ロボット掃除機に革命!魅力的な価格で、欲しい機能全部入り「Roborock Q Revo」誕生
ロボロックの新型ロボット掃除機「Roborock Q Revo」は、吸引掃除と水拭き掃除の2in1機能を備えるだけでなく、本体が吸引したゴミを自動収集し、本体の水タンクへの給水や水拭きモップの自動洗浄・乾燥を行う「4way全自動ドックQ」が付属する“全部入り”モデル。それでいて、革命とも言えるような魅力的な価格を実現した、お買い得なモデルとなっている。ここでは、本機の実力を徹底チェックした。
充実の機能
多機能な「4way全自動ドックQ」は省スペース設置が可能
登場当初、ランダムに床を走り、吸引掃除していたロボット掃除機は、今ではレーザーセンサーなどを活用してみずからフロアのマップを作成し、自身の位置を把握しながら、効率的に吸引掃除と水拭き掃除を行うモデルへと進化。ハイクラスのモデルになると、ロボット掃除機が吸い取ったゴミを自動収集し、汚れたモップを自動洗浄する多機能ドックまで付属する、人の手間がほとんど掛からない先端家電として高い注目を集めている。
そのいっぽうで感じることがある。高機能なモデルの多くは価格が高く、欲しくても簡単には買えないケースが増えてきているのだ。
そう感じている人に注目してほしいのが、2023年12月8日に発売されたロボロックの新モデル「Roborock Q Revo」だ。本機は、吸引掃除と水拭き掃除に対応した2in1モデルであるうえ、多機能な専用ドックが付属。いわゆる“全部入り”のモデルでありながら、魅力的な価格を実現しているのだ。
世界40か国以上で1,300万台以上のロボット掃除機を販売(2022年12月末時点)するロボロックの新モデル「Roborock Q Revo」。吸引掃除と水拭き掃除に対応した本体に、ゴミ収集や給水、モップの洗浄・乾燥を行う「4way全自動ドックQ」が付属した高機能なモデルだ
本機において特に注目したいのは、ロボット掃除機の母艦となる「4way全自動ドックQ」だ。本ドックは、ロボット掃除機が吸引したゴミを自動収集するだけでなく、水拭き掃除の際に使用する水を本体の水タンクへ自動給水する機能を搭載。さらに、水拭き掃除終了後には、モップを自動洗浄し、熱風で自動乾燥する機能まで備えている。床掃除のために掛かる手間を大きく省ける最新仕様のドックとなっている。
「4way全自動ドックQ」は高機能でありながら、省スペースに設置できるのも魅力だ。ドックの幅は340mmとなっており、ロボット掃除機本体の直径353mmよりもスリムなのだ。ロボット掃除機の専用ドックは高機能化とともに大型化する傾向にあるが、これなら、壁際のちょっとした隙間に設置できる。使う人のことを考えた、親切な設計と言えるだろう。
充実の機能
5,500Paの吸引力と丸形高速回転モップが高い清掃力を発揮
「Roborock Q Revo」は清掃力も高い。ロボロックが擁する豊富なロボット掃除機のラインアップの中でも2番目に高い5,500Paの吸引力を発揮するうえ、床の凹凸に対応する3D機構と、カーペットの奥に潜んだ微細なゴミまでかき出すラバータイプのメインブラシによって、しっかりとした吸引掃除が行える。実際に吸引テストを行ってみたが、フローリングの上はもちろん、カーペットの上でもしっかりとゴミを取り除いてくれた。
フローリングでは大小のゴミに見立てたグラノーラを、カーペットでは髪の毛に見立てた毛糸を掃除させてみたが、どちらも難なく吸引に成功。集じん力に不足はなさそうだ。カーペット掃除後、メインブラシをチェックしてみたが、毛糸が絡まっていることもなかった
「Roborock Q Revo」は、カーペットを認識して吸引力を自動で上げる「カーペットモード」に加え、部屋全体を掃除した後に、カーペットをもう1度吸引掃除する「カーペット念入りモード」を搭載。しっかりとゴミを取り除くのが難しいカーペットだが、本モードを活用すれば念には念を入れて吸引掃除してくれる
2つの丸型高速回転モップが、しっかりと汚れを拭き取る
「Roborock Q Revo」は、毎分最大200回転する2つの丸型モップと一定の加圧によって、床の汚れを水拭きする。ロボロックのロボット掃除機の多くは高速振動モップを採用しているので、この点はほかのモデルと大きく異なる特徴と言えるだろう。
回転によって汚れを拭き取るため、拭き取れなかった汚れは伸ばしてしまうのでは? と心配になったが、拭き取り検証を行ってみると、それはどうやら杞憂だったようだ。汚れがしっかりと拭き取られただけでなく、水拭き掃除後はフローリングがピカピカに感じられるほど、きれいに磨き上げられていた。
本体後方に丸型高速回転モップを2つ搭載。それぞれ内側に汚れを取り込むように回転し、広範囲の汚れを落とす仕組みになっている。ちなみに、水拭き掃除中に本体の水量が不足したら自動でドックに戻って給水する機能を備え、最大400m2の水拭きに対応している
しかも、専用スマートフォンアプリ「Roborockアプリ」を使えば、水拭き掃除時の水量を1〜30段階で細かく調節可能。床の汚れ具合に合わせて調節すれば、床をびしょびしょにすることなく、汚れをきれいに拭き取れる。ゆっくりとしたスピードでていねいに水拭きを行う「水拭き超強力モード」も用意されているので、水拭き機能をメインに活用したいと考えている人にもぴったりだろう。
コーヒーを床にたらし、ドライヤーで乾燥させて少しこびりつかせたところを掃除させてみたが、1回の走行でこびりつきまですっきりと拭き取ってくれた。水拭き性能も十分に高いと言えよう
充実の機能
LDSレーザーセンサーと赤外線カメラで、賢く効率的に掃除
「Roborock Q Revo」は、走行時の賢さもしっかりとしている。天面に搭載した、毎分300回転して周囲360度をスキャンする高性能なLDSレーザーセンサーで収集した情報を、独自のアルゴリズムで解析し、素早くフロアのマップを作成。効率的な走行ルートを割り出して、規則正しく部屋を隅々まで掃除する。
では早速、「Roborock Q Revo」に部屋を掃除させ、その様子をチェックしていこう。
まずは部屋の外周をぐるりと掃除。これとともに部屋のカタチと自身の位置を見極めたのだろう、部屋の内側を規則正しく走行し、隅々まで掃除していく。吸引掃除と水拭き掃除を同時に行いながらも、約27畳のLDKを約31分で掃除し終えた
本体前面の赤外線カメラによって、幅5cm、高さ3.5cm以上の物体を回避※1可能。あらかじめ床に設置しておいたスリッパやおもちゃ、ペットボトルも、周囲をていねいに掃除しながら見事に回避※1した ※1 100%の回避を保証するものではありません。幅5cm、高さ3.5cm以上の物体を回避します。
このほかにも、賢さを感じる機能を多数搭載していた。たとえば、水拭き掃除においては、モップを濡らす前にカーペットエリアの吸引掃除を優先するうえ、カーペットを検知するとモップを自動で持ち上げる「自動モップリフトアップ機能」(毛足4mm未満のカーペットに対応※2)を搭載。カーペットを濡らさずに掃除できる。
※2 毛足が4mm以上のカーペットでは、アプリでカーペット回避モードを選択ください。
さらに、通常よりも約30%短い時間で掃除を完了する「お急ぎ掃除モード」や、フローリングの目地に沿って掃除する機能なども搭載。ニーズや部屋の環境に合わせて、多彩な走行を行わせることができるのだ。
カーペットの上は水拭きされたくない。そんなときも大丈夫。毛足が4mm未満のカーペットなら「自動モップリフトアップ機能」が動作し、濡らさないように吸引掃除してくれる。また、賢い機能はそれだけでない。フローリングの目地に沿って走行することで、摩擦を減らし、騒音を抑えることも可能だ
まとめ高機能なのに魅力的な価格。
「これは買い!」と思わせる新型ロボット掃除機
ドラム式洗濯機や食洗機とともに“新・三種の神器”のひとつに数えられるロボット掃除機。掃除に掛かる時間をできるだけ減らして“自由な時間を生み出す”ためのアイテムとしてすっかりと根付いた感がある。とはいえ、ハイエンドなモデルはどんどんと進化していき、価格的にも高嶺の花になりつつある。
その点「Roborock Q Revo」は、5,500Paのパワフルな吸引掃除と、高性能な水拭き掃除に対応した2in1モデルであり、高性能なLDSレーザーセンサーや赤外線カメラを搭載。しかも、ロボット掃除機本体が吸引したゴミを自動収集し、本体の水タンクへの給水機能や水拭きモップの自動洗浄・乾燥機能を搭載した「4way全自動ドックQ」まで付属している。「欲しい」と思う機能が“全部入り”した高機能モデルとなっていた。それでいて、魅力的な価格を実現しているのだから、注目しない手はないだろう。
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