最速40コマ/秒のブラックアウトフリー高速連写を実現! 富士フイルム 新型フラッグシップミラーレスカメラ「X-H2S」実力チェック
富士フイルムは、「Xシリーズ」のフラッグシップモデルとしては約4年ぶりのリニューアルとなる新型ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-H2S」(以下、「X-H2S」)を2022年7月に発売した。第5世代の撮像素子と画像処理エンジンを採用することで、最速40コマ/秒のブラックアウトフリー高速連写や、動物、鳥、クルマ、バイク&自転車、飛行機、電車といった幅広い被写体に対応する「被写体検出AF」などの高性能を実現した、「Xシリーズ最強の動体撮影カメラ」だ。本特集では、そんな「X-H2S」の特徴を徹底レビュー。鳥や飛行機といった動体の撮影を通じて実力をチェックした。
基本性能第5世代の撮像素子・画像処理エンジンを採用し、
性能が大幅に向上
ミラーレスカメラは、撮像素子や画像処理エンジンといったデジタルデバイスの進化が性能向上に直結するカメラシステムだ。一眼レフカメラからミラー構造を省略した仕組みのため、メカニカルな機構が少ないことがその大きな理由である。この数年の間に登場した、プロやハイアマチュア向けのハイエンドミラーレスカメラを見ても、連写やAFなど基本的な性能が向上しているものが多くなっている。
本特集で取り上げる、「Xシリーズ」の新しいフラッグシップモデル「X-H2S」は、高性能化が進むハイエンドミラーレスカメラの中でも、特にその進化度に注目したいモデルだ。次項以降で詳しくレビューするが、「X-H2S」の性能をいくつか紹介すると、連写では、ブラックアウトフリーで最速40コマ/秒という驚きのスピードを実現。AFも、新開発の「被写体検出AF」を搭載し、高速かつ高精度に被写体を追尾できるようになっている。動画撮影も充実した内容で、4:2:2 10bitでの6.2K/30p(3:2比率のオープンゲート記録)の内部記録が可能だ。
富士フイルム「Xシリーズ」の新しいフラッグシップモデル「X-H2S」(装着しているレンズは標準ズームレンズ「XF16-80mmF4 R OIS WR」)。2018年3月発売の従来モデル「X-H1」から飛躍的な進化を遂げた注目のカメラだ
「X-H2S」がこれほどまでに大幅な性能向上を実現したのは、撮像素子と画像処理エンジンを第5世代に刷新されたことが大きい。「Xシリーズ」の上位モデルは、独自のカラーフィルター配列によって光学ローパスフィルターがなくてもモアレ・偽色を抑制する撮像素子「X-Trans CMOS」センサーと、それを支える高性能な画像処理エンジン「X-Processor」を一貫して採用している。世代を重ねることで、より高速かつ高画質なカメラに進化してきたが、「X-H2S」が採用した第5世代は、これまでとは比べものにならないくらいの高性能なデバイスとなっている。
特に注目なのは撮像素子で、「X-H2S」は、「X-Trans CMOS」センサーとしては初となる積層型構造(露光面の背面に、信号処理や読み出しをするチップを配置する構造)を取り入れた、有効約2616万画素の裏面照射積層型「X-Trans CMOS 5 HS」センサーを採用。前世代のセンサーも高速性には定評があったが、それと比べてもセンサーの読み出し速度は約4倍に向上している。画像処理エンジンは、プロセスの微細化により、低消費電力と前世代比約2倍の高速処理を両立した「X-Processor 5」だ。これら第5世代のデバイスによって、「X-H2S」は、静止画撮影と動画撮影の両方で「Xシリーズとして最高性能」を実現しているのである。
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連写性能持続性にすぐれた超高速連写で
“一瞬の動き“が撮れる
「X-H2S」の性能の中で特に注目したいのが連写性能で、電子シャッターでの最速40コマ/秒のブラックアウトフリー高速連写を実現している。40コマ/秒でも、連写時にファインダー像が途切れないブラックアウトフリーに対応しているだけでなく、AF/AE追従にも対応し、120回/秒のスピードでAF/AEの演算を行うのがすごいところ。ファインダーで動体の動きをしっかりと確認しながら、高精度な高速追従連写が可能だ。
「X-H2S」は、電子シャッター時に最速40コマ/秒のブラックアウトフリー高速連写が可能。連写速度は30コマ/秒、20コマ/秒、15コマ/秒に設定することもできる(※メカシャッター時は最速15コマ/秒)
動体撮影において連写速度はとても重要なスペックである。ひと昔前であれば「連写速度は10コマ/秒程度で十分」と言われていたが、被写体の一瞬の動きや表情、ならびに構図に徹底的にこだわるなら、連写は速ければ速いほうがよい。「X-H2S」の最速40コマ/秒という連写速度は、「とらえられない瞬間はない」と言いたくなるくらい、インパクトがあるスピードだ。
最速40コマ/秒のブラックアウトフリー高速連写の威力を
作例でチェック
X-H2S、XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR、600mm(35mm判換算914mm相当)、F8、1/800秒、ISO5000、ホワイトバランス:オート、フィルムシミュレーション:PROVIA/スタンダード、ダイナミックレンジ:100% 撮影写真(6240×4160)
超望遠ズームレンズ「XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR」を使用し、40コマ/秒の速度設定で離陸する飛行機を連写撮影した作例。約1秒の動き(連続する40コマ)の中から9コマをピックアップし、その中からベストショットを選んでいる。この連写作例では、離陸する飛行機と着陸する飛行機が交差するような構図になる瞬間を狙った。一瞬の構図なので連写速度の速さが威力を発揮するシーンだが、2機の飛行機が画面に入った決定的な瞬間を画面いっぱいの構図に収めることができている。ブラックアウトフリーなので、連写中も被写体を確認しながら、しっかりとフレーミングができたのも大きなポイント。最速40コマ/秒のブラックアウトフリー高速連写だからこそ撮影できた写真と言えよう。なお、この作例では、後述する「被写体検出AF」を使用して追尾撮影している。
連写撮影を思い通り行ううえでチェックしておきたいのが、連写の持続性(連写を連続して続けられる時間)だ。いくら連写速度が速くても、それが長く続けられなければ、シャッターチャンスを逃してしまうことになる。その点、「X-H2S」は、バッファメモリーの容量を大幅に増強しているので安心できる。
具体的には、CFexpress Type Bメモリーカード使用時の約40コマ/秒連写では、JPEG記録で184コマまで(連続で約4.6秒間)の連写が可能。画質の劣化がないロスレス圧縮RAW記録でも170コマまで(連続で約4.3秒間)連写できるのはポイントが高い。約20コマ/秒に速度を落とせば、JPEG記録、ロスレス圧縮RAW記録ともに実質的にコマ数の制限がなくなり、1000コマ以上の記録に対応する。CFexpress Type Bメモリーカードの採用によってバッファの解放が速まったのもポイントで、メモリーカードの記録待ちを気にすることなく、狙った被写体を思いっきり連写しながら撮影することが可能だ。
CFexpress Type BメモリーカードとSDメモリーカード(UHS-II対応)のデュアルメモリーカードスロットを採用。高速書き込みが可能なCFexpress Type Bメモリーカードを使用すれば、「X-H2S」の高速連写性能をフルに活用することができる
「X-H2S」には、電子シャッターの高速連写設定時に、シャッターボタンを押す前の動きを記録できるプリ撮影が搭載されているのも見逃せない。この機能は、シャッターボタンを半押し時から撮影を開始し、全押し時に、半押し時を含めた一連の連写画像をメモリーカードに記録するというもの。特に、動物や鳥など不規則な動きをする被写体に対して、動き出す瞬間を撮る場合に便利な機能だ。通常の撮影と変わらず、最速40コマ/秒の連写設定が可能で、シャッターボタン半押し中に40枚、全押し後に110枚の計 150枚の記録が可能。シャッターボタンを全押しする約1秒前までさかのぼって記録することができる。
プリ撮影を活用して“瞬間”をとらえた作例をチェック
X-H2S、XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR、600mm(35mm判換算914mm相当)、F8、1/5000秒、ISO5000、ホワイトバランス:オート、フィルムシミュレーション:Velvia/ビビッド、ダイナミックレンジ:100% 撮影写真(6240×4160)
この作例は、プリ撮影を使って、鳥(コチドリ)が水辺で飛び跳ねた瞬間を記録したものになる。鳥の動きを予想して動き出す前からシャッターを切っているわけではなく、シャッターボタン半押しの状態から、飛び跳ねた瞬間に反応してシャッターボタンを押したもの。高速連写と組み合わせることで、肉眼では観測できないような、鳥の微妙な動きの変化を記録することができた。プリ撮影は、この作例のように、撮影する人の反応速度では対応できない動きや瞬間を確実に記録できるのが最大の特徴だ。なお、この作例でも、後述する「被写体検出AF」を使用している。
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AF性能高精度な「被写体認識AF」が
動体をとらえて離さない
続いて、連写性能と並んで、プロやハイアマチュアから注目度の高いAFの詳細をレビューしよう。
「X-H2S」のAFは、「X-Trans CMOS 5 HS」と「X-Processor 5」という第5世代のデバイスによって演算速度が向上したことと合わせて、AFの予測アルゴリズムも刷新されており、動体追従性能や低コントラスト環境下での合焦精度が大幅に向上している。さらに、以前から搭載している「顔・瞳AF」とは別に、ディープラーニング技術を用いて開発した「被写体検出AF」を新たに搭載したのがトピックだ。
「被写体検出AF」は、「動物」「鳥」「クルマ」「バイク&自転車」「飛行機」「電車」の計6種類から検出する被写体を選択できるようになっている。コンティニュアスAF(AF-C)と組み合わせれば、カメラまかせのAFでも、検出対象の被写体に対してピントを自動的に追尾してくれるので、シャッターチャンスや構図に集中して撮影できるのが便利だ。以下に、「被写体検出AF」の動作を記録した動画を掲載するが、この動画を見れば、非常に高精度に被写体を検出・追尾する機能であることがわかるはずだ。
「被写体検出AF」の性能を動画でチェック
「被写体検出AF」とコンティニュアスAF(AF-C)を組み合わせて、移動する鳥を追尾撮影している様子を記録した動画。全フォーカスエリア内で被写体を追いかけるトラッキングの設定で撮影しているが、1度とらえた被写体を画面全域で精度よく追尾している。被写体が素早く移動する状況や、画面内でのサイズが小さい状態でも捕捉し続けているのがすごい。
「被写体検出AF」を使って追尾撮影した作例をチェック
X-H2S、XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR、600mm(35mm判換算914mm相当)、F8、1/1600秒、ISO2000、ホワイトバランス:オート(雰囲気優先)、フィルムシミュレーション:PROVIA/スタンダード、ダイナミックレンジ:100% 撮影写真(6240×4160)
超望遠ズームレンズ「XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR」の望遠端600mm(35mm判換算914mm相当)で、飛んでいる鳥(アオサギ)を追尾撮影した作例。約4秒間(20コマ/秒連写で80コマ程度)連写した中から9コマをセレクトしたものになるが、ほぼピントが外れることなく被写体をとらえ続けてくれた。
「X-H2S」は電子ビューファインダー(EVF)も進化しており、あらゆる点で「Xシリーズ」史上最高のファインダーに仕上がっている。倍率は0.80倍(35mm判換算50mmレンズ、無限遠、視度-1.0m-1の時)、画素数は約576万ドットに向上。動きをより滑らかにする120pのフレームレート表示にも対応している。さらに、すべて非球面レンズの新規光学系を採用し、中心から周辺まで非常にクリアな見えを実現。アイポイントが約24mm(接眼レンズ最後尾から)と長く、眼鏡をかけた状態でもファインダーの隅まで見やすくなっている。アイセンサー使用時のEVFと液晶モニターの切り替えレスポンスが速くなったのも特徴で、ストレスなく撮影することができる
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機能性最高7段分のボディ内手ブレ補正、
6.2K/30p動画記録などの高性能にも注目
「X-H2S」は、連写やAFだけでなく、そのほかの機能についても幅広く進化している。ここでは、その中から特に注目度の高い、ボディ内手ブレ補正と動画撮影機能についてレポートしよう。
富士フイルムのボディ内手ブレ補正の歴史は、「X-H2S」の従来モデル「X-H1」からスタートしている。「X-H1」で「Xシリーズ」として初めてボディ内5軸手ブレ補正を搭載して以降、ラージフォーマットセンサーを採用するミラーレスカメラ「GFXシリーズ」の「GFX100」「GFX100S」や、APS-Cサイズの撮像素子を採用する「Xシリーズ」のミラーレスカメラ「X-T4」などにボディ内手ブレ補正を採用してきた。より小型・軽量で高性能な手ブレ補正ユニットを開発し続けることで着実な進化を遂げており、その最新進化形となるのが「X-H2S」というわけだ。
「X-H2S」のボディ内手ブレ補正は、撮像素子と画像処理エンジンを刷新したことに加えて、新開発となるセンシング制御機能の搭載や、補正アルゴリズムの改良などによって、補正効果が、「Xシリーズ」として最高となる最大7.0段(「XF35mmF1.4 R」装着時)にまでアップしている。「X-H1」の最大5.0段と比べると2.0段分の性能向上だ。望遠レンズで動体を追いかけながら手持ちで撮影する場合に、より確実に手ブレのない成功写真を収められるほか、夜景など暗いシーンを広角で手持ち撮影する場合にも、より感度を抑えて高画質に記録することが可能となっている。
ボディ内手ブレ補正の補正効果を作例でチェック
X-H2S、XF18-120mmF4 LM PZ WR、18mm(35mm判換算27mm相当)、F6.4、1.3秒、ISO320、ホワイトバランス:蛍光灯3、フィルムシミュレーション:PROVIA/スタンダード、ダイナミックレンジ:100% 撮影写真(6240×4160)
「X-H2S」に、35mm判換算で焦点距離27〜183mm相当の幅広い角度に対応するパワーズームレンズ「XF18-120mmF4 LM PZ WR」を組み合わせて、日没後の夜景を手持ちで撮影してみた。1.3秒の遅いシャッタースピードにもかかわらず、画像の中心だけでなく周辺でも手ブレのないシャープな画質に仕上がっている。「X-H2S」のボディ内手ブレ補正は、望遠域でも効果が高いが、この作例のように広角で撮る場合にも有効。夜景のような暗いシーンであっても、三脚を使わずに手持ちで高画質に撮ることができる。
「X-H2S」は、静止画撮影だけでなく、動画撮影もプロ向けの本格的な仕様を実現している。特徴的なスペックをチェックするだけでも、4:2:2 10bitでの6.2K/30p(3:2比率のオープンゲート記録)や4K/120pなどのカメラ内カード記録に対応するうえ、ハイフレームレート記録以外のほとんどのモードがクロップのないフル画角での記録という、充実した内容になっている。動画撮影時のセンサー読み出し速度が1/180秒(4K/60p選択時)まで高速化したのも特徴で、高性能なシネマカメラと変わらないレベルでローリングシャッターによる被写体の歪みを抑えることが可能。素早く動く被写体を撮る場合でも、より自然な表現の映像を記録することができる。
また、撮影後の本格的なグレーディングに対応できるように、14+stopの広いダイナミックレンジで記録する「F-Log2」を新たに搭載するほか、ProRes 422 HQ、ProRes 422、ProRes 422 LTといった3種類のApple ProResコーデックにも対応。ProRes撮影時はProRes 422 Proxyなどのプロキシ撮影も可能で、より効率的な撮影とポストプロダクション作業が行える。さらに、新しい放熱構造を採用したことで動画撮影の記録時間が大幅に向上しており、4K/60p記録時は最長240分※の長時間記録が可能となっている。
※25℃環境でのコールドスタート時。自動電源OFF温度設定「高」、ビットレート100Mbps設定時。縦位置バッテリーグリップ「VG-XH」装着、電池3個使用時。ただし、記録時間はバッテリー残量とメモリーカードの種類・容量に依存します。また、本体温度が上昇した場合、自動で撮影が停止する場合があります。
富士フイルムだからこその多彩な色再現が楽しめる
「フィルムシミュレーション」
X-H2S、XF33mmF1.4 R LM WR、33mm(35mm判換算50mm相当)、F1.4、1/1300秒、ISO160、ホワイトバランス:オート(雰囲気優先)、フィルムシミュレーション:ASTIA/ソフト、ダイナミックレンジ:100% 撮影写真(6240×4160)
X-H2S、XF18-120mmF4 LM PZ WR、45mm(35mm判換算68mm相当)、F8、1/250秒、ISO160、ホワイトバランス:オート、フィルムシミュレーション:PROVIA/スタンダード、ダイナミックレンジ:100%、カラークローム・エフェクト:強、カラークローム ブルー:強 撮影写真(6240×4160)
X-H2S、XF33mmF1.4 R LM WR、33mm(35mm判換算50mm相当)、F1.4、1/1500秒、ISO160、ホワイトバランス:オート(雰囲気優先)、フィルムシミュレーション:ノスタルジックネガ、ダイナミックレンジ:100% 撮影写真(6240×4160)
X-H2S、XF16-80mmF4 R OIS WR、20mm(35mm判換算30mm相当)、F4、1/25秒、ISO160、ホワイトバランス:晴れ、フィルムシミュレーション:ACROS、ダイナミックレンジ:100%、グレイン・エフェクト:強度-強/粒度-大 撮影写真(4160×6240)
富士フイルムのデジタルカメラの魅力として押さえておきたいのが、独自の仕上がり設定「フィルムシミュレーション」だ。85年以上にわたるフィルムの研究・開発を通じて培ってきた色再現技術を集結させた設定で、写真画質にこだわった高品位かつ多彩な色再現を楽しめるのが特徴となっている。
「X-H2S」では、自然な色調で幅広く活用できる「PROVIA/スタンダード」、メリハリのある階調と鮮やかな発色が特徴の「Velvia/ビビッド」、柔らかな質感が得られる「ASTIA/ソフト」、滑らかな階調と引き締まった黒のモノクロモード「ACROS」、「Xシリーズ」としては初搭載となる「アメリカンニューカラー」の色調を再現した「ノスタルジックネガ」など計19種類の「フィルムシミュレーション」が用意されている。
さらに、より深みのある色再現と階調再現を実現する「カラークローム・エフェクト」、青に特化した「カラークローム ブルー」、画像にフィルムのような粒状感を加える「グレイン・エフェクト」といった独自機能が用意されているのも見逃せない。「フィルムシミュレーション」にこれらの機能を組み合わせることで、非常に多彩な表現の写真を撮影することができる。
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まとめ本格的な動体撮影用として活躍する、
理想的なカメラ
高性能化が進むハイエンドミラーレスカメラは、ここ数年、ますます競争が激化している。多くのメーカーが、より高いスペックを持つ製品をリリースしているが、その中で、今回紹介した富士フイルムの「X-H2S」は飛躍的に進化した第5世代のデバイスを搭載し、最速40コマ/秒のブラックアウトフリー高速連写に代表されるように、特に際立った高速性を持つモデルだ。新搭載の「被写体検出AF」も検出精度が高く、実際の撮影で活躍する機能となっている。
特集の冒頭で、「X-H2S」を「Xシリーズ最強の動体撮影カメラ」と紹介したが、本特集をご覧いただければ、この言葉に偽りがないことがわかるはず。単に動体撮影性能が高いというだけでなく、富士フイルムならではの「写真画質」が得られる、独自の仕上がり設定「フィルムシミュレーション」で高画質に撮影できるのがポイント。動体を被写体に作品作りをするプロやハイアマチュアにとって、まさに理想的な連写性能、AF、画質力を持つカメラとなっている。動体撮影に使用するハイスペックなミラーレスカメラを求めているのなら、「X-H2S」を選択肢に入れておいて損はないはずだ。
また、静止画撮影だけでなく、動画撮影に強いのも見逃せない点で、本格的なグレーディングを行う映像制作でも活用できる機能性を搭載している。「静止画撮影と動画撮影の両方を1台でカバーしたい」というニーズにも応えられるハイブリッドモデルであることも、「X-H2S」の大きな魅力である。
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