- 圧巻のパフォーマンス
第13世代インテル® Core™ i7 プロセッサー搭載インテルが導くゲームの世界

「Photoshop」や「Illustrator」「Premiere Pro」でクリエイティブ作業を行うなら 高度なグラフィック処理をサクサクこなす 15.6型ノート「Lenovo LOQ 15IRH8」がピッタリ!
高負荷なクリエイティブ作業を快適にこなす、すぐれた処理性能を備えていることから、クリエイターも選択肢にあげることの多いゲーミングノート。しかし、ゲーミングノートはゲーマーの遊び心をくすぐる派手なデザインが採用されているため、日常使いしにくく、ハイスペックなゆえに価格も高価になりがちだ。そこで注目したいのが、レノボのゲーミングノートの新ブランドとして登場した、「Lenovo LOQ」シリーズだ。普段使いに適したシンプルなデザインと、手ごろな価格を実現しつつ、最新CPU「第13世代インテル® Core™ プロセッサー」と、パワフルなディスクリートGPUを搭載しているため、本格的なグラフィック処理を軽快に行える。そんな「Lenovo LOQ」シリーズがどうクリエイティブ作業をアシストしてくれるのか、じっくりと見ていこう。
新ブランドクリエイティブ作業にもピッタリな
「Lenovo LOQ 15IRH8」が新登場
グラフィックデザイナーや映像クリエイターといったプロフェッショナルだけでなく、昨今はSNSや動画投稿サイトなどの普及により、一般のユーザーでもパソコンでクリエイティブ作業を行う機会が増えてきた。しかし、写真や動画の高解像度化が進んでいることに加え、より高度で負荷のかかるエフェクトや加工が求められるなかで、画像編集や動画編集、3DCG制作といったクリエイティブ作業をこなすには、一般的なノートPCは少々パワー不足だと言わざるを得ない。画像編集ソフト「Adobe Photoshop」や、デザインソフト「Adobe Illustrator」、動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」といった本格ツールでグラフィック処理を軽快に行いたいなら、やはり高性能CPUとパワフルなディスクリートGPUは欠かせないし、表現力にすぐれた液晶ディスプレイも必要になる。
これらの条件を満たしたノートPCとして、多くのクリエイターが選択肢にあげるのが、ゲーミングノートだ。しかし、本格的なゲーミングノートは当然ながら、ゲーミング色が強いデザインかつ、価格も高価になりがち。そのため、一般ユーザーはもちろん、プロのクリエイターもなかなか手を出しづらいのが現状ではないだろうか。そんなジレンマに悩んできた人に、ぜひ注目してほしいのが、レノボのゲーミングノートの新ブランドとして登場した、「Lenovo LOQ」シリーズだ。

今回、検証機として使用した「Lenovo LOQ 15IRH8」(82XV006JJP)。最新CPU「第13世代インテル® Core™ i7-13620H プロセッサー」と、パワフルなディスクリートGPU「NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU」を搭載したミドルハイスペックのゲーミングノートながら、18万円台※1という比較的求めやすい価格を実現している※1価格.com最安価格。税込。2023年8月25日時点。
市場に並ぶゲーミングノートは20万円以上することが多く、30万円を超える製品も珍しくない。そのような背景から、エントリー層でも入手しやすいよう、必要なスペックに絞って価格を抑えたのが、「Lenovo LOQ」シリーズだ。今回紹介する15.6型の「Lenovo LOQ 15IRH8」シリーズは14万円台※2から購入可能で、一般的なノートPC並みの手ごろな価格を実現。それでいて、最新CPU「第13世代インテル® Core™ プロセッサー」と、パワフルなディスクリートGPU「NVIDIA GeForce RTX Laptop GPU」を搭載し、パフォーマンス面には妥協が感じられない。ディスプレイやオーディオのクオリティもハイレベルで、エントリーゲーマーはもちろん、プロのクリエイターにもふさわしい性能を備えているのが魅力だ。 ※2「Lenovo LOQ 15IRH8」(82XV006GJP)の価格.com最安価格。税込。2023年8月25日時点。
加えて、ラインアップも充実。大きく分けて、「RTX 3050」搭載モデル、「RTX 4050」搭載モデル、「RTX 4060」搭載モデルが用意されており、予算と用途に合わせて選択できることがうれしい。
82XV006HJP | 82XV006JJP | 82XV00BGJP | 82XV00BHJP | 82XV006FJP | 82XV006GJP | |
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CPU | 第13世代インテル® Core™ i7-13620H プロセッサー | 第13世代インテル® Core™ i5-13420H プロセッサー | ||||
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU | NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU | |||
メモリー | 16GB DDR5-5200 | |||||
ストレージ | 512GB SSD(PCIe 4.0接続) | |||||
Officeソフト | Microsoft Office Home and Business 2021 | なし | Microsoft Office Home and Business 2021 | なし | Microsoft Office Home and Business 2021 | なし |
価格※3 | 19万円台 | 18万円台 | 18万円台 | 17万円台 | 16万円台 | 14万円台 |
ゲーミングノート特有のカラフルなRGBライティングはないが、クリエイティブ用途で使うにはかえって好都合。気になるボディデザインも、ゲーミングノートとは思えないほどシンプルでスタイリッシュなため、クリエイターのデスクにもしっくりとなじむ。
処理性能「第13世代インテル® Core™ プロセッサー」&
「NVIDIA GeForce RTX」で動画編集も快適
続いて、「Lenovo LOQ 15IRH8」(82XV006JJP)を使用して処理性能をチェックしていこう。本機がCPUに採用するのは、10コア/16スレッドの「第13世代インテル® Core™ i7-13620H プロセッサー」(最大4.9GHz)。ベースパワー45W、最大ターボパワー115Wを誇る高出力モデルで、ゲーミングノートやクリエイター向けノートに搭載されるケースの多いインテルの主力CPUだ。本機はそこに、ミドルハイクラスの最新ディスクリートGPU「NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU」をかけ合わせ、グラフィック処理性能を徹底追求。加えて、最新のDDR5-5200メモリーを16GB、高速なPCIe 4.0接続SSDを512GB搭載しており、全方位で隙がない。
もちろんこれらは、「Adobe Photoshop」や「Adobe Illustrator」「Adobe Premiere Pro」といった本格クリエイティブソフトの推奨スペックを軽々とクリア。高画質の画像や動画も、快適に処理できるはずだ。
このように高出力のCPUとGPUを搭載しているとなると、心配になるのは発熱。冷却が不十分な製品だと高負荷時に温度制限(サーマルスロットリング)が発動し、大幅にパフォーマンスが落ちてしまうからだ。しかし「Lenovo LOQ 15IRH8」シリーズは、2基の大型ファンと4つの排気口を備えた強力な冷却システムを搭載。高負荷時でもCPUとGPUのパフォーマンスを最大化できるため、タフなグラフィック処理を長時間安定してこなせるのだ。
続いて、実際の処理性能を主要なベンチマークプログラムでチェックしてみた。すると、エントリー向けゲーミングノートの範疇を超えるハイパフォーマンスを軒並みマーク。当然ながらクリエイター向けノートとしても申し分なく、「Adobe Photoshop」での画像編集性能を測る「PugetBench for Photoshop」や、「Adobe Premiere Pro」での動画編集性能を測る「PugetBench for Premiere Pro」でも、十分な快適性を発揮することを実証してみせた。

総合性能を測る「PCMark 10」では、一般的なノートPCではなかなか到達できない、大台7000を超える7134をマーク。とりわけ、写真編集やレンダリングなどのスコアが大きく伸びており、クリエイティブ性能の高さを実証した

3D性能を測る「3DMark」の「Time Spy」テストでは、ゲーミングノートとして堂々ミドルハイクラスと言える9384をマーク。ここで注目したいのは、中央の折れ線グラフで示されているCPU(紫)とGPU(ピンク)の動作クロックだ。いずれも高水準を安定してキープし続けており、パワフルな冷却システムのおかげで本来のハイパフォーマンスを出し切れていることがわかる
クリエイティブソフトを実際に使用してみると、そのハイパフォーマンスがさらに実感できた。まず、「Adobe Photoshop」(別売)で画像を加工してのポスター作成にトライしてみたが、高画質画像に高度なエフェクトを何重にも施しても、涼しげにサクサクと処理が進んでしまうではないか。そこで今度は、「Adobe Premiere Pro」(別売)で動画のエンコードを行ってみることに。すると、一般的なクリエイター向けノートでは処理に1分以上はかかる約5分のフルHD動画(30fps)を、約25秒という驚きの短時間で処理してみせた。これだけ秀逸なグラフィック処理性能があるなら、こうした「Adobe」製品を駆使して第一線で活躍するプロのクリエイターでも、高い満足感を覚えることだろう。
使い勝手IPS液晶ディスプレイと高音質オーディオが
快適なコンテンツ編集をアシスト
最後に、「Lenovo LOQ 15IRH8」シリーズの使い勝手を見ていこう。まずは、クリエイティブ作業の快適性を大きく左右するディスプレイからチェック。本機が搭載する15.6型フルHD(1920×1080)液晶ディスプレイは、発色と視野角にすぐれるIPSパネルを採用していることが強み。輝度が350nitsと高いことも相まって、画像や動画を鮮明に表示できるため、グラフィックコンテンツの繊細な編集に適している。
音響面については、搭載する高出力2W×2のステレオスピーカーが魅力だ。クリアなサウンドを実現する「Nahimicゲーミングオーディオ」を搭載しており、ヘッドセットなしでも動画編集におけるサウンド調整が快適に行える。
テーブルに果実や花が置かれた写真をディスプレイに表示してみたところ、ラズベリーの実の小さな起伏のひとつひとつにつやめく光沢や、周囲にあしらわれたマーガレットの花びらの繊細なグラデーションまで、鮮やかに再現された。斜め約60度からディスプレイを眺めても、ほのかに白っぽくなった程度で、変色はほとんどなし。高い輝度にも支えられ、視認性は上々だ
また、有線LANポートやHDMI出力ポート、映像出力/給電対応のUSB 3.2 Gen2 Type-Cポートなど、外部インターフェイスの充実ぶりにも注目したい。これにより、有線LANや外部ディスプレイ、収録機材などを同時接続した、理想的なクリエイティブ環境を構築できる。
キーボードも編集効率に影響する要素だが、「Lenovo LOQ 15IRH8」シリーズではShiftキーや方向キーなど、編集作業で多用する外周のキーまで大きく確保されており、素早く操作しやすい。暗がりでも見やすいバックライトを搭載していることも相まって、ストレスなく作業に打ち込める。
15.6型ノートの中ではトップクラスのキーサイズが保たれているうえ、キーの手前側がゆるやかにふくらんだ「スマイルシェイプ」のキートップを採用しているため、ミスタイプが生じにくい。バックライトはナチュラルなホワイトで、スペースキーなど外周部まで取りこぼしなくしっかりと光る
24時間対応のサポートがあるからトラブル時にも安心
「Lenovo LOQ」シリーズには、24時間365日、専門スタッフに電話相談できる手厚いサポートプログラム「Legion Ultimate Support」が用意されており、心強い。しかもこの専門スタッフは、ハードウェアやソフトウェアについて熟知しているだけでなく、みずからがゲーマーであるところがユニークな点だ。どんな簡単な質問にも答えてくれるので、わからないことがあったら自分で調べるよりも、まずは電話相談してみるのが解決への近道となるはずだ。ゲーミングPC入門者にとっては大きな助けになるだろうし、中級者、上級者にとっても、実に頼もしいサポートプログラムと言える。このほか、年1回のPCヘルスチェックや、サービス期間内の引取修理対応も付属。製品を長く安心して使用することができる。
まとめ本格的なグラフィック処理までカバーする、
クリエイターにふさわしい1台
高負荷なクリエイティブ用途を快適にこなせる高性能なパソコンが欲しいが、ゲーミングノートではその派手なデザインが気になるという人も多いだろう。しかし、「Lenovo LOQ」シリーズはシンプルでスタイリッシュなボディデザインをまとい、クリエイターのデスクにしっくりとなじむのがうれしい。しかも、手ごろな価格を実現しながら、最新CPU「第13世代インテル® Core™ プロセッサー」と、パワフルなディスクリートGPU「NVIDIA GeForce RTX Laptop GPU」を搭載。「Adobe Photoshop」で高度な画像編集をサクサクこなしたかと思えば、「Adobe Premiere Pro」ではフルHD動画のエンコードをあっという間に終わらせてしまった。この本格的なグラフィック処理性能こそ、まさにプロのクリエイターが求めているものだ。
また、発色と視野角にすぐれるIPSパネルを採用したフルHD液晶ディスプレイや、高出力のステレオスピーカーも、編集作業の快適性をグンと高めてくれるうれしい装備。多くのメディアソースを同時接続できる豊富な外部インターフェイスや、ゆとりのあるキーボードも、作業効率を高めてくれる。「Adobe Photoshop」や「Adobe Illustrator」「Adobe Premiere Pro」といった本格クリエイティブソフトを駆使したいクリエイターにこそ、本機をぜひチェックしてほしい。
型番 | 82XV006HJP![]() |
82XV006JJP![]() |
82XV00BGJP![]() |
82XV00BHJP![]() |
82XV006FJP![]() |
82XV006GJP![]() |
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CPU | 第13世代インテル® Core™ i7-13620H プロセッサー(最大4.9GHz) | 第13世代インテル® Core™ i5-13420H プロセッサー(最大4.6GHz) | ||||
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU | NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU | |||
OS | Windows 11 Home 64bit | |||||
メモリー | 16GB DDR5-5200 | |||||
ストレージ | 512GB SSD(PCIe 4.0接続) | |||||
光学ドライブ | なし | |||||
ディスプレイ | 15.6型フルHD(1920×1080)IPS液晶 | |||||
無線通信 | 無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth v5.1 | |||||
外部インターフェイス | USB 3.2 Gen2 Type-Cポート(映像出力/給電対応)、USB 3.2 Gen2 Type-Aポート×2、USB 3.2 Gen1 Type-Aポート、HDMI出力ポート、ギガビット有線LANポート、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック | |||||
サイズ | 約359.6(幅)×264.8(奥行)×25.2(厚さ)mm | |||||
重量 | 約2.4kg | |||||
カラー | ストームグレー | |||||
Officeソフト | Microsoft Office Home and Business 2021 | なし | Microsoft Office Home and Business 2021 | なし | Microsoft Office Home and Business 2021 | なし |
型番 | OS | CPU | グラフィック | メモリー | ストレージ | 光学ドライブ | ディスプレイ | 無線通信 | 外部インターフェイス | サイズ | 重量 | カラー | Officeソフト |
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Windows 11 Home 64bit | 第13世代インテル® Core™ i7-13620H プロセッサー(最大4.9GHz) | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU | 16GB DDR5-5200 | 512GB SSD(PCIe 4.0接続) | なし | 15.6型フルHD(1920×1080)IPS液晶 | 無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth v5.1 | USB 3.2 Gen2 Type-Cポート(映像出力/給電対応)、USB 3.2 Gen2 Type-Aポート×2、USB 3.2 Gen1 Type-Aポート、HDMI出力ポート、ギガビット有線LANポート、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック | 約359.6(幅)×264.8(奥行)×25.2(厚さ)mm | 約2.4kg | ストームグレー | Microsoft Office Home and Business 2021 |
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なし | ||||||||||||
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NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU | Microsoft Office Home and Business 2021 | |||||||||||
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なし | ||||||||||||
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第13世代インテル® Core™ i5-13420H プロセッサー(最大4.6GHz) | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU | Microsoft Office Home and Business 2021 | ||||||||||
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なし |