妥協のない高音質設計&ノイズキャンセリング機能に注目!完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデルオーディオテクニカ「ATH-TWX9」徹底レビュー

創業60周年を迎えた老舗のオーディオメーカー、オーディオテクニカから、2022年9月に発売される、完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「ATH-TWX9」。同社が長年培ってきた技術を結集することで、音質、ノイズキャンセリング機能、通話機能、ユーザビリティーのすべてがハイレベルなイヤホンに仕上がっている。本特集では、そんな見どころ満載の「ATH-TWX9」を徹底的にレビューしよう。

音質新設計ドライバーと独自技術により、
幅広い音源を高音質に楽しめる

1962年4月にアナログレコードのカートリッジメーカーとして産声を上げたオーディオテクニカは、60年もの間、「アナログ」の精密技術を核とし、高音質かつ高品位なオーディオ機器や各種アクセサリーを幅広く展開してきた。なかでも、イヤホン・ヘッドホン市場においては、業界をけん引するリーディングカンパニーとして大きな存在感を放ち続けている。

そんなオーディオテクニカが、「次世代を担うイヤホン」として2022年9月に発売するのが、完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「ATH-TWX9」だ。60年もの長きにわたって培ってきた技術を結集したハイエンドモデルで、コンパクトな筐体ながら高音質を実現しているうえ、1人ひとりの耳に合わせて特性を最適化する高度なノイズキャンセリング機能や、ビジネスにも活用できる高性能な通話機能を搭載。さらに、サイズだけでなく、導管の長さまで選択できる新開発のイヤーピースや、除菌※1機能を搭載した充電ケースといった、ユーザビリティーの高いアイテムも採用。音質から使い勝手にいたるまで、あらゆる点でメーカーの強いこだわりが感じられる1台となっている。

オーディオテクニカ「ATH-TWX9」

完全ワイヤレスイヤホン
オーディオテクニカ「ATH-TWX9」
完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデルとして登場する「ATH-TWX9」。既存の製品シリーズには分類されない、メーカーを象徴する特別なモデルだ

「ATH-TWX9」の数ある特徴の中で特に注目したいのが音質だ。「完全ワイヤレスイヤホンの最高音質」を追求し、細かいところまで妥協のない仕様になっている。

その仕様を細かく見ていこう。「音質を決定づける」と言って過言ではないドライバーユニットには、同社が“特別設計”と話す、専用のφ5.8mmダイナミックドライバーを採用。高度な独自技術をふんだんに搭載したドライバーで、音声信号を音へと変換する振動板には、硬い素材をやわらかい素材で挟み込むことで付帯音を減らす「3層マルチレイヤー振動板」や、ステンレス製の薄型プレートを用いて振動板を固定することで駆動面積を極限まで広げる「エッジマウント方式」といった技術を採用。さらに、高出力を実現する「外磁型」磁気回路や、振動板にストレスをかけないボイスコイルの空中配線などの技術も組み込むことで、オーディオテクニカだからこその、解像感が高く、かつ低域にも量感のある高品位なサウンドを味わえるようになっている。

専用設計のφ5.8mmダイナミックドライバー
オーディオテクニカ「ATH-TWX9」

「ATH-TWX9」専用設計のφ5.8mmダイナミックドライバーを採用。完全ワイヤレスイヤホン用のユニットとしてはやや小さめだが、「コンパクトで装着感がよく、さらに高性能な製品」を目標として開発された結果、このサイズがベストだと判断したという

3層マルチレイヤーオーディオテクニカ「ATH-TWX9」

専用設計のφ5.8mmダイナミックドライバーには、高度な技術が数多く搭載されている。たとえば「3層マルチレイヤー振動板」は、硬い素材をやわらかい素材で挟み込むことで、高い剛性を保ちながら付帯音を減らす技術。この技術の採用によって、雑味のない、キレのよい低域と伸びやかな高域を両立している

Bluetoothの対応コーデックは、一般的な「SBC」や高音質な「AAC」と「aptX」に加えて、最大96kHz/24bitまでのハイレゾ相当の情報量を伝送できる「aptX Adaptive」にも対応。また、対応機器と接続することで低遅延・高音質を実現するQualcomm社の「Snapdragon Sound」をサポートしているほか、ソニー社が推進する空間オーディオ技術「360 Reality Audio」の認定も受けている。幅広いコーデックや最新のフォーマットに対応することで、さまざまな音楽や映像を高音質で楽しめるのも、このイヤホンの大きな魅力だ。

価格.comスタッフがサウンドクオリティをチェック

今回、ハイレゾ音源のほか、音楽ストリーミングサービスと動画配信サービスのコンテンツを再生して「ATH-TWX9」のサウンドクオリティをチェックした。

まずは、イヤホンの実力を最大限発揮させられるハイレゾ音源から聴いていこう。「aptX Adaptive」に対応している、シャープ社のスマートフォン「SH-04L」を再生プレーヤーとし、手嶌葵が松田聖子の曲をカバーした『瑠璃色の地球(「未来への航海」バージョン)』(96kHz/24bit、Flac)と、ブライアン・ブロンバーグの『Speak Low』(96kHz/24bit、Flac)を試聴した。

『瑠璃色の地球』は、ピアノとバイオリン、そしてボーカルを中心とした音数の少ない曲だが、だからこそ1音1音の“質”が重要になってくる。その点、「ATH-TWX9」は、深い低域から高域の繊細な部分まで音の分離感がよく、ピアノのタッチや弦の動きがありありと浮かんでくるような、臨場感のある音を奏でてくれた。透明感たっぷりなウィスパーボイスも質感豊かで生々しく、胸に来るものがあった。いっぽう『Speak Low』は、低域チェック用として定番のジャズ曲だが、特に驚かされたのがキレのよさ。ブロンバーグがかき鳴らすウッドベースが際立ち、アタック感よく聴かせてくれる。φ5.8mmのドライバーとは思えないほど低域に厚みがあるうえ、飽和する感じがないのがすばらしい。高域から低域まで絶妙な帯域バランスにまとまっている印象を受けた。

続いて「iPhone XS」にイヤホンを接続し、音楽ストリーミングサービス「Spotify」から米津玄師の『M八七』を再生してみた。ハイレゾ音源と比べるとデータ量に違いがあるため、さすがに解像感は若干落ちるものの、このイヤホンは表現力がとても高く、情熱のこもる歌声や大きく広がりのある演奏など、この曲の魅力である壮大なスケール感を非常にうまく再現してくれた。また、動画配信サービスの映画コンテンツも鑑賞してみたが、音の分離感がよいため俳優のセリフが聴き取りやすかった。音場感が広いため、物語の世界に入り込みやすかったことも付け加えておこう。

総じて言えるのは、「ATH-TWX9」は、オーディオテクニカらしい原音再生にこだわったサウンドをベースに、適度にメリハリのあるチューニングと良質な帯域バランスによって、あらゆる音源を臨場感豊かに再現してくれるということ。このイヤホンなら、ジャンルを問わずに音楽や映像を高音質に楽しめるはずだ。

オーディオテクニカ「ATH-TWX9」

再生帯域の広いクラシックの交響曲やビッグバンドジャズに加え、アニメソングなども試聴してみたが、どの音源でもバランスのよい音を聴かせてくれた。ジャンルを選ぶことなく、高音質な再生が可能なイヤホンだ

機能性多彩なノイズキャンセリング機能と
ビジネスにも活用できる通話機能を搭載

続いて、「ATH-TWX9」のノイズキャンセリング機能と通話機能をチェックしていこう。本機はフラッグシップモデルだけあって、どちらも充実した内容になっている。

ユーザーや環境に合ったチューニングが可能なノイズキャンセリング機能

「ATH-TWX9」のノイズキャンセリング機能は、騒音のある環境下でも高音質で楽しめるように、小型のMEMSマイク2基を使った「ハイブリッドデジタルノイズキャンセリング技術」を採用している。ポイントとなるのは“専用設計”で、Bluetooth用の汎用チップではなく、専用チップの「高精度ノイズキャンセリングプロセッサー」と独自開発のノイズフィルター設計を用いることで、非常に高性能なノイズキャンセリングを実現している。

加えて、ユーザーの耳の形やフィット具合に合わせて特性を最適化する「パーソナライズ・ノイズキャンセリングシステム」を搭載するのもトピック。この機能を使えば、その人の耳に合った形で特性をチューニングしてくれるので、より高いノイズキャンセリング効果が得られるというわけだ。

さらに、周囲の騒音レベルを瞬時に計測して最適な特性を自動的に適用する「オプティマイズ・ノイズキャンセリングシステム」と、周囲の状況から適した特性をユーザーが選べる5つのノイズキャンセリングモード(「Airplane」「Train」「On The Go」「Office/Study」「Home」)を利用できるのも特徴となっている。

ノイズキャンセリング用小型MEMSマイク
オーディオテクニカ「ATH-TWX9」

ハウジングにある「フィードフォワードマイク」と導管内部にある「フィードバックマイク」が周囲の騒音を検出し、「高精度ノイズキャンセリングプロセッサー」で解析する。そこで解析した結果から逆位相の音を生み出すことで、ノイズをしっかりと相殺してくれる

パーソナライズ・
ノイズキャンセリングシステム
オーディオテクニカ「ATH-TWX9」

「パーソナライズ・ノイズキャンセリングシステム」は、専用アプリ「Connect」(Android/iOS対応)と連携して調整を行う機能だ。両耳にイヤホンを装着した状態でテストトーンを流し、音の特性を内蔵マイクで拾って解析。その結果からユーザーに合ったノイズキャンセリング特性が適応される

周囲の騒音に合わせて最適なノイズキャンセリング特性を適用する「オプティマイズ・ノイズキャンセリングシステム」は、左ハウジングのタッチセンサーを長押しするだけで手軽に実行できる。「Airplane」「Train」「On The Go」「Office/Study」「Home」の5つのノイズキャンセリングモードは、各シーンで実際に集音した騒音を解析して設定されたもの。精度が非常に高く、積極的に活用したい機能だ

「ATH-TWX9」は、外音取り込み機能が充実しているのも見逃せない。取り込みレベルを5段階で調整できるうえ、自分の声のこもりを抑えるオクルージョンキャンセリング機能を搭載した「ヒアスルー」機能や、人の声にフォーカスして外音を取り込む「クイックヒアスルー」機能を備えており、周囲の音を気にしながらのリスニングも可能。駅の構内でイヤホンを外すことなくアナウンスを聴きたい時や、飲食店で店員とコミュニケーションを取りたい時など、とっさに外の音を確認したい場合に便利に使うことができる

価格.comスタッフが
ノイズキャンセリング機能をチェック

「ATH-TWX9」の高性能なノイズキャンセリング機能は、実際のところどのくらい効果があるのだろうか? その疑問に答えるべく、さまざまな場所でテストを行ったので結果を報告しよう。なお、テストでは、「パーソナライズ・ノイズキャンセリングシステム」を使って筆者の耳にチューニングを最適化したうえで、各場所で「オプティマイズ・ノイズキャンセリングシステム」によるノイズキャンセリングを実施している。

まずは、騒音の多い電車内で試してみたが、電車の走行音や加速音など、不快に感じやすい低域のノイズが大きく抑えられた。若干、人の話し声などが聴こえるが、これは電車内のアナウンスが聴こえやすいように中高域のノイズキャンセリングを調整しているためとのこと。ちなみに、ノイズキャンセリングの効果を最も強くしたい場合は、ノイズキャンセリングモードの「Airplane」を選ぶことで対応できる。

続いて、人が多くいるカフェでも使用してみたが、話し声やエアコンの動作音などをほとんど気にならないレベルまで消し去ってくれた。ノイズキャンセリング時にありがちなホワイトノイズが少ないのがよいところで、長時間使用しても聴き疲れすることがなく、音楽に浸りながら作業に没頭することができた。

オーディオテクニカ「ATH-TWX9」 オーディオテクニカ「ATH-TWX9」

電車内やカフェでノイズキャンセリング機能を試してみたが、いずれも、周囲の騒音をしっかりと抑えてくれた。環境にあわせてノイズキャンセリングの特性をチューニングできるので、幅広いシーンで音楽や映像を高音質で楽しむことができる

細かなニュアンスまで相手に届けられる通話機能

「ATH-TWX9」は、2基のMEMSマイクに音声が到達するまでの時間の差(位相差)を利用してマイクの指向性を高める「ビームフォーミングマイク技術」を採用し、高い通話品質を実現している。自分の声をイヤホンに戻すことでこもりを減らし、自然な通話が行える「サイドトーン機能」や、周囲の雑音を抑えながら明瞭な声を相手に届ける「Qualcomm cVc Generation 8.0」といった高度な技術も備えており、通話時には、細かいニュアンスまで相手に伝えることが可能。屋外での通話はもちろん、パソコンを使ったWeb会議にも活用できるハイレベルな機能となっている。

また、パソコンやスマートフォン、タブレット端末など、2台の機器に同時にBluetooth接続ができるマルチポイント接続に対応しているのも便利な点だ。たとえば、プライベートで使用しているスマートフォンと、仕事で使用しているパソコンの2台にイヤホンを同時接続しておけば、パソコンを使ってWeb会議をしている際に、スマートフォンに着信があっても、ペアリングをし直す手間なく即座に対応することができる。

オーディオテクニカ「ATH-TWX9」 オーディオテクニカ「ATH-TWX9」

「ATH-TWX9」は、細かな声のニュアンスまで相手に届けられる、高い通話品質を実現。ビジネスでのWeb会議など、こちらの声を相手にしっかりと伝えたい場合にも活躍するイヤホンだ。また、イヤホン本体のタッチセンサーを操作することで、通話中でもノイズキャンセリング機能/ヒアスルー機能/機能オフを手軽に切り替えられるのも便利なポイント。周囲が騒がしく感じたらノイズキャンセリング機能をオンにすることで、会話に集中しやすくなる

オーディオテクニカ「ATH-TWX9」

パソコンとスマートフォン、スマートフォンとタブレット端末など、2台の端末と同時にBluetooth接続ができるマルチポイント接続に対応。複数のデバイスを使い分けて仕事をすることの多いテレワークで特に重宝する機能だ

使い勝手エルゴノミクスデザイン&
新開発イヤーピースで快適な装着感を実現

「ATH-TWX9」は、オーディオテクニカの次世代を担うイヤホンだけあって、音質や機能だけでなく、デザインや装着感、使い勝手についてもこだわって作られている。

筐体のデザインは、ハウジングから筒状のステムが伸びるスタイルを採用。完全ワイヤレスイヤホンで採用例の多い円形状ではないこともあって、よりスマートな印象の筐体になっている。カラーは、マットな質感の墨色と光沢感のあるダークブロンズカラーを組み合わせたツートンカラーだ。コンパクトな筐体にエルゴノミクスデザインを取り入れることで、耳のくぼみにすっぽりと収まる自然で快適な装着感と、耳から外れにくい保持力を両立している。

また、新開発の「コンフォートフィットイヤピース」が付属するのも見逃せないトピック。導管の長さが異なる3タイプ(ショート/スタンダード/ロング)と、サイズ別の4タイプ(XS/S/M/L)を組み合わせた、計12種類のイヤーピースが同梱されるという凝りようだ。人の耳は左右でも形や大きさが異なるが、これだけあればどのような耳にもぴったりとフィットしてくれることだろう。

オーディオテクニカ「ATH-TWX9」 オーディオテクニカ「ATH-TWX9」

ハウジングから筒状のステムが伸びるスタイルを採用し、耳へ挿入する部分のコンパクト化を実現。特殊な金属コーティングを用いることで独特の質感を実現したダークブロンズカラーを効果的に配置することで、フラッグシップモデルらしいエレガントな印象の筐体に仕上がっている

オーディオテクニカ「ATH-TWX9」 オーディオテクニカ「ATH-TWX9」

耳に触れる傘の部分にやわらかいシリコンを、音を伝える軸の部分に硬いシリコンを配置した、ハイブリッド構造の「コンフォートフィットイヤピース」を新開発。特徴的なのは、筒の部分である導管の長さが異なる「ショート」「スタンダード」「ロング」の3パターンが用意されていること。それぞれサイズ別にXS/S/M/Lの4種類があり、計12種類の中から耳にフィットするものを選ぶことができる

オーディオテクニカ「ATH-TWX9」 オーディオテクニカ「ATH-TWX9」

高性能なノイズキャンセリング機能などを搭載しながらも、片側約5.4gと非常に軽量な筐体を実現。耳のくぼみにスッと入り込むような、自然な装着感を実現したキャビティフィット設計を採用しており、装着時の安定感も抜群だ。4時間ほどイヤホンを着けっぱなしにしてみたが、耳が痛くなるようなこともなく、装着していたことを忘れるくらい快適だった

オーディオテクニカ「ATH-TWX9」 オーディオテクニカ「ATH-TWX9」

「ATH-TWX9」はタッチセンサーと物理ボタンの両方を搭載しており、イヤホン本体で、ノイズキャンセリング機能の切り替えや音声アシスタント機能の起動、楽曲の再生/停止、曲送り/戻し、音量調節が可能。タッチセンサーの感度は3段階から調節できる

付属の充電ケースも、ユーザビリティーを追求した高品位なものとなっている。ポケットなどに入れやすい流線型の筐体に、最長約18.5時間の再生を可能にするバッテリーを備えるうえ、ケース内部に、イヤーピース周りの細菌やウイルスなどを約99%除菌※1する「深紫外線※2LED」を搭載。近年、衛生面を気にして、完全ワイヤレスイヤホンを使うたびに除菌シートなどで拭いている人も多いと思うが、自動的に除菌してくれる本機なら、手間なく衛生的に使うことができる。

オーディオテクニカ「ATH-TWX9」 オーディオテクニカ「ATH-TWX9」

イヤホン本体はフル充電で約6時間(ノイズキャンセリング機能オン時)の連続再生が可能。充電ケースを併用し、充電しながら使用すれば最長で約18.5時間(同)の音楽再生が行える。充電ケースは、Qi規格によるワイヤレス充電に対応。前面に備わった5つのLEDインジケーターでバッテリー残量を確認できる

オーディオテクニカ「ATH-TWX9」

イヤホン本体を納める部分の奥に「深紫外線※2LED」が設置されているうえ、その光を均等に行き渡らせるためのミラー加工※3も施されている。このLEDから約70秒間深紫外線を照射することで、イヤーピース表面に付着する細菌やウイルスを除菌※1する仕組みだ

オーディオテクニカ「ATH-TWX9」 オーディオテクニカ「ATH-TWX9」

流線型のデザインの充電ケースはズボンのポケットなどに収まりやすく携帯しやすい。また、正面だけでなく側面にも指がかかるスペースが設けられており、フタが開けやすく、イヤホンの出し入れもしやすかった

まとめオーディオテクニカのプライドが息づいた、
次世代の完全ワイヤレスイヤホン

「次世代を担うイヤホン」として、オーディオテクニカが持てる技術の粋を集めて開発した、完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「ATH-TWX9」。モデル名に付けられた「X」の文字には、妥協のない音質と機能性でユーザーに新しい「E“x”perience」を提供したいという「X」と、オーディオテクニカの次世代を担う「Ne“x”t Generation TWS」の「X」、そして、最新テクノロジーとクラフトマンシップの融合を示す「×(カケル)」の意味が込められているという。

今回、そんな「ATH-TWX9」を詳しくレビューをしてきたが、まさにオーディオテクニカのプライドと技術が詰まったモデルという印象を受けた。特に、開発に苦労したというφ5.8mmダイナミックドライバーは、このイヤホンを象徴する部分。コンパクトな筐体ながら、独自技術を駆使することで高音質を実現できたのは、ひとえにオーディオテクニカが培ってきた60年の歴史のたまものだろう。

さらに、ノイズキャンセリング機能や通話機能が高性能なのも、このイヤホンの魅力。サイズだけでなく、導管の長さまで選択できるイヤーピースや、「深紫外線※2LED」付きの充電ケースなど、これまでにはなかった新しいアイデアも盛り込まれており、セールスポイントは枚挙にいとまがない。まさに「ATH-TWX9」は、オーディオテクニカのこれからを担うにふさわしい、「次世代の完全ワイヤレスイヤホン」と言うことができそうだ。

  • ※1 大腸菌、バクテリオファージウイルスは99%以上、黄色ブドウ球菌は90%以上の除菌効果がありますが、すべての菌やウイルスに効果があるわけではありません。また、新型コロナウイルスへの効果は検証しておりません
  • ※2 細菌やウイルスなどを効果的に除菌・無害化する、波長の短い紫外線
  • ※3 充電ケースのふたを閉めたあと照射される安全設計です。照射によるイヤーピースの劣化や退色はありません
この記事は2022年9月2日の情報を基にしております。