日本HP「HP Pavilion Aero 13-be」
日本HP「HP Pavilion Aero 13-be」

約957gの軽量&スタイリッシュボディで“自分らしさ”を表現 キャンパスライフの頼れるパートナー 大人気モバイルノート「HP Pavilion Aero 13-be」実力チェック!

軽量・コンパクトで持ち運びやすいモバイルノートは大学生の必携ツールのひとつと言えるが、4年にわたる大学生活をともにするアイテムだからこそ、“自分らしさ”を表現できる1台を選びたいもの。そこで注目したいのが、すぐれたデザインやパフォーマンスで人気を集める日本HPの13.3型モバイルノート「HP Pavilion Aero 13-be」だ。約957gの軽量ボディに搭載されるのは、AMDの第4世代CPU「AMD Ryzen™ 5000 シリーズ モバイル・プロセッサー」。本特集では、レポート作成やクリエイティブ作業など、大学生のライフスタイルに本機がどのようにマッチするのか、じっくりチェックしていく。

ボディデザインいつでも、どこにでも持ち出せる約957gの軽量ボディ

「まずはスペック重視で、デザイン性は二の次」と言っていたのはひと昔前の話。今どきのパソコン選びでは、「自分らしさを表現できるもの」をチョイスすることが重視されている。飾らずに自分を表現できるデザインや、ライフスタイルにマッチする性能・機能を備えたモデルを選べば、長く、愛着を持って使用できるに違いない。

そんな視点で注目したいのが、すぐれたデザインやパフォーマンスで人気を集める日本HPの13.3型モバイルノート、「HP Pavilion Aero 13-be」だ。学生から社会人まで、世代を問わず便利に使えるように設計されている「HP Pavilion Aero 13-be」だが、携帯性やパフォーマンス、使い勝手などの面で、とりわけ大学生のライフスタイルとは相性がよい。まずは、そのボディデザインや携帯性からチェックしていこう。

日本HP「HP Pavilion Aero 13-be」

大学生のキャンパスライフにマッチする1台として注目したい、「HP Pavilion Aero 13-be」。ここでは、「AMD Ryzen™ 7 5825U モバイル・プロセッサー」、16GBメモリー、NVMe接続の512GB SSDを搭載した、最上位の「パフォーマンスモデルG2」を使ってレビューしていく

ジェンダーレスのボディカラーが魅力

「HP Pavilion Aero 13-be」のボディの素材は、堅牢かつ軽量なマグネシウム合金。メタルボディならではの硬質な雰囲気を醸し出すとともに、さまざまな場所に気軽に持ち運べる、厚さ18.9mm(最厚部)、重量約957gの薄型・軽量ボディを実現している。薄くて軽い本機なら、毎日、通学カバンに入れて持ち運ぶのが苦にならないうえ、用意されたカラーバリエーションは「ジェンダーレス」を意識した「ピンクベージュ」「セラミックホワイト」の2色なので男女問わず、教室や図書館、カフェなどの場所を問わず、スマートに作業できる。

日本HP「HP Pavilion Aero 13-be」 日本HP「HP Pavilion Aero 13-be」

「HP Pavilion Aero 13-be」の本体サイズは、298(幅)×209(奥行)×16.9(厚さ/最薄部)-18.9(最厚部)mm、重量は約957g。通学カバンやリュックなどにすっきりと収まり、大学のキャンパスはもちろん、カフェ、バイト先など、さまざまな場所に気軽に持ち出して作業できる

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カラーバリエーションは、品のよい「ピンクベージュ」(写真左)と、ひっかきキズに強いAED加工が施された「セラミックホワイト」(写真右)の2色展開。男女の区別なくチョイスしやすいユニセックスな雰囲気なので、好みや、いっしょに持ち歩く小物の色味、用途などを踏まえて、“自分らしさ”を表現できるカラーをチョイスしたい

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落ち着きのある「ピンクベージュ」を選べば、個性を主張し過ぎることなく、ほかの人とはちょっと違うセンスのよさを演出できる。派手過ぎず地味過ぎない、絶妙なカラーリングだ

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マットな質感の天板に、ツヤのあるブランドロゴが映える「セラミックホワイト」。ボディから醸し出される爽やかな雰囲気が、大学生の生き生きとしたキャンパスライフに花を添えてくれる

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ボディの素材には軽量かつ頑丈なマグネシウム合金を採用しており、天面耐圧は300kgfという堅牢性を誇る。テキストや参考資料、サークルで使う道具などが詰まったバッグに入れても、また、通学時に満員電車に乗っても安心して持ち運べる

処理性能レポート作成からクリエイティブ作業まで、
幅広い用途で使える軽快パフォーマンス

多種多様な生き方が認められている時代だからこそ、肌身離さず持ち歩くモバイルノートにも、多用途にストレスなく使える処理性能を求めたい。大学生を例に取ると、学業については、レポートをはじめとするドキュメント作成をストレスなくこなせることはもちろんだが、学業以外のプライベート時間で楽しむゲームやエンタメ鑑賞、さらには、SNSにアップする写真・動画の編集なども安心して任せられるだけのパフォーマンスが求められる。というわけで、続いては、「HP Pavilion Aero 13-be」の処理性能をチェックしていきたい。

「HP Pavilion Aero 13-be」の製品ラインアップは、「AMD Ryzen™ 5 5625U モバイル・プロセッサー」を搭載した「スタンダードモデルG2」(メモリー:8GB、ストレージ:256GB SSD)と、「スタンダードプラスモデルG2」(メモリー:16GB、ストレージ:512GB SSD)、そして「AMD Ryzen™ 7 5825U モバイル・プロセッサー」を搭載した「パフォーマンスモデルG2」(メモリー:16GB、ストレージ:512GB SSD)の3機種。今回は、最上位に位置する「パフォーマンスモデルG2」を使って検証を行ったが、下記に示すように、各種ベンチマークテストのスコアも、実使用におけるパフォーマンスもきわめて良好だった。

近年は、モバイルノートをメインマシンとして使う人が増えているが、このスペックなら不足はない。大学のキャンパスや、立ち寄ったカフェ、図書館、自宅など、どこにいても高い生産性を発揮できることは、場所を問わずに勉強や趣味に没頭する、ニューノーマルな時代の大学生にとって大きなアドバンテージとなるだろう。

「パフォーマンスモデルG2」の基本スペック
OS Windows 11 Pro 64bit
CPU AMD Ryzen™ 7 5825U モバイル・プロセッサー(8コア/16スレッド:2.0GHz-最大4.5GHz)
グラフィック AMD Radeon™ グラフィックス
メモリー 16GB
ストレージ 512GB SSD (PCIe NVMe)

処理性能をベンチマークプログラムでチェック

CINEBENCH R23
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まずは、CPUの処理性能を測る定番ベンチマークソフト「CINEBENCH R23」を実行してみた。「HP Pavilion Aero 13-be」が搭載するCPUは、AMDの第4世代APU「AMD Ryzen™ 7 5825U モバイル・プロセッサー」だが、マルチコアのスコアが8476と、ミドルクラスのデスクトップPCに匹敵する実力を見せてくれた

CINEBENCH R23
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パソコンの総合的な処理性能を測る「PCMark 10」では、トータルスコアで5541を記録。モバイルノートにおける快適性の目安は3000だが、その基準を軽々と上回る良好な結果だ

ドラゴンクエストX ベンチマークソフト
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「AMD Ryzen™ 7 5825U モバイル・プロセッサー」に内蔵されたGPU「AMD Radeon™ グラフィックス」のグラフィック性能を確かめるべく、人気RPG「ドラゴンクエストX」のベンチマークプログラムを実行してみたところ、薄型・軽量のモバイルノートでありながら、最高品質、フルHD(1920×1080)設定で「とても快適」の評価を得た。ライトなゲームから、そこそこグラフィック負荷の高いゲームまで、十分に楽しめそうだ

処理性能を実使用でチェック

各種ベンチマークテストの結果と実使用におけるパフォーマンスの間に乖離はなく、WebブラウジングやOfficeアプリを使ったドキュメント制作はもちろん、別売りの「Adobe Photoshop 2023」を用いた写真編集や、「TMPGEnc Video Mastering Works 7」を使った動画のエンコード、また、それらの作業を同時並行で行うマルチタスク処理も実にスムーズ。パソコンに大きな負荷のかかるシーンでも目立ったカクつきはなく、終始快適に作業できた。

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別売りの動画エンコードソフト「TMPGEnc Video Mastering Works 7」を使って、フルHD/H264の動画(約3分32秒)をフルHD/H265に変換したところ、動画の尺よりも大幅に短い約2分16秒で完了した。今や誰もがSNSに写真や動画をアップする時代となったが、このパフォーマンスならストレスなく、写真や動画の編集を楽しめそうだ

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YouTubeを開き、バックグラウンドでフルHD動画を再生しながら、WordやPowerPointといったOfficeアプリ(別売り)を立ち上げてドキュメント制作などの作業をしてみたが、動作が緩慢になることはなく、サクサクと作業できた。マルチスレッド性能が高い6コア/12スレッドの「HP Pavilion Aero 13-be」は、複数のアプリを同時に扱うマルチタスク作業も大得意なのだ

使い勝手作業がはかどる16:10の縦長画面。
充実の外部インターフェイスで拡張性も十分

機能美を体現したボディデザインや、処理性能の高さに加え、使い勝手のよさも「HP Pavilion Aero 13-be」の魅力だ。たとえば、アスペクト比16:10のWUXGA(1920×1200)液晶ディスプレイ。一般的なモバイルノートが採用する16:9のフルHD(1920×1080)ディスプレイよりも10%ほど縦に広く、画面に表示できる情報量が多いため、縦長に作られているWebサイトの閲覧やドキュメント作成の際の一覧性が高く、スクロール操作の頻度も少なくて済むのだ。

また、薄型モデルながら、USB Type-Cに加え、USB Type-A×2やHDMI 2.1出力などの拡張ポートを備えており、外部ディスプレイをはじめ、さまざまな周辺機器を直接接続して使えるのも見逃せない。本機のディスプレイを含め、最大3画面のマルチディスプレイ環境を構築することもできるので、環境さえ整えてやれば、生産性を一段と高められるというわけだ。

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アスペクト比16:10の、WUXGA(1920×1200)液晶ディスプレイ。Wordなどで作られたドキュメントファイルやWebサイトは縦方向に長く作られているものが多いので、縦方向に広いこのディスプレイは、アスペクト比16:9のディスプレイよりも使い勝手がいい。また、本ディスプレイは色再現性が高く、sRGBの色域を100%カバー。視野角が広いIPSパネルを採用しているので、斜めから見ても明るさや色が変わりにくいなど、クリエイティブ作業にも適している

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外部インターフェイスは、左側面にHDMI2.1出力ポート、USB3.1 Type-Aポート、USB3.1 Type-Cポート、マイク/ヘッドホン・コンボ・ジャックを、右側面にUSB3.1 Type-Aポートと電源ポートを搭載。薄型モデルながら、モバイルノートとして必要十分なインターフェイスを備えている

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HDMI2.1出力ポート、およびUSB3.1 Type-Cポートから映像出力が可能。拡張ドックなどを別途用意する必要がなく、外部ディスプレイにスマートに接続できるのがうれしい

トレンドを押さえた使いやすい1台

このほか、素早く安全にロックを解除できる指紋認証機能や、 最大約11時間のロングライフバッテリー、暗めの教室でもタイピングしやすいバックライト付きキーボードを搭載するのも便利に感じたポイント。また、水濡れや落下、盗難の損害も対象になるアクシデントサポートがオプションで追加できるので、安心感も高い。さらに、環境に配慮したサスティナブルな素材をボディや梱包に採用しているのも、今どきのトレンドをしっかりとらえていると言えるだろう。

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キーボード右下に「Windows Hello」対応の指紋認証センサーを装備しているので、マスク着用時でも、OSの起動とロック解除を安全かつスピーディーに行える

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JIS配列・89キーを採用したキーボード。コンパクトな13.3型モバイルノートながら、主要キーのキーピッチは約18.7mm、キーストロークは約1.3mmが確保されており、ゆったりと両手を置くことができた。また、バックライトを搭載するので、暗めの教室でも安心してタイピングできる

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大学で朝から講義を受け、サークル活動やアルバイトを終えて帰宅するまで安心して使える、最大約11時間のロングライフバッテリーを実現。専用の電源ポート経由で充電するので、ACアダプターを接続している場合に、USB3.1 Type-Cポートが使えるのも便利だった

まとめ「HP Pavilion Aero 13-be」を携え、“自分らしい”大学生活を

4年間の大学生活をともにするモバイルノートには、さまざまな場所に持ち運びやすい軽さや、見映えのいいスタイリッシュなデザイン、そして多用途に使える処理性能が求められる。こうした視点で「HP Pavilion Aero 13-be」をレビューしてみたが、実によく考えられた製品であることがわかった。持ち運びが苦にならない、約957gのスタイリッシュボディは、パソコンが一般的な学習ツールとして浸透した今の時代にぴったりだし、CPUに「AMD Ryzen™ 7 5825U モバイル・プロセッサー」を採用することで、レポート作成からクリエイティブ作業まで快適にこなせる頼もしい処理性能も確保。情報の一覧性が高いアスペクト比16:10の液晶ディスプレイや、安全かつ素早くサインインが可能な 指紋認証センサーを備えるなど、時代のニーズに応える使い勝手のよさも印象的だった。普段着のようにライフスタイルに溶け込みつつ、個性を彩ってくれる「HP Pavilion Aero 13-be」を携え、より充実した、“自分らしい”大学生活を謳歌してもらいたい。

「HP Pavilion Aero 13-be」の主なスペック

レビュー機のスペックはこちら

モデル スタンダードモデルG2
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スタンダードプラスモデルG2
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パフォーマンスモデルG2
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OS Windows 11 Home 64bit Windows 11 Pro 64bit
CPU AMD Ryzen™ 5 5625U モバイル・プロセッサー AMD Ryzen™ 7 5825U モバイル・プロセッサー
グラフィック AMD Radeon™ グラフィックス
メモリー 8GB 16GB
ストレージ 256GB SSD(PCIe NVMe) 512GB SSD(PCIe NVMe)
液晶
ディスプレイ
13.3型WUXGA(1920×1200) IPS液晶、非光沢
外部
インターフェイス
USB PD/DisplayPort1.4対応USB3.1 Type-Cポート×1、USB3.1 Type-Aポート×2、HDMI2.1出力ポート、マイク/ヘッドホン・コンボ・ジャック×1、電源ポート×1
無線通信 IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)、Bluetooth 5.2
本体サイズ
(幅×奥行×厚さ)
約298×209×16.9 (最薄部)-18.9 (最厚部)mm
重量 約957g
バッテリー駆動時間 最大約11時間
この記事は2023年3月1日の情報を基にしております。