価格.comが象印の炊飯器を徹底解明!「炎舞炊き」に負けず劣らずの高コスパ炊飯器 豪熱大火力シリーズ「NW-WB10・18」のご飯がおいしい理由
象印のトップブランド「炎舞炊き」シリーズにも負けず劣らずの本格仕様でありながら、求めやすい価格を実現した名器「豪熱大火力」シリーズをご存じだろうか。本機は、ふきこぼれを抑える特許技術※1により、おいしいご飯を炊くための必須要件である大火力で炊き続けられるのが特徴。また、内釜には発熱効率や蓄熱性の高い“鉄”を採用し、お米を芯までふっくらと炊き上げる。さらに、好みの食感に調整できる好評の「わが家炊き」メニューに対応するなど、家庭のニーズに寄り添った機能も充実。本機のおいしさの秘密に価格.comが迫った。※1 特許(第6745236号) 登録日2020年8月5日。
ふたの蒸気排出経路に大きさの異なる複数の空間を設けることで、ふきこぼれ抑制を実現する独自の構造において特許を取得。
炊き技大火力で炊き続ける。だから、ご飯が甘く芯までふっくら
日本人の主食であるご飯には、誰しも一家言あるもの。当然ながら、そのこだわりはご飯の炊き方にも及ぶ。それだけに炊飯器メーカー各社がプライドをかけて炊き技を磨き上げるが、そのなかでも象印の「炎舞炊き」は多くのユーザーから支持されている。まさに憧れの1台と言えるが、さすがにそこまでは手が届かないという人も少なくないだろう。
だからと言って、おいしさを諦めるのはまだ早い。象印の炊飯器には「炎舞炊き」に搭載されている技術を盛り込みながら、より求めやすい価格を実現した「豪熱大火力」シリーズが存在している。大きな声では言えないが、実は「炎舞炊き」に負けず劣らずのおいしさを実現した“隠れた名器”と言える1台なのだ。
今回そのおいしさを試した「豪熱大火力」シリーズの新トップモデル「NW-WB10」(5.5合炊き)。5万円台※2の価格でありながら、「これは買い!」と思えるおいしいご飯が炊き上がった※2 価格.com最安価格、税込、2025年8月20日時点
「豪熱大火力」シリーズの
ご飯がおいしい秘密
能書きは後にして、さっそく「NW-WB10」でご飯を炊いてみた。ふたを開くとふんわりとご飯の甘い香りが部屋に広がる。茶碗によそってみると、粘りが控え目の「あきたこまち」(秋田県産)でありながら、しっとりとした見た目でお米の粒がふっくらと立っている。
口に運んで驚いたのが、ほろりとほどけ、1粒1粒に弾力が感じられること。噛みしめると、甘みとうまみが沸いてきた。うん、確かに、これはおいしい。
象印によると、「NW-WB10」で甘くふっくらとしたおいしいご飯が炊ける理由は、古来のかまど炊きに倣った炊き方をしているからだという。
昔ながらのかまどの炊飯工程の中でも特に大切なのが、中ぱっぱ以降の強火力工程。この工程では激しい対流でお米をかき混ぜながら、熱を伝え、デンプンのα化を促進するため、いかに強い火力で炊き続けられるかがおいしさを分けることになる。かまどであれば、強い火力を加え続けてふきこぼしても下は土間なので心配はいらないが、炊飯器ではそうはいかない。一般的な炊飯器は、この重要な工程で泣く泣く火力を落としてしまっているという。
これに対して本機は、「炎舞炊き」と同様に特許技術※1「大火力ユニット」を搭載し、ふきだそうとする泡をつぶしてふきこぼれを抑制。うまみ成分であるおねばを内釜に戻し、蒸気だけを外に逃がしながら、大火力を継続してかけることを可能にした。結果として、炊き上がったお米は甘み成分をしっかりとまとい、甘く芯までふっくらするのだという。
ご飯をおいしく炊くには、熱を余すことなくお米に伝えることも大切だ。そこで内釜に主に採用された素材が“鉄”。鉄はIHと相性がよく発熱効率と蓄熱性が高いため、ご飯を炊く内釜にぴったりなのだ。多くのユーザーが支持する象印のトップブランド「炎舞炊き」の内釜にも同様に鉄が採用※3されていることからも、鉄がいかにIHと相性がよいかがわかる。※3 商品によって、素材が一部異なります。
炊飯メニュー81通りの炊き方から“わが家の理想の食感”を追求
もちろん、おいしいと感じるご飯の食感は人によって異なるもの。本機は、そんな、人によって異なるこだわりにも対応できる懐の広さを持っている。それを誰もが簡単に活用できる機能にしたのが、象印の炊飯器ユーザーから好評の「わが家炊き」メニューだ。
前回炊いたご飯の「かたさ」と「粘り」について感想をフィードバックすることで、自分好みの食感に調節できる「わが家炊き」メニュー。なんと、対応パターンは9×9の81通り。自分好みの炊飯器に育てる楽しみも感じられる機能だ
今回、「かため&しゃっきり」に振った設定と、「やわらかめ&もちもち」に振った設定で炊いたご飯を食べ比べてみたところ、まるで別の炊飯器で炊いたかのように食感が変わった。「かため&しゃっきり」設定のご飯は、口の中でお米1粒1粒の弾力が感じられるほどハリやコシがあるいっぽうで、「やわらかめ&もちもち」設定のご飯は舌先で押しつぶせるほど滑らかだった。
食感にこれほど大きな違いを出せるのは、本機が先に説明した火力の強さに加えて、1.3気圧という高圧力を実現しているため。圧力によって沸点を上げ、お米に熱が伝わりやすくなるだけでなく、お米に浸透させる水分量も調節できるため、食感を自在に変えられるのだ。
このほかにも、1合が約16分で炊ける「白米特急」メニューや、水分を閉じ込めてパサつきやベタつきを抑える「冷凍ごはん」メニュー、玄米をもっちりと炊く「玄米」メニューなど、高圧力を生かした多彩な炊飯メニューを用意。多様なライフスタイルニーズに応えるという象印の想いがしっかりと機能に反映されている。
お手入れシンプルでフラットなデザインで毎日のお手入れがラクちん
凹凸が少ないフラットデザインの「NW-WB10」は、キッチンに設置してもスタイリッシュ。しかも、毎日使う炊飯器としてお手入れがしやすいのもうれしい。炊飯後に水洗いが必要なパーツは、内釜と内ぶたの2点だけ。外ぶたについてもお手入れがしやすく、水滴がたまりがちな蒸気口部分も奥までしっかりと指が届く設計になっていた。おいしさの追求だけでなく、細かなお手入れ性にもしっかりと配慮されている。
まとめ求めやすい価格で驚くほどにおいしい。満足度◎の名器
絶品とも言えるおいしいご飯は、ブランド米と高級炊飯器の組み合わせでしか味わえないと思っている人がいるかもしれないが、実はそんなことはない。先入観を取り除いてきちんと探せば、おいしくご飯が食べられる名器は手の届くところに存在しているものだ。
象印の炊飯器であればトップブランドの「炎舞炊き」が有名だが、その「炎舞炊き」に搭載されている技術を盛り込みながら、より求めやすい価格を実現した「豪熱大火力」シリーズが存在している。
「炎舞炊き」にも搭載されている特許技術※1である「大火力ユニット」に加え、「炎舞炊き」と同様の内釜「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」を備え、おいしさを左右するポイントを上位機種とほぼ同様の機能でカバーしているのだから、おいしいご飯が炊けることにも納得する。
そのうえ、象印の炊飯器ユーザーから好評の「わが家炊き」メニューにも対応しているので、多くの人が好みのおいしい炊き上がりを味わうことができるだろう。
求めやすい価格なのに、驚くほどおいしい象印の「豪熱大火力」シリーズ。賢い消費者に選んでほしい名器である。
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