料亭の“匠の技”を科学で解明
絶品ごはんを毎日自宅で味わえる
タイガー土鍋炊飯器20年目の最高到達点

土鍋ご泡火炊き

土鍋ご泡火炊き JRT-A100

この製品の
ポイント

  • 料亭ごはんを再現する「土鍋釜」と“熱コントロール”
  • 旨みと甘みが押し寄せる絶品ごはんを実食
  • 記念モデルらしいすぐれた使い勝手と美しいデザイン

土鍋で炊いた料亭のようなおいしいごはんを、家庭でも毎日味わえるようにとの想いから生まれたタイガー魔法瓶の土鍋炊飯器。その20周年記念モデルとして誕生した「土鍋ご泡火炊き JRT-A100」は、一流料亭の“匠の技”を科学で解明し、土鍋の形状や熱コントロール技術をさらに磨き上げることで、噛みしめるたびに甘みと旨みが広がる絶品ごはんを炊きあげることができるという。ここでは、そんなタイガー炊飯器の“最高到達点”とも言える、その実力に迫ってみた。

炊飯テクノロジー料亭の”土鍋ごはん”を実現する
新「土鍋釜」と熱コントロール技術

一流の料亭で提供される“噛めば噛むほど旨みと甘みがあふれるおいしいごはん”。そのおいしさの鍵は、蓄熱性の高い土鍋を使い、職人が火加減を見極めながら炊きあげる匠の技にあった。そんな理想の炊きあがりを家庭でも毎日楽しめるよう、内なべに本物の土鍋を使用した「土鍋釜」を初めて採用したのが、2006年に登場したタイガー魔法瓶「土鍋IH炊飯ジャー<炊きたて>JKF型」だ。

以降も、創業以来磨き続けてきた「熱コントロール技術」と、50年以上研究・改良を重ねてきた「炊飯プログラム」、そして厳選した本物の土からできる「土鍋釜」を融合させることで土鍋シリーズはプレミアム炊飯器を代表する存在として進化し続けてきた。その集大成とも言える存在が、土鍋炊飯器20周年記念モデルとして2026年6月に発売された最新フラッグシップモデル「土鍋ご泡火炊き JRT-A100」(以下、JRT-A100)だ。

土鍋ご泡火炊き JRT-A100

土鍋炊飯器20周年の節目を飾るべく、タイガーの総力を結集して作られた“最高到達点”が「JRT-A100」だ

20周年記念モデルの開発にあたり、タイガーが改めて向き合ったのが料亭の土鍋ごはんだった。もちろん、これまでも職人の炊き技を参考にしてきたが、「JRT-A100」ではさらに一歩踏み込み、一流料亭とタッグを組んで、実際の土鍋炊飯の温度変化や工程を科学的に分析。そこでひも解いた理想的な熱対流や職人の技を家庭用の炊飯器でも再現するために、大きくブラッシュアップしたのが「土鍋釜の形状」と「熱コントロール技術」だ。

「JRT-A100」の進化

「JRT-A100」の進化

京都にある一流料亭で実際に行われている土鍋炊飯を科学的に分析し、温度変化や火加減を徹底検証。その“匠の技”を再現するために、「JRT-A100」では数々の新しい炊飯テクノロジーが投入されている

大きく刷新された「土鍋釜」が理想的な熱対流を生みだす

まず注目したいのが、刷新された「土鍋釜の形状」だ。「JRT-A100」では、料亭の土鍋ごはんで生まれる理想的な熱対流を再現するべく、「土鍋釜」の厚みを最適化した「旨み対流形状」を採用。さらに、底面の波紋構造もピッチ間隔から見直すことで、多方向に力強い対流を発生させ、お米一粒ひと粒へと均一に熱を伝えられるようになったという。さらに、底部を薄型化する高度な加工を施すことで、温度を検知する「匠火センサー」との距離を縮めることに成功。高精度な温度検知による安定した炊きあがりと、土鍋ならではの力強い弾力を叶えてくれるというのだから驚きだ。

四日市萬古焼の「土鍋釜」

四日市萬古焼の「土鍋釜」 四日市萬古焼の「土鍋釜」

約3か月もの時間をかけて熟練の職人によって一つひとつていねいに作り上げられる、三重県四日市の伝統工芸品「四日市萬古焼」を採用した「土鍋釜」。一般的な金属釜と比べて約4倍※2もの遠赤効果を生み出してお米の芯までじっくり加熱できるうえ、沸き立つ泡も細かいのでお米の表面を傷つけにくいというメリットがある

新形状の土鍋釜

新形状の土鍋釜

センサースポット

センサースポット

「JRT-A100」の「土鍋釜」では、厚みや底面の波紋形状を最適化したほか、センサーに接触する底面中央部を極限まで薄型化した「センサースポット」を新たに配置。これらにより、理想的な熱対流を再現できるという

理想的な熱コントロールを実現する「おねばポケット」と「とろ火IH制御」

続いて、科学的な分析で判明した究極の火加減を実現するために新開発されたのが、理想の火力を維持しながらもふきこぼれを防いでくれる「おねばポケット」と、今までのIH制御では困難だった“弱火での連続加熱”を再現する「とろ火IH制御」だ。さらに、底面のIHコイルを2層化した「300℃ WレイヤーIH」※1による大火力が加わることで、ごはんのもっちり感が約6.7%※3、甘みはなんと約19%※4もアップ。粒立ちのよさと深い甘みを兼ね備えた、タイガーが理想とする“料亭ごはん”を炊きあげられるわけだ。

おねばポケット

おねばポケット

従来は加熱を抑えることでふきこぼれを抑えていたが、新構造「おねばポケット」では蒸気孔までの距離を確保することで、強い加熱を維持しながらでもふきこぼれを抑制。理想的な大火力とお手入れのしやすさを両立した一石二鳥の新技術だ

とろ火IH制御

とろ火IH制御

料亭の技である“弱火でじっくり加熱し、甘みを引き出す工程”を再現するために開発されたのが「とろ火IH制御」。安定して低火力が維持できるので焦げを抑えると同時に、温度ムラも極力抑えられるが、従来以上に繊細な火力制御が求められたため、開発は困難を極めたという

300℃ WレイヤーIH※1

300℃ WレイヤーIH

底面に2層構造のIHコイルを配置した「300℃ WレイヤーIH」※1。釜全体に熱を伝える1層目のIHに加え、2層目のIHによって直火のような大火力と、土鍋で炊いているときのような温度差による激しくもやさしい熱対流を再現してくれるという

実食レポート旨みも甘みも押し寄せてくる絶品ごはん!
「匠おひつ保温」も実用性◎

記念モデルにふさわしく、「土鍋釜」や熱コントロール技術を大幅に進化させた「JRT-A100」。しかし、どれだけ高度な技術を搭載していても、炊飯器にとって何より重要なのは“ごはんのおいしさ”一点に尽きる。そこで今回は、その実力を確かめるべく、最高級ブランド米として知られる「魚沼産コシヒカリ」を用意。さらに、タイガーが“最もおいしく炊ける”と自信を見せる「極・低温吸水メニュー」で炊飯を行った。

炊きあがってまず驚かされたのが、ふたを開けた瞬間に広がる濃密な香り。甘く芳醇な湯気がふわっと立ち上がり、一気に食欲中枢を刺激してくる。そして、お米の一粒ひと粒が驚くほど美しく立っており、「見るからにおいしそう」とわかる仕上がりだ。

実際に口へと運ぶと、まず感じたのが強烈な甘みで、「お米ってここまで甘いものなのか」と驚かされるほど。しかも、もっちりとした弾力がありながら粒立ちも非常によく、噛むほどに旨みが次々とあふれてくる感覚は、まさに料亭の絶品ごはんそのものだ。毎日このごはんが食べられるなら、家に帰る楽しみがひとつ増える――、そう感じさせるほど絶品の炊きあがりだった。

極・低温吸水メニュー

お米の甘みをしっかりと引き出す「極・低温吸水メニュー」は、冷蔵庫で長時間吸水するため、やわらかくなりすぎないか不安もあった。しかし、ふたを開けた瞬間に目に飛び込んできたのは一粒ひと粒がしっかり立ったツヤツヤのごはん。甘い香りも一気に広がり、もう我慢できない!

JRT-A100で炊いたごはん JRT-A100で炊いたごはん

「JRT-A100」で炊いたごはんは、もっちりとした弾力を持ちながら輪郭もしっかりと感じられる絶妙な仕上がり。かんだ瞬間に甘みと旨みが一気に広がり、ごはんだけでも食べ続けたくなるほどのおいしさ。それでいて、おかずの味をしっかり受け止めてくれる懐の深さもあるので、毎日の食卓をワンランク上へ引き上げてくれそうだ

黄ばみやニオイを抑えてふっくらおいしく保温してくれる「匠おひつ保温」

炊きたてだけでなく、保温ごはんがおいしいのも「JRT-A100」の大きな魅力だ。従来モデルも外気を取り込みながら余分な蒸気を逃がし、適切な湿度を保つ「おひつ保温」を備えていたが、本機では「匠おひつ保温」へとパワーアップ。低温を安定してキープできる「とろ火IH制御」を活用することで、ごはんの乾燥を最小限にできるので、保温ごはんにありがちな黄ばみやベタつき、イヤなニオイもしっかりと抑えてくれる。

また、対応銘柄数が増えた「銘柄巧み炊きわけ」や、専用「中ぶた」をセットすることで少量でもごはんをおいしく炊ける「一合料亭炊き」、玄米よりも食べやすく白米よりも栄養価の高い「分づき米」メニューなど、多彩な炊飯メニューも搭載。「どんなお米でも、どんなシーンでも、最高においしく炊きあげたい」、そんなタイガーの強いこだわりが伝わってくるようだ。

匠おひつ保温

匠おひつ保温
匠おひつ保温

保温するのに理想的な低い温度をキープすることで、黄ばみやニオイの原因となるメイラード反応を抑えてくれる「匠おひつ保温」。実際に約20時間保温したごはんは、炊きたてと比べてみても、色やニオイの変化はほとんど感じない。食べてみても、長時間保温したごはんとは思えないほど自然なおいしさをキープしていた

銘柄巧み炊きわけ

銘柄巧み炊きわけ

「米・食味鑑定士協会」が保有する計測データを活用し、79種類もの銘柄に合わせて最適な炊き方を行う「銘柄巧み炊きわけ」。有名なブランド米「コシヒカリ」を産地エリア別に炊きわける「産地炊き」もサポートしているので、さまざまな銘柄を試してみて、自分の推しを見つけられる楽しみがある

一合料亭炊き

一合料亭炊き

専用の「中ぶた」を土鍋釜にセットすることで炊飯スペースを調整し、0.5〜1合の少量ごはんもおいしく炊きあげてくれるのが人気の「一合料亭炊き」だ。夫婦二人暮らしなどの少人数世帯でも、必要な分だけおいしいごはんが炊けるので重宝しそうだ

使い勝手どの角度からも見やすく使いやすい大型の
「スムーズタッチディスプレイ」

「JRT-A100」は炊飯機能だけでなく、使い勝手もデザインも記念モデルらしく大きく進化している。なかでも便利だと感じたのが、新搭載されたIPS方式の大型「スムーズタッチディスプレイ」だ。スマートフォンのように直感的に操作できるので多彩なメニューも選びやすいし、どの角度からでも見やすいため、レンジラックに置いたままでも残り時間などをしっかり確認できた。

デザイン面の完成度もすばらしく、重厚さが存在感を放つ「墨黒(すみくろ)」と、やわらかく上品な印象の「月白(げっぱく)」の2色のカラーバリエーションを用意。意匠性の高い金属製のフックボタンや美しく輝くステンレスフレームなど、細部までていねいに作り込まれており、キッチンに置くだけで特別感を演出してくれる上質さがある。

スムーズタッチディスプレイ スムーズタッチディスプレイ

炊飯器とは思えないほど大きく、レスポンスよく操作できる「スムーズタッチディスプレイ」。視野角にすぐれたIPSパネルを採用しているため、リビングなど離れた場所からでも表示内容を鮮明に確認できた

墨黒

墨黒

月白

月白

キッチンに設置してみたが、凹凸を抑えたシンプルモダンなフォルムとマットな質感によって、周囲にうまく溶け込んでくれた。カラーバリエーションは「墨黒」と「月白」の2色で、キッチンのテイストやインテリアに合わせて選べる

普段お手入れが必要なパーツは内なべと内ぶたの2点だけ

お手入れのしやすさもフラッグシップにふさわしいもので、炊飯後に洗う必要があるパーツは、内なべと内ぶたのわずか2点。しかも、ボールレス構造の内ぶたはワンタッチで簡単に取り外せるうえ、食器洗い乾燥機にも対応しているため、手洗いが必要なのは内なべだけと非常にラクだ。さらに、圧力による高温でイヤなニオイを短時間で除去する「圧力クリーニングコース」※5や、サッと汚れが拭き取れる「ステンレスフレーム」なども採用しており、日々のメンテナンスの負担は最小限に抑えられている。

内なべと内ぶた 内なべと内ぶた

炊飯後に洗う必要のあるパーツは内なべと内ぶたのみ。内なべは5年保証※6があるため安心して使えるうえ、内ぶたは圧力調整用のボールのないフラット構造のため洗いやすく、食器洗い乾燥機にも対応している

マグネット式着脱内ぶた ステンレスフレーム

ワンタッチで簡単に着脱できる「マグネット式着脱内ぶた」や、水滴や汚れも簡単に拭き取れる「ステンレスフレーム」を採用するなど、誰でもストレスフリーで使えるのがうれしい

付属しゃもじ

地味ながら便利だと感じたのが、しっかりと自立するので置く場所に困らない付属しゃもじ。また、「タイガー」のロゴマークをモチーフにした計量カップが付属しており、遊び心のあるデザインが本機の特別感をさりげなく演出している

まとめごはんのおいしさを極限まで追求した、
土鍋炊飯器の完成形

土鍋炊飯器20周年記念モデルの「JRT-A100」をレビューしてきて強く感じたのは、ごはんのおいしさに対する徹底したこだわりだ。特に、一流料亭の土鍋炊飯を科学的に分析し、その“匠の技”まで再現しようとする姿勢には、タイガーの本気度が垣間見えた。

実際、厚みと形状を変化させることで理想的な熱対流を実現する「土鍋釜」と、“匠の炊飯”を再現する究極の火加減によって炊きあげられたごはんは、一粒ひと粒が驚くほど立っており、もっちりとした弾力と粒感を高次元で両立。噛むほどに甘みと旨みが口全体に広がる絶品のごはんは、これだけでもごちそうになる仕上がりとなっていた。また、緻密な熱コントロールは保温にも活用され、長時間保温後でもおいしさをしっかりキープしていた点も見逃せない。

もちろん、使い勝手やお手入れ性、デザイン性もフラッグシップらしく磨き上げられているが、やはり、最大の魅力は“毎日のごはんがおいしくなる”ことだろう。「JRT-A100」はそれを極限まで突き詰めた、タイガー土鍋炊飯器の完成形とも言える1台となっていた。

土鍋ご泡火炊き JRT-A100

土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>

土鍋ご泡火炊き

土鍋ご泡火炊き JRT-A100(5.5合炊き)

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  • ※1JRT-A100において、約300度、「白米」メニュー4合、炊きわけ「しゃっきり」、火かげん「強」炊飯時。内なべ外側底面の温度。(タイガー魔法瓶調べ)
  • ※2JRT-A100と従来品JKT-P100(2022年製)の内なべの比較。なべ底内側の温度 土鍋釜230度、金属鍋110度(実際の炊飯時の温度を想定)の場合のピーク時の遠赤放射エネルギー量の比較。JRT-A100 397.6Wm-2 μm-1 JKT-P100 97.7Wm-2 μm-1(タイガー魔法瓶調べ)
  • ※3JRT-A100と従来品JRX-S100の白米メニュー(炊きわけ「標準」、火かげん「中」)での比較。JRT-A100:321.19J/m3、JRX-S100:301.11J/m3(タイガー魔法瓶調べ)
  • ※4JRT-A100と従来品JRX-S100(2025年製)で「白米」メニュー3合、炊きわけ「標準」、火かげん「中」炊飯時の還元糖比較(タイガー魔法瓶調べ)、還元糖JRT-A100:186rJRX-S100:156mg。(乾物100gあたり)
  • ※5状態によっては完全に除去できない場合があります
  • ※6土鍋釜を故意に傷つけたり、割った場合や取扱説明書の記載事項にそわない使いかたをされた場合は対象外です
この記事は2026年6月19日の情報を基にしております。

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