ホットサンド・グリル・ワッフル 毎日3食大活躍 デロンギ「マルチグリル エブリデイ」
好きな食材をサンドし、食パンを挟んで焼き上げる、ホットサンド。朝食の定番メニューのひとつだが、ホットサンドメーカーは用途が限られることもあり、朝食時以外に使用している人はそれほど多くないのではないだろうか? そこで注目したいのが、デロンギのホットサンドメーカー「マルチグリル エブリデイ サンド&ワッフルメーカー SW13ABCJ-S」だ。「ホットサンドプレート」「グリルプレート」「ワッフルプレート」の3枚のプレートが付属し、それらを使い分けることで、朝昼晩と1日を通して3食活用できるのだ。ここでは、実際に本製品で調理を行いながら、その手軽さや楽しさ、料理の仕上がりなどを詳しくレポートしていこう。
製品概要朝食だけじゃない。毎日3食使いたくなる「マルチグリル エブリデイ」
こんがりきつね色に焼けたトーストにサンドされたハムや、とろとろに溶けたチーズ、そして、たまご。朝食に食べたいメニューのひとつ、ホットサンドだ。アレンジも利き、その手軽さやおいしさから、最近は自宅だけでなく、キャンプなどのアウトドアレジャーでの朝食としても親しまれているが、ホットサンドメーカーは用途が限られることもあり、朝食時以外に使用している人はそれほど多くないのではないだろうか?
「そういうものだから」と、あきらめてしまうのは簡単だが、せっかくホットサンドメーカーを購入するのなら、朝食用のホットサンド作り以外にも幅広く活用したいもの。さまざまな調理に活用できて、昼食や夕食時にも活躍してくれるなら、それに越したことはないだろう。
そんな観点から注目したいのが、デロンギのホットサンドメーカー「マルチグリル エブリデイ サンド&ワッフルメーカー SW13ABCJ-S」(以下、マルチグリル エブリデイ)だ。本機の特徴は、付属する「ホットサンドプレート」「グリルプレート」「ワッフルプレート」の3枚のプレートを使い分けることで、ホットサンドはもちろん、「グリルプレート」を使って肉や魚、野菜をグリルしたり、「ワッフルプレート」を使ってデザートを作ったりと、朝昼晩問わず、1日を通して活用できること。操作は簡単で、電源を入れ、天面のランプが緑色に点灯したら具材をプレートに載せ、上フタを閉じて具材を挟み込むだけ。フライパンや備え付けのグリルなどのように、調理中キッチンに張り付いていなくてもいいので、その間にカトラリーの準備をしたり、ほかの家事を済ませたり、家族とゆっくり過ごしたりと、時間を有効活用できるのもうれしい。
マルチグリル エブリデイ
サンド&ワッフルメーカー SW13ABCJ-S朝食だけでなく、毎日3食活用できる家電として注目したいのが、デロンギのホットサンドメーカー「マルチグリル エブリデイ」。朝食の定番メニューのひとつであるホットサンドだけでなく、グリル料理やワッフルなども作れるので、活躍の機会は想像以上に多いはずだ
使い方は、説明書いらずの簡単さ。本体右側面にある電源スイッチを入れ、天面のランプが緑色に点灯したら食材をプレートに載せ、あとは手前のグリップをつかんで上フタを閉じるだけでいい。フタが閉じるとカチッと音がするので、しっかり閉じているかどうかを確認しやすいのも好印象
使い勝手肉、魚、野菜のグリルも1台で。毎日のおかず作りにも活躍

百聞は一見にしかずということで、早速「マルチグリル エブリデイ」に付属のレシピ本に習って調理してみることに。まずは、「ホットサンドプレート」を使った「紫マリネとチーズのホットサンド」から。キャベツと玉ねぎに白ワインビネガーやオリーブオイル、砂糖、塩をからめたマリネを作っておけば、あとはハムやクリームチーズをパンに乗せて胡椒をふったら、あっという間に準備完了。予熱した「ホットサンドプレート」に薄く油を塗り、具材を挟んだパンをプレートに乗せ、上フタを閉じるだけでいい。2〜3分経過したころからだろうか、パンが焼ける香ばしい香りが周囲に漂いはじめ、否が応でも期待が高まる。そして、約5分経過。上フタを開けてみると、トーストがこんがりと焼けており、見るからにおいしそうだ。
プレートの形状により、中央に切れ目が付くので、包丁で切り分ける必要がないのもうれしい発見だ。焼き上がったパンの外周がしっかりとくっつくので、中身が飛び出さず、お弁当にもよさそう。肝心の仕上がりはというと、手前味噌だが、文句なしの100点満点。外側のトーストはカリッとした食感で、中は熱々、しっかりと熱が入っている。酸味のあるマリネとクリーミーなチーズ、そして胡椒が効いた本格的な味わいで、かけ値なしにおいしかった。ホットサンドのほかにも、冷凍パイシートでパイ生地を作ったり、ケーキ生地を作ったりと、さまざまなレシピで活躍してくれそうだ。

続いて、「グリルプレート」を使ったグリル調理にトライしてみた。調理したのは、「チキン、りんご、まるごとピーマンのワンプレート」。塩とカレー粉、パセリをまぶした鶏肉に加え、ピーマン、半月切りにしたりんごを、予熱した「グリルプレート」に載せ、上フタを閉じたら加熱スタート。肉や野菜から出る脂や水分は、プレートの角に設けられた穴を通り、本体下部の油受けトレイへと落ちる仕組みになっているので食品がベタつくこともなく、パリッと焼けるうえ、何よりヘルシーだ。約8分で、あっという間にメインディッシュが完成した。
でき上がりは、パリッと焼けたチキンの香りと食感が印象的で、ピーマンの旨みと、りんごの甘酸っぱさが味のアクセントに。食材を乗せて焼くだけで、これほど本格的な料理が作れるのは率直に驚きで、なるほど、「毎日のおかず作りに使いたくなる」という触れ込みにも納得がいく。
「マルチグリル エブリデイ」は魚のグリルも大得意。ここでは、「鮭、アスパラ、エリンギのワンプレート」を調理してみたが、こちらも納得の仕上がり。鮭に付いた焼き目が食欲をそそる。キッチンのグリルで魚を焼く場合は、焼け具合をこまめにチェックする必要があるが、「マルチグリル エブリデイ」はプレートの温度を一定に保ち、焼きすぎや生焼けを防いでくれるうえ、上下から火が入るので素早く焼けるなど、さまざまなメリットがある。シンプルながら、誰が使ってもうまく仕上がり、調理の時短もできる理にかなった構造となっているのだ。
ボディデザイン立てて収納できるスタイリッシュなコンパクトボディ
「マルチグリル エブリデイ」のボディデザインについても確認しておこう。ホットサンドメーカーはオシャレなルックスの製品が多いが、なかでも「マルチグリル エブリデイ」は、特にデザインが洗練されている。シンプルでむだのない、どこかレトロなたたずまいでありながら、キッチンカウンターに置いておくだけで、空間全体が華やぐ。さすがはイタリア生まれのデロンギ、デザインの完成度は頭ひとつ抜けている印象だ。
ボディサイズは、約295(幅)×250(奥行×)105(高さ)mm。コンパクトサイズなので場所を取らずに設置できるうえ、垂直に立てて収納することもできる。まな板や皿などと並べて、狭いキッチンでもすっきり整然と収納できるのがうれしい。
シルバー基調の高級感のあるボディデザイン。むだな装飾を排したシンプルなデザインで、キッチン空間全体をより洗練された雰囲気にしてくれる。機能性はもちろんだが、「見た目」という観点からも、普段使いしたくなる
オシャレなうえに、ボディがコンパクトなので収納場所に困らない。「なるほど!」と感心したのは、垂直に立てて収納できること。これなら、キッチンカウンターのちょっとした空きスペースにもすっきりと収納しておける
温度調節&タイマー設定が可能な「マルチグリル BBQ&コンタクトグリルプレート CGH1011DJ」も見逃せない!
より高い調理性を求める人は、「マルチグリル エブリデイ」よりもひと回り大きい「マルチグリル BBQ&コンタクトグリルプレート CGH1011DJ」をチェックしてほしい。こちらは温度調節やタイマー設定などが可能なうえ、2面を広々と使えるBBQポジション、肉などの挟み焼きができるコンタクトポジション、そして、チーズなど溶かすため、浮かせるグリルポジションの3つの調理ポジションが選べるので、食材にあわせ、焼き方や焼き具合を細かく調整できる。さまざまな料理を調理でき、普段使いしやすい点は「マルチグリル エブリデイ」と同様。キャンプ気分で、厚みのあるステーキ肉や野菜、魚を豪快にグリルするのもまた一興だろう。
まとめ「マルチグリル エブリデイ」で毎日の食卓をより豊かに
思い出した日に時おり登場するものの、普段は収納棚の肥やしになりやすいホットサンドメーカー。そんなイメージをガラリと変えてくれるのが、デロンギのホットサンドメーカー「マルチグリル エブリデイ」だ。「ホットサンドプレート」「グリルプレート」「ワッフルプレート」の3枚のプレートを使い分けることで、ホットサンドはもちろん、「グリルプレート」を使って肉や魚、野菜をグリルしたり、「ワッフルプレート」を使ってデザートを作ったりと、朝昼晩の3食で活用できる。
コンパクトサイズで垂直に立てて収納でき、使いたい時にサッと取り出し、食材を挟んで焼くだけで調理できる手軽さも魅力。そして何より印象的だったのは、調理するのが簡単で楽しいこと。調理中に漂ってくるおいしそうな香りや、上フタを開けた瞬間の、白い湯気の奥にこんがりと焼けた食材が見える感動は、「マルチグリル エブリデイ」の最大の魅力かもしれない。手軽に、楽しく調理できる「マルチグリル エブリデイ」を使って、毎日の食卓をより豊かなものにしてみてはいかがだろうか。

























