カメラ好きスタッフがその印刷品質をチェック! 「写真」がもっと楽しくなる高画質インクジェットプリンター キヤノン「PIXUS XK510」徹底レポート

「写真」をとことん楽しむなら、撮影だけでなく、その後の印刷までこだわりたいもの。そんな視点で注目したいのが、キヤノンの最新プレミアムインクジェットプリンター「PIXUS XK510」だ。繊細な階調まで描き切る「プレミアム6色ハイブリッドインク」の実力や、気になるランニングコスト、ボディデザイン、そして使い勝手まで、「写真好き」の価格.comスタッフがじっくりとレポートしていく。

この製品のポイント
写真印刷をとことん楽しめる高画質
高画質なのに低ランニングコスト
スタイリッシュボディで機能性も申し分なし
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印刷品質写真好きの価格.comスタッフも大満足の高画質

キヤノン「PIXUS XK510」

ミラーレス一眼カメラの製品レビューを担当したのをきっかけに、「写真」が趣味になったという価格.comスタッフA。ハイアマチュアを名乗るにはまだまだ技術や経験が足りないが、週末はカメラを片手に電車に揺られ、訪れた場所で、主に風景写真を撮影している。自然が織り成す、一期一会の風景をどのように切り取るのか? 写真の世界は想像以上に奥が深く、被写体に合わせて、カメラのボディやレンズ、三脚などの機材をチョイスするのもたまらなく楽しいという。もちろん、撮影して終わりではなく、印刷して、「作品」として残すのも写真の楽しさ。できることなら、写真印刷に適したプリンターを購入し、自宅で気軽に高画質プリントを楽しみたいと考えていた。

そんなスタッフAの目に留まったのが、キヤノンの最新インクジェットプリンター「PIXUS XK510」。染料系のシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、フォトブルー(PB)、ブラック(BK)と、顔料系のブラック(PGBK)で構成される「プレミアム6色ハイブリッドインク」を採用し、一般的な家庭用インクジェットプリンターとは一線を画す、ハイクオリティな写真印刷が楽しめる高画質モデルだ。一般に、青空や白一色の雪景色は粒状感が出やすく、およそ納得のいく仕上がりとはならないものだが、「PIXUS XK510」は違った。フォトブルー(PB)インクの採用により、青空や雪景色の粒状感が低減されており、青や白の中にある繊細な階調を見事に描き切っている。それによって、写真全体に立体感が生まれており、これには思わず、スタッフAも相好を崩した。

キヤノン「PIXUS XK510」

印刷品質や、ランニングコスト、機能性にこだわったプレミアムモデル「PIXUS XK」シリーズの最新モデルが「PIXUS XK510」。ボディカラーは、シックで落ち着きのある「ダークシルバーメタリック」の1色展開となる

キヤノン「PIXUS XK510」

ハイクオリティな写真印刷が楽しめる、印刷品質に秀でた「プレミアム6色ハイブリッドインク」を採用。ブラックインクは顔料系と染料系の2種類が用意され、印刷原稿によって使い分ける仕組みだ

キヤノン「PIXUS XK510」

エメラルドグリーンの水面が印象的な1枚を、2L判の写真用紙「光沢プロ プラチナグレード」に印刷してみた。光沢紙における発色が素晴らしく、彩度の高さも際立つ。「水面の青、緑、エメラルドグリーンの階調の移り変わりを緻密に描き分けていて、高彩度ながら、グラデーションが滑らかにつながっていますよね」とスタッフA

キヤノン「PIXUS XK510」

続いて、一面の銀世界に陽光が降り注ぐ、こちらの写真。青空や雪原の粒状感が低減されているのは、フォトブルー(PB)インクの採用によるところが大きいのだろう。繊細な階調表現によって、白がのっぺりとせず、写真全体に奥行き感が生まれている

キヤノン「PIXUS XK510」

A4サイズの「微粒面光沢 ラスター」を使った写真印刷も試してみた。「光沢プロ プラチナグレード」に比べて彩度とコントラストが伸びにくいと予想していたが、富士山の夕景を収めたこちらの写真を見ると、十分に高彩度かつ高コントラスト。ラスター紙ならではの重厚な表現が、どっしりとした富士山のたたずまいとうまくマッチした

写真だけでなく、ドキュメントファイルもシャープに印字できるのが「PIXUS XK510」のすごいところ。顔料系のブラック(PGBK)インクがその特性をしっかりと発揮し、水性マーカーで文字の上に線を引いても、水滴を落としてみても、文字がにじむことはなかった。また、最近は、地図やチラシ、仕事の資料などに二次元バーコードが記載されていることが増えたが、「PIXUS XK510」には「バーコードモード」が新搭載されており、二次元バーコードをより精細に印刷できる。早速試してみたが、スマートフォンで瞬時に読み取ることができ、「なるほど」と感心するばかりだった。

キヤノン「PIXUS XK510」 キヤノン「PIXUS XK510」

A4普通紙に仕事のドキュメントファイルを印刷してみたが、文字がシャープで、ひと目見た瞬間の読みやすさが違う。顔料ブラックを使用しているため、水性マーカーを引いてもにじむ心配はない。「新搭載の『バーコードモード』も試してみましたが、確かに、二次元バーコードがクリアに印刷されているのがわかります。スマートフォンでの読み取りに四苦八苦することはなく、目的のサイトにスムーズにアクセスできました」(スタッフA) ※バーコードモードは片方向印刷のため、印刷時間が初期設定の約2倍かかります。

印刷コストL判フチなしカラー写真約11.1円/枚。
写真印刷を気兼ねなく楽しめる低ランニングコスト

キヤノン「PIXUS XK510」

どれだけ高画質に印刷できても、ランニングコストが高くつくようでは、印刷をちゅうちょしてしまう……。そう懸念していたスタッフAだったが、「PIXUS XK510」は、L判フチなしカラー写真1枚当たりの印刷コストが約11.1円(税込)と、低価格で知られるネットプリントなどと比べてもそん色がない。「これなら写真印刷を気兼ねなく楽しめますし、各色が独立したカートリッジ方式なので、なくなった色だけインクを交換すればいい。インク交換作業が簡単なのはもちろん、むだがなく、経済的なのもうれしいです」(スタッフA)。

A4普通紙・カラー L判・フチなしカラー
4.2円/枚 11.1円/枚

※税込

写真好きのスタッフAをもうならせる高画質を実現しながら、L判フチなしカラー写真1枚当たり約11.1円と、印刷コストがグッと抑えられている。自宅で気軽に写真印刷を楽しみたいスタッフAにとって、「こんなにうれしいことはない」そうだ

「ひんぱんに写真を印刷するとなると、印刷速度も気になりますよね」とスタッフA。なるほど、確かに印刷に時間がかかってしまうと、写真印刷を楽しむモチベーションが低下しかねない。「『PIXUS XK510』の場合、L判フチなしカラー写真1枚を約10秒でプリントできて、体感的には、まさにサクサク。これだけ高画質なのに、印刷速度も妥協していないのはさすが『PIXUS』ですよね」(スタッフA)。

「PIXUS XK510」の印刷速度を実測してみよう。ミラーレス一眼カメラで撮影した写真を、標準設定(用紙サイズ:L判/用紙の種類:写真用紙光沢ゴールド/フチ設定:フチなし/フチはみ出し量:中/カラーモード:カラー/自動写真補正:オフ/シャープネス:オフ)で印刷したところ、給紙が始まってから、印刷が終わるまでにかかった時間は、スペック通りの約10秒16。「PIXUS XK510」自慢の高速印刷を実感した瞬間だ

使いやすさシックで洗練されたボディに多機能を凝縮

キヤノン「PIXUS XK510」

使いやすさにもこだわっている「PIXUS XK510」。本体前面に搭載された4.3型タッチパネルは、ユーザーが画面をカスタマイズできる「Switch UI」を採用しており、「PIXUS XK510」では、写真印刷に特化したフォトメニューが「Switch UI」に統合され、より使いやすくなった。

「本体だけでなく、スマートフォンからのモバイルプリントも簡単なんです。専用アプリ『Canon PRINT』と本体操作画面のユーザーインターフェースが統一されていて、どちらも同じ感覚で操作できるのがいいですよね」と、スタッフAもご満悦の様子。スマートフォンで撮影した写真はもちろん、デジタルカメラで撮影した編集済みの写真をスマートフォンに転送しておく、あるいは、クラウドストレージにアップしておけば、写真印刷がより手軽になるはずだ。

キヤノン「PIXUS XK510」
キヤノン「PIXUS XK510」 キヤノン「PIXUS XK510」

4.3型タッチパネルが搭載された前面操作パネルは、角度調節が可能で、設置場所の高さに合わせて、操作しやすい角度に固定しておける。また、ユーザーが画面をカスタマイズできる「Switch UI」に、写真印刷に特化したフォトメニューが統合され、写真印刷をより直感的に楽しめるようになった

キヤノン「PIXUS XK510」 キヤノン「PIXUS XK510」

専用アプリ「Canon PRINT」を使ったモバイルプリントも便利で楽しく、写真印刷のハードルが下がる。「撮影それ自体だけでなく、その後の写真印刷まで楽しみになって、『次は何を撮ろう?』と、モチベーションが高まりました」とスタッフA。本体操作画面と、「Canon PRINT」のユーザーインターフェイスが統一されているのもわかりやすい

スタッフAは、「PIXUS XK510」のボディデザインも気に入ったようで、「『ダークシルバーメタリック』塗装がシックで、フラットな天面にある『PIXUS』のロゴもプリントではなく、彫り込み加工。プレミアムモデルの名にふさわしい、所有欲を刺激するボディデザインだと思います」とのこと。大切なカメラ機材と並べて設置しているところに、スタッフAの「お気に入り」具合が垣間見えた。

キヤノン「PIXUS XK510」 キヤノン「PIXUS XK510」

重厚な雰囲気を醸し出す、「ダークシルバーメタリック」塗装が施されたスタイリッシュなボディ。棚の上のちょっとした空きスペースにすんなり収まるなど、設置性の高さも申し分ない

キヤノン「PIXUS XK510」

本体に挿入したSDメモリーカードから写真を直接印刷できる「カードダイレクト」にも対応。SDメモリーカードを挿入すると、液晶モニターに写真のプレビューが表示され、必要な写真を選んで印刷できる

コラム多様化するプリントニーズに応える、
キヤノンプリンター連携サービス「MyPrint With

Life with Print.あなたの暮らしの真ん中に。

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「PIXUS XK510」の発売と同時にリリースされた、キヤノンプリンター連携サービス「MyPrint With」(登録無料)も見逃せない。多様化する1人ひとりのプリントニーズに応え、いつでも安心してプリンターを使えるようサポートしてくれるトータルサービスだ。製品登録により、無償保証期間が1年間延長されるほか、サポート機能の強化、限定コンテンツの提供など、プリントライフがますます便利に、楽しくなるサービスが用意されている。サービスは今後さらに拡充されていく予定なので、「PIXUS XK510」を購入したら、ぜひ忘れずに登録してほしい。

※サービスのご利用には適用条件があります。詳細はキヤノンホームページをご確認ください。

まとめ「写真」の楽しさを再発見できるプリンター

趣味の「写真」がもっと楽しくなりました――。スタッフAのこの言葉が、「PIXUS XK510」の魅力を端的に表していると思う。「プレミアム6色ハイブリッドインク」を採用し、一般的な家庭用インクジェットプリンターとは一線を画すハイクオリティな写真印刷を楽しめることで、「写真」へのモチベーションが一段と高まるのだ。それでいて、印刷コストは低く抑えられ、モバイルプリントをはじめとする使い勝手も申し分なし。気品さえ感じる洗練されたボディデザインもまた、スタッフAの心をつかんだポイントだ。「作品」作りにも堪える高画質な写真印刷を低ランニングコストで楽しめる「PIXUS XK510」に、「写真」の楽しさ、奥深さを改めて教えられた気分だ。

PIXUS XK510
キヤノンPIXUS XK510
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この記事は2025年11月4日の情報を基にしております。

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