ロボット&スティックのコンビネーションキレイ好きな日本の家庭のために作られた3in1モデル「SwitchBot ロボット掃除機K10+ Pro Combo」登場
床掃除の手間を大きく減らせることで人気のロボット掃除機。そのいっぽうで、ロボット掃除機がカバーできないエリアの掃除のために、スティック掃除機を併用している人も多いはずだ。そんなキレイ好きの多い日本の家庭に向けて開発されたのが、2in1ロボット掃除機とスティック掃除機がひとつになった3in1モデル「SwitchBot ロボット掃除機K10+ Pro Combo」だ。本機が毎日のお掃除ライフをどう変えてくれるのか、じっくりチェックしてみた。
3in1モデル日本の家庭環境にあわせた3in1のロボット掃除機が誕生
日進月歩で進化を続けるロボット掃除機。確かな清掃力と賢い走行によってしっかりと床をキレイにしてくれる製品が増え、今やメインのお掃除ツールの座を獲得しつつある。とはいえ、ロボット掃除機がカバーするのは床のみ。ソファや棚の上はもちろん、ロボット掃除機がアプローチできなかったエリアをきちんと掃除するために、スティック掃除機を併用している人は多いだろう。家の中に土足で立ち入らない日本の家庭は、世界的に見てもキレイ好きが多いと言われ、床の上のゴミを見過ごせない人が多いのだ。
そんな日本のお掃除事情をしっかりとサポートすべく、SwitchBotが新たに開発したのが、2in1ロボット掃除機とスティック掃除機をひとつにした「SwitchBot ロボット掃除機K10+ Pro Combo」(以下、K10+ Pro Combo)だ。
K10+ Pro Combo吸引掃除と水拭き掃除に対応する2in1ロボット掃除機「K10+ Pro」と、軽量スティック掃除機、デュアル集塵ステーションがセットになった3in1モデル。ロボット掃除機だけで10万円を超える製品もあるなか、本機はスティック掃除機まで付いて9万円台(予定価格。税込)という手ごろな価格が魅力だ
3in1モデルだからこそのメリット
本機を使用してまず感じたのは、ロボット掃除機とスティック掃除機の2つを共通のステーションに収納できることの便利さ。設置スペースは1台分で事足り、保管場所をそれぞれに確保する必要がないのだ。ロボット掃除機とスティック掃除機には、白をベースにした清潔感のあるデザインが採用され、統一感がある。
また、ロボット掃除機とスティック掃除機を共通のステーションでまとめた「K10+ Pro Combo」は、ゴミ捨ての点でもメリットが大きい。「デュアル集塵ステーション」の名のとおり、ロボット掃除機とスティック掃除機に溜まった双方のゴミを1台のステーションが収集する仕組みのため、ゴミ捨てがまとめて行える。また、ステーションの集塵容量は約3Lと大きいので、ゴミ捨ての頻度は約70日に1回でOK。ゴミ捨ての手間がグッと抑えられる。
デュアル集塵ステーションロボット掃除機とスティック掃除機が吸引したゴミは、ステーションが自動収集。スティック掃除機のゴミ収集時は、ダストカップ内の空気を攪拌しながら吸い込む独自技術「TwinFlowSuction™」が動作し、ダストカップがいっぱいの状態でもしっかりとゴミを集められる
ロボット掃除機狭いところでも小回りが利く、
直径248mmの世界最小クラスボディ
ここからは、「K10+ Pro Combo」を構成するロボット掃除機「K10+ Pro」をじっくりチェックしていこう。
ご存じの人もいるかもしれないが、SwitchBotのロボット掃除機には、世界最小クラスのコンパクトさとすぐれた清掃力を兼ね備え、「2023年度グッドデザイン賞」を受賞した人気モデル「K10+」がある。「K10+ Pro」は、この「K10+」のコンパクトボディを受け継ぎつつ、吸引力などを強化したアップグレード版。小回りの利くボディはすでに折り紙付きだが、実際に製品を目の前にすると、やはりそのコンパクトさには目を引かれる。
小回りをチェックダイニングテーブルの下は、テーブルやイスの脚が多く、ロボット掃除機が引っかかり掃除しにくい難所。ところが、ボディがコンパクトな「K10+ Pro」なら何のその。イスの脚の合間をスルリと自在に抜けて、脚のキワまでていねいに掃除してくれた
小回りだけでなく、清掃力もしっかり
吸引力は前モデル「K10+」の2,500Paから3,000Paへとアップ。メインブラシによるパワフルなかき出しも手伝って、細かいホコリから、食べカスや髪の毛、ペットフードなどのゴミまでしっかりと吸引する。
そして頼もしいのは、底面にウェットシートを装着することによって、水拭き掃除もできる2in1モデルであること。素足の皮脂汚れや食べこぼしの跡といったベタつく汚れまで拭き取ってくれるのは実にありがたい。
吸引力をチェックゴミに見立てた茶葉をフローリングの上にまいて、吸引力をチェック。あえて大きめの茶葉を多く含めてみたが、1度の走行で、ほとんど取りこぼしなく吸い取ってみせた
専用モップで水拭きするロボット掃除機は、モップを洗って干す手間が掛かるし、濡れたままだと雑菌が繁殖しやすい。その点、付属の使い捨てウェットシートを装着して水拭きする「K10+ Pro」は手軽で清潔だ。もちろん、市販のフローリング掃除用ウェットシートも装着できる
スティック掃除機軽量のスティック掃除機で心ゆくまで部屋中を掃除
最後は、「K10+ Pro Combo」を構成するスティック掃除機をチェックしていこう。
スティック掃除機は、清掃中ずっと手で持つだけに扱いやすさが気になるが、本機の本体質量は約1.17kg。女性でも片手で十分に扱える重さだ。そのうえ、吸引力はしっかりパワフルで、紙パックを使わず、強力な遠心力で吸い込んだ空気からゴミを分離するサイクロン式だから、目詰まりが少なく、ダストカップにゴミが溜まってきても吸引力が持続する。
吸引力をチェックフローリングの上に茶葉をまき、吸引力を確認。比較的素早くヘッドを前進させてみたが、ヘッドが通過した部分だけ、切り取ったかのように茶葉が取り除かれた。確かな吸引力である
アタッチメントも充実。家中の掃除に対応
特筆したいのは、家のいたるところを掃除できるよう、スティック掃除機に4種類のアタッチメントが付属していること。シーンに合わせて付け替えれば、床や階段はもちろん、ソファや布団、窓のサッシやカーテン、小物を置いたテーブルや棚の上などまでキレイにできる。ロボット掃除機との合わせ技で、家中で掃除機を掛けられないところはないといった印象だ。
まとめ日本のコンパクトな住環境にぴったり。
飛び切りスマートなお掃除ツール
リビングルームに設置スペースがなくて、ロボット掃除機を購入できなかった。これまでそんな人も多かっただろう。しかし、今回チェックした「K10+ Pro Combo」なら、そんな懸念は要らない。ロボット掃除機に加えて、スティック掃除機も1台分のスペースに収納できる。そのうえ、2台分のゴミを1個所にまとめてくれるから、ゴミ捨ての手間まで1台分で済んでしまう。
しかも、世界最小クラスのロボット掃除機「K10+ Pro」が、テーブルやイスの脚がじゃまして走行しにくいダイニングテーブル下も自在に走り回ってくまなく掃除してくれるし、高さの低いベッドやソファの下にもスルリと入り込んでしっかりと掃除してくれた。市販のフローリング掃除用ウェットシートで水拭きができるのも便利だ。そして、4種類のアタッチメントが付属するスティック掃除機を取り出せば、サッと手軽に家中を心ゆくまで掃除機掛けできる。
無類のキレイ好きが多くて、住環境がコンパクト。そんな日本の家庭に向けてSwitchBotが放つ3in1モデルの掃除機「K10+ Pro Combo」は、スマートなライフスタイルを実現する新世代のお掃除ツールとなるだろう。
