コンバージョンレンズ・アダプタの選び方
価格.com ユーザーが編集するコンバージョンレンズ・アダプタの選び方のガイドです。コンバージョンレンズ・アダプタ選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェック!


概要
コンバージョンレンズとは、既存のカメラやビデオのレンズに取り付けることで、元よりもさらに広角や望遠で撮影することができるレンズのことで、コンバーターやアタッチレンズとも呼ばれます。コンバージョンレンズは、レンズの前に取り付けるタイプ(フロントコンバージョンレンズ)と、カメラ本体とレンズの間に取り付けるタイプ(リアコンバージョンレンズ)の2種類があります。
かつては、コンバージョンレンズを使うと画質が落ちるといわれていましたが、近年は性能が向上しており、極端な画質低下は少なくなりました。単焦点、ズームを問わずさまざまなレンズに使え、通常のレンズよりも小型のため、持ち運びやすいというメリットもあります。
アダプター(マウントアダプター)とは、マウント(レンズとボディを取り付けるための機構)が異なるレンズとボディの間に設置し、お気に入りのレンズを他社製のボディに取り付けられる部品です。
ただし、全てのレンズとボディの組み合わせをカバーしているわけではないうえ、自動焦点や自動露出など本体の機能に対応しないことがほとんどで、マニュアルでの撮影になるので注意が必要です。
最終更新:サテラビュー 2014/05/29 15:45:23


選び方のポイント
コンバージョンレンズには各社からさまざまなタイプのものが発売されています。近年は、一眼レフカメラなどのレンズ交換式のカメラだけでなく、コンパクトデジカメやスマートフォン用のコンバージョンレンズも発売されているので、使っているカメラや使用目的に合わせてうまく使いこなしましょう。
タイプ
ワイドコンバージョン(ワイコン)
テレコンバージョン(テレコン)
より望遠での撮影ができます。1.4倍や2倍、3倍などがあり、倍率が上がるほど遠くのものを大きく撮影できます。
ただし、倍率が上がるほどレンズの明るさが低下するので、テレコンバージョンを使用するときは明るめのレンズに取り付けるようにしましょう。
マクロコンバージョン(クローズアップレンズ)
マウントアダプター
アダプター
フィッシュアイ
装着位置
フロント
リア
倍率
コンバージョンレンズを取り付けたときの、元のレンズに対する倍率をあらわします。1倍より小さい数値では広角に、大きい数値では望遠になります。
3D撮影
3D撮影を可能にするコンバージョンレンズです。
最終更新:サテラビュー 2014/10/21 17:10:44


FAQ(よくある質問と回答集)
Q:アダプターを使えばニコンのFマウントレンズをキヤノンのEOSボディ(キヤノンEFマウント)で使えますか?
A:アダプターを使えば可能です
ニコンのFマウントレンズをキヤノンのEOSボディで使えるようにするアダプターは各社から発売されています。これらのアダプターを使えば、取り付けは可能です。ただし、自動焦点などの機能は使えないので、全てマニュアルでの操作になります。
反対に、キヤノンのEFマウントレンズをニコンボディに取り付けるアダプターはありません。これは、FマウントとEFマウントのフランジバック(マウント面から画像素子やフィルムまでの距離)の違いに原因があります。
レンズはこのフランジバックに合わせて厳密に設計されています。フランジバックが短いレンズ用のボディ(キヤノンEFマウントは44mm)に、フランジバックが長いレンズ(ニコンFマウントは46.5mm)の組み合わせであれば、アダプターなどを取り付ければ長さを調整できますが、逆の場合はアダプターを使っても調整できないからです。
Q:コンバージョンレンズを取り付けても自動焦点などの機能は使えますか?
A:組み合わせによって異なります
自動焦点や自動露出などの機能を持ったコンバージョンレンズも数多くありますが、組み合わせるレンズが限定されている場合もあります。使用するボディによっても変わる可能性もあるので、その都度確認するのがよいでしょう。
最終更新:サテラビュー 2014/05/29 15:41:04
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