吸引力、水拭き性能 大進化 モップ自動乾燥対応の「4way全自動ドック」搭載 ロボット掃除機「Roborock S8 Pro Ultra」がスゴい!
吸引掃除から水拭きまで、床掃除をまるっと“お任せ”できるのがロボット掃除機の本分なら、このモデルはまさにその務めをしっかりと果たしてくれる1台と言っていいだろう。2023年7月14日にロボロックから発売される最新フラッグシップモデル「Roborock S8 Pro Ultra」は、吸引力や水拭き性能が大きくアップしたうえ、ロボット掃除機が吸引したゴミを収集するとともに、モップや本体水タンクへの給水や、水拭き後のモップの洗浄、乾燥を自動で行う「4way全自動ドック」を搭載。これまで以上にメンテナンスの手間を減らせるモデルへと進化した。そんな、ロボロック渾身の最新モデルの実力に迫る。
ドック水拭きモップの自動乾燥に新対応。お手入れお任せの「4way全自動ドック」
ロボット掃除機を使用する理由のほとんどは、「ラクだから」にほかならないだろう。スタートボタンをポンッと押すだけで、自動で掃除を開始。スケジュール機能を使えばそれさえ不要で、設定した時間になるとせっせと掃除を始めてくれる。とはいえ、掃除を“完全に”お任せできていたかと言えば、まだそこまでとは言えなかったのも事実だ。
近年では、吸引掃除と水拭き掃除を同時に行う2in1タイプのロボット掃除機が増えており、その便利さは格段に向上しているが、本体のダストボックスに溜まったゴミを捨てたり、水拭き後のモップを洗ったり、乾かしたりする必要があるなど、人の手によるサポートが必要だった。
ただ、それも“今までは”の話になりそうだ。世界40か国以上で、累計1,312万台のロボット掃除機を販売(2022年12月末時点)するロボロックの最新フラッグシップモデル「Roborock S8 Pro Ultra」なら、そうしたわずかな手間までも省けるからだ。
本機の最大のアピールポイントは、ロボット掃除機本体に溜まったゴミを収集するとともに、モップや本体水タンクへの給水や、水拭き後のモップの洗浄、そして乾燥を自動で行う「4way全自動ドック」を搭載したこと。本体のダストボックスに溜まったゴミを掃除の度に捨てる手間もなければ、水拭きのために給水する必要もない。そのうえ、水拭き後のモップのお手入れまで不要なのだから、面倒な床の掃除は、「Roborock S8 Pro Ultra」に“完全に”お任せできると言ってよさそうだ。
「4way全自動ドック」は、ロボット掃除機本体のダストボックスからゴミを収集する機能に加え、水拭き前にはモップや本体水タンクへ給水を行い、水拭き後にはモップを洗浄し、乾燥する機能を備える。「Roborock S8 Pro Ultra」では、自動洗浄したモップを乾かす自動乾燥機能が追加されたのがトピックだ


モップ自動洗浄は、ドックの底部に搭載されたローラーが高速回転して、ロボット掃除機本体に装着されたモップの汚れを落とすというもの。約77m2のフロアを清掃した後のモップは全体が茶色く汚れていたが、自動洗浄後、ここまでモップがキレイになった。これなら、モップ洗浄もロボットに任せておける
専用のスマートフォンアプリ「Roborockアプリ」(Android/iOS対応)を使えば、水拭き清掃中のモップ洗浄間隔や乾燥時間の調節が可能。洗浄間隔は10〜50分まで5分刻みの9段階、乾燥時間は2/3/4時間の3段階で調節できる。水拭き掃除の途中でこまめにモップを洗浄したい場合は洗浄間隔を短くしたり、季節に応じて乾燥時間を最適化したりなど、状況に合わせて設定しよう
清掃力6,000Paのパワフル吸引。
最大3,000回/分の高速デュアル振動による圧巻の水拭き性能
「Roborock S8 Pro Ultra」は、清掃力もアップしている。従来のフラッグシップモデル「Roborock S7 MaxV Ultra」では5,100Paだった吸引力が6,000Paに向上したうえ、ゴミをかき集めるラバー製のメインブラシを1本から2本に増やした新開発の「デュアルラバーブラシ」の採用により、カーペットでの毛の除去率が30%※2アップ。フローリングやタイルの上のゴミはもちろん、カーペットの奥に潜んだ微細なゴミまでしっかりと取り除いてくれる。 ※2 S7 MaxV Ultraとの比較
このほか、清掃後にカーペットだけを再度掃除する「カーペット念入りモード」も新搭載。ゴミが溜まりやすいカーペットを入念に掃除したい人のニーズにも応えられるようになった。
吸引力が5,100Paから6,000Paに向上し、新開発の「デュアルラバーブラシ」を採用したことで、ゴミのかき込み性能もアップ。これらにより、集じん力が試されるカーペット上での毛の除去率が30%※2アップしたという
床の上に小麦粉とシリアルを、カーペットの上に糸くずとシリアルをまき、集じん性能を確かめてみた。結果はご覧のとおり、どちらの環境でも1度の走行でキレイに吸引された。フラッグシップモデルらしい確かな集じん性能だ
水拭き掃除についても、モップを最大3,000回/分振動させる高速振動部を1か所から2か所に増やした「高速デュアル振動」によって、よりパワフルに進化している。試しに、墨汁をフローリングの上にたらし、ドライヤーで少し乾燥させてから水拭きさせたところ、結果は「あっぱれ」のひと言。フローリングにこびりついた墨汁をキレイに拭き取ってくれた。
このほか、毎秒20cmのゆっくりとした速度で、ていねいに水拭きする「水拭き超強力モード」に対応したのも見逃せないトピック。実際に試してみると、折り返す際の横移動の幅が狭くなり、二度拭きするような走行になった。
そして、水拭き掃除のみを行う場合は、メインブラシを自動でグイっとリフトアップ。床面との接触を減らして動作音を抑えるとともに、メインブラシの接触による汚れの付着を回避する。「もっとキレイに、もっと便利に」を目指す、ロボロックの姿勢がそこかしこに見て取れた。
床の上にたらした墨汁をドライヤーで乾かし、ベタついた汚れを再現。そこを水拭きさせたところ、涼しい顔で造作なく、汚れを拭き取ってくれた。水拭き後の床を素足で歩いてみたが、ベタベタ感はなく、サラサラとした感触が心地いい。裸足で過ごす機会が増える夏場も気持ちよく過ごせそうだ
毎秒20cmというゆっくりとした速度で、ていねいに水拭きする、新搭載の「水拭き超強力モード」。試したところ、二度拭きするようにあえて走行ルートを重ねて、ていねいに水拭きしていた
賢さ障害物検知はもちろん、多様なユーザーニーズに応えた走行も可能に
「Roborock S8 Pro Ultra」は、ロボット掃除機としての賢さも1級品だ。天面には、毎分300回転し、周囲360度をスキャンする高性能LDSレーザーセンサーを備えており、素早く正確に部屋のマップを作成するほか、物との距離や物の形状を判断する「ストラクチャードライト&カメラ」と、赤外線イメージングシステムによって、11種類(履物、コード、電源タップ、布類、ペットの排泄物、扇風機などの台座、体重計、ちりとり、紙くず、ペット、挟まれやすい家具に対応)の障害物を認識して、接触を回避※3※4※5。むだな動きがほとんどなく、次はこっち、次はそっちと、規則正しく効率的に清掃していく。
※3 100%の認識・回避を保証するものではありません。環境によって認識精度が異なる場合があります。
※4 幅5p、高さ3p以上の物体を回避します。
※5 2023年7月時点の認識及び回避可能なものです。
本体天面の突起部に搭載された高性能LDSレーザーセンサー。周囲の環境の測定にレーザーを使用するため、遮光カーテンを閉めた暗い部屋などでも正確なマッピングが行えるのがメリットだ。また、本体前面には「ストラクチャードライト&カメラ」と赤外線イメージングシステムを搭載し、履物やコードなど11種類の障害物を認識・回避する
はじめに部屋の外周を清掃し、その後、内側を規則正しくキレイにするのが「Roborock」の走行パターンだが、「Roborock S8 Pro Ultra」では、これに加えて、通常清掃より30%短い時間で掃除を完了する「お急ぎ掃除モード」も搭載。約77m2のフロアを清掃させたところ、通常清掃よりも約11分早く掃除が完了した。さらに、走行中に進入困難なエリアを見つけると、「進入禁止エリア」として設定することを提案してくれるようにもなった
ハイスペックなロボット掃除機が近年備えるようになった、障害物の認識・回避機能。この性能も高く、障害物をしっかりと回避しながら、キワまで攻めて掃除してくれた。床の上に物があるからといって、動かしたり、引っ掛かったりしないのだ
まとめ今、最も先進的なロボット掃除機のひとつと評したい
ない機能がないーー。今回「Roborock S8 Pro Ultra」を使用してみて感じたのは、その完成度の高さだった。とりわけ「4way全自動ドック」の仕事ぶりは素晴らしく、本体のダストボックスに溜まったゴミを収集したり、水拭き前にはモップや本体水タンクに給水したり、水拭き後にはモップを洗ったり、乾燥したりと人の手によるサポートを必要としないのだ。
もちろん、ロボット掃除機の1丁目1番地である清掃力や賢さも、さすがはロボロックの最新フラッグシップモデルと感心するほどで、新搭載された多彩なモードによって1人ひとりの住環境に合わせて「もっとキレイに、もっと便利に」がとことん追求できるようになっていた。掛け値なしに、今、最も先進的なロボット掃除機のひとつと言ってよいのではないだろうか。
面倒な床掃除を徹底的にラクにしたいという人に、ぴったりなモデルとなるはずだ。


















