任天堂は2011年6月7日、専用メガネなしで3Dゲームを楽しめる携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」のアップデートを実施した。これにより、Webブラウザーやオンラインショップなどを利用できるようになった。アップデートの内容や、インターネット端末としてどれだけ使えるのか試してみよう。

任天堂ニンテンドー3DS
発売日:2011年2月26日
実売価格:2万5000円前後
6月7日に本体を更新。「ニンテンドーeショップ」や「インターネットブラウザー」などが使えるようになった。6月21日からは数分間の3D映像コンテンツが毎日自動的に配信される「いつの間にテレビ」が始まった (画像クリックで拡大)

オンラインショップが利用可能に

アップデートするには、ニンテンドー3DSをインターネットに接続し、「本体設定」の「その他の設定」から「本体の更新」を選択する。本体のバージョンが「2.0.0-2J」になっていればアップデート成功だ。

アップデートにより内蔵ソフトが強化された。まず「ニンテンドーeショップ」を利用して、ゲームなどをダウンロード購入できるようになった。無料のゲームやコンテンツもある。6月21日からは日本テレビ放送網、フジテレビジョンと協力して3D対応映像を配信する「いつの間にテレビ」が始まった。

ゲームやコンテンツを購入できる「ニンテンドーeショップ」。料金は、クレジットカードからチャージしたり、コンビニや携帯電話などで買えるニンテンドープリペイド番号を入力する仕組み (画像クリックで拡大)

無料のコンテンツもある。写真は無料で遊べる「EXCITE BIKE」。ファミコン用に発売された懐かしいゲームの移植版だ。新作ソフトのほかに、こうした懐かしいゲームも用意されている (画像クリックで拡大)

動画配信サービス「いつの間にテレビ」。無料動画を3Dで視聴できる。「マジック教室3D」「どうぶつDEカレンダー」「ぶらり特選鉄ビュー3D」などが現在配信されている (画像クリックで拡大)