やっぱりフロントオープンタイプが便利!大容量で抜群の洗浄力 リンナイのビルトイン食器洗い乾燥機「RSW-F403C」に大満足

忙しく働く共働き世帯の強い味方である「食器洗い乾燥機」(以下、食洗機)だが、普及初期となる20年ほど前にビルトイン式を導入した家庭では、そろそろ入れ替えを検討しているのではないだろうか? そこで注目したいのが、長きにわたってフロントオープンタイプの食洗機の販売を続けているリンナイの「RSW-F403C」だ。キッチンで一般的な規格の幅45cmタイプでありながら、大容量で洗浄力にすぐれ、施工性も高く、食洗機にありがちな不満を一挙に解消してくれるモデルとなっている。本特集では、そんなフロントオープンタイプの最新食洗機の魅力を深掘りしていこう。

大容量取り替えやすい幅45cmでありながら、
丸1日分の食器をまとめて入れられる大容量を実現

嫌いな家事の上位にあがることの多い“食器洗い”の手間を減らしてくれることから、家電における新・三種の神器のひとつとされ、ここ20年ほどで急速に普及してきた食洗機。普及し始めの段階でいち早くビルトイン式食洗機を導入した家庭では、そろそろ買い替えの時期を迎えているケースも多いことだろう。ただ、ビルトイン式の交換は大がかりなリフォームが必要になるのでは……、とためらう声も聞こえてくる。しかし、実際にはビルトイン式でも容易に交換できるのをご存知だろうか。

また、普及期のころの日本市場では標準的な存在であり、現在も使用されていることの多い、「スライドオープンタイプ」の食洗機。引き出しを開けて、しゃがむことなく食器を入れられるため、足腰への負担が少ないものの、庫内容量が小さくて食器の入れ方にコツが必要なのが難点だった。そんな課題を解決してくれるモデルとして近ごろ人気を博しているのが、正面の扉を上から下へ開けてカゴを引き出して使う「フロントオープンタイプ」だ。大容量を1度に洗え、洗浄力にもすぐれているため、スライドオープンタイプからフロントオープンタイプへの入れ替えを検討している家庭も少なくないはずだ。

スライドオープンタイプ×フロントオープンタイプ比較表
  スライド
オープンタイプ
フロント
オープンタイプ
庫内容量
食器の入れやすさ
大きな調理器具の収納
洗浄力
省エネ性能
使用可能な洗剤

スライドオープンタイプに比べて優位点の多いフロントオープンタイプの食洗機だが、なかでも特に注目してほしいのが、国内メーカーでは老舗に位置づけられ、フロントオープンタイプを長年作り続けてきた唯一のメーカーでもある、リンナイの最新モデル「RSW-F403C」だ。

本機の最大の特徴は、比較的狭いキッチンや既存のシステムキッチンにも設置しやすい幅45cmタイプの食洗機でありながら、庫内容量66Lという大容量を実現したことにある。これは、食器収納点数だと約56点、人数換算ではなんと約8人分の洗い物を入れられるほどのキャパシティで、家族が使った丸1日分の食器をまとめて洗ったり、スライドオープンタイプには入らなかった大きな食器や調理器具も余裕で収納できたりするほど。これなら、食事のたびに食器や調理器具を洗っては、次の食事のためにすぐに食器棚にしまっていた、というようなむだな労力を大幅に減らすことができるはずだ。

ビルトイン食器洗い乾燥機

フロントオープンタイプを長年作り続けてきた、リンナイの最新食洗機「RSW-F403C」。価格.comの最安価格では10万円(税込。「RSW-F403C-SV」、2025年7月30日時点)を切っており、コストパフォーマンスが高いのも大きな魅力となっている(※別途、工事費などは必要になります)

「RSW-F403C」に収納できる食器や調理器具

ビルトイン食器洗い乾燥機
ビルトイン食器洗い乾燥機

左の写真は収納できる約56点の食器の一例。4人家族の朝・晩分の食器をまとめて洗うことができる。右の写真のは本機に収納可能なフライパンや鍋、ざる、まな板などの調理器具を含めた一例。収納する食器や調理器具は使う人によって異なるので、ここで紹介したのはあくまでもイメージだが、十分な収納力を備えているのがおわかりいただけるだろう

上の写真は収納できる約56点の食器の一例。4人家族の朝・晩分の食器をまとめて洗うことができる。下の写真のは本機に収納可能なフライパンや鍋、ざる、まな板などの調理器具を含めた一例。収納する食器や調理器具は使う人によって異なるので、ここで紹介したのはあくまでもイメージだが、十分な収納力を備えているのがおわかりいただけるだろう

使い勝手さまざまな食器や調理器具を
ストレスなく収納できるスライド式の上下2段カゴ

「RSW-F403C」は、カゴ全体を引き出せるフラットな上カゴと、さまざまな形の食器や調理器具を入れられる大容量の下カゴに分かれた2段構造であることも大きな特徴。2つのカゴを別々にスライドできるので、どこにどの食器を入れたのかがひと目で確認できるうえ、洗いたい食器を後から追加することも簡単だ。

また、スライドオープンタイプでは、食器の形状や大きさによっては、キレイに収めるためにパズルのように並べる必要があり、思った以上に時間がかかって面倒に感じていた人も少なくないだろう。しかし、「RSW-F403C」では、下カゴには倒れやすい食器を安定して立てかけられる「くの字」型のツメが付いていたり、弁当箱やカトラリー類が入れられる小物入れがあったり、食器を立てかけるピンを可動式にすることで大物の調理道具を立てて入れられるようにしたりとさまざまな工夫が施されており、入れづらい食器もラクにセットできる。

ビルトイン食器洗い乾燥機

扉がガバっと開くフロントオープンタイプは開放的で、左右どちらからでも食器が入れやすい。また、上下のカゴは別々にスライドするため食器の出し入れが簡単で、入れ忘れた食器が出てきたときもストレスなく追加できる

ビルトイン食器洗い乾燥機
ビルトイン食器洗い乾燥機

手前いっぱいまで引き出せる上カゴは茶碗やグラスなどが、大容量の下カゴは大皿や丼に加えて、可動式のピンを倒すことでフライパンや鍋などの調理器具が収納しやすくなっている

ビルトイン食器洗い乾燥機
ビルトイン食器洗い乾燥機

下カゴの食器をセットする部分に「くの字」型のツメを採用しており、深さのある器やフラットなプレートなども安定して置くことができる。また、専用のカトラリースペースも用意されており、箸やスプーン、軽い容器をまとめて洗浄できるうえ、水圧で飛ばされるようなこともない

「RSW-F403C」は、操作パネルを扉の上部に配置することでラクな姿勢で操作ができるほか、扉を開けるときはワンタッチでロックを解除できたり、閉めるときはロック操作が不要であったりとユーザビリティも抜群。デザインも、システムキッチンとの一体感を高めた洗練されたスマートなものであるうえ、カラーバリエーションとして「シルバー」「ブラック」「ホワイト」の3色が用意されており、さまざまな雰囲気のキッチンにもなじみやすい。

ビルトイン食器洗い乾燥機

コース選択などを行う操作パネルは、見やすく使いやすい扉の上部に設置されており、腰をかがめることなく使用できる

ビルトイン食器洗い乾燥機
ビルトイン食器洗い乾燥機

目立ちやすい操作パネルをスリムにするなど、システムキッチンとの一体感を追求したスマートなデザイン。カラーバリエーションには、光沢が美しい「シルバー」とシックなツヤ消し「ブラック」、清潔感のあるツヤ消し「ホワイト」の3色が用意されていて、インテリアや雰囲気に合わせて選択できる

洗浄力上下の回転ノズルから放たれる
パワフルな水流が食器の隅々までキレイに

食洗機において最も不満の声が聞こえてくるのが「洗浄力」だ。食洗機にかけてみたものの、油汚れが落ちていなかったり、コップの底の汚れが残っていたりして、結局、手洗いすることも少なくない。その点、「RSW-F403C」は、パワフルな水流で汚れをしっかりと落としてくれる回転ノズルを庫内の上下に搭載しているため、急須の中や大皿、お弁当箱の隅々まで水流が行き届き、手洗いでは落としにくい油汚れも、1度の洗浄でキレイに洗い上げてくれる。

また、食洗機専用洗剤に含まれる酵素が活動しやすい温度まで水温を高めて洗浄することで、汚れを落としやすくする※1「バイタル除菌洗浄」を採用。さらに、抗菌効果のある銀イオンが溶け出した水を庫内に拡散させることで、食器や庫内全体を銀コートして菌の繁殖を抑えてくれる※2ので、常に清潔さをキープできるのもうれしいポイントだ。

ビルトイン食器洗い乾燥機

一般的なスライドオープンタイプは下部にしかノズルが付いていないため、洗い残しが発生してしまうことがあったが、フロントオープンタイプは上下にノズルが備わっているため、根本的に洗浄力が高い。そのうえ、「RSW-F403C」では上下のノズルが回転しながら強力な水流を放つため、手洗いでは洗いづらいティーポットや徳利、泡だて器なども、隅々までしっかりと洗浄してくれる

【動画】パワフルな洗浄力を動画でチェック

バイタル除菌洗浄

ビルトイン食器洗い乾燥機

「バイタル除菌洗浄」では、食器洗い乾燥機専用洗剤に含まれる酵素が活動しやすい温度にコントロールして洗浄を行う。これにより、油汚れを溶かして浮かし、汚れを落としやすくしてくれる。なお、「RSW-F403C」では温度を緻密にコントロールすることで洗浄力をより高めている※1うえ、消費電力を抑えることにも成功しているという

銀イオンカートリッジ

ビルトイン食器洗い乾燥機

銀イオンの除菌効果で細菌の増殖を抑え※2、食器や庫内全体を清潔に保つ「銀イオンカートリッジ」を搭載。水槽内に残った水も銀イオンの力で除菌効果を発揮するため、庫内の清潔を保ってくれる

ランニングコストも大幅ダウン

ビルトイン食器洗い乾燥機

そもそも食洗機は手洗いに比べて使用する水量が少なく、光熱費を節約できるのがメリットだが、「RSW-F403C」ではさらに水道代やガス代が抑えられており、20年以上前のモデルである「RKW-451A」と比べるとランニングコストは半額に近い※3。また、ヒーターの消費電力を抑えながら寝ている間に洗浄・乾燥する「夜エココース」も用意されている

日本のキッチンスタイルに合わせて設計されているから、
施工性の高さも抜群

「RSW-F403C」は交換の際に施工しやすい作りであるのも大きな魅力だ。本機は、幅45cmと一般的な食洗機と同じサイズであるため、主要メーカーのモデルからの取り替えが簡単。しかも、国内メーカーらしく、日本のキッチンスタイルに合わせて設計されているうえ、給排水まわりの施工に対して柔軟性が高いので、既存のキッチンへの新規導入はもちろん、すでに導入している食洗機からの交換もスピーディーに行える。なお、自宅にある食洗機を新しいものへと本当に交換できるのかどうか不安な人は、リンナイのホームページにある設置診断をチェックしてほしい。

また、国内メーカーのリンナイは、トラブル時の部品交換や修理対応などが行いやすいうえ、修理窓口や相談フォームなどのアフターサポートも充実しているので、初めて食洗機を導入するという家庭でも安心して使用できる。

※ 食洗機の入れ替えには電気や水道工事などの各種条件があります。必ず、販売店もしくは施工業者とご相談ください。

システムキッチンから既存の食洗機を取り外し、新しい食洗機へ交換するのにかかる時間は半日程度。思った以上に簡単に取り替えできる

まとめ食洗機の恩恵が最大限感じられる、
高コスパなフロントオープンタイプ

国内メーカーとしては唯一、フロントオープンタイプの食洗機を30年以上にわたって製造し、普及させてきたリンナイ。その最新モデルだけあって、「RSW-F403C」は食洗機にまつわる不満を払拭した、死角の見当たらない食洗機となっていた。

特に、食器収納点数では約56点、人数換算では約8人分の洗い物を入れられる大容量を実現しており、丸1日分の食器をまとめて洗えるのは大きなアドバンテージだ。さらに、形が複雑な食器や大きな調理器具をラクに収められるスライド式の上下2段カゴや、さまざまなシステムキッチンになじみやすい洗練されたデザイン、1度の洗浄で食器の隅々までキレイにできるパワフルな洗浄力など、そのメリットが最大限感じられる1台と言える。

それでいて、価格は10万円(税込。「RSW-F403C-SV」の価格.com最安価格、2025年7月30日時点)を切るのだから見逃す手はない。さまざまな不満を抱えていた自宅の食洗機を「RSW-F403C」へと交換し、忙しい日々の生活をより快適なものにしてみてはいかがだろうか。

フロントオープンタイプの
ビルトイン食器洗い乾燥機RSW-F403C

  • ※1 試験機関:日本食品分析センター 第24025444001-0101号(2024年3月28日発行) 試験方法:寒天平板培養法 試験結果:99%以上の除菌効果
  • ※2 試験機関:(一財) ボーケン品質評価機構 試験方法:JIS Z2801抗菌加工 製品−抗菌性試験方法・抗菌効果試験結果:運転終了後の水槽内壁面の抗菌活性値2.0以上 試験機関:(一財) 日本食品分析センター 第14127054001-01号 試験方法:水槽内残水中の菌の減少率測定 試験結果:99%以上の除菌効果 試験は1種類のみの菌で実施しています。すべての菌を除菌できるわけではありません ●特許第6117750号 ●銀イオンカートリッジは別売です
  • ※3 算出基準料金 水道料金:137円/m3(税込)、下水道料金:125円/ m3(税込)[リンナイ(株)調べ]、 電力料金目安単価31円/kWh(税込)【2022年7月改定】[家電公取協調べ]、ガス料金 都市ガス:222円/ m3(税込)<リンナイ(株)調べ>、食器洗い乾燥機専用洗剤代:475円(税込)/1箱(600g)<リンナイ(株)調べ>。手洗いは、10Lのお湯(約40度)でつけ置き洗いをした後、1本315mL入り197円(税込)〔日本電機工業会調べ〕の手洗い用洗剤を標準使用量(13.4mL)を使用して洗い、食器1点あたり13.5秒、小物1点あたり5.5秒、毎分6Lの流し湯ですすいだとき。[日本電機工業会調べ](2024年7月現在)
この記事は2025年8月21日の情報を基にしております。