子育てや引っ越し、ペットのお迎えなどを機に、ロボット掃除機の購入を検討する家庭は多いが、「ゴミがちゃんと取れるの?」「お手入れが面倒なのでは?」「価格が高いのでは?」などの疑問や不安がぬぐい切れず、購入を見送ってしまうケースも少なくないという。そんな人も、もうロボット掃除機をあきらめる必要はない! ロボット掃除機生産台数 世界シェアNo.1※2のアイロボットから、3万円台※1という手ごろな価格で、納得の清掃力を備えた最新モデル「ルンバ i2」が発売されたのだ。ここでは、ロボット掃除機デビューにぴったりな本機を使って、ロボット掃除機に関するよくある疑問を解決していこう。
※2 (株)富士経済「グローバル家電市場総調査2022」メーカー別生産台数シェア 2021年実績
本当にキレイになるの?清掃力に関する疑問を解決
床掃除をまかせられるロボット掃除機の便利さを理解する人は着実に増えているいっぽうで、「ゴミがちゃんと取れるの?」「お手入れが面倒なのでは?」「価格が高いのでは?」といった疑問や不安がぬぐい切れず、購入を見送ってしまう人もまだまだ多いという。しかし、ロボット掃除機が市場に登場してから今年で20年、当初指摘された問題の多くは技術革新によって解決されており、こうした疑問や不安はすでに払拭されていると言っていい。
ここでは、3万円台※1という手ごろな価格で、納得の清掃力を備えた、アイロボットの最新の高コストパフォーマンスモデル「ルンバ i2」を使って、ロボット掃除機に関するよくある疑問に答えていきたい。疑問や不安が払拭されれば、あなたもそろそろロボット掃除機デビューを果たしたくなるはずだ。
ロボット掃除機のパイオニアであり、世界累計販売台数4,000万台※3を超えるアイロボット。その最新モデル「ルンバ i2」は、3万円台※1という手ごろな価格を実現しており、「これは買いでは?」と思わせるような、高コストパフォーマンスが魅力だ
※3 アイロボット調べ
ゴミがちゃんと取れるの?
吸引力が10倍※4にアップした「パワーリフト吸引」で、ゴミやホコリはもちろん、子どもの食べこぼしや、人やペットの抜け毛も取り逃しません!
ロボット掃除機に対して抱く不安として最も多いのは、何と言っても「清掃力」だろう。掃除をまかせられるのはうれしいが、ゴミを取り逃し、清掃終了後に人間の手で改めて“仕上げ”を行うようでは本末転倒。安心して掃除をまかせるには、まずしっかりとした集じん力が不可欠だ。
その点、「ルンバ i2」の吸引力は従来モデルの10倍※4とパワフル。フローリングの上を実際に掃除させてみた様子は、下記の動画の通りだ。強力な吸引力を発揮する「パワーリフト吸引」によって、ゴミやホコリだけでなく、子どもの食べこぼしや、人やペットの抜け毛までしっかり取り除いてくれた。掃除機の基本となる集じん力は十分だ。
※4 AeroVac搭載のルンバ 600シリーズとの比較
【動画】「ルンバ i2」の清掃力をチェック:フローリング編
子どもの食べこぼしに見立てたパン粉と、人やペットの毛に見立てた糸くずをフローリングの上にまき、「ルンバ i2」の集じん力をチェックしてみた。結果はご覧の通りで、パン粉も糸くずもしっかり吸引に成功。フローリングの目地に入り込んだ小さなパン粉までしっかりと取り除かれていた。「ルンバ i2」は、確かな集じん力を備えていると言える
フローリング以外の床もキレイにしてくれるの?
定評のある「AeroForce® 3段階クリーニングシステム」がしっかりとゴミをかき出して吸引。カーペットの上もきちんとキレイになります!
カーペットの毛足にからまったゴミやホコリを取り除くのは、ひと苦労するもの。それゆえ、ロボット掃除機で「カーペットの上のゴミは取り除けないのでは?」と不安視する人は多いようだ。
しかし、ご安心を。「ルンバ i2」は、(1)アイロボット独自で設計されたエッジクリーニングブラシが、壁際や隅のゴミをかき出し、(2)2本のゴム製ブラシが床面との間に真空状態を作りゴミを浮き上がらせ、(3)パワーリフト吸引で大きなゴミはもちろん微細なハウスダストまで確実に取り除く「AeroForce® 3段階クリーニングシステム」を搭載。カーペットの上などの掃除も大得意だ。
実際に、フローリングの上にカーペットを敷いてテストしてみたところ、「ルンバ i2」は涼しい顔でカーペットの段差を乗り越え、カーペット上のゴミをキレイに取り除いてくれた。
【動画】「ルンバ i2」の清掃力をチェック:カーペット編
ちょっとした段差なら軽々と乗り越える「ルンバ i2」は、フローリングの上に敷いたカーペットや子どものクッションマットなどの段差に引っかかることなく、その上もしっかり掃除してくれる。「AeroForce® 3段階クリーニングシステム」による集じん力は高く、カーペットの上にまいたゴミをしっかりと取り除いてくれた
部屋の隅々までキレイになるの?
部屋の隅や壁ぎわのゴミは、壁に沿って走行しながら「エッジクリーニングブラシ」がかき出して吸引。椅子の脚周りなどでもゴミの取り逃しはほとんどありません!
「ルンバ i2」の形状は丸型。一見すると部屋の隅や壁ぎわの掃除は不得手のように思えるが、本体前方右側に装備された回転する「エッジクリーニングブラシ」でゴミをかき出しながら壁に沿って走行するので、部屋の隅や壁ぎわのゴミもほとんど取り逃さない。
また、ゴミが溜まりやすい椅子の脚周りでは、脚に沿ってクルクルと回りながら入念に清掃。「ルンバ i2」が掃除する様子を観察してみると、脚周りに複数回にわたってアプローチすることで、脚周辺のゴミもキチンと吸引していた。
【動画】「ルンバ i2」の清掃力をチェック:壁際&脚周り編
丸型の「ルンバ」に対して「壁際のゴミは取れないのでは?」という疑問は根強くあるが、それは誤解。本体前方右側に備わった「エッジクリーニングブラシ」でゴミをかき出しながら壁に沿って走行するので、部屋の隅や壁ぎわのゴミもしっかりとキャッチ。また、テーブルや椅子の脚周りでは、脚に沿って回りながら入念に掃除を行う。こうすることで、掃除しにくい脚周りのゴミもキレイに取り除けるというわけだ
※1 アイロボット公式オンラインストア価格
うちでも使える?賢さに関する疑問を解決
部屋が複数あっても大丈夫?
フロアトラッキングセンサーで移動距離を把握しながら、複数の部屋をむだなく効率的に掃除してくれます!
ロボット掃除機の「賢さ」について不安視する人もいるだろう。確かに、初期のロボット掃除機は空間認識機能が今よりも弱く、壁にガツンとぶつかっては進行方向を変え、家具にガツンとぶつかっては進行方向を変え、という具合に、真っ暗闇の中を手探りで進んでいるかのように感じさせるモデルも少なくなかった。
では、最新モデル「ルンバ i2」の場合はどうだろう? 結論から言うと、そんな印象はなし。自位置と移動距離を把握するフロアトラッキングセンサーを搭載しているため、しっかり部屋の形状を把握し、3万円台※1のモデルとは思えないほど賢く、規則正しく効率的に清掃を行ってくれた。短時間で隅々まで掃除してくれるうえ、自位置把握が可能なので、複数の部屋を1度に掃除することも可能。効率的な仕事ぶりに感心した。
【動画】「ルンバ i2」の賢さをチェック
自宅のメインフロアであるLDKに定点カメラを設置して、「ルンバ i2」が清掃する様子を撮影してみた。観察していて特に印象的だったのは、部屋の中をランダムに走行するのではなく、規則正しく効率的に走行すること。手ぎわよく、きっちりと仕事をこなしてくれるので、安心して掃除をまかせられる
バッテリーがなくなったら途中で掃除が終わってしまうの?
「自動充電&自動再開」機能を備えているので、充電残量が少なくなると、自動でホームベースに戻り充電。その後、中断したところから掃除を再開してくれます!
清掃中にバッテリーが切れ、その場で停止。人間の手で充電ステーションに戻さなければならなかった、というのは昔の話だ。「ルンバ i2」は、バッテリー残量が少なくなると、自動でホームベースへ帰還し、充電が完了したら中断したところから掃除を再開する「自動充電&自動再開」機能を備えている。バッテリーがフル充電の状態でなくても、この機能があれば、掃除を最後まできっちりとやり遂げてくれるのだ。
玄関や階段の段差で落下してしまうのでは?
各種センサーが玄関や階段の段差を検知するので、しっかりと回避します!
確かに、以前はロボット掃除機が玄関や階段の段差で落下し、人間の救出が必要になるというケースがないとは言えなかった。しかし、ロボット掃除機が市場に登場してから今年で20年、こうしたケースに遭遇することはほとんどなくなった。もちろん、「ルンバ i2」でも心配はいらない。各種センサーが玄関や階段の段差をしっかりと検知するので、段差の下に車輪を落とすことなく、直前できびすを返すようにクルリと段差を回避してくれる。
【動画】玄関や階段の段差を回避
玄関や階段の段差に気付かず、落下してしまうというのはひと昔前の話。「ルンバ i2」が玄関や階段のある廊下を掃除する様子をチェックしてみたが、段差の際まで掃除しながら落下するのを見事に回避していた。各種センサーがしっかりと段差を見極めていることがよくわかる
※1 アイロボット公式オンラインストア価格
使い方は簡単?操作やお手入れに関する疑問を解決
操作が難しいのでは?
掃除の開始は「ルンバ」本体のボタンを押すだけ。「iRobot Home アプリ」と連携させると、スマートフォンから簡単にリモート操作やスケジュール設定ができます。
ロボット掃除機の使い勝手を左右するポイントとして外せないのが、スマートフォンとの連携機能だろう。「ルンバ i2」は、専用のスマートフォンアプリ「iRobot Home アプリ」に対応しているため、遠隔操作やスケジュール設定などがスマートフォンから行える。
また、3万円台※1のモデルでありながら、清掃終了後に清掃履歴も確認できる。フロア全体を隅々まで掃除してくれたのかどうか、気になる人は多いはずだが、その働きぶりはアプリによって“見える化”されるのだ。
さらに、アプリを開くと、「いつも8時に掃除しているから、今後毎日8時に掃除する、というスケジュール設定をしませんか?」「花粉の季節だから掃除を増やしませんか?」など、使う人のライフスタイルや季節に合わせた掃除の提案まで行ってくれる。「ルンバ」の進化には舌を巻く。
お手入れが大変なのでは?
アイロボット独自の「デュアルアクションブラシ」は、髪の毛やペットの毛がからみにくく、お手入れが簡単! 普段のお手入れは、基本的にダスト容器のゴミを捨てるだけ。ダスト容器は水洗いもできます。
お手入れの簡単さも「ルンバ i2」のいいところ。ゴム製の「デュアルアクションブラシ」はそもそも髪の毛やペットの毛がからみにくいうえ、本体から簡単に取り外せるので、汚れが気になった場合のお手入れもラクだ。必要なお手入れは、ダスト容器のゴミを捨てることぐらい。しかも、ダスト容器のゴミがいっぱいになったら、アプリで知らせてくれる機能まで搭載している。お手入れが面倒でロボット掃除機の使用頻度が減ってしまう、といった心配は無用だ。
※1 アイロボット公式オンラインストア価格
まとめ「ルンバ i2」は本当にコスパが高かった!
初めてのロボット掃除機にもぴったり
本特集では、ロボット掃除機に関するよくある疑問や不安に、アイロボットの最新モデル「ルンバ i2」で検証してきたが、いかがだっただろうか? 清掃力に関する疑問も、賢さに関する不安も、さらには使い勝手についての懸念も、心配がないことがおわかりいただけたのではないだろうか。本特集を読んで、ロボット掃除機の購入に対する心理的なハードルが下がったのなら幸いだ。
そして最後に、ひとつ強調したいのは、今回検証に使用した「ルンバ i2」は、これだけの高機能でありながら、3万円台※1で買えるということ。これまで価格の高さを理由にロボット掃除機の購入を見送ってきた人にとっても、手の出しやすい製品と言えるだろう。「ルンバ i2」は、「わが家もそろそろロボット掃除機を」と考えている人の背中をポンと押してくれる魅力的な1台となるに違いない。