セルフメディケーション税制の対象となるのは、政府が認可した医療用成分を含む一般用医薬品です。医療用から一般用(オーバー・ザ・カウンター、OTC)に転用(スイッチ)されているため、こうした一般用医薬品はよく「スイッチOTC医薬品」とも呼ばれています。
一般用に転用されている成分は2017年時点で83種類あります。1種類でも同じ成分を含んでいればスイッチOTC医薬品となるため、セルフメディケーション税制の対象となる商品は、1,600以上あります。
ただし、成分が同じでも配合量まですべて同じわけでなく、一般的には、医療用よりも有効成分が少なく配合されています。効果も医療用と比べ穏やかになるため、あくまでも軽度なうちに治療する薬です。
中には、成分・配合量まで医療用とまったく同じ一般用医薬品もあります。
当然、医療機関から処方される薬と比べ、効果はそん色ありません。対象となる医薬品は薬剤師がいる薬局やドラッグストアなどでしか買えないよう、厳しく規制されています。
※なお、税制改正に伴い、対象製品についても一部変更されております。
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