コンパクトフラッシュの選び方
価格.com ユーザーが編集するコンパクトフラッシュの選び方のガイドです。コンパクトフラッシュ選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェック!


概要
コンパクトフラッシュ(CF)は、米国サンディスクが提唱した記録メディアの規格で、デジタル一眼レフカメラで採用されています。現在ではSDメモリーカード(SDカード)と二分しています。SDカードは小型サイズで大容量化も両立していることもあり、コンパクトデジカメやミラーレス一眼カメラのほとんどで採用され、CFが劣勢にあるように見えます。
しかし、コンパクトフラッシュは登場した当初から耐久性の高さや、価格がSDカードよりも安い点などで根強い支持があります。デジタル一眼レフカメラの中にはSDカードとCFの両方に対応したデュアルスロットを装備しているものもあり、プロのカメラマンからの信頼も高いのが特徴です。
最終更新:ふくらはぎ 2014/08/14 15:28:53


選び方のポイント
コンパクトフラッシュ選びでは、容量をはじめ、規格や転送速度などで絞り込むことができます。使用するカメラが対応する規格によって左右されるので、カメラの仕様を確認したうえで、検討するのがよいでしょう。
容量
デジタル一眼カメラの有効画素数は2000万画素クラス程度では珍しいものではなくなり、中には3700万画素に迫るものも登場しています。画素数が多くなると、より大きな容量のコンパクトフラッシュを用意する必要があります。
現在発売されているコンパクトフラッシュの容量は、下は128MBから上は256GBと幅広く揃っていますが、最低でも8GB以上のものを選ぶと十分でしょう。使うカメラの性能や撮影枚数、画像サイズで変わるので、事前にある程度は明確にしておくと選びやすくなります。
規格
コンパクトフラッシュは登場以来、新しい規格が次々と誕生しています。2014年8月現在、最新の規格は「UDMA7」(1066倍速)で読み取り速度が毎秒最大160MB、書き込み速度が毎秒最大150MBと高速です。連写機能を利用して、動く被写体を撮影することが多いという人は規格もチェックしてみてください。
なお、コンパクトフラッシュは比較的互換性の高い規格ですが、組み合わせる機材との間で互換性が問題になる場合があります。コンパクトフラッシュの主要なメーカーでは自社製品の互換性を公表していることが多いので、それらを参照して製品選びを行うのがよいでしょう。
最大書込速度
撮影した画像などのデータをメディアに書き込むときの最大速度です。逆にカードからデータを読み出すときの速度は「読込速度」といいます。一般的に「読込速度」のほうが「書込速度」よりも速くなります。スポーツ写真やカーレースなど連写機能を使用する場合、最大書込速度が速いものを快適に撮影することができます。なお、最新の規格「UDMA7」の最大書込速度は毎秒150MBです。
最大転送速度
メディアに記録されたデータを、パソコンなどへ移す際の速度を転送速度といいます。高速であるものほど、大容量データをより速く移すことができます。高画素の機種を使用していたり、動画を頻繁に撮影したりする場合は、最大転送速度が速いものを選ぶとデータ転送がスムーズに行えます。なお、最新の規格「UDMA7」の最大転送速度は毎秒160MBです。
最終更新:価格.comスタッフ 2018/08/21 18:44:27
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