エプソン「EW-M638T」

\ この製品のポイント /

  • 毎日の仕事や学習を支える低印刷コスト&高速印刷
  • 印刷効率やメンテナンス性を高める機能的な新デザイン
  • もしものときのトラブル時に助かる安心のサポートサービス「カラリオスマイルPlus」

在宅ワークや子どもの家庭学習などで役立つホームプリンターだが、一般的な製品では印刷コストがかさみやすいうえ、印刷やメンテナンスの手間もかかりがち。そこで注目したいのが、エプソンのインクジェットプリンター「EW-M638T」だ。本機は大容量インクタンク「エコタンク」を搭載し、すぐれた低印刷コストを実現。印刷速度や耐久性にもすぐれ、在宅ワークや家庭学習での大量印刷もカバーできる。そのうえ、機能的な新デザインにより、印刷やメンテナンスの手間を大きくカット。そんな「EW-M638T」が、在宅ワークや家庭学習をどう充実させてくれるかを見ていこう。

01 / プリンターの価値プリンターを活用すれば在宅ワークや家庭学習も断然はかどる

「ホームプリンター」と聞くと、「年賀状作りのため、年末が近づくと出番が回ってくるもの」をイメージする人が少なくないはず。ところが、その活用範囲は思いのほか広い。年賀状作りに活用できるのはもちろんだが、ビジネスや子どもの家庭学習でも大いに役立ってくれる。さらに、撮り溜めた家族写真からアルバムを作るのにも使えるし、趣味のアート写真を額縁に収めるのにも役立つ。アイドルの応援うちわなどの推し活グッズや、収納ラックのラベル作成にも重宝するだろう。ほかにもさまざまな活用シーンがあるので、詳しくはエプソンの「MyPrintStory」をご覧いただきたい。このように、日常のあらゆる場面に寄り添い、日々の暮らしを豊かにしてくれるのがホームプリンターなのだ。

特に注目したいのは、ビジネスと家庭学習における活用だ。ビジネスにおいては、たとえば在宅ワーク時に業務資料にチェックやメモ書きを加えたい場合、手軽に扱える紙へ出力できれば、格段に作業効率が高まるはず。また、翌日に取引先との打ち合わせを予定している場合、そこで使う資料をあらかじめ自宅で印刷できれば、わざわざ印刷のために出社する手間を省けるだろう。

家庭学習においても有用だ。たとえば問題集の苦手な部分をコピーすれば、何度でもくり返し挑戦できるようになるので、学習効果が高まるはず。また、Web上でデータとして配布されている好みの教材や、苦手な問題を集めたオリジナル問題集を印刷すれば、子どもの個性に寄り添った学習を後押しできる。

エプソン「EW-M638T」

紙の資料なら、すぐに手でめくって必要な部分をチェックできるから、作業がはかどる。さらに、ディスプレイと紙媒体を見るときの脳の認識メカニズムは異なると考えられており、紙媒体のほうが集中してチェックできるという調査結果もあるという。在宅ワークで業務資料を紙として出力できれば、作業の効率と質の双方を高められるのだ

エプソン「EW-M638T」

打ち合わせ時に取引先から受け取った資料などをスキャン機能で取り込んで整理するうえでも、プリンターは有効。取り込んだ資料を関係者にデータで共有したり印刷し直したりすることもでき、作業の柔軟性が高まる

エプソン「EW-M638T」

家庭学習においても、問題集などを印刷して何度もくり返し取り組むうえで、プリンターは欠かせない存在。紙に手書きすると記憶として定着するという研究もあり、なおのこと積極的に印刷物を活用したいところだ

このように、プリンターを活用すればするほど、在宅ワークでも家庭学習でも作業が効率化でき、より高い充実度が得られるのは間違いない。ただ、プリンターにもさまざまな個性がある。では、在宅ワークや家庭学習で活用しやすいのはどのようなモデルなのか?――結論から言えば、日常的に大量印刷しやすいよう、印刷コストが低く、スムーズに文書を印刷できるモデルとなるだろう。それこそがエプソンのインクジェットプリンター「EW-M638T」なのだ。次章から、その魅力について詳しくチェックしていこう。

エプソン「EW-M638T」

家庭のインテリアになじむスタイリッシュなデザインに仕上げられた「EW-M638T」。文書の大量印刷に強いモデルながら、本体サイズは375(幅)×347(奥行)×187(高さ)mmとコンパクトに抑えられており、圧迫感が少ないところもポイントだ

02 / 印刷性能大量印刷もちゅうちょしない圧倒的な低印刷コストと高速印刷

「EW-M638T」の印刷性能で特筆したいのは、エプソンが誇る大容量インクタンク「エコタンク」の搭載により、印刷コストを大きく引き下げていること。A4モノクロ文書で1枚約0.4円(税込)※1、A4カラー文書で1枚約1.0円(税込)※1という圧倒的な低印刷コストを実現しており、在宅ワークや家庭学習において、ちゅうちょなく大量印刷が行える。また、1回のインク交換で大量にプリントできる点も魅力。A4カラー文書の場合、カラーインクで約6,500ページ※2、ブラックインクで約8,500ページ※2もプリントできるため、インク補充の手間まで大きく低減できる。

エプソン「EW-M638T」

エコタンクは本体正面右下に搭載。インク補充のタイミングが把握しやすいよう、各色にインク残量確認窓が設けられているデザインも秀逸だ

エプソン「EW-M638T」

別売の補充用インクボトル。ブラックインクは127ml、シアン、マゼンタ、イエローのカラーインクは70mlと大容量で、インク購入の手間もグッと抑えられる

次に注目したいのは、「EW-M638T」のすぐれた印刷速度。これに貢献しているのは、新開発のプリントヘッドだ。ウォームアップ時間が短く、最初の1枚から高速で印刷できることも相まって、A4モノクロ文書片面で1分間に約18面※3、A4カラー文書片面で1分間に約9面※3のプリントが行えるため、仕事や学習の流れを妨げない。

また、耐久性にすぐれている点も大きな魅力。従来モデルの「EW-M634T」(2021年11月発売)では約5万ページの印刷に耐えられるよう設計されていたが、「EW-M638T」はその2倍にもなる約10万ページもの印刷に耐えられる※4というから驚きだ。これなら毎日のように大量に印刷しても、安心して長く使っていけるだろう。

  • ※3印刷スピード算出条件は、エプソンのホームページをご確認ください。
  • ※4耐久性の数値は参考値です。印刷可能ページ数は、印刷環境や印刷の仕方(用紙サイズ、電源の頻繁な入切など)によって変動し、この数値より少なくなることがあります。
エプソン「EW-M638T」

本体上部のスキャナーユニットを持ち上げると、プリントヘッドが確認できる

エプソン「EW-M638T」

実際のプリント時間を計測したところ、A4モノクロで10枚を印刷し終えるまでに要した時間は、ビジネスプリンター並みの約33秒だった

高速な印刷速度にもかかわらず、印刷クオリティもしっかり追求されており、細かい文字までクリアに読める。また、カラーには発色のよい染料インクを使用していることも相まって、グラフなどのカラー図を見やすくプリントできる点も心強い。いっぽうでブラックには、耐久性の高い顔料インクを使用。モノクロ文書ですぐれた耐水性・耐マーカー性を発揮できる※5ため、印刷した文書の長期保存にもうってつけだ

  • ※5マーカーによってはにじむ場合があります。また、用紙との組み合わせによってはにじむ場合があります。マーカーを使用する場合は、印刷後5分程度経ってからご使用することをおすすめします。
エプソン「EW-M638T」

実際にビジネス文書を普通紙に印刷してみたところ、黒文字はもちろん白抜き文字までくっきりした輪郭に仕上がっており、視認性は抜群。グラフなどのカラー部分も鮮やかで、にじみやブレを感じさせなかった

エプソン「EW-M638T」

モノクロ印刷した文書にマーカーを引いても、まったくと言ってよいほどにじまなかった※5。これなら、印刷した資料に安心してチェックやメモを入れられる

  • ※5マーカーによってはにじむ場合があります。また、用紙との組み合わせによってはにじむ場合があります。マーカーを使用する場合は、印刷後5分程度経ってからご使用することをおすすめします。

03 / 新デザイン機能的なデザインで印刷からメンテナンスまでスムーズ

「EW-M638T」は使い勝手を高めるため、従来モデルの「EW-M634T」(2021年11月発売)からデザイン設計をアップデートしている。印刷のしやすさの点では、まず進化した排紙トレイに注目したい。従来モデルは印刷のたびに排紙トレイを手動で引き出す必要があったが、本機は印刷実行時に自動で排紙トレイが開く。プリンターがデスクから離れた場所にあっても、印刷前に排紙トレイを開きに行く必要がなくスムーズに印刷を開始できるから便利だ。

またプリンターの使用時は、ジョブが正しく実行されないといったトラブルが発生しがちだ。そこで本機は、インクタンク上部に新しくステータスを表示するLEDを搭載。ジョブの進行中やエラー発生時にランプで状態を知らせてくれるため、正しく動作しているかどうかを的確に把握できる。

[動画でチェック]自動で開く排紙トレイ

ジョブが実行されると、本体下部の前面カバーを押しのけながら、自動的に排紙トレイが滑り出てくる。これまで印刷前に必要だった、「プリンターの前に行く」「排紙トレイを引き出す」「パソコンの前に戻る」という手間が一気にカットされるのは大きい

エプソン「EW-M638T」

ジョブの進行中はステータスを表示するLEDが点滅し、エラーの発生時には点滅後に点灯する。これならひと目で状況が確認できる

メンテナンス性を高めるデザインとして秀逸なのは、用紙カセット前面に設けられた用紙残量確認窓だ。用紙カセットを引き出さなくても用紙残量が確認できるため、用紙を補充するタイミングを把握しやすい。

インクを補充しやすいインクタンクのデザインも要チェック。スキャナーユニット上部の原稿カバーを開けなくてもインクタンクに直接アクセスできるため、スムーズにインクが補充できる。

エプソン「EW-M638T」

用紙残量確認窓は前面カバー右端に設置されており、わざわざ用紙カセットを引き出さなくても、このように用紙残量を直接把握できる。用紙のストックを購入するタイミングもつかみやすくなるだろう

エプソン「EW-M638T」

インクタンク上部のインクタンクカバーを手前に倒すだけで、インクタンクに素早くアクセス可能。インク補充まで最短手順で行える

また、本体前面の操作パネルに搭載されている2.4型液晶ディスプレイにも注目したい。わかりやすいアイコンを用いた新UIに刷新されており、直感的に操作できるから手軽さがアップしている。しかも、操作パネルはチルト式で角度調節できるため、設置場所にかかわらず操作しやすい。

エプソン「EW-M638T」

UIの各アイコンは色やインフォグラフィックでそれぞれ個性が強調されているから、すぐに区別できる。画面右上ではWi-Fi®※6の接続状況なども確認できて便利だ

  • ※6本媒体上の他社商標の帰属先は、エプソンのホームページをご確認ください。
エプソン「EW-M638T」

操作パネルは水平になるまで起こすことが可能。このようにデスク下に設置しても操作しやすい

自動両面スキャン・コピーに対応した
「EW-M678FT」も要チェック

上位モデルとしてラインアップされている「EW-M678FT」も注目したい1台だ。本機はFAX機能を装備しているうえ、ADF(自動原稿送り装置)まで搭載。連続コピー/連続スキャンはもちろん、自動両面スキャン・コピーにも対応しており、紙で配布された資料などのコピーやデータ化が格段にはかどる。ビジネスなどでまとまった紙の資料を受け取る機会が多い人にとって、よい選択肢となるだろう。

エプソン「EW-M638T」

より本格的なビジネスシーンに対応できる「EW-M678FT」。本体サイズは375(幅)×347(奥行)×240(高さ)mmで、高さ以外は「EW-M638T」と変わらず、家庭にも設置しやすい

04 / 充実サポートサブスクリプションでも加入できる「カラリオスマイルPlus」が安心感を高める

ビジネスや家庭学習でプリンターを日常的に使うとなると、万一のときのサポートも気になるところ。そこでエプソンのプリンターには、充実した有償サポートサービス「カラリオスマイルPlus」が用意されている。ここでは、困りごとの事例からそのサポート内容をチェックしていこう。

まずは、修理にまつわる困りごとから。ありがちなのは、「フチなし印刷用廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました」というエラー表示が出て印刷できなくなるケースや、修理に出したいものの梱包や発送が面倒だというケースだ。このような場合、「カラリオスマイルPlus」に加入していれば無償で引取修理をしてもらえる。配送スタッフが自宅まで引取にきて梱包してくれるため、手間もかからず便利だ。また、「カラリオスマイルPlus」加入期間中は、修理や引取の回数制限もないため、安心して使い続けられる。

続いて、プリンター購入後の初期設定時の困りごととしてよくあるのが、プリンターの無線LAN接続がうまくできないといったケース。この場合も、「カラリオスマイルPlus」ならしっかりフォロー。電話でオペレーターが対応してくれるうえ、遠隔でパソコン画面を確認しながらサポートしてくれるため、初心者でもスムーズに設定できるはずだ。

「カラリオスマイルPlus」の主なサポート事例

エプソン「EW-M638T」
エプソン「EW-M638T」

メーカーによっては、初期設定時に困りごとが発生してもWeb経由でしか問い合わせできない場合もあり、細かな確認がしづらいことも。その点エプソンの「カラリオスマイルPlus」では、電話でオペレーターが対応してくれるうえ、遠隔でパソコン画面を確認しながらサポートしてくれるので心強い

最後に、「カラリオスマイルPlus」の料金プランをチェックしておこう。エコタンク搭載モデルである「EW-M638T」の場合、一括8,800円(税込)で5年間の全額サポートプラン※7に加入できるほか、月額220円(税込)で好きな期間まで継続ができる全額サポートプランに加入することもできる。月額払いのサブスクリプションなら初期費用を抑えられるうえ、解約金もかからない。まずはお試しでサブスクリプションに加入してみるのもよいだろう。

カラリオスマイルPlusのプラン一覧

  プラン 価格 修理対応※9 廃インクメンテナンスエラー発生時※10 初期設定の遠隔サポート
修理料金 引取料金 利用回数 交換料金 利用回数
エコタンク搭載モデル 5年サポート※8 全額サポートプラン 8,800円(税込) 全額サポート 無償 制限なし 無償 制限なし ユーザーの端末画面を共有しながら電話でアドバイス※11
半額サポートプラン 5,500円(税込) 半額サポート
月額サポート 全額サポートプラン 220円(税込) 全額サポート
カートリッジモデル 5年サポート※8 全額サポートプラン 5,500円(税込) 全額サポート
半額サポートプラン 3,300円(税込) 半額サポート
月額サポート 全額サポートプラン 165円(税込) 全額サポート
  • ※7全額サポートのほか、半額サポートも用意されています。
  • ※8本サービスの開始日は、製品本体の「購入・導入年月」からとなります。
  • ※9物損対応(落下破損・水こぼし・火災・落雷など)含む。詳しくはカラリオスマイルPlusサービス利用規約をご確認ください。修理依頼は、WEBサイト(MyEPSON)での受付のみとなり、お電話での受付はできません。
  • ※10消耗品のメンテナンスボックス交換は対象外です。
  • ※11お電話でのお問い合わせにかかる通話料金は、お客様のご負担となりますので、ご了承ください。初期設定の遠隔サポートは購入後最初の機器設定に限ります。機器設定はドライバーのインストール・接続確認までが対象です。以降の操作については本サービス対象外となります。初回設定後のネットワーク環境の変化に伴う対応はサポート対象外となり有償でのご案内となりますので、ご注意ください。初期設定の遠隔サポートは、セキュリティー設定など、ご利用端末の環境により対応できない場合がございます。遠隔サポートの推奨環境はこちらをご確認ください。初期設定の遠隔サポートは下記カラリオスマイルPlus型番が対象です。
    SL80TP5R/ SL80TD5R/ SL50TP5R/ SL50TD5R/ SL50CP5R/ SL50CD5R/ SL30CP5R/ SL30CD5R
  • *対象の製品本体の保証期間内にご購入ください。なお、本サービスのご利用には、「MyEPSON」への登録が必要になります。
  • *本サービス適用範囲外になる事例についてはこちらをご覧ください。
  • *その他、サービスの詳細については、カラリオスマイルPlusサービス利用規約をご確認ください。

05 / まとめ大量印刷に強くて扱いやすい、在宅ワークや家庭学習の頼れる味方

プリンターの活用シーンは幅広く、在宅ワークや家庭学習でも作業の質や効率を高めてくれる。「EW-M638T」は、そんな在宅ワークや家庭学習で日常的に使えるよう、大量印刷のしやすさと扱いやすさにトコトンこだわった1台に仕上がっていた。

本機はエコタンクの搭載により、圧倒的な低印刷コストを実現しているうえ、印刷速度もビジネスモデル級。加えて約10万ページもの印刷に耐えられる※4設計だから、毎日のように印刷しても、安定して長く使っていける。また、機能的な新デザインで扱いやすさも追求。自動で開く排紙トレイや状況把握しやすいステータスを表示するLEDでスムーズな印刷をアシストするだけでなく、用紙残量確認窓やインク補充しやすいインクタンクでメンテナンス性を高めており、あらゆる時間と手間がカットされている印象だ。

さらに、有償サポートサービス「カラリオスマイルPlus」も用意。故障時に無償で引取修理してもらえるうえ、初期設定時に困っても電話で遠隔サポートしてもらえるから心強い。在宅ワークや家庭学習に強い安心感のあるプリンターを探しているなら、「EW-M638T」を選んで後悔することはないだろう。

  • ※4耐久性の数値は参考値です。印刷可能ページ数は、印刷環境や印刷の仕方(用紙サイズ、電源の頻繁な入切など)によって変動し、この数値より少なくなることがあります。
この記事は2025年10月30日の情報を基にしております。

製品アンケート

Q1.性別*

Q2.年齢*

Q3.この記事を読む前からこの製品のことを知っていましたか?*

Q4.この記事を読んで、この製品の特長が理解できましたか?*

Q5.この記事を読んで、この製品を購入してみたいと思いましたか?*

Q6.Q5のようにお答えになった理由や、記事の感想など、自由にお書きください。

※1000文字まで入力できます