豊富なラインアップが幅広いニーズをカバー ビジネスの生産性を次のレベルへ引き上げる マウスコンピューター「AI PC」特集
OSや各種ソフトウェアで導入が進むAI機能。ビジネスの生産性を高めるには、そんなAI機能をふんだんに活用できるAI PCへのアップデートが必要不可欠だ。ただし、パソコンに求められる性能は業務によってさまざま。そんな業務によって異なる幅広いニーズに応えてくれるのが、豊富なラインアップを誇るマウスコンピューターのAI PCだ。今回はその中から、特色の異なる3つの注目モデルをピックアップ。これらのAI PCがかなえてくれる、新時代のビジネスライフを覗いてみよう。
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- MousePro G4-I7U01BK-Eビジネスで便利なAI機能を搭載、機動力にもすぐれた「Copilot+ PC」 DAIV S4-I7G60SR-DパワフルGPUと広色域ディスプレイがクリエイティブ作業を加速させる mouse B5-A7A01SR-A有線LAN搭載、強力な内蔵GPUと高解像度液晶搭載の高コスパPC まとめAI PCならではの多彩な機能とハイパフォーマンスが、ビジネス環境を一新する
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マウスコンピューターのAI PC
画像や文章の生成、自動文字起こし、リアルタイム翻訳など、これまでにない便利な機能を魔法のように実現してくれるAIテクノロジー。ざっくり言えば、そんなAI機能の処理を得意とするのがAI PCだ。しかし、一般的なパソコンでもAI機能が使えないわけではないため、AI PCのことを「少し処理性能が高いパソコン」程度に思っている人もいるのではないだろうか? ところがそれは誤解で、AI PCは一般的なパソコンとはまったく異なる性能を備えているのだ。
まず、一般的なパソコンはAI処理をクラウド上で行うケースがほとんどで、処理する内容の難易度や通信環境などによってレスポンスに時間を要するが、AI PCはCPU自体がAI処理専用ユニット「NPU」を内蔵しているため、処理が格段に速い。しかも、AI PCではデバイス上でAI処理を行うため、処理したい画像やテキストなどの情報をクラウドに送る必要がなく、情報漏えいといったセキュリティリスクも低くなる。さらに、NPUを搭載したAI PCでないと、そもそも利用できないAI機能も登場してきている。
つまり、最先端のAI機能を十分に活用してビジネスの生産性を高めるには、AI PCの導入が必要不可欠なのだ。ただし、限られたAI PCの中から業務やニーズに適した製品を選ぶのはなかなか難しい。そこで注目したいのが、豊富なラインアップを誇るマウスコンピューターのAI PCだ。今回はその中から、14型ノート「MousePro G4-I7U01BK-E」、14型ノート「DAIV S4-I7G60SR-D」、15.3型ノート「mouse B5-A7A01SR-A」の3製品に注目してみた。
MousePro G4-I7U01BK-Eビジネスで便利なAI機能を搭載、機動力にもすぐれた「Copilot+ PC」
まずは14型ノート「MousePro G4-I7U01BK-E」から詳しく見ていこう。本機は、LPDDR5Xメモリーを32GB、PCIe 4.0 x4接続の高速SSDを500GB搭載するうえ、パワフルなNPUを備えた最新のAI CPU「インテル Core Ultra 7 プロセッサー 258V」(最大4.8GHz)を採用。これにより、マイクロソフトが認定するすぐれたAI PC「Copilot+ PC」に準拠しているのが特徴だ。本格ビジネスに求められる高負荷処理やマルチタスクに強いうえ、「Windows 11」に装備された先進的なAI機能にもフル対応しており、AI PCの中でも特に高機能な「間違いのない1台」と言える。

「MousePro G4-I7U01BK-E」は、最新のAI CPUを搭載したパワフルな本格AI PCながら、軽量ボディでモバイル性も追求。オフィスでも外出先でもフレキシブルに活躍してくれる機動力抜群のモデルだ

「インテル Core Ultra 7 プロセッサー 258V」は、最大47TOPSという高いAI処理性能を誇るNPU「インテル AI Boost」を内蔵。さらに、パワフルなGPU「インテル Arc グラフィックス 140V」も内蔵しており、AI処理からグラフィック処理まで幅広い用途をカバーしてくれる

パソコンの総合性能を計測するベンチマークプログラム「PCMark 10」をテストしたところ、ハイクラスノートの基準となる6000を大きく超える6974をマーク。サブスコアを見ると、ビデオ会議や写真編集など、グラフィック処理をともなう高負荷作業にも強いことがわかる
続いて、「Copilot+ PC」だからこそ活用できる「Windows 11」のAI機能を見てみよう。Web会議で役立つ代表的な機能には、カメラ映像を自動補正する「Windows Studio Effects」や、Web会議などの音声から字幕を生成する「Live Captions」がある。毎日のようにWeb会議を行う人にとって、コミュニケーションを円滑にするこうしたAI機能は、大きな武器となるはずだ。そのほかにも、過去の作業履歴をスクリーンショットとして保存して検索できるようにする「Recall」や、テキストから画像を生成する「Image Creator」といった便利機能が利用可能。従来なら手作業で時間をかけて行う必要があった作業も、こうした先進機能が瞬時に処理してくれるため、生産性が飛躍的に高まるのだ。

Web会議で「Live Captions」を実際に活用してみたところ、相手の発話を瞬時に読み取って遅延なく字幕が表示され、込み入った話や専門的な話でも理解が進んだ。リアルタイム翻訳にも対応※しており、外国語でのコミュニケーション時にも大きな助けとなる ※2025年6月25日時点では、リアルタイム翻訳の出力は英語と中国語のみ対応。
「MousePro G4-I7U01BK-E」はこのようにパワフルなAI PCでありながら、外出先に持ち出しやすいようモバイル性まで追求。重量を約946gに、厚さを約18.3mmに抑えており、14型ノートの中でも薄型・軽量ぶりが際立っている。また、55Whのバッテリーを搭載しており、動画再生時約6.0時間、アイドル時約19.0時間(JEITA3.0測定法)のバッテリー駆動を実現しているのもポイント。さらに、消費電力の低いNPUにより、AI処理を行ってもバッテリー駆動時間を長く確保できるので、外出先で作業しながら1日持ち歩いてもバッテリー残量を気にすることはないだろう
いっぽう、オフィス内のデスク上では快適なビジネス環境を構築できるよう、外部インターフェイスが充実。3基のUSBポートに加え、HDMI出力ポートやmicroSDメモリーカードリーダー、映像出力と給電に対応したThunderbolt 4ポートを備え、映像出力から写真データの取り込みまでスムーズに行える。

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DAIV S4-I7G60SR-DパワフルGPUと広色域ディスプレイがクリエイティブ作業を加速させる
デザイナーやカメラマン、設計士、エンジニアといったクリエイターなら、パソコンに求める要素がまた違ってくる。高画質な写真・動画の編集や、3D CADの制作といったクリエイティブ作業をメインとするなら、やはりグラフィック処理性能にすぐれるディスクリートGPUを備えた1台を相棒にしたいものだ。マウスコンピューターのAI PCは、そのようなニーズにピッタリなクリエイティブモデルもしっかりとラインアップ。それこそが、14型ノート「DAIV S4-I7G60SR-D」だ。
本機の注目ポイントは、やはりすぐれた処理性能。NPUを内蔵したAI CPU「インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H」(最大4.8GHz)に、ミドルハイクラスのディスクリートGPU「NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU」をかけ合わせ、グラフィック処理やAI処理にめっぽう強い。「Windows 11」のAI機能を完全にカバーする「Copilot+ PC」でこそないものの、本機のNPUとGPUは各種クリエイティブソフトのAI機能に幅広く対応しており、写真・動画の編集や3D制作などにおける快適性では、一般的なAI PCを凌駕する。ビジネス機能よりもクリエイティブパフォーマンスを優先したいなら、迷わず本機をチョイスしたい。

「NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU」は主要なゲーミングノートにも採用される定評のあるディスクリートGPU。これにより、NVIDIAが定めるクリエイター向け高性能モデル「NVIDIA Studio」にも認定されている
実際に写真編集ソフト「Adobe Photoshop」(別売)を用いて、先進的なAI機能「ニューラルフィルター」を試してみたところ、わずか1秒ほどで処理が完了。そこで、さらに高負荷のかかる動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」(別売)もテストしてみたが、シーン検出をAIで自動的に行う高度な処理も軽々とこなしてしまったから驚きだ。3Dレンダリング性能を測定するベンチマークソフト「Blender Benchmark」をチェックしても、ハイスコアがズラリ。これなら、第一線のクリエイターでも満足できるに違いない。

「Blender Benchmark」によるテストでは、「monster」で1577、「junkshop」で930、「classroom」で867をマーク。3DCGも存分に制作できるポテンシャルの高さを実証した
搭載する14型液晶ディスプレイもクリエイティブ仕様。高精細なWQXGA+(2880×1800)解像度を採用しており、本格的なグラフィックを扱う場面でも作業領域を広くクリアに確保可能だ。色域も広く、Web標準となるsRGBを100%カバーするうえ、出荷時にカラーキャリブレーション(色調整)が施されている。これほど色再現性が高ければ、広告や映像作品に使用する写真・動画の編集作業にも対応できること請け合いだ。

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mouse B5-A7A01SR-A有線LAN搭載、強力な内蔵GPUと高解像度液晶搭載の高コスパPC
先進的なAI PCとなると、どうしてもコスト面はネックになりがち。でも心配には及ばない。マウスコンピューターのAI PCには、高コストパフォーマンスモデルもしっかりと用意されているのだから。それこそが、性能バランスを突き詰めて価格を14万円台※にまで抑えた15.3型ノート「mouse B5-A7A01SR-A」だ。
※価格.com最安価格。税込。2025年6月25日時点。
本機は手ごろな価格を実現しつつ、パワフルなNPUを内蔵するAI CPU「AMD Ryzen Al 7 350 プロセッサ」(最大5GHz)を搭載。「Copilot+ PC」※にも対応しており、上位モデルの「MousePro G4-I7U01BK-E」と同様に「Windows 11」の先進的なAI機能にフル対応しているのが魅力だ。さらに、内蔵GPU「AMD Radeon 860M」のアシストも強力で、クリエイティブ系ソフトのグラフィック処理やAI処理にも強い。実際に「Adobe Photoshop」(別売)で写真編集を試してみたが、オブジェクトの自動認識をともなう高度なAI処理でも瞬間的に反映されるほどパワフル。価格水準を超えるパフォーマンスを発揮できるお得なモデルであることは間違いない。

ベンチマークプログラム「PCMark 10」をテストしたところ、ハイクラスの基準となる6000をはるかに超える7648をマーク。同価格帯ではなかなかお目にかかれないスコアであり、ビジネス作業を超えた幅広い用途で活躍してくれるはずだ

「Adobe Photoshop」では約15MBの高解像度写真を編集したにもかかわらず、AIによるオブジェクトの切り抜きや背景の削除まで瞬時に処理できた。趣味はもちろん、ビジネス用途の写真編集まで十分にカバーできそうだ
搭載する15.3型ディスプレイも、価格以上のクオリティを追求。高精細なWQXGA(2560×1600)解像度の見やすい大画面であるうえ、sRGBを100%カバーしており、クリエイティブ作業まで緻密にこなせる。また、同価格帯ではリフレッシュレートが60Hzの製品が多いが、本機はワンランク上の120Hz。高いフレームレートにより、息抜きのカジュアルゲームまで快適にプレイできる。
15.3型ノートながら、「mouse B5-A7A01SR-A」はモバイル性能まで追求。80Whの大容量バッテリーを搭載し、動画再生時でも約10.4時間のバッテリー駆動が可能だ。約19.8mmのスリムボディも手伝って、外回りへの持ち出しにも十分に対応できるだろう。

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カスタマイズと充実サポートにより、
最適な1台を長く使える
マウスコンピューターのAI PCは、豊富なBTOメニューが用意されている。公式サイトから購入すれば、SSDやOfficeソフトなどを自由にカスタマイズできるので、ニーズに最適な1台が入手できてむだがない。また、24時間365日受けられる無償電話サポートと、3年間の無償保証が付属していることもポイント。安心して長く使い続けられるから、法人や教育機関などでも導入しやすい。
まとめAI PCならではの
多彩な機能とハイパフォーマンスが、
ビジネス環境を一新する
「AI PC」とひと口に言っても、そのレンジが非常に広いことを、今回の3製品のチェックを通してあらためて実感させられた。「MousePro G4-I7U01BK-E」については、「Copilot+ PC」に準拠し、「Windows 11」の先進的なAI機能にフル対応しながらも、薄型・軽量ボディで機動力まで追求されているところが魅力的。オフィスと出先を駆け回る第一線のビジネスパーソンにとり、フットワークを格段に高めてくれる相棒になることは間違いない。いっぽう「DAIV S4-I7G60SR-D」は、高性能なAI PCとディスクリートGPUで、AI処理をともなうグラフィック編集まで強力にアシスト。広色域ディスプレイの採用も頼もしく、プロのクリエイターが納得できる仕上がりだ。そして、「mouse B5-A7A01SR-A」は手ごろな価格を実現しつつ、「Copilot+ PC」に準拠するうえ、クリエイティブ性能まで秀逸。万能性が非常に高く、ビジネスから趣味まで幅広く活躍してくれるだろう。
このような多彩なラインアップを誇るマウスコンピューターのAI PCなら、あなたのニーズもきっと満たしてくれるはず。AI PCならではの多彩な機能とハイパフォーマンスで、ビジネス環境を一新してみてはいかがだろう。
製品紹介
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OS Windows 11 Pro 64bit CPU インテル Core Ultra 7 プロセッサー 258V(最大4.8GHz) グラフィック インテル Arc グラフィックス 140V メモリー 32GB LPDDR5X ストレージ 500GB SSD(PCIe 4.0 x4接続) 光学ドライブ なし ディスプレイ 14型WUXGA(1920×1200)液晶 無線通信 無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be)、Bluetooth v5 外部インターフェイス USB Type-C/Thunderbolt 4兼用ポート、USB3.1 Gen2 Type-Cポート、USB3.1 Gen2 Type-Aポート、USB3.1 Gen1 Type-Aポート、HDMI出力ポート、オーディオ端子、microSDメモリーカードリーダー サイズ 約314(幅)×224(奥行)×18.3(厚さ)mm 重量 約946g カラー ブラック系 Officeソフト なし -
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OS Windows 11 Home 64bit CPU インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H(最大4.8GHz) グラフィック NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU メモリー 16GB DDR5 ストレージ 500GB SSD(PCIe 4.0 x4接続) 光学ドライブ なし ディスプレイ 14型WQXGA+(2880×1800)(120Hz駆動) 無線通信 無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth v5 外部インターフェイス USB Type-C/Thunderbolt 4兼用ポート、USB3.1 Gen2 Type-Cポート、USB3.1 Gen2 Type-Aポート、USB3.1 Gen1 Type-Aポート、HDMI出力ポート、有線LANポート、オーディオ端子、microSDメモリーカードリーダー サイズ 約317(幅)×240(奥行)×19.93(厚さ)mm 重量 約1.76kg カラー シルバー系 Officeソフト なし -
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OS Windows 11 Home 64bit CPU AMD Ryzen Al 7 350 プロセッサ(最大5GHz) グラフィック AMD Radeon 860M メモリー 16GB DDR5 32GB DDR5 ストレージ 500GB SSD(PCIe 4.0 x4接続) 1TB SSD(PCIe 4.0 x4接続) 光学ドライブ なし ディスプレイ 15.3型WQXGA(2560×1600)液晶(120Hz駆動) 無線通信 無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be)、Bluetooth v5 外部インターフェイス USB4 Type-Cポート、USB3.1 Gen2 Type-Cポート、USB3.1 Gen1 Type-Aポート×3、HDMI出力ポート、有線LANポート、オーディオ端子、SDメモリーカードリーダー サイズ 約342(幅)×239.7(奥行)×19.8(厚さ)mm 重量 約1.7kg カラー シルバー系 Officeソフト なし