャンプで、ナイトイベントとして楽しみにしていたのがプロジェクターを使った映画鑑賞だ。そのため今回は、タープではなく4本脚のバイザーシェードを用意。そこに日よけ用のフラップをかけてスクリーンとして利用することにした。パソコンとプロジェクターを「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」に接続し、フラップに映像を投影して、特等席のアウトドアチェアに腰を下ろせば、青空映画館の出来上がり。温かいコーヒーを片手に、自然の中で映画を楽しむなんて、なんともぜいたくな時間だ。

自然の中で心ゆくまで映画鑑賞
Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500

バイザーシェードにかけた白いフラップに、プロジェクターの映像を投影し、長い夜を楽しむ筆者と彼女。2席の特等席を画面の前に並べ、自然の中で映画鑑賞を心ゆくまで堪能した

電気毛布で就寝時もぬくぬく
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Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500

焚き火と映画を楽しんだら、就寝の準備に取りかかる。まずはテント内に敷くエアーマットを電動エアーポンプでふくらませる。その上に電気毛布を敷き、シュラフにくるまれば、夜中に寒さで目を覚ますこともないだろう。不便さを楽しむキャンプもいいが、やはり電気が使えるキャンプは最高だ

キャンプ2日目ソーラーパネルで電気を自給自足。
連泊キャンプでも頼りになる

キャンプ2日目。鳥のさえずりがアラーム代わりとなり、気持ちよく目を覚ます。朝食作りから薪や炭で火をおこすのは面倒なものだが、「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」があれば、ホットサンドメーカーを使って手軽に朝食が作れ、コーヒーメーカーでコーヒーも淹れられる。食パンにハムやチーズ、たまごを挟み、待つこと約5分。こんがりと焼き目のついたホットサンドが出来上がり、コーヒーとともに食す。うん、おいしい。電気を使うことで、彩のある朝食を手軽に楽しむことができた。

ポータブル電源は朝から大活躍
Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500 Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500

朝食作りから薪や炭で火を熾すのは面倒なので、ここでは「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」をフル活用。ホットサンドメーカーで作ったホットサンドと、コーヒーメーカーで淹れた温かいコーヒーをテーブルに並べ、今日の予定を2人で確認しながら朝食をゆっくりと楽しんだ

1日目から2日目の朝まで、あれこれと電気製品を利用したにもかかわらず、「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」のバッテリー残量はまだ50%ほど残っていた。2日目もこのまま乗り切れそうだが、天気がよさそうなので、「Jackery SolarSaga 100」を使って「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」を充電することにした。日中、釣りやトレッキングなどのアクティビティを楽しんでいる間に充電しておけば、今夜も心配なく、明かりや暖を確保できるだろう。今回は2泊3日の連泊キャンプなので、ソーラーパネルで充電できるのは実に頼もしいと感じたし、先述の通り、太陽光エネルギーを利用するため環境にもやさしい。万が一の災害時に、停電が数日間続いたとしても心強いわけで、防災用品という観点から見ても、ポータブル電源とソーラーパネルがセットになった「Jackery ポータブル電源 ソーラーパネル セット 1500」は利用価値が高い。

※ 満充電までは、「Jackery SolarSaga 100」1台だと約22時間、2台だと10〜16時間、4台だと5〜10時間(いずれも天候次第)かかります。

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天気がいい日はソーラーパネルで充電
Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500 Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500

2日目の日中は「Jackery SolarSaga 100」を使って、「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」を充電しておいた。こうしておけば、2日目の夜もさまざまな用途で「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」を活用できる

連泊キャンプの頼もしい味方
Jackeryポータブル電源 ソーラーパネルセット 1500

連泊キャンプ2日目の夜。日中に「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」を80%近くまで充電できたおかげで、バッテリー残量を気にすることなく、電気を使って明かりや暖を確保でき、初日と同様快適に過ごせた

まとめJackeryを取り入れ、楽しく快適な
オンリーワンのキャンプを

ギア選びがキャンプの楽しみのひとつだとすれば、「Jackery ポータブル電源 ソーラーパネル セット 1500」を取り入れることで、その選択肢の幅は大きく広がる。電気ヒーターや電気毛布、照明機器、調理機器など、電気製品を利用することで、自然の中ゆえの「不自由さ」と、電気製品がもたらす「便利さ」がバランスよくミックスされ、キャンプがより快適なものになるからだ。どんな電気製品を持っていくかを考えることは、それ自体が楽しく、次のキャンプではこれにチャレンジしてみよう、あれを試してみようなど、キャンプの可能性の広がりを感じたのも今回の収穫だった。こうして試行錯誤を重ねた末にたどり着く、ほかとは違うオンリーワンのキャンプ。そんな期待を抱きながら家路についた、充実の2泊3日だった。キャンプグッズとしてはもちろん、防災用品として活躍する「Jackery ポータブル電源 ソーラーパネル セット 1500」。多くの上級キャンパーがそうであるように、今後、筆者がSNSに投稿するキャンプ写真の中には、きっと「Jackery ポータブル電源 ソーラーパネル セット 1500」の姿が写り込んでいることだろう。