低ランニングコストのインクジェットプリンターがより使いやすく進化!キヤノン「PIXUS XK110」を徹底チェック

「低ランニングコスト」と「高機能」を両立し、価格.comユーザーからも高く評価されているキヤノンの家庭用インクジェットプリンター「PIXUS XK」シリーズ。その最新モデルが2022年11月発売の「PIXUS XK110」だ。本機は、好評だった前モデル「PIXUS XK100」の低ランニングコスト性能を受け継ぎながら、用途に合わせて操作画面をカスタマイズできる新機能「Switch UI」を搭載し、使いやすさにさらなる磨きがかけられている。早速、本機の魅力を徹底チェックしてみた。
01ランニングコスト価格.comユーザーも高く評価する
低ランニングコストが魅力
キヤノンの家庭用インクジェットプリンターの中でも、プレミアムモデルとして人気の高い「PIXUS XK」シリーズ。なかでも、2021年10月に発売された「PIXUS XK100」は高機能モデルでありながら、カートリッジ式のインクジェットプリンターとは思えない、すぐれた低ランニングコストを実現したうえ、在宅ワークや自宅学習などで便利に使える機能を満載したことで、価格.comユーザーからも高く支持されるプリンターとなった。実際、発売から1年近くが経った現在(2022年10月6日時点)でも、価格.com「プリンタ」カテゴリーの人気売れ筋ランキングにおいて第3位にランクインしているのは、その証と言えるだろう。
ユーザーレビュー(抜粋)

購入のたびに悩まされる高価なインク代が大幅に節約できるようなので、迷わずこれを購入しました。設置・設定も簡単ですし、パソコンはもちろん、タブレット端末やスマートフォンなどさまざまな機器から印刷できるのもうれしいですね。

「使いやすい」「安心感」「スピード感」「コストに遠慮することなく印刷可能」ということで選んで大正解でした。ほとんどの操作を直感的に行えるので、家族も自由に使っています。印刷コストもかなり安く済みますので、印刷枚数が多い人に特におすすめの機種だと思います。

Wi-Fiの接続安定性やタッチパネルの使い勝手がよく、ストレスなく使えます。スマホ連携機能も便利で、スキャンした画像をそのままスマホに保存できるから、いちいちパソコンを開けることもなくなりました。

印刷コストが安くなることを期待して購入しました。他機種に比べてインク代が安いから、純正インクを使い続けられる点はありがたいですね。また、印刷品質も印刷速度も十分ですし、サイズもコンパクトとまさに理想のインクジェットプリンターです。
上記ユーザーレビューのとおり、価格.comユーザーが高く評価している「PIXUS XK100」だが、その後継モデルが2022年11月発売の「PIXUS XK110」だ。好評だった低ランニングコストのメリットをしっかりと受け継ぎながら、操作画面のユーザーインターフェイス(UI)やボディのデザインをブラッシュアップ。在宅ワークをメインとしたビジネスパーソンや自宅学習をする子どもだけでなく、より多くのホームユーザーが簡単・便利に使えるモデルへと進化を遂げている。

「PIXUS XK110」は、用途に合わせて操作画面をカスタマイズできる「Switch UI」や、リビングルームにも設置しやすいホワイトカラーのボディを新採用。もちろん、前モデル「PIXUS XK100」から受け継いだ低ランニングコストも魅力だ
では、「PIXUS XK110」の低ランニングコストについて、具体的に見ていこう。本機は、A4普通紙・モノクロプリントなら約1.5円(税込)/枚、A4普通紙・カラープリントなら約3.9円(税込)/枚、L判・カラープリントなら約9.8円(税込)/枚と、従来のカートリッジ式インクジェットプリンターからは想像できなかった低ランニングコストを実現している。これなら、仕事のプレゼン資料はもちろん、学習課題や趣味の写真、年賀状など、さまざまなドキュメントを気兼ねなく印刷できるだろう。
A4普通紙・モノクロ | A4普通紙・カラー | L判・カラー |
---|---|---|
約1.5円/枚 | 約3.9円/枚 | 約9.8円/枚 |
02使いやすさ用途に合わせて操作画面をカスタマイズできる、新機能「Switch UI」が便利
「PIXUS XK110」の魅力は、前モデルから受け継いだ低ランニングコストだけに限らない。本機は、操作性にもすぐれているのだ。そのことを強く感じさせてくれるのが、新機能「Switch UI」だ。
前モデル「PIXUS XK100」においても、本体前面に搭載された液晶モニターの操作画面を「標準」と、在宅ワークなどでよく使用する機能を集約した「仕事/学習」の2つから選べたが、「PIXUS XK110」では、「標準」以外に3つの画面から選べるように進化。しかも、「標準」以外の3つの画面は、シーン名を変更したり、登録メニューを追加・変更したりできるので、ユーザー1人ひとりの用途に合わせて、より使いやすい画面にカスタマイズできる。



1から3まで用意された各メニューは、ユーザー側でカスタマイズ可能(登録できるメニューは各画面3つまで)。たとえば、在宅ワークでプリンターを使用する場合でも、印刷を多用するのか、スキャンを多用するのかは職種によって大きく異なるものだが、メニューをカスタマイズできれば、利用頻度の高い機能に素早くアクセスできる
今回の検証では、在宅ワークが多い筆者向けに「仕事」タブを、カメラで写真を撮ることが趣味の妻向けに「趣味」タブを、自宅で勉強することが増えた子ども向けに「学習」タブを設定し、それぞれが使いやすいようにカスタマイズしてみた。どのように「PIXUS XK110」を活用できたのか、詳しくレポートしていこう。


編集者である筆者が設定したのは、「標準コピー」「Google Drive」「原稿をパソコンに保存」の3つ。製品発表会などでわたされた資料のコピーやスキャンなどが少ない操作で素早く行えるようになったうえ、普段活用している「Google Drive」から直接印刷できるようになったのがありがたい


契約書を印刷してみたが、文字の印刷にはにじみにくい顔料ブラックインク(PGBK)が使用されるので、小さな文字までクッキリと見やすかった。印刷速度はA4普通紙・モノクロで約15面/分(ipm)、A4普通紙・カラーで約10面/分(ipm)とスピーディーだ。実際に、A4普通紙にモノクロのビジネス文書を印刷し、ファーストプリントである1枚目の印刷後から16枚目が排紙されるまでを計測してみたが、かかった時間は約1分02秒とほぼカタログスペックどおり。大量の資料を印刷する際も待たされる感じがなかった


カメラを趣味としている妻が選んだメニューは、「メモリーカードから印刷」と「標準コピー」、そして写真アルバムの装飾も作れる「パターンペーパーの印刷」だ。写真印刷の品質も5色インクとは思えないほど高く、「子どものうれしそうな笑顔も、色鮮やかな花も記憶のままの印象で印刷できた」という。また、SDメモリーカードスロットが本体正面に用意されているので、アクセスしやすく使い勝手もよかったとのこと


子どもが「これは便利だね!」と設定したのは、「定型フォーム印刷」だ。学校の課題で使うことの多いレポート用紙や原稿用紙、漢字練習帳などを印刷できるので、わざわざコンビニや文房具店まで買いに走る必要がなくなった。また、「パターンペーパーの印刷」からは、彩り豊かな用紙を印刷でき、スクラップブックの台紙やブックカバーなどとしても利用できる
新機能の「Switch UI」だけでなく、「PIXUS XK110」はさまざまな便利機能を搭載している。たとえば、本体前面のコピーボタンを1回押すだけでコピーが取れる「1プッシュコピー」。定型のコピーが多い人には特に便利だ。
このほか、スキャンしたデータを、パソコンを経由することなく直接スマートフォンに保存できる「スキャンしてスマホ保存」や、液晶モニターに表示されたQRコードを読み取って、スマートフォンとワイヤレスでダイレクト接続できる「QRコードダイレクト接続」、コミュニケーションアプリの「LINE」を使って簡単にコンテンツを共有できる「PIXUS トークプリント」など、スマートフォンと連携させた便利機能も多数搭載。在宅ワーカーだけでなく、多くのユーザーがより簡単に、より便利に使えるようになっている。
03ボディ機能的で親しみやすいホワイトカラーのボディ
操作性が向上し、さらに使いやすくなった「PIXUS XK110」だが、その筐体にも進化が見られる。特に大きいのが、ボディカラーの変更だ。
前モデル「PIXUS XK100」は、メタリック調のシルバーカラーで、高級感や重厚感を前面に押し出した印象だった。「PIXUS XK110」では、「PIXUS XK」シリーズとして初めてホワイトカラーを採用したうえ、天面にはやわらかな印象を生み出す「さざなみテクスチャー」を施すことで、多様な雰囲気の部屋に溶け込みやすい、親しみのあるデザインを実現。より多くのインテリアにマッチするモデルに生まれ変わっている。
また、最大100枚のA4/A5/B5用紙を格納できる前面の給紙カセットに加え、背面の後トレイにも多様な用紙をセットできる「2way給紙」を採用。双方でサイズや種類の異なる用紙をセットしておけば、使うたびにトレイを開けて用紙を入れ替える必要がないのもありがたい。
さらに、自動で用紙サイズを検知する「自動紙幅検知」や、排紙トレイが自動伸縮する「スマートトレイ」といった使い勝手を高める機能を多数搭載したうえ、抜き差ししやすい本体前面にはSDメモリーカードスロットを配置。操作キーには凹み形状を採用するなど、ボディの至るところに機能性や操作性に対するこだわりが見て取れる。


前面の給紙カセットはA4/A5/B5用紙を最大100枚、背面の後トレイはA4/A5/B5用紙を100枚、もしくは、はがきや洋形封筒4号/6号、長形封筒3号/4号などを最大40枚セットできる。後トレイからは用紙がストレートに排出されるため、折り曲げたくない封筒やはがきに印刷する場合に重宝する
印刷やコピーを実行すると、自動で排紙トレイが出てくる「スマートトレイ」。印刷の前に排紙トレイを引っ張り出す必要がないため、デスクから離れた場所にも設置しやすい。また、電源をオフにすると排紙トレイは自動で収納される
04まとめまたもや人気の予感! 低ランニングコストと
使いやすさを両立した満足度の高いプリンター
今回、「PIXUS XK」シリーズの最新モデル「PIXUS XK110」をレビューしてきたが、特に印象的だったのが、新機能の「Switch UI」だ。自分や家族が使いやすいように操作画面をカスタマイズできるので、今まで以上に印刷やコピーが素早く行えるようになった。
「PIXUS XK110」を自宅に設置してみたところ、普段はあまりプリンターに興味を示さない妻と子ども、使いやすいのか、「これを印刷しよう、あれを印刷しよう」とワイワイ相談している姿が心に残った。もちろん、専用の「5色ハイブリッドインク」を採用することで低ランニングコストを実現しているので、大量の資料や写真、年賀状をためらうことなく印刷できるのもうれしい。
カートリッジ式とは思えない低ランニングコストに加え、すぐれた使い勝手や親しみやすいボディを手に入れた「PIXUS XK110」。より多くの人が取り入れやすい高機能プリンターへと進化したことで、前モデル「PIXUS XK100」以上の人気を博すに違いない。