13万円台(※)から導入可能な14型ビジネスノート

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」の信頼性・安全性・利便性に迫る!

仕事でパソコンを使用する人にとって、信頼できるプロ仕様のビジネスノートは必要不可欠なツール。そこで注目したいのが、マウスコンピューターの14型ビジネスノート「MousePro C4-I5U01BK-C」だ。本機は13万円台からという手ごろな価格を実現しつつ、プライバシーシャッター付きWebカメラや指紋認証機能を搭載し、高いセキュリティを実現。また、「MIL-STD 810H」に準拠した持ち運びに強い堅牢ボディや、着脱可能な長時間バッテリーを備え、幅広いビジネスシーンに対応できる。そんな「MousePro C4-I5U01BK-C」のビジネスにおける信頼性・安全性・利便性にじっくりと迫ってみた。

※マウスコンピューター公式サイト掲載価格。税込。2025年7月3日時点。

信頼性プロ仕様を追求した本格ビジネスノートが
13万円台で登場

ビジネスの現場でプライベート向けのノートPCを使用している人は案外多いもの。しかし、そのようなノートPCはビジネスシーンを想定して設計されておらず、ふとした拍子に機密情報が外部に漏れてしまったり、ボディへの思わぬ衝撃で故障してしまったりするリスクが比較的高い。また、Web会議などを快適に行う機能や、タフなビジネス作業をこなす処理性能を備えていることも必須条件で、プライベート向けのノートPCでこれらをしっかりと満たしてくれるモデルは決して多くない。業務をより安全に、より便利に行うためには、やはり信頼できるプロ仕様のビジネスノートを導入しておきたいところだ。

とはいえ、ビジネスノートは一般的なノートPCに比べて割高で、企業のIT担当者やビジネスパーソンにとっては、なかなか手が出しづらい。そんなニーズに応えるべくマウスコンピューターが開発したのが、本格的なビジネス仕様と求めやすさを両立させた14型ビジネスノート、「MousePro C4-I5U01BK-C」だ。

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

今回チェックする「MousePro C4-I5U01BK-C」は、コストパフォーマンスの高さで定評のある14型ビジネスノート「MousePro C4」シリーズの最新モデル。トレンドのナローベゼルの採用などによってコンパクトボディを実現し、持ち運びやすく、ビジネスのフットワークを高めてくれるところも魅力だ

「MousePro C4-I5U01BK-C」は13万円台からという手ごろな価格を実現しつつ、幅広いビジネスシーンに対応できるよう、安全性と利便性の両面をしっかりと追求している。安全性については、プライバシーシャッター付きWebカメラや指紋認証機能など、情報流出を抑止する機能が充実。利便性については、米国国防総省の調達規格「MIL-STD 810H」に準拠した堅牢ボディと、着脱可能な長時間駆動バッテリーにより、モバイル性やフレキシビリティを高めている点が頼もしい。

特に、「MIL-STD 810H」に準拠したボディと着脱対応バッテリーは、従来モデル「MousePro C4-I5U01BK-B」にはなかった注目の新装備。その有用性については、追って詳しく解説していこう。

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

顧客への営業や取引先との打ち合わせなどでノートPCを持ち出す機会が多くても心配無用。堅牢なボディがデータをしっかりと守ってくれるし、長時間バッテリーを搭載するので、外出先でもバッテリー残量を気にせず余裕を持って作業できる

本機はスペック面においても信頼度が高い。従来モデル「MousePro C4-I5U01BK-B」から進化を遂げ、よりパワフルな第13世代CPU「インテル Core i5-1335U プロセッサー」(最大4.6GHz)を採用。DDR4の8GBメモリーや高速なPCIe接続の256GB SSDを搭載していることも相まって、一般的なデスクワークはもちろん、複数のアプリケーションを同時使用するマルチタスクや、高画質画像を多く含んだ資料の作成といったタフな作業までこなすことができる。さらに、「MousePro C4」シリーズ全製品に3年間のセンドバック修理保証や24時間×365日の電話サポートが付属しているのも信頼性を高めているポイントのひとつと言えるだろう。

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

搭載する「インテル Core i5-1335U プロセッサー」は、薄型ノート向けの省電力モデルながら10コア/12スレッド構成で、マルチタスクにも強い。内蔵GPUは、メモリー1枚時は「インテル UHD グラフィックス」、メモリー2枚時は「インテル Iris Xe グラフィックス」で、グラフィック処理をともなう作業まで十分にカバーできる

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

パソコンの総合性能を計測するベンチマークプログラム「PCMark 10」をテストしたところ、ミドルハイクラスノートの基準となる5000を超える5264をマーク。サブスコアを見ると、写真編集などの高負荷作業でも伸びがよく、一般的なビジネス作業の枠を超えた活用まで期待できる

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

処理性能を検証すべく、高画質画像を数多く取り込んだPowerPoint資料を作成。ファイル容量が40MBほどにまで膨らんだものの、ページ送りや画像編集をひんぱんに行っても操作結果が瞬時に反映されるほどスムーズで、十分な余力を感じさせてくれた

安全性プライバシーシャッター付きWebカメラや
指紋認証機能で高い安全性を確保

ここからは、ビジネスの安全性を高める「MousePro C4-I5U01BK-C」の装備についてチェックしていこう。特にセキュリティの落とし穴になりがちなのは、Webカメラだ。たとえば、背後に座っている同僚のパソコン画面などが映り込む座席からWeb会議に参加する場合、Webカメラをオフにする必要がある。しかし、うっかり操作を誤ってWebカメラがオンになってしまい、慌てた経験がある人も少なくないだろう。また、ハッキングなどによりWebカメラが遠隔でオンにされ、映像を盗み見られてしまうケースもある。

こうしたリスクを回避すべく、本機のWebカメラには物理的なプライバシーシャッターが付属。シャッターでWebカメラを完全にふさぐため、仮にWebカメラが意図せずオンになったとしても、映像が流出することはない。さらに、マイクを素早くオフにできるショートカットキーも装備。Web会議時にスピーディーなマイク操作が行えるため、不用意な音声の流出も抑止しやすい。

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

Webカメラはディスプレイ上部に装備。Webカメラ上部のツマミをスライドさせるだけで、物理的にWebカメラを遮断できるから安心だ

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

プライバシーシャッターでWebカメラを閉じておけば、相手にこちらの様子が見られる心配がないため、メモ書きなどもリラックスして行える

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

キーボード上部のF2キーは、マイクのオン/オフを切り替えるショートカットキーを兼ねている。F5キーとF6キーに音量調節のショートカットキーが設けられていることも手伝って、Web会議で状況に合わせた音声操作がしやすい

OSへのサインイン時にもセキュリティリスクが潜んでいる。毎回パスワードを入力してサインインしていれば、どこかで悪意のある人物にパスワードを盗み見られて、最悪の場合、不正にサインインされてしまう危険性があるからだ。そこで注目したいのが、本機が搭載しているWindows Hello対応の指紋認証センサー。これにより、人が多い場所でもパスワードを盗み見られる心配がなく、指先ひとつで安全かつ素早くOSにサインインできる。

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

指紋認証センサーはタッチパッド左上に装備。感度も良好で、軽く触れるだけで瞬時にサインインできる

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

指紋認証機能のおかげで、コワーキングスペースといった部外者の多い公共スペースでも、人目を気にせずサインインできる。毎回パスワードを入力する手間が省けるのも、忙しく働くビジネスパーソンにとってありがたい

どれだけ目に見える部分のセキュリティを徹底しても、OSの土台となるBIOS自体を攻撃されてしまうと、遠隔操作で情報を盗み取られたり、パソコンの起動を妨害されたりしかねない。そこで「MousePro C4-I5U01BK-C」は、安全性が高いビジネス仕様のBIOSを導入。OSの起動前やBIOS管理画面に入る際にパスワードの入力を求めるよう設定できるため、BIOSを狙った不正アクセスに対処でき、安全性がさらに高まる。

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

BIOSのパスワードはBIOS管理画面で設定可能。ストレージにパスワードを設定することもできるので、データ流出を高次元で抑止できる

利便性堅牢ボディと着脱可能な長時間バッテリーが
活用の幅を広げる

幅広いビジネスシーンをカバーするべく、「MousePro C4-I5U01BK-C」は利便性を高める装備にもこだわっている。何より注目したいのは、モバイル性を高める堅牢なボディだ。米国国防総省の調達規格「MIL-STD-810H」に準拠した厳しい耐久テストを、第三者認証機関において実施しているため、信頼性は折り紙付き。衝撃や落下、振動、温度変化、湿度など、8項目のリスクに対する高い耐性が担保されており、ハードに持ち運んだり不用意に落としてしまったりしても故障しにくい。

こうした堅牢性を備えた14型ノートながら、重量を約1.41kg、薄さを約19.9mmに抑えていることも魅力。持ち運びの負担が少ないため、長時間の外出でも苦にならない。

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

通勤や外回りでノートPCを毎日のように持ち運んでいるとうっかり落としてしまうことも。しかし、衝撃や落下の耐久テストをクリアした「MousePro C4-I5U01BK-C」なら、システムとデータを守れる可能性が高く、業務に穴を開けにくい(落下による破損は標準3年保証の対象外となります)

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

薄さを約19.9mmに抑えたスリムボディは、書類を詰め込んだビジネスバッグにも無理なく入る

さらにモバイル性を高めるため、本機はバッテリー性能にも注力。アイドル時で約14.5時間、動画再生時でも約6.5時間(JEITA 3.0準拠)のバッテリー駆動が可能であり、バッテリー残量を気にせず外回りに携帯できる。また、バッテリーはワンタッチで着脱可能な点も見逃せない。据え置き使用時に外しておけばバッテリーの寿命を延ばせるし、バッテリー修理の際にバッテリーのみを外してサポートに送付すれば、ダウンタイムなく業務を継続できる。

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

満充電の状態で、朝の10時から断続的にビジネス資料を作成したところ、夕方6時になってもまだバッテリーは20%ほど残っていた。これだけ持ちがよければ、出先やカフェでの作業が続いても安心だ

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

バッテリーは、本体底面から着脱可能。左右のツマミをスライドさせるだけですぐに外せるツールレス仕様だから、初心者でも迷わない

さらに、便利な外部インターフェイスを豊富に備えている点も頼もしい。3基のUSBポートに加え、LANポートやmicroSDメモリーカードリーダー、映像出力・給電対応のUSB Type-C/Thunderbolt 4兼用ポートなどを備え、拡張性は一般的な14型ノート以上。デスクワーク環境の構築からデータの取り込みまで、さまざまな活用シーンをアシストしてくれる。

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

左側面には、USB Type-C/Thunderbolt 4兼用ポート、USB3.1 Gen1 Type-Cポート、USB3.1 Gen1 Type-Aポート、HDMI出力ポートを装備。右側面には、USB2.0 Type-Aポート、有線LANポ―ト、ヘッドセット端子、microSDメモリーカードリーダーを装備する

マウスコンピューター「MousePro C4-I5U01BK-C」

USB Type-C/Thunderbolt 4兼用ポートを使えばケーブル1本で外部ディスプレイと接続が可能。65W以上を出力可能なUSB Power Delivery対応機器なら映像出力と同時にパソコン本体への充電も行える。これならオフィスや自宅のデスクワーク環境への移行もスムーズだし、ACアダプターを持ち運ぶ手間も省ける

「MousePro C4」シリーズよりお得に入手できる従来モデル
MousePro C4-I5U01BK-B」も健在!

「MousePro C4」シリーズには、従来モデルの14型ビジネスノート「MousePro C4-I5U01BK-B」も引き続きラインアップ。搭載するCPU「インテル Core i5-1235U プロセッサー」は、今回チェックした「MousePro C4-I5U01BK-C」が搭載するCPUよりも前のモデルとなるが、本機は12万円台からとよりリーズナブルなうえ、プライバシーシャッターや指紋認証機能など便利なセキュリティ機能は共通して備える。よりコストを抑えてビジネスノートを導入したい場合に有力な選択肢となるだろう。

MousePro C4-I5U01BK-B

「MousePro C4-I5U01BK-B」はセキュリティ機能が充実しているうえ、バッテリー駆動時間も十分。アイドル時で約10時間、動画再生時で約5時間の駆動が可能で、モバイル性も上々だ

まとめ価格以上の信頼性・安全性・利便性を備えた、
プロの現場にふさわしい1台

パソコン市場でも価格相場の上昇が続く昨今、13万円台から入手できるビジネスノートと聞くと、コストカットが目立つ製品をイメージしてしまうもの。ところが「MousePro C4-I5U01BK-C」は、価格以上の信頼性と安全性、利便性をしっかりと追求した本格ビジネスノートに仕上がっていた。

特に魅力的だったのは、プライバシーシャッター付きWebカメラとマイクのミュートボタン。Web会議などでの意図しない情報流出を抑止できるのは、ビジネスパーソンにとって非常に大きい。指紋認証機能や安全性の高いBIOSも備えており、セキュリティ対策は十分だと感じた。また、米国国防総省の調達規格「MIL-STD-810H」に準拠した堅牢ボディを備えるうえ、長時間のバッテリー駆動が可能なため、移動の多い人にもうってつけ。高性能CPUがタフなビジネス作業までカバーするうえ、映像出力・給電対応のThunderbolt 4ポートや、着脱可能なバッテリーの採用が活用の幅を広げており、さまざまなビジネスシーンをより快適にしてくれるはずだ。

「プロの現場にふさわしい本格ビジネスノートを、コストを抑えて導入したい」――本機は、そんなワガママなニーズにしっかりと応えてくれる高コスパ&プロ仕様のビジネスノートと言える。なお、マウスコンピューター公式サイトに掲載の「MousePro C4-I5U01BK-C」はメモリー8GB/ストレージ256GB SSDで13万円台だが、価格.com限定モデルはメモリー16GB/ストレージ500GB SSDで10万円台と、さらにコスパにすぐれたモデルとなっているので、ぜひチェックしてみてほしい。

「MousePro C4」シリーズ

MousePro C4-I7U01BK-C
MouseProC4-I7U01BK-C
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レビュー機
MousePro C4-I5U01BK-C
MouseProC4-I5U01BK-C
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MousePro C4-I5U01BK-B
MouseProC4-I5U01BK-B
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OS Windows 11 Pro 64bit
CPU インテル Core i7-1355U プロセッサー
(最大5GHz)
インテル Core i5-1335U プロセッサー
(最大4.6GHz)
インテル Core i5-1235U プロセッサー
(最大4.4GHz)
グラフィック メモリー1枚時(シングルチャネル):インテル UHD グラフィックス
メモリー2枚時(デュアルチャネル):インテル Iris Xe グラフィックス
メモリー 通常モデル:8GB DDR4
価格.com限定モデル:16GB DDR4
ストレージ 通常モデル:256GB SSD(PCIe接続)
価格.com限定モデル:500GB SSD(PCIe接続)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 14型フルHD(1920×1080)液晶
無線通信 無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth v5
外部インターフェイス USB Type-C/Thunderbolt 4兼用ポート、USB3.1 Gen1 Type-Cポート、
USB3.1 Gen1 Type-Aポート、USB2.0 Type-Aポート、HDMI出力ポート、
有線LANポ―ト、ヘッドセット端子、microSDメモリーカードリーダー
USB3.1 Gen2 Type-Cポート(映像出力/給電対応)、USB3.1 Gen2 Type-Aポート、USB3.1 Gen1 Type-Aポート、HDMI出力ポート、有線LANポ―ト、ヘッドセット端子、microSDメモリーカードリーダー
バッテリー駆動時間 アイドル時:約14時間((JEITA測定法 Ver.3.0による測定)
※バッテリー取り外し可能
アイドル時:約10時間((JEITA測定法 Ver.3.0による測定)
サイズ 約325(幅)×216(奥行)×19.9(厚さ)mm 約324.9(幅)×223(奥行)×20.5(厚さ)mm
重量 約1.41kg 約1.37kg
カラー ブラック系
Officeソフト なし
この記事は2025年7月25日の情報を基にしております。