この完成度の高さで2万円弱※ってホント!? 抜群の使いやすさと堅牢性を誇る折りたたみスマホの決定版 「nubia Flip 2」登場!

※Y!mobileにてSIMカードと端末をセットで購入し、「新トクするサポート(A)」を利用した場合の実質負担金額。端末代金は回収プログラム適用時で実質19,680円(税込)。2025年6月5日時点の情報です。 画一的になりがちだったスマートフォンのデザインに風穴を開ける存在として、近ごろ、着実に注目度を高めているのが折りたたみスマートフォン、いわゆるフォルダブルだ。そんなフォルダブル市場において、話題を集めているのが「nubia Flip 2」(ヌビア フリップ 2)である。閉じた状態でも使える約3インチのサブディスプレイを備えた本機だが、フォルダブルの魅力を余さず体感できるのか、そして、カメラ機能や使い勝手はどうなのか? じっくりレビューしてみた。

01利便性折りたたみスマートフォンの利便性を余さず享受できる意欲作

モノ作りは二律背反との戦いであり、相反する2つの要素を両立させるためには、あっと驚くアイデアや、革新的なブレイクスルーが必要になる。たとえば、スマートフォン。ディスプレイが大きいほど情報の一覧性は向上し、コンテンツへの没入感も高まるが、いっぽうで、携帯性は犠牲になってしまう。あっちを立てればこっちが立たない、というわけだ。

そんななか、近年、大画面と携帯性を両立させる新たな選択肢が登場し、スマートフォン市場を賑わせている。近ごろ街中でも見かけることの多くなった、折りたたみスマートフォン、いわゆるフォルダブルだ。本体を開くと大画面、折りたたむとコンパクト、という理にかなった機構は、画一的になりがちだったスマートフォンのデザインに新風を吹き込む存在としても注目を集め、今、着実にその存在感を高めている。

今回注目するのは、そんな、活況のフォルダブル市場に投入された注目モデル「nubia Flip 2」である。本機は、約6.9インチの大型メインディスプレイを搭載しながら、折りたたむと、約76(幅)×87(奥行)×15.8(厚さ)mmのコンパクトサイズになり、ポケットやカバンに入れて軽快に持ち運ぶことができる。さっきまで見ていた大画面が、次の瞬間、スッと手のひらに収まる感覚が新鮮で、「なるほど、これは人気が出るわけだ」と、納得させられた。

ZTE「nubia Flip 2」 ZTE「nubia Flip 2」

フォルダブル市場で話題を集める「nubia Flip 2」。カラーバリエーションは、今回のレビューで使用した「ホワイト」に加え、「ブラック」と「ブルー」が用意されている

ZTE「nubia Flip 2」 ZTE「nubia Flip 2」

約6.9インチの大型メインディスプレイを搭載。解像度は2790×1188(フルHD+)で、写真や動画が高精細なのはもちろん、Webぺージなどの情報一覧性も高い。そんな大画面も、折りたたむと、手のひらに収まるコンパクトサイズに。ポケットやカバンにスルリと収まり、軽快に持ち運べる

本機の大きな特徴のひとつとなっているのが、閉じた状態でも使える約3インチのサブディスプレイだ。このサブディスプレイは高解像度(422×682)なうえ、アスペクト比が最適化されており縦長のため、横長のサブディスプレイ搭載モデルとは違って、閉じたままでもメインディスプレイと変わらない感覚で各種操作が快適に行える。実際に使ってみたが、メインディスプレイをそのままコンパクトにしたような印象で、確かに違和感がない。また、ロック解除とともに利用頻度の高いアプリが表示されるように設定できるので、たとえば、QRコード決済アプリを設定しておけば、ワンアクションでスピーディーにアプリを起動でき、コンビニなどのレジ前でもたつくこともない。持ち運びもスマートなら、レジ前での所作もスマートというわけだ。

ZTE「nubia Flip 2」 ZTE「nubia Flip 2」

サブディスプレイは約3インチで、高解像度(422×682)かつ縦長。閉じたままでもメインディスプレイと変わらない感覚で各種操作を快適に行える。ロック解除とともに利用頻度の高いアプリが起動する設定にしておけるのも使い勝手がいい

ZTE「nubia Flip 2」 ZTE「nubia Flip 2」

折りたたむとシルバー色のヒンジが現れ、そこにさりげなく「nubia」のロゴが刻印されているあたりに、センスのよさを感じる。高いデザイン性を損なわない、透明の本体ケースが同梱されるのもありがたい

02カメラ機能高性能カメラ&多彩なセルフィモードで高画質撮影

気になるカメラ機能もチェックしていこう。アウトカメラは、約5000万画素のメインカメラと約200万画素の深度カメラのデュアルカメラ構成で、インカメラは約3200万画素の高解像度を実現している。本機を閉じた状態でも、サブディスプレイを見ながら、約5000万画素のアウトカメラで高画質なセルフィーが撮影できるのはフォルダブルならでは。さらに、本体を90度折り曲げた状態でテーブルに置き、メインディスプレイを上下で分割、ブラウジングをしながらビデオ通話できるのも便利だった。また、ビデオ通話時に気になるのが会話途中での急なバッテリー切れだが、本機は急速充電に対応した4300mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、ビデオ通話開始前に30〜40分ほど給電しておけばすぐに満充電になるのも、うれしいポイントだ。

感心したのは、多彩な撮影モードが用意されていること。セルフィーを一段と美しく仕上げる「メイクモード」「美顔モード」に加え、漫画テイストやアーティストライクな加工が楽しめる各種加工モードが使用でき、普段とは趣の異なる、印象的な1枚を撮影できる。「メイクモード」は、薄化粧/スウィート/潮風などの中からメイクの傾向を選ぶことができ、「美顔モード」は、補正の強度を0〜7の8段階で調節できるなど、“充実”のひと言。お気に入りのセルフィーを撮影して、SNSにアップするのがとても楽しかった。

ZTE「nubia Flip 2」 ZTE「nubia Flip 2」

アウトカメラはデュアルカメラ構成で、約5000万画素のメインカメラと、約200万画素の深度カメラを備える。インカメラの解像度は約3200万画素

ZTE「nubia Flip 2」

手を振るか、ピースサインをするとカウントダウンが始まり、自動でシャッターが切れるジェスチャー機能を搭載。手を伸ばして画面にタッチする必要がないので、ポージングや表情が作りやすく、ストレスなくセルフィーを撮影できた

メイクモード
ZTE「nubia Flip 2」
美顔モード
ZTE「nubia Flip 2」

「メイクモード」の「潮風」を選択し、撮影したのが左の写真。リップを塗り直したかのように唇の血色がよくなったほか、アイラインが強調されるなど、補正がごく自然で、“やり過ぎ”ていないところがいい。また、「美顔モード」(右写真)で撮影すると、肌がトーンアップし、つるんとした美しい肌に。これだけきれいなセルフィーが撮れるのなら、カメラを構える機会が自然と増えそうだ

コミックモード
ZTE「nubia Flip 2」 ZTE「nubia Flip 2」

何気ないポートレートも、「コミックモード」で撮影すると、ご覧の通り、漫画テイストの1枚に仕上げてくれる。SNSにアップすれば、注目の的になりそうだ

アートカメラモード
通常
ZTE「nubia Flip 2」
アートカメラモード:モネ
ZTE「nubia Flip 2」
アートカメラモード:ピカソ
ZTE「nubia Flip 2」

満開の桜と、透き通るような青空を撮影したこちらの写真。「アートカメラモード」の「モネ」で撮影すると、印象派の雰囲気が漂う芸術的な1枚に(中央写真)。右写真は「ピカソ」で撮影したもの

夜景モード
ZTE「nubia Flip 2」

5000万画素のメインカメラは発色が自然で、無理に彩度やコントラストを誇張していないところがいい。「夜景モード」も試してみたが、明部は白飛びせず、それでいて暗部も黒つぶれが少ない、鮮明な夜景を撮影できた

ZTE「nubia Flip 2」

メインディスプレイの画面を上下に分割し、ビデオ通話しながらブラウザーや地図アプリを開いて調べ物。こんな使い方ができるのも、フォルダブルならではだ

03使い勝手と堅牢性使い勝手も申し分なし。丈夫で長く使える圧巻の完成度&コストパフォーマンス

「nubia Flip 2」の使い勝手もチェックしてみたが、結論から言うと、これが本当によくできている。通話録音機能を備え、通話相手に録音開始・終了を知らせない設定にできるので、迷惑電話対策としても活用できそうだ。また、顔・指紋のデュアル生体認証を備え、どちらかを使ってスピーディーかつ安全にロック解除が行えるほか、キャッシュレス決済に重宝するおサイフケータイ機能をサポート。さらに、外出先でも安心して使えるIPX2/IP4X対応の防水・防塵性能や、前章でも紹介した急速充電対応4300mAhの大容量バッテリー、30万回の開閉実験に耐えた丈夫なヒンジ、落下時の耐衝撃性能の高さなど、細部までていねいに作り込まれている印象だ。

そして驚くのが、その価格だ。トレンドの折りたたみスマートフォンで、しかもこれだけの機能性と堅牢性を誇りながら、価格はズバリ、2万円弱。「ホントに?」と疑ってしまうほどの驚異的なコストパフォーマンスであり、価格を理由に折りたたみスマートフォンの購入をちゅうちょしていた人も、「これなら」と思えるのではないだろうか。

Y!mobileにてSIMカードと端末をセットで購入し、「新トクするサポート(A)」を利用した場合の実質負担金額。端末代金は回収プログラム適用時で実質19,680円(税込)。2025年6月5日時点の情報です。

ZTE「nubia Flip 2」 ZTE「nubia Flip 2」

通話録音機能は、通常の電話着信に加え、LINEなどのアプリ通話にも対応。着信画面の右上に表示される「録音開始」ボタンをタップするだけでOKだ。通話相手に録音開始・終了を知らせない設定にできるので、迷惑電話対策としても有効活用できるだろう

ZTE「nubia Flip 2」

生体認証として、本体側面に指紋認証センサーを搭載。また、インカメラでの顔認証にも対応している。実際に顔認証を試してみたが、画面に顔を向けた瞬間にロックが解除され、タイムラグを感じることはなかった

ZTE「nubia Flip 2」 ZTE「nubia Flip 2」

キャッシュレス決済の普及が進んでいるだけに、おサイフケータイ機能に対応しているのはうれしい限り。また、IPX2/IP4X対応の防水・防塵性能を備え、外出先はもちろん、水辺でのアウトドアレジャーなどにも安心して持ち出せる

ZTE「nubia Flip 2」 ZTE「nubia Flip 2」

4300mAhの大容量バッテリーを搭載しており、最大33Wの急速充電にも対応。連続通話時間は約1350分、連続待受時間は約410時間となる。また、前モデル比で約3倍となる落下時の耐衝撃性能や、30万回の開閉実験に耐えたヒンジの耐久性など、ボディの丈夫さも大きなアピールポイントだ

04まとめnubiaだからこそ実現できた、この完成度、この価格

ほれぼれするほどの完成度を誇っていた、「nubia Flip 2」。高解像度かつ縦長のサブディスプレイを備え、閉じたままでも約6.9インチの大型メインディスプレイと変わらない感覚で操作できるほか、閉じた状態でサブディスプレイを見ながら、約5000万画素のアウトカメラで高画質なセルフィーが撮影できたり、メインディスプレイを上下で分割し、ブラウジングをしながらビデオ通話を行えたりと、フォルダブルならではの利便性を余すことなく享受できる1台に仕上がっていた。それでいて、2万円弱という驚異的なコストパフォーマンスを実現しているのだから、これには、「参りました」と言うほかはない。nubiaだからこそ実現できた、この完成度、この価格。実際に手に取って、フォルダブルの魅力と、「nubia Flip 2」のデキのよさを心行くまで体感してほしい。

※Y!mobileにてSIMカードと端末をセットで購入し、「新トクするサポート(A)」を利用した場合の実質負担金額。端末代金は回収プログラム適用時で実質19,680円(税込)。2025年6月5日時点の情報です。

この記事は2025年6月6日の情報を基にしております。