
- 第13世代インテル® Core™ i9 プロセッサー搭載
ハイパフォーマンスと有機ELディスプレイが 日常をアップグレード 15.6型ノート「ASUS Vivobook 15 OLED」徹底検証
高い実用性と求めやすい価格を両立させ、人気を博している「ASUS Vivobook」シリーズに、新しく15.6型ノート「ASUS Vivobook 15 OLED X1505VA」が登場! ゲーミングノート向けに作られたハイクラスCPUを搭載した本機は、負荷の高いクリエイティブ作業をゆうゆうとこなせるうえ、高画質な有機ELディスプレイを備え、オンラインコミュニケーションの支援機能も充実。そんな本機が、日常をどうアップグレードしてくれるのか、じっくりとチェックしていこう。
処理性能ゲーミングノート向けの高性能CPUが
高負荷な作業も軽快に処理
仕事や学業のために価格重視でノートPCを買ったものの、いざ使ってみると、マルチタスク作業やクリエイティブ作業で処理がもたつき、ディスプレイの発色もいまいちだったという苦い経験をお持ちの人もいるだろう。プライベートユースで写真のレタッチやカジュアルゲームのプレイなども行う人なら、なおさらそうしたストレスを感じるケースも多いのではないだろう。それなら、ハイクラスのノートPCを選択すべきだが、当然ながら価格は高価で、なかなか手を出しづらいものだ。
そこでぜひ注目してほしいのが、ハイスペックながら13万円台※という比較的求めやすい価格を実現した、ASUSの最新15.6型ノート「ASUS Vivobook 15 OLED X1505VA」だ。 ※価格.com掲載価格。2023年5月30日時点
本機のスペック面での目玉は、インテルの新世代CPU「第13世代インテル® Core™ i9-13900H プロセッサー」を搭載したこと。本CPUは、ゲーミングノートやクリエイティブノート向けに作られたより高性能な「Hシリーズ」で、ブーストクロックは最大5.4GHzに到達するパワフルさを誇る。しかも、14コア/20スレッドによる同時処理が可能なので、単一アプリの使用だけでなく、複数アプリを同時に使ったマルチタスク処理も得意だ。
もっとも、ここまで高性能なCPUは、発熱の関係でそのポテンシャルを存分に引き出すのが難しい。しかし本機はスマートなボディを保ちつつ、銅製デュアルヒートパイプと、87枚の羽根を持つ強力な冷却ファンを内蔵。この冷却システムがCPUが発する熱をしっかりと取り除き、高いパフォーマンスを継続して引き出してくれる。
そのうえ、ストレージには1TBのPCIe接続SSDを、メモリーには16GBのDDR4を搭載。同価格帯の一般的なノートPCに比べて基本スペックが高い。仕事や学業はもちろん、プライベートでの写真のレタッチやカジュアルゲームのプレイも軽快にこなせるはずだ。
「ASUS Vivobook 15 OLED X1505VA」のパフォーマンスをチェック
気になるパフォーマンスを確かめるべく、各種ベンチマークプログラムをインストールして、早速テスト。すると、さすがにゲーミングノートには及ばないが、一般的なノートPCにおいては堂々のハイクラスと言える高スコアをマークした。
では、実作業におけるパフォーマンスはどうだろう。グラフィックデザインソフト「Adobe Illustrator」(別売)を使用して高負荷なデザイン作業を行ってみたが、サクサクと動作。続いて、人気のバトルロイヤルゲーム「エーペックスレジェンズ」をプレイしてみたが、フレームレートは50fps以上(フルHD解像度)を記録し、こちらも十分快適に遊べた。ミドルクラスのデスクトップPCにも引けを取らないパフォーマンスを発揮してくれるという印象だ。
ディスプレイ高画質なコンテンツを色鮮やかに映し出す、
フルHD有機ELディスプレイ
パソコンで快適に作業するためには、高い処理性能だけでなく、見やすいディスプレイも欠かせない。その点「ASUS Vivobook 15 OLED X1505VA」は、表現力にすぐれた15.6型フルHD(1920×1080)有機ELディスプレイを採用。再現できる色域はWeb標準であるsRGBはもちろん、より色域の広いデジタルシネマ規格のDCI-P3を100%カバーしている。そのうえ、明暗差の大きな表現に長けた「DisplayHDR 600」認証を取得しているのもメリットだ。写真や動画の鑑賞から、レタッチなどのクリエイティブ作業まで、幅広い用途に適している。
さらに、一般的な液晶ディスプレイの応答速度は10ms程度だが、本機のディスプレイは有機ELであることも手伝って0.2msを実現。動きの速い映像の視聴、ゲームのプレイなどを行っても残像感がほとんどない。
カラフルな写真を表示してみると、沈み込むような黒からビビッドなカラーまで豊かに再現された。ディスプレイを約150度まで倒して斜めから見ても、明るさや色がほとんど変化しない、視野角の広さもストロングポイントだ
本機を使用していて気づいたのは、ディスプレイ周囲のベゼルが狭いこと。ベゼルが目立たないため、画面に集中しやすいのだ。実際、画面占有率は86%と高い。また、ASUS独自のレイフラットヒンジを採用しているため、ディスプレイをパタリと180度まで開ける。これも使い勝手のよさを感じたポイントだ。
使い勝手Web会議を快適にする機能が充実。
抗菌仕様の堅牢ボディにも注目
さまざまなシーンで使い勝手のよさを感じさせる機能を備えているのも「ASUS Vivobook 15 OLED X1505VA」の魅力。特に注目したいのは、Web会議において周囲の雑音をカットする「ASUS AIノイズキャンセリング機能」だ。
この機能は自分の周辺のノイズだけでなく、相手側の音声に乗ったノイズもカットしてくれるため、互いに会話が聞き取りやすく、Web会議を快適にしてくれる。そして、Webカメラには物理的なプライバシーシールドが付属。普段はこれを閉じておけば予期しないカメラ映像の流出を防ぐこともできる。身だしなみが十分に整っていない在宅勤務中、急にWeb会議に呼ばれたとしても安心だ。
オフィスなどでWeb会議を行うと、周囲の雑音や話し声などによってうまく会話できないことも。そんなシーンでも「ASUS AIノイズキャンセリング機能」があれば大丈夫。周囲の雑音を気にすることなくWeb会議が行える。Webカメラに備わったプライバシーシールドは、カメラ左のツマミを右にスライドさせるだけなので使い方が簡単だ
快適な操作を可能にするキーボード
キーボードには、キーピッチ約19.05mm、キーストローク約1.4mmのフルサイズキーボードを採用。十分にゆとりがあるうえ、タイプ時のキーの跳ね返りや移動量を緻密に計算した最適設計が施されているため、長文の原稿作成なども行いやすかった。
また、注目なのは、キーボードを含むボディの表面に銀イオンコーティング「ASUSアンチマイクロバイアルガードプラス(ASUS 抗菌ガードプラス)」が施されていること。このコーティングは、「ISO 21702」※1「ISO 22196」※2に基づいた抗ウイルス性・抗菌性試験において、新型コロナウイルスを含むウイルスや細菌の増殖を24時間で99%抑制※3することが科学的に証明されているというから、衛生面での安心感が高い。
このほか、米国国防総省の調達規格「MIL-STD-810H」に準拠した堅牢なボディも魅力だ。振動や衝撃に強いうえ、大画面の15.6型ノートでありながら、重量は約1.7kg、サイズは約356.8(幅)×227.6(奥行)×19.9(厚さ)mmに抑えられているため、多少ラフに持ち運んでも心配無用。機動性の高さも兼ね備えたノートPCと言えるだろう。
まとめハイパフォーマンスと有機ELディスプレイが
とびきりの自由を与えてくれる
ミドルクラスにあたる13万円台※という比較的求めやすい価格を実現しながら、ゲーミングノート向けの高性能CPU「第13世代インテル® Core™ i9-13900H プロセッサー」を搭載し、ハイクラスノート並みのスペック構成に仕上げられた「ASUS Vivobook 15 OLED X1505VA」。実際に使用してみると、その動作はどんな作業においても実に軽快で、使っていて心地よさを感じた。
そのうえ、高速な0.2msの応答速度を実現した15.6型フルHD有機ELディスプレイを備え、DCI-P3を100%カバーするなど、クリエイター向けディスプレイにも引けを取らない表示性能まで持つのだから、本機に注目しないわけにはいかないだろう。このほか、Web会議を快適にするノイズキャンセリング機能や、タイピングしやすいキーボード、堅牢で十分に持ち運びが可能なボディも魅力的なポイントだった。
妥協やストレスなどの言葉とは無縁の「ASUS Vivobook 15 OLED X1505VA」。本機を手に入れれば、とびきり自由度の高いパソコンライフが送れるはずだ。
| 型番 | |||
|---|---|---|---|
| CPU | 第13世代インテル® Core™ i9-13900H プロセッサー(最大5.4GHz) | ||
| グラフィック | インテル® Iris® Xe グラフィックス | ||
| OS | Windows 11 Home 64bit | ||
| メモリー | 16GB DDR4 | ||
| ストレージ | 1TB SSD(PCIe接続) | ||
| ディスプレイ | 15.6型フルHD(1920×1080) 有機EL |
14型WUXGA(1920×1200) 液晶 |
16型WUXGA(1920×1200) 液晶 |
| 無線通信 | 無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth v5.1 | ||
| 外部 インターフェイス |
USB3.2 Gen1 Type-Cポート(給電対応)、USB3.2 Gen1 Type-Aポート×2、 USB2.0ポート、HDMI出力ポート、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック |
||
| サイズ | 約356.8(幅)×227.6(奥行)× 19.9(厚さ)mm |
約317.1(幅)×221.98(奥行)× 20.15(厚さ)mm |
約358.7(幅)×249.5(奥行)× 20.35(厚さ)mm |
| 重量 | 約1.7kg | 約1.6kg | 約1.88kg |
| カラー | インディーブラック | ||
- ※1 ISO 21702は、抗ウイルス処理された製品のプラスチックおよびその他の非多孔質表面における抗ウイルス活性を測定するための適切な方法を規定しています。この国際規格で使用される試験ウイルスは以下の通りです。インフルエンザ: ヒトに呼吸器感染症を引き起こすことが知られているエンベロープ型ウイルス。ネコカリシウイルス(Feline calicivirus): 生物学的性質が類似しているため、腸管病原体を引き起こすことが知られているノロウイルスに代わって使用される非エンベロープ型ウイルスです。
- ※2 ISO 22196:2011 は、抗菌処理されたプラスチックやその他の無孔質製品(中間製品を含む)の表面の抗菌活性を評価する方法を規定しています。
- ※3 ISO 21702とISO 22196の標準プロトコルを用いた臨床試験により、24時間でウイルスと細菌の増殖を99%抑制することが証明されました。有害となりうる微生物の99%減少とは、表面のウイルスや細菌の数が100万(cfu/pfu)から100(cfu/pfu)に減少することと定義されています。 詳細はASUS公式ページ「ASUS 抗菌テクノロジー」を参照ください。


























