「24時間365日電話相談」「翌営業日対応のオンサイト修理」「ソフトウェアの使い方サポート」 手厚いサポートサービス「ProSupport」付き! “即納”デスクトップPC ・テクノロジーズ「OptiPlex 3090 SFF」を徹底解剖
仕事で使うPCを選ぶ場合、性能もさることながら、安心して長く使い続けられることが重要だ。とは言えPCが機械である以上、故障を完全に避けることは不可能なのも事実。そこで大切なのが、メーカーのサポート体制やサポートの中身なのだが、サポートの良し悪しはわかりにくく、サポートを手厚くするとその分、PCの導入費用やランニングコストが高くなってしまう。IT関連の専門部署がある大企業ならともかく、担当者がほかの業務も兼務するような中小企業やSOHOの場合、仕事用のPCを導入する際に、このサポートの判断で頭を悩ませているのではないだろうか。そんな中小企業やSOHOのシステム担当者に注目してほしいのが、デル・テクノロジーズの法人向けデスクトップPC「OptiPlex 3090 SFF」だ。机の上にも置けるコンパクトな筐体に高いスペックを搭載し、さらにワンランク上のサポートサービス「ProSupport」も3年間利用できる。そんな本機がどんなモデルなのか、どんなサポートを受けられるのか、詳しくチェックしていこう。
製品概要ビジネスPCに求められる要素をしっかり搭載!
充実サポートの“即納”デスクトップPC
「OptiPlex 3090 SFF」は28年以上の歴史を誇るデル・テクノロジーズの法人向けPC「OptiPlex」シリーズの最新デスクトップPC。製品名に含まれる「SFF」は「スモール フォーム ファクター」の略で、本体がコンパクトなのが特徴となっている。
本機の主なスペックは、CPUが「第10世代インテル Core i5-10505プロセッサー」、メモリーが8GBのDDR4メモリー、256GBのNVMe接続SSDと、ビジネス用途には十分な性能を期待できる構成だ。もちろん、デル・テクノロジーズのPCなので、BTOでカスタマイズも可能。OSは「Windows 10 Pro」だが、最新の「Windows 11 Pro」へのアップグレード権が含まれるため、必要に応じて最新OSへ追加コストなしで移行できる。

標準でインストールされているOSは「Windows 10 Pro」だが、「Windows 11 Pro」へのアップグレード権が付属しているため、将来的にWindows 11が必要になっても追加コストなく移行できる
また、「OptiPlex 3090 SFF」は“即納モデル”なのも魅力のひとつだ。法人向けPCは受注生産で販売されることがほとんどで、注文から納品まで数週間かかることもザラにある。その点、本機は早ければ数日で届く即納モデルなので、急にスタッフが増えた時や急にPCが必要になった時もすぐにPCを用意することができるのだ。なお、即納モデルではなくなってしまうが、CPUやメモリー容量、ストレージ容量などをBTOメニューからカスタマイズすることも可能だ。
さらに、「OptiPlex 3090 SFF」のキモと言えるのが、サポートサービスの「ProSupport」だ。標準で3年間、24時間の電話サポートとオンサイト修理が付いて、トラブル時にも素早くサポートが受けられる。電話サポートは国内の拠点で対応しているという点も見逃せない。そんな「ProSupport」の詳しい中身は後述したい。
スペック・使い勝手スリムボディながらビジネス用として
必要十分なスペック。映像出力は最大3台まで可能
続いて、「OptiPlex 3090 SFF」のスペック面を見て行こう。搭載するCPUは6コア/12スレッドの「第10世代 インテル Core i5-10505プロセッサー」。最新世代ではないが、最大12スレッドを同時に実行できるマルチスレッディング性能を持つため、複数のソフトを同時に使う際などに軽快な動作が期待できる。メモリーは8GB、ストレージは256GBのSSDを搭載し、今のビジネスPCでは標準的なレベルをクリアしている。
パソコンの総合性能を測定する定番ベンチマークプログラム「PCMark 10」(UL)で計測したところ、オフィスワーク用PCとしてどれだけ快適に動作するかの指標である「Productivity」のスコアは「7320」。オフィスワーク用PCの推奨値となる「4500」を大きく上回った。これなら仕事用PCとして、さまざまな作業を余裕でこなせるだろう。
「OptiPlex 3090 SFF」はコンパクトな筐体ながら、映像出力端子が豊富な点も見逃せない。標準でDisplayPort2基とVGAポート1基を搭載し、最大で3つの画面で作業ができるトリプルディスプレイ環境を構築できる(オプションでHDMIを選択可能)。画面の広さは作業効率に直結するため、これはかなりうれしい仕様だ。
コンパクトな筐体ながら拡張性は高い。USB2.0ポートは前面と背面に2基ずつ、USB 3.0ポートは背面に4基あり、USBポートは合計8基も備えている。映像出力端子はDisplayPortを2基、VGAポートを1基搭載している(※写真はDisplayPort×2のモデル)
さらに、内部構造にも工夫がある。筐体がコンパクトなPCの弱点として、内部に熱がこもりシステム自体の温度が上がりやすいことがあげられる。温度が上がり過ぎれば、PCの性能を十分に発揮できないうえ、故障の原因にもなりかねない。そこで、「OptiPlex 3090 SFF」では、CPUクーラーを外部排気仕様にしているのだ。一般的なパソコンでは、給気ファンで外から取り込んだ空気をヒートシンクに吹き付けるようにして冷却するが、この方法ではPC内部に暖かい空気が残ってしまうため、別途排気機構が必要になる。そこで本機は、CPUクーラーのファンで直接外部に温かい空気を排気する仕組みを採用。構造をシンプルにしつつPC内の温度上昇を抑えられるというわけだ。
また、工具なしで筐体のカバーを開けられるのもポイント。PCを使い続けていると、どうしても内部にほこりがたまってしまう。ほこりは空気の流れを阻害し、内部の温度上昇の原因になるので定期的に掃除するのが望ましいのだが、慣れていない人にはなかなかハードルが高い。その点、「OptiPlex 3090 SFF」は本体カバーを工具なしで簡単に開けられるので、内部の掃除やメンテナンスがしやすいのも美点だ。
OS | Windows 10 Pro 64ビット |
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CPU | 第10世代 インテル Core i5-10505 プロセッサー(6 コア、3.2GHz-最大4.6GHz) |
グラフィック | CPU内蔵 |
メモリー | 8GB×1 |
ストレージ | 256GB SSD(NVMe接続) |
光学ドライブ | DVD±Rスーパーマルチドライブ |
無線通信 | なし |
外部インターフェイス | 前面:USB 2.0×2、ヘッドセット端子 背面:USB 2.0×2、USB 3.2 Gen 1×4、有線LAN(Gigabit対応)、DisplayPort×2、VGA×1 |
本体サイズ | 93(幅)×292(奥行)×290(高さ)mm |
重量 | 約5.1kg |
手厚いサポート24時間365日電話相談可能。
オンサイト修理にも対応する「ProSupport」
「OptiPlex 3090 SFF」の最大のポイントとなるのが、サポートサービスの「ProSupport」が付属することだ。引き取り修理に対する保証期間が1年間の標準的なコンシューマー向けPCとは異なり、保証期間が3年間と長いことに加え、翌営業日のオンサイト修理にも対応している。オンサイト修理とは技術者が訪問のうえ修理してくれるサービスで、センドバック修理のように修理センターまで送付する必要がなく、梱包・発送の手間や時間のロスが発生しづらいのがメリットだ。故障が生じても翌営業日には対応してもらえるため、業務のダウンタイムを最短に抑えられる。
また、24時間365日の電話サポートは、サポートセンターの営業時間を気にせず、困ったらいつでもすぐに電話で相談できるのが心強い。さらに、この電話サポートは、ハードウェアの故障や不調だけでなく、なんとWindowsやOfficeソフトの使い方など、ソフトウェアに関するさまざまな相談も受け付けてくれるのだ。デル・テクノロジーズの製品以外のことでも相談できるのは、それだけサポート体制に自信があるということなのだろう。一般的なPCのサポートサービスはハードウェアのみでソフトウェアは別プラン、または別料金になっていることが多く、トラブル時にどこに相談すればいいかわからず困った経験があるという人もいるだろう。特にIT・システム専門の部署がない小規模な事務所ではありがたいサービスなのではないだろうか。

他社のサポートサービスとの比較。他社では、電話サポートの受け付け時間が平日の9時から19時までだったり、修理サービスは都度相談だったり、ソフトウェアの使い方サポートは別途有償オプションだったりする。それに対して、デル・テクノロジーズの「ProSupport」は、電話サポートは24時間365日受け付けしており、修理サービスは最短翌営業日の訪問修理に対応、ソフトウェアの使い方もサポートする。比べてみると、「ProSupport」の手厚さがよくわかる

「OptiPlex 3090 SFF」にプリインストールされている「Support Assist」アプリ。デバイスドライバーのアップデートやハードウェアに異常がないかのテスト、起動オプションやレジストリの見直しでパフォーマンスの調整を行うといった機能を備えている
これだけ手厚いサポートが無料で受けられる「ProSupport」だが、注文時に追加料金を支払うことでカスタマイズも可能だ。サポート期間を最大5年まで延長できるほか、オンサイト修理は、翌営業日対応だけでなく、当日4時間で対応するプラン、平日のみ当日対応可能なプラン、365日当日対応可能なプランと細かく選べる。許容できるダウンタイムは業務の内容や規模によって異なるので、ニーズや予算に合わせて選択肢が用意されているのはうれしい。
さらに、サポートプランをワンランク上の「ProSupport Plus」へ変更することも可能だ。「ProSupport Plus」へアップグレードすると、「ProSupport」の内容に「アクシデンタルダメージ」への対応と「HDD返却不要」のサービスが追加される。
「アクシデンタルダメージ」への対応とは、通常であれば保証の対象外となる不注意による落下や水濡れによる故障、コンセントからの異常電圧等(サージ)による故障でも修理を受けられるということ。「HDD返却不要」はHDDが故障して保証で交換した場合、外したHDDをデル・テクノロジーズに返却しなくてよいというものだ。故障しているとはいえHDDには仕事用の大切なデータが残っているため、自前で確実に処分したいというニーズは多い。こうした点も安心材料と言えるだろう。
まとめ充実サポートで中小企業やSOHOにとって頼れる存在
ここまで「OptiPlex 3090 SFF」をチェックしてきて、置き場所を選ばないコンパクトな筐体ながらオフィスでの業務を余裕でこなせる性能を備えていることがわかった。また、PCの故障によるダウンタイムを最小化でき、いろいろな困りごとを気軽に電話相談できる「ProSupport」も、仕事用PCを選ぶうえでは魅力的だ。
さらに、即納モデルがあるという点も見逃せない。スタッフの増員や古いPCの故障などで急にPCが必要になった時にも、1台からすぐに購入できるという点も大きなメリットだ。中小企業やSOHOでPCの導入を担当している人にとって、「OptiPlex 3090 SFF」は頼れる存在になるに違いない。
なお、デル・テクノロジーズには、中小企業向けに最適なソリューションや製品を提案してくれる経験豊富なアドバイザーがいる。製品の選定はもちろん、テレワークやセキュリティ、バックアップなどさまざまな課題について、長年の経験に基づいた的確なアドバイスをしてくれるので、まずは気軽にアドバイザーに相談してみるといいだろう。