エントリーゲーマー注目の最新ゲーミングデスクトップ 19Lのコンパクトボディに必要十分な装備を搭載した「ASUS TUF Gaming T700 Mini」実力チェック!
ASUSの人気ゲーミングブランド「ASUS TUF Gaming」シリーズ。その最新ゲーミングデスクトップPCとして注目したいのが、「ASUS TUF Gaming T700 Mini」と、「ASUS TUF Gaming T700」の2モデルだ。ケースサイズや搭載するパーツに違いはあるが、どちらも人気ブランドならではの実力を備えており、“選んで間違いのない”ゲーミングデスクトップPCに仕上がっている。本特集では、省スペース設計のエントリー向けモデル「ASUS TUF Gaming T700 Mini」を中心に、両モデルの実力を詳しくレビューしていく。
01 / コンパクトボディ19Lコンパクトボディで省スペース設置が可能な「ASUS TUF Gaming T700 Mini」
「ASUS TUF Gaming T700 Mini」の特徴は、省スペース設置が可能な19Lのコンパクトボディながら、必要十分なゲーミング性能を備えていること。処理性能については次章で詳しく確認するとして、まずは19Lのコンパクトボディをチェックしていこう。
「Mini」の名を冠しているだけあって、ケースサイズは、158.5(幅)×337.9(奥行)×364.3(高さ)mmとコンパクト。省スペース設置が可能で、デスク周りがすっきりするため、デスク上の限られたスペースを有効活用できる。ケースデザインは、未来が舞台のアニメに登場する頑強なロボットマシンに着想を得ており、グレーの筐体にイエローのカラーリングが映えるそのルックスは、テクノロジーと戦闘への備えを感じさせてくれる。
ケース側面に目を移すと、シースルー構造のサイドパネル越しに内部が確認でき、照明エフェクトによりパーツを幻想的に魅せたり、各種ポートの視認性を上げたりと、実用性の向上にも寄与している。眺めているだけでワクワクしてくるような、ほどよく主張のあるケースデザインだ。
デスク上に置いても場所を取らず、圧迫感も少ない。ロボットマシンの光学センサーにインスパイアされた、グレーを基調としたフロントデザインで、イエローのライティングが幻想的な雰囲気を醸し出すとともに、暗い部屋での外部インターフェイスの視認性を向上させている
本体前面には、USB 3.2 Gen2×2 Type-Cポート、USB3.2 Gen2 Type-Aポート×2、USB2.0 Type-Aポート×2、オーディオジャックを装備し、USBメモリ―やスマートフォンなどの着脱がしやすい。背面には、DisplayPort×3、HDMI出力ポート、USB3.2 Gen1 Type-Aポート×2、USB2.0 Type-Aポート×2、マイク入力、ラインアウト、ラインイン、ギガビットLANポートを装備する
サイドパネルのネジ留めを外せば、ケース内部に簡単にアクセスできる。内部を確認したところ、メモリースロットが1つ空いており、必要に応じてメモリーを追加できることがわかる。小型の自社製マザーボードにパーツを集中させつつ、ケース内に十分な空間を確保することで、高効率のエアフローを実現しているのも見逃せない
02 / 処理性能専用設計マザーボードに高性能パーツを効率よく配置
では、ゲーミングデスクトップPCの生命線とも言える処理性能をチェックしていこう。デスク上で場所を取らないコンパクトボディながら、専用設計のマザーボードには、「インテル® CoreTM Ultra 5 225Fプロセッサー」「NVIDIA® GeForce RTXTM 5060Ti」、16GBのDDR5メモリーなどを効率よく配置。空気循環のスペースを十分に確保するとともに、銅製ヒートパイプを備えたヒートシンクと、90mmの冷却ファンを用いた効率的な空冷システムを実現しており、カジュアルなゲームタイトルから、クリエイティブ用途、ビジネス用途まで、幅広く使える高いパフォーマンスを安定的に発揮してくれる。
実際にパフォーマンスをチェックしていこう。まずは、パソコンの総合的な処理性能を測るベンチマークプログラム「PCMark 10」。ハイエンドモデルの目安である7000をゆうに超える9818をマークし、ビジネス系アプリ使用時の快適さを示す「Productivity」や、クリエイティブアプリでの性能を示す「Digital Content Creation」は10000を超えている。カジュアルなゲームタイトルはもちろん、さまざまな作業も快適に行えることがわかる
続いて、グラフィック性能をチェックするベンチマークプログラム「3D Mark」を実行。「DirectX 12」対応ゲームを想定した「Time Spy」で14230を記録。ゲーム内でリアルな反射や影、屈折を表現するレンダリング技術、レイトレーシング対応ゲームを想定した「Speed Way」では、4115を記録した。レイトレーシング対応コンテンツも十分に遊べる処理性能を有しており、豊かな陰影表現を余すことなく楽しめるはずだ
実使用でのパフォーマンスもチェックするべく、ゲーム配信でも人気のチームバトル形式FPS「Apex Legends」をプレイしてみることに。解像度を「フルHD」に設定し、各画質項目を最上位設定の「高」にして動作させてみたが、通常の移動時から、グレネードが爆発するような瞬間的に高負荷がかかるシーンまで、250fps前後の高いフレームレートをキープ。内部判定でコンマ何秒遅れるような場面もなく、チームの勝利に貢献することができた。
クリエイティブ用途でのパフォーマンスはどうだろう? 動画編集ソフト「DaVinci Resolve Studio」(別売)で、動画のクリップのひとつにAIノイズリダクションをかけてみたが、プレビューの著しいカクつきは見られず、ストレスを感じることなく作業できた
ベンチマークプログラム実行時の動作音を約20cmの距離から計測してみたが、約45.8dBに抑えられていた。計測時の環境音が約43.5dBだったため、ほぼ無音と言ってもいいレベルで、ゲームや作業の妨げにならない
03 / もうひとつの注目モデルAAAタイトルも快適に遊べるハイスペック。独自の水冷システムを備えた「ASUS TUF Gaming T700」
AAAタイトルを快適に遊びたいヘビーゲーマーは、もうひとつの注目モデル「ASUS TUF Gaming T700」に注目してほしい。基本スペックは、「AMD® RyzenTM 7 8700Fプロセッサー」「NVIDIA® GeForce RTXTM 5070」「32GB DDR5メモリー」と申し分なく、ゆとりのある47Lのミドルタワーケースに独自の水冷システムを搭載し、高い冷却性能を発揮。各種ベンチマークプログラムで軒並み高スコアをマークしたのはもちろん、ネジ留めを外し、サイドパネルをスライドさせるだけでよいという、ケース内部へのアクセス性のよさも、スペックアップを求めるユーザーにとってはうれしい限りだろう。
また、ケーストップにはマグネット式フィルターが、ケース底面には引き出し式フィルターが装備されており、ケース内部へのホコリの侵入を防ぐとともに、メンテナンスもしやすい。スペックだけでなく、ヘビーゲーマーが長く愛用できる設計が、そこかしこに採用されているというわけだ。
AAAタイトルも快適に遊べる、高性能ゲーミングデスクトップPC「ASUS TUF Gaming T700」。47Lのゆとりあるケースは、硬度6.5Hの強化ガラスを採用したシースルー構造で、内部の高性能パーツを華やかに見せてくれる
強力なエアフローを生み出す高効率のクアッドファンシステムを搭載。3基の吸気ファンと、背面に設置された1基の排気ファンを組み合わせることで、ケース内の熱を素早く放出する仕組みだ。また、高負荷タスク時には、CPUに備え付けられた240mmの液冷クーラーが熱を放出。長時間にわたって高負荷なゲームをプレイしているときでも、常に高いパフォーマンスを維持できる
ベンチマークプログラム「PCMark 10」のスコアは、9885。最新の「モンスターハンター」や「Cyberpunk」など、重厚なAAAタイトルを、WQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)などの高解像度で遊べる良好なスコアだ。マルチスレッド性能にすぐれたCPUと32GBメモリーにより、動画の配信やエンコードなども快適に行えるだろう
ベンチマークプログラム「3D Mark」については、「Time Spy」で19374を、「Speed Way」で5889をマークした。グラフィックメモリー(VRAM)の容量が12GBと大きいため、大量のグラフィックメモリーを消費する高解像度のグラフィック処理にも強く、ゲーム実況配信から動画編集、マルチタスク作業まで軽快に行える、守備範囲の広さを発揮してくれるはずだ
04 / まとめ求めるスペックや予算に合わせて選べる、2つのゲーミングデスクトップ
カジュアルなゲームタイトルを快適に楽しみたい、省スペースな設置環境を優先したい、そんなユーザーには、コンパクトボディと必要十分なパフォーマンスを両立させた、「ASUS TUF Gaming T700 Mini」がぴったりだ。コンパクトな筐体ながらも、ケース内部の空間をうまく使い、高い冷却性能を実現できたのは、長年、マザーボードをはじめとする各種PCパーツを手掛けてきた、ASUSの知見やノウハウがあればこそだろう。そして、さらなるハイスペックを備えているのが、「ASUS TUF Gaming T700」。AAAタイトルを軽快に、快適に楽しみたいヘビーゲーマーにはこちらがうってつけと言える。求めるスペックや、設置性の高さ、予算などに合わせて選べる、2つの「ASUS TUF Gaming」シリーズ。じっくり検討して、ゲームをともに戦う“パートナー”を選んでみてほしい。
05 / 製品ラインアップ「ASUS TUF Gaming」シリーズの注目2モデル
ASUS TUF Gaming T700 Mini
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|---|---|---|
| OS | Windows 11 Home 64ビット | |
| CPU | インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 225F | |
| グラフィック | NVIDIA® GeForce RTX™ 5060 Ti | NVIDIA® GeForce RTX™ 5060 |
| メモリー | DDR5-5600 16GB | |
| ストレージ | 1TB (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) | |
| 光学ドライブ | なし | |
| 外部インターフェイス |
正面:USB3.2 (Type-C/Gen2x2) ×1、USB3.2 (Type-A/Gen2) ×2、USB2.0×2、 ヘッドホン出力×1、マイクロホン/ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャック×1、 背面:USB3.2 (Type-A/Gen1) ×2、USB2.0×2、 ラインイン×1、ラインアウト×1、マイク入力×1 |
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| サイズ | 約158.5(幅)×337.9(奥行)×364.3(高さ)mm | |
| 重量 | 約5.9kg | |
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|---|---|---|
| OS | Windows 11 Home 64ビット | |
| CPU | インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 225F | |
| グラフィック | NVIDIA® GeForce RTX™ 5060 Ti | NVIDIA® GeForce RTX™ 5060 |
| メモリー | DDR5-5600 16GB | |
| ストレージ | 512GB (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) | |
| 光学ドライブ | なし | |
| 外部インターフェイス |
正面:USB3.2 (Type-C/Gen2x2) ×1、USB3.2 (Type-A/Gen2) ×2、USB2.0×2、 ヘッドホン出力×1、マイクロホン/ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャック×1、 背面:USB3.2 (Type-A/Gen1) ×2、USB2.0×2、 ラインイン×1、ラインアウト×1、マイク入力×1 |
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| サイズ | 約158.5(幅)×337.9(奥行)×364.3(高さ)mm | |
| 重量 | 約5.9kg | |
ASUS TUF Gaming T700
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|---|---|---|
| OS | Windows 11 Home 64ビット | |
| CPU | AMD Ryzen™ 7 8700F 8 コア / 16 スレッド プロセッサ | |
| グラフィック | NVIDIA® GeForce RTX™ 5070 | NVIDIA® GeForce RTX™ 5060 |
| メモリー | DDR5-5200 32GB | DDR5-5200 16GB |
| ストレージ | 1TB (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) | |
| 光学ドライブ | なし | |
| 外部インターフェイス |
正面:USB3.2 (Type-C/Gen1) ×1、USB3.2 (Type-A/Gen1) ×2、 ヘッドホン出力×1、マイク入力×1、背面:USB3.2 (Type-C/Gen2) ×1、 USB3.2 (Type-A/Gen2) ×1、USB3.2 (Type-A/Gen1) ×2、USB2.0×4、 ラインイン×1、ラインアウト×1、マイク入力×1 |
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| サイズ | 約232(幅)×490.3(奥行)×436(高さ)mm | |
| 重量 | 約16kg | |




















