“安さ”だけでタイヤを選んでいるなら、ちょっと待った! ブリヂストンが提唱するタイヤ選び「ちゃんと買い」で安心・安全なカーライフを
クルマのタイヤは決して安い買い物ではないため、ついつい「できるだけ安価なものを」と考えがちだが、クルマのパーツの中で唯一路面と接し、我々の安心・安全を支えているタイヤを、「安いから」という理由だけで選んでよいものだろうか? 本特集では、価格だけでなく、クルマの乗り方に合わせてタイヤを選ぼうという、ブリヂストンが提唱する「ちゃんと買い」について解説するとともに、タイヤの選び方をわかりやすくレクチャーしていく。
ちゃんと買い安心・安全なカーライフのために。
ブリヂストンが提唱する「ちゃんと買い」
車検や定期点検が近づくと思い出すことがある。「うちのクルマのタイヤ、まだ大丈夫だったっけ?」と。クルマの使用状況にもよるが、新車購入時や前回のタイヤ交換時から3〜5年ほど経っている人や、30,000kmほど走行している人なら、そろそろ次のタイヤについて考え始める時期だ。
では、どんなタイヤを選べばいいのか? 車検費用や点検費用を考えると、ついつい「できるだけ安価なものを」と考えがちだが、本当に“安さ”だけで決めていいのだろうか。というのも、タイヤはクルマのパーツの中で唯一路面と接しており、しかも、わずか手のひら1枚分の接地面積で安心・安全を支えている、極めて重要なパーツ。クルマの乗り方や車種の特性に合わせたタイヤを選ぶことで、安心・安全はもちろん、より充実したカーライフが得られるのだ。
クルマ所有者にとって、タイヤ交換は、それなりの出費を覚悟しなくてはならず、お財布には“痛い”ことかも知れない。しかし、目的や用途にぴったりなタイヤを購入すれば、その出費は安心・安全や充実のカーライフという、お金には変えられない恩恵をもたらしてくれるはずだ
そこで注目したいのが、価格.com「タイヤ」カテゴリーの人気売れ筋ランキングで常に上位に支持されている老舗メーカー、ブリヂストンのタイヤである。ブリヂストンが提唱しているのは、価格だけでなく、クルマの性能を引き出すためのタイヤ選びをしようという、「ちゃんと買い」。「どれも似たようなものでしょ?」と、価格の安さだけでタイヤを選ぼうとしている人に、「ちょっと待った!」と警鐘を鳴らしている。

タイヤはクルマのパーツの中で唯一路面と接し、わずか手のひら1枚分の接地面積で安心・安全を支えている、極めて重要なパーツ。安心・安全かつ快適なカーライフを送るためにも、しっかりと吟味して「ちゃんと買い」することが大切だ

タイヤを「ちゃんと買い」することで、場合によっては、新しいクルマに買い替えたんだっけ? と錯覚してしまうほど、走りが劇的に変わることもある。次章では、そのための基礎知識をわかりやすくお伝えしよう
タイヤ選びの基礎知識意外と知らないタイヤ選びのポイント。
あなたにぴったりなタイヤは?
「ちゃんと買い」の重要性は理解できたが、「でも、具体的にどうやってタイヤを選べばいいの?」と、首をかしげている人も多いことだろう。カーディーラーやカー用品店で、提案されるがままに、「じゃあ、それで」と、何となくタイヤを選んでいる人も少なくないはずだ。というわけで、ここでは、タイヤ選びの基礎知識を、Q&A形式で解説していきたい。
- Qタイヤ交換時期の目安は?
- Aタイヤの交換時期は、新車購入時や前回のタイヤ交換時から約3〜5年経過時、または、約30,000km走行時が目安。一般に、サマータイヤの新品時のタイヤの溝の深さは約8mmで、交換を検討し始める時期は溝の深さが約4mmになったとき。タイヤの使用限度を表す「スリップサイン」は溝の深さが約1.6mmになると現れるが、タイヤは溝の深さだけでなく、経年劣化でゴムにひび割れが発生してしまうため、ギリギリまで使用することなく少し早めに交換してあげるとよいだろう。
- Qタイヤの役割と性能がよくわからない……
- Aタイヤの主な役割は、車両の重量を「支える」、駆動力・制動力を「伝える」、路面からの衝撃を「やわらげる」、進行方向へ「曲がる」、情報と「つながる」の5つ。わずか手のひら1枚分の路面設置面積でこれだけの役割を担っている。
- また、タイヤの主な性能は、横風や路面の影響によるクルマのふらつきを抑え、安定して真っすぐ走ろうとする「直進安定性」、乾いた路面で安全に止まり、スムーズに曲がる「ドライ性能」、濡れた路面で安全に止まり、曲がる「ウェット性能」、タイヤの転がりやすさ、つまり、燃料消費の少なさを示す「低燃費性能」、使用限度までの走行距離を長くする「ライフ性能」、タイヤが路面に接することで発生するロードノイズを抑える「静粛性」、路面からの振動の伝達を抑え、乗り心地をよくする「乗り心地」の7つ。ブランドごとに異なる“味つけ”がなされているので、どんな性能に秀でたタイヤなのかを知ることが大切だ。
- クルマの性能が飛躍的に向上してきている昨今、 その性能を路面に伝えるものとして、タイヤに求められる役割も今まで以上に高度なものになってきている。実際に自動車メーカーも、クルマの性能を引き出すために、新車に装着するタイヤに対して高い性能を求めるようになっており、タイヤの重要性は高まっていると言えるのだ。
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車両の重量を支える
車体や乗員・荷物などの重量を支えます。
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駆動力・制動力を伝える
エンジンやブレーキのパワーを速やかに路面に伝え、車を進めたり止めたりします。
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路面からの衝撃をやわらげる
路面の凹凸によって発生する衝撃を吸収し緩和します。
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進行方向へ曲がる
車両が曲がろうとする力を地面に伝えます。
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情報とつながる
車両のデジタル技術の発展、タイヤへのセンシング技術適用により、将来様々な情報とつながっていきます。
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- Qタイヤってどう選べばいいの?
- A快適さ、スポーティーさ、静粛性、乗り心地、低燃費性能など、実現したいカーライフを明確にし、所有している車種にマッチするタイヤブランドをピックアップしたい。なお、ブリヂストンでは新車の時に装着されているタイヤを基準とした「ちゃんと買い」を提案している。同社のタイヤブランドについては、次章で詳しく解説していく。
タイヤ選びの基礎知識を頭に入れたら、所有する車種に適合するタイヤブランドをピックアップしてみよう。ブリヂストンの公式サイトには、所有する車種や、求めるカーライフに適した同社のタイヤブランドが素早く見つけられる「タイヤ選びのAI診断サービス」が用意されている。「お車に乗る頻度はどの程度ですか?」「車は普段どのような用途で使われていますか?」といった簡単な質問に答えていくだけで、あなたにぴったりのタイヤブランドを見つけられるはずだ。
\あなたにぴったりなタイヤが見つかる/
タイヤ選びのAI診断サービス多彩なブランドを用意思い描いたカーライフを実現できる、
ブリヂストンの豊富なラインアップ
ユーザーが思い描く「理想のカーライフ」を実現できるよう、「REGNO」「ALENZA」「POTENZA」など、豊富なブランドを展開しているブリヂストン。タイヤブランドごとにどんな特徴があるのか、具体的なユースケースや、価格.comの各製品ページに寄せられたユーザーレビューを交えながら確認していこう。
静粛性、乗り心地、運動性能を高次元でバランスさせた、ブリヂストンのプレミアムコンフォートタイヤブランド「REGNO(レグノ)」。セダン、軽自動車、コンパクトカーにぴったりな「REGNO GR-XV」や、ミニバン、コンパクトSUVに適した新製品「REGNO GR-XV TYPE RV」をラインアップする。
【ケーススタディ】Aさんの場合
ミニバンを所有しているAさん。週末や長期休みには家族みんなで遠出することも。最後部座席にいる家族との会話をストレスなく楽しみたいし、チャイルドシートに座った子どもにはぐっすり眠って休んでもらいたい。
【ケーススタディ】Bさんの場合
高級セダンに乗っているBさんは、好きな音楽を楽しみながら、ゆったりと上質なドライブに出かけるのが週末の楽しみ。タイヤには、ロードノイズをできるだけ拾わず、路面のショックも低減してくれる快適なものを検討中。
価格.comユーザーは「REGNO」を
どう評価している?
- 走行音が伝わらずとても静かで操作性もよい。雨天でもグリップ力がよく、安心感をもって運転できます。
- 静音性、走行性ともに非常に高く感じます。いつもの道を走行するのでも、「あれ? 舗装をきれいに直したのかな?」と感じるほどです。タイヤは消耗品なので、あまりお金をかけないでおきたかったのですが、違いがわかると、下位モデルには戻れなくなってしまいそうです。
※2025年2月17日時点、価格.com ブリヂストン「REGNO」製品ページに投稿されたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
「REGNO」をチェック
近年の自動車市場のメインストリームとなりつつある、SUV。すぐれた走破性と、ファミリーユースにも適したユーティリティ性能、そして、外観のかっこよさなどが人気の理由だが、ブリヂストンがSUV専用設計のブランドとして展開しているのが、「ALENZA(アレンザ)」である。静粛性や快適な乗り心地を求める人に適した「ALENZA LX100」と、クルマを意のままに操りたい、運動性能重視の人にぴったりな「ALENZA 001」という、2つのモデルが用意されている。
【ケーススタディ】Cさんの場合
Cさんが所有しているクルマはSUV。週末は家族でショッピングモールへ出かけたり、ときにはキャンプなどのアウトドアへ出かけたり。そのため、タイヤには、家族みんなが心地よく移動できる快適性が必要かなと思っている。
価格.comユーザーは「ALENZA」を
どう評価している?
- 高速道路でもふらつきにくい、ふわふわしない。安心感、安定感が高く、静かで快適に巡航できます。
- ロードノイズがまったくないわけではありませんが、不快音がなく、快適です。走行性能は、タイヤがよく転がる印象。交差点での右左折時に車体の沈み込みが少なく、車高が変わらず曲がっていくのを感じました。
※2025年2月17日時点、価格.com ブリヂストン「ALENZA」製品ページに投稿されたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
「ALENZA」をチェック
ツーリングやスポーティーなドライビングの楽しさを求める人も満足できるのが、ブリヂストンのスポーツタイヤブランド「POTENZA(ポテンザ)」だ。サーキットで鍛え抜かれたドライグリップ性能や、クルマとの一体感を高め、ドライバーの感性を刺激するステアリングフィールをはじめ、「走る楽しさ」を存分に堪能できるのが「POTENZA」の魅力だ。なお、スポーツカーだけでなく、セダンやミニバン、軽・コンパクトカーに対応したモデルやサイズも用意されている。
【ケーススタディ】Dさんの場合
ツーリングやスポーティーなドライビングの楽しさを求めるDさんは、大のクルマ好き。子どもが巣立っていったのを機に、念願のスポーツカーを購入した。走りにこだわるDさんだけに、タイヤにも躍動感が感じられるスポーティーなものを選びたいと考えている。
価格.comユーザーは「POTENZA」を
どう評価している?
- 高速でも安定しています。ワインディングでもしっかり曲がり、しっかり止まります。ドライでもウェットでも素晴らしいグリップです。ブレーキもよく効きます。
- グリップ・雨天走行は言うことなしです。雨天の高速走行、山道走行、高速道路でのコーナーリングが楽しくなりました。
※2025年2月17日時点、価格.com ブリヂストン「POTENZA」製品ページに投稿されたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
「POTENZA」をチェック
オンラインで、サブスクで、
ブリヂストンタイヤの
新たな購入方法にも注目
タイヤ専門店やカー用品店など、店頭で購入する従来の購入方法だけでなく、ブリヂストンでは、タイヤ選びから交換予約までWebで完結する「ブリヂストン タイヤオンラインストア」のほか、タイヤ購入やパンク交換保証など、付随するサービスを月額定額制のサブスク利用できる「mobox(モボックス)」を用意。タイヤの購入・交換にまつわる手間をグンと減らせる選択肢として、ぜひチェックしてみてほしい。
「ちゃんと買い」で得られる大きなベネフィット
「どれも似たようなものでしょ?」と、価格の安さだけでタイヤを選ぼうとしているのなら、ちょっと待ってほしい。タイヤは、ブランドごとに性能や特徴が大きく異なるため、しっかりと吟味して選ぶことが大切だ。本特集を通して、そうしたタイヤ選びの重要性、そして、ブリヂストンが提唱する「ちゃんと買い」の意義を理解してもらえたのなら、これほどうれしいことはない。ドライバーや同乗者の命を守ること、そして、より快適で楽しいカーライフを実現すること。タイヤ選びは、これらに直結する重要な作業であることを知って、これまで以上に素敵なカーライフを送ってほしいと願っている。